財源
<成長戦略>について話し合っている連中は、「高校生が“文化祭で何やる?”って盛り上がっているみたい」だ。
何だかウキウキと楽しそう・・・。
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<都営地下鉄・バスを24時間運行 三大都市中心に戦略特区>(共同ニュースより)
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そういった改革で、デフレから脱却できるのかね?
ほとんど関係ないことばかり言ってないか?
「ドサクサに紛れて、自分に有利なルールに変えようとしているor国がカネを使わずに済ませようとしている」ように、俺は感じる。
「改革、規制緩和、“アベノミクス特区”だ!イノベーションだ!<国際先端テスト>だ!」
・・・といったキーワードで誤魔化すな。」と言いたい。
<国際先端テスト>なんて・・・「ウチの方が先っちょだぁ!」って、改革の度合いを他国と競うのか?
日本は「改革の先端」を目指すのかね?これはいったい何の為?
それこそ<改革すること>が目的になっている。
日本経済の問題はデフレ(需要・買い手が不足していること/カネの循環が悪いこと)だ。
「誰かがカネを使わないと解決しない。赤字の心配をしないでカネを使えるのは国だけ」。
だから<デフレ脱却>の為には国がカネを使うことは欠かせない。
カネの使い道として、<被災地>・・・は「カネが足りない」という話を最近は聞かない。
じゃあ<非被災地の社会基盤の補修・補強>、中でも緊急性が高そうな<首都高>だろ?
コレは半年前の記事→
『問題は財源だ。~』(日本経済新聞より)
コレは昨日の記事→
『有識者委員会は検討対象とした6路線75キロで大規模更新・修繕などを実施すると、7900億~9100億円かかることを盛り込んだ最終報告書を今年1月15日にまとめている。~』(日経BPより)
“しっともちんぽ”してない。(<言いまつがい>より)
もたもたしている場合じゃなくね?
<首都高>は公共性が高い。
だから俺は全額税金でやったっていいと思うけど、反対の人もけっこういるのかね?
だとしても、この緊急性・重要性・公共性を考えれば、「ひとまずは国がカネを立て替えておいて、まず工事に取りかかる。立て替えたカネの話は後回し」でいいと思うが。
日本銀行は『カネを大量に供給する方針』なので、国にはカネがあるのだから。
<高速道路の建設・保有>の枠組みや手続きの問題もあるようだが、それは最重要なことか?
大きな地震がいつきてもおかしくないのだから、とにかく急いだ方がいいと思うんだけど?
首都高を利用している人、気をつけて・・・・・って言ってもねぇ。
せめてスピードを控えめにして、車間距離を広めにとって。
後は祈って。
今日も“ぱるる”こと、黒田東彦日銀総裁の発言から。
『昨年末のマネタリーベース(日本銀行が供給するお金の総量)は 138 兆円ですが、これが今年の年末には約 200 兆円、来年末には約270 兆円と、2年間で約2倍になります。
マネタリーベースを増加させる具体的な手段として、長期国債の保有残高が年間約 50 兆円のペースで増加するよう買入れることとしました。~』
ーーー
「カネの量を約2倍の270兆円に増やす。その手段として、1年に50兆円分の国債を買う」そうだ。
「財源が~、増税が~」という話無しにそれができるんだよ?
今まで政府・日銀はできるのにやらなかったんだ。
「カネは限られた量しかない。だから復興の財源を捻出する為には増税しかない。」
という話だったから、<復興増税>(所得税は13年1月1日から25年間、2.1%上乗せ。住民税は14年6月から10年間、年1000円引き上げ)は決まったんだよね?
そして歳出削減などと合わせることで、19兆円の復興費用を捻出するんだよね?
でも“ぱるる”が宣言通りに実行すれば、(政府に直接入る)国債の分だけでも50兆円調達できる、と。増税せずに。
「じゃ×4、じゃあ×2、いったい何の為の増税だっ?!」
「えええっ!!!今までの話は何だったの゛っ?!」
と思う人もいるでしょう?
「日本にはおカネが無い。増税は避けられない。」と言っていた連中は「~つき」ということになっちゃうかもね。
自国通貨を使っている日本にとって、<カネの量>に限度は無い。「税金で集めた分しか使えない」なんて事は無いから。
マスメディアが“既成事実化”している<消費税増税>は、税収がいくら増えるんだっけ?
りろんじょう「税率1%あたり2.5兆円、5%で12.5兆円」って言ってたっけ?
この<消費税増税>も「カネは限られた量しかない。だから社会保障の財源を捻出する為には増税しかない。」という前提で決まったことだよね?
前提が間違っていることがはっきりしたのだから、「改めて、消費税増税をする理由を説明すべきだ」と俺は思う。
説明できないだろうけど。
“国”にとって「財源が~」といったカネの話は大した問題じゃない。
ただその流れるスピードを適度に調整すればいいだけで、<税>はその手段にすぎない。
だから<復興増税>など取り消すべきだし、<消費税増税>ももちろん停止すべきだ。
<消費税増税>するとすれば、「多くの国民の収入が増えて、皆の金遣いが荒くなって、物価がドンドン上がるようになってから」だ。
当分はあらゆる増税をする必要はない。
歳出削減も同様。
“ぱるる”が、そのことを大々的に教えてくれているのに、ほとんどの国民に認知されていない・・・。
俺がテレビ局を持っていれば知らせられるのに・・・。
そもそも×2、<復興の財源を増税で調達する>っていうのが大間違いだし、「増税でおカネを集めなければ、被災地に出すおカネはありません!」っていうのが大嘘。
つい先日も日本政府は <600億ドル(約4.7兆円)拠出、正式合意=日本、欧州危機でIMF支援> (時事ドットコムより)
という契約をしたそうだし、野田政権になってから31兆円以上のカネを出している。
「野田政権になってから、海外に対して資金供与を約束した額と為替介入などを含めると31兆1103億円を使っている。~」
(国会 24.7.31 参院 森ゆうこ議員の答弁より)
“表”では「おカネがありません。大変ですぅ。皆で少しずつ出し合うしかありません。」と言っているが、“裏”ではこっそりと湯水の如く使い放題。
出そうと思えば出すカネはあるんだよ?
「被災地以外の刑務所が、復興予算で(職業訓練用の)ショベルカーを買うなんて!」という批判もあるが、
じゃあオマエがその手で土砂を掘るのか?デカい木や岩をどかせるのか?あ゛?
と詰問してやりたい。
重機自体も必要だし、それを操縦できる人間も絶対に必要だろ?
重機がなければ寸断された道路を復旧できない。道路が復旧できなければ大勢の人を救助できない。大量の物資は届けられない。
(被災地で復興の為に働きたい)と考えている受刑者の、訓練用ショベルカーのどこがいけない?
こういう批判をするヤツらはどう思っているのかね?
(ああいう大災害はおきたら困るから、もうおきない。)と思っているのか、
それとも(重機は災害がおきてから用意すればいい。人員は派遣会社に連絡すればすぐに来る。)<必要になったら、必要な分だけ一瞬で調達できる>とでも思ってんのか?魔法使い?
どっかの“きょうじゅ”とかいう生物が「審査の甘い“復興予算”に、こうやって無駄な公共事業を潜りこませるのが官僚の手口だ」というようなことを言っていた。
「今の日本の抱える問題の犯人は“公共事業”だ!“公共事業”が多過ぎるからだ!」という話はウソ。“冤罪”だ。
この<日本の財政関係資料>を見るとわかるが、ここ数年、公共事業は減らされ続けている。
(p.14 p.21 p.64。<Ctrl>+<F>ボタンを押して、検索窓に「公共事業」と入れると便利です。)
(p.14 p.21 p.64。<Ctrl>+<F>ボタンを押して、検索窓に「公共事業」と入れると便利です。)
必要な予算でさえ通りにくくなっているんじゃないか?
だから確かに「この復興予算でなら通り易い」と考えた人もいるだろう。
でもその予算の中には、<“自分の為”という不純な動機>だけではなく、<本当に被災地を含めた日本全体の為を考えたモノ>の方が多いはず。
そういったモノを全部ひっくるめてテキトーに「官僚が復興予算を被災地以外に流用している!」って、“いつもの”<公共事業叩き><官僚叩き>をやっている。
いつ、どういう状況下でも同じことを言ってりゃいいんだから、“きょうじゅ”ってのは楽だな。Ahooでも九官鳥でもできるお仕事だねぇ。
本当にナンなんだ、コイツらは?去年の3月11日以降に何を見てきたの?何も学んでないの?
こぉの※そ野郎がっ!と思った。
ゴメンナサイ。こういう乱暴で汚い言葉を使っちゃダメだよね。
「赤字国債発行法案の成立が絶望的なことから、安住財務大臣は、予算の執行抑制に踏み切る方針を明らかにしました。財源がないために国が支払いを抑制するのは初めてとなります。
安住財務大臣:「11月の早い時点で、お金が本当に国からなくなる。できるだけそれを後ろ倒しにするために、予算執行抑制ということをやる」」(テレビ朝日より)
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本当に見事な“太鼓持ちっぷり”だ。
もし<財務省の子分ランキング>があったらおそらく1位・・・いや野田総理という強力なライバルがいるから、場合によっては2位かもしれないか。
「野党が協力しないから、おカネがなくなりました。だから払えません。だって野党が×2。」ってよ。根本の原因は、与党がこの法案を放置していたことなのに。
それに“おカネが国からなくなる”なんてことはない。<日本円>は日本の通貨だから、発行できないわけがない。<日本>という組織内の単なる手続きの問題だ。
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<みんなの党>の江田けんじ議員のブログには
「たしかに、今秋までには底をつくことは事実だ。
しかし、それから先の歳出を特例(赤字)国債で賄うか、短期国債で賄うか、は単なる「資金繰り」の話だろう。
前者なら、そのための法律を通す必要があるが、後者なら法律がなくても発行できるし、それで必要資金をつないでいけば、極端なことを言えば、年度末(来年3月末)までに特例公債法案が成立すれば何の問題もないのだ。政府窓口が閉鎖されたり、地方交付税が止められたりすることなどありえない。」
――――――――――――――――――――
と書いてある。
俺は<みんなの党>の方針(TPP参加など)には反対だし、江田議員個人の考えにも同意できない点がある。
でもこの江田けんじ議員のブログは参考にしている。
「考え方に違う点があっても、誰の意見であっても、参考になる部分はどん欲に吸収する」というのが俺の方針なので。
とにかく皆さん、“おカネが国からなくなる”なんてことは絶対にございません。
安住財務大臣が仰ったようなことを“あの”日本経済新聞”も書いていたそうですが、大丈夫です。
どうか、ご安心を。
安住財務大臣が仰ったようなことを“あの”日本経済新聞”も書いていたそうですが、大丈夫です。
どうか、ご安心を。
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