(NHKニュースより)

鳩山元総理は
(日本が尖閣を盗んだと思われても仕方がないとの発言は)していない。中国側がそういう判断をする可能性はあると申し上げた。』とも発言しています。
確かにこれが政治家の発言じゃなければ、至極当然の話ですよね?
だって「相手が判断する可能性」なんて言ったら、いかなる可能性も常にありますから。

でも先日の“橋下発言”同様、政治家の発言で最も重要なのは、<事実>や<本人の意図>ではなく、「多くの人がどういう印象を
持つか」や「どういう影響を与えるか」でしょう?
鳩山元総理は色々と言い訳をしていますが、この人がこうした「日本にとっては“百害あって一利なし”な発言」をしたのは何度目でしょうか?
さすがに、「どういう影響があるか?」はわかるはずですよね?

「<冷静・中立>を装って自分の逃げ道を確保しつつ、むこうに<元総理大臣の発言>というプレゼントをし続ける」という“台本”通り・・・。
あぁ、なんて「使える男」なんでしょう。むこうにとっては。

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私は安倍政権の経済政策に関しては、不満がどんどん大きくなっています。
しかしそれでもまだ、安倍政権には続いて欲しいと思っています。
それは何故か?
<近隣諸国条項>って知ってます?

<近隣諸国条項>とは
教科書の検定基準の一つとして定められた「近隣のアジア諸国との~(略)~必要な配慮がされていること」という規定。
教科書検定において中華人民共和国や大韓民国等の主張に反する記述は修正を迫られ、他国の歴史観に迎合すること
を強いられている。

日教組はこの条項を堅持する方針で、一部の政治家もその方針でしょう。(「元総理~」だけでなく「元官房長官~」というニュースも最近ありましたよね?)

そして私はマスメディアにも“近隣諸国条項”があるように感じます。
ここ数日の<中韓 首脳会談>について、「日本外し~」「日本は置き去り~」といった報道もこの一環じゃないですか?
日本の<憲法改正>や<教科書見直し>についても、「近隣諸国に説明しなくていいのか?」などとしきりに心配?していますし。

「とにかくご機嫌を損ねるような事はするな、言うな。気をつけないと“仲間外れ”にされちゃうぞ?」と言いたいのでしょう?

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<憲法改正><戦後レジームからの脱却>と重なる部分もある、この<近隣諸国条項の撤廃>は、
「波風を立てないこと」を最重視している、他の政治家ではずっと解決されない気がします。
それこそ、「子や孫の代に“ツケ”を先送り」です。

だから私はまだ、安倍総理支持を止める気にならないのです。


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