2009年11月28日

 ソマリア人権状況独立報告官は27日、ソマリアで連続している投石による公開処刑に対し、残酷で非人間的であるとして、即時停止を要請した。


[元記事]
  • Somalia: UN expert urges end to inhuman practices after recent stonings

    【背景】
     ソマリア中南部ではイスラム武装組織による投石刑・鞭打ち・(裁判なしの)即決の処刑が横行しています。特に武装組織アル・シャバーブ(Al Shabaab)の勢力化でそのような事態が頻発しています。
     イスラム教におけるシャーリア法では、婚姻外の性交渉(離婚後独身の状態であっても、仮にレイプであっても)は姦淫を犯したとみなされ、投石による公開刑に処すると定められているそうです。それを忠実に実行している状況が頻発しています。
     11月18日には首都モガディシュから北西400キロにある街ワジドでは、離婚した20歳の女性が姦通罪で約200人の群集の前で武装組織による投石で処刑されました。
     ソマリア人権状況独立報告官のバリ氏はこの状況を強く非難し、即時停止を求めています。

    【27日のその他のニュース】





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    2009年11月27日

     イエメン北部の子どもたちはイスラム教の祝日の前日にもかかわらず、祝福をほとんど受けていないとUNICEF中東北アフリカ事務局長は彼らへの支援を要請した。


    [元記事]
    UNICEF official draws attention to plight of children in northern Yemen

    【背景】
     イスラム教の祝日イード・アル=アドハー(Eid Al Adha)はヒジュラ暦の12月10日です。聖書やコーランに出てくる、アブラハム(イブラーヒーム)が息子イシュマエル(イスマーイール)を神に捧げようとしたことに由来する祝日です。グレゴリオ暦では今年は11月27日にあたります。その日には羊やヤギを生贄としてささげ、皆で食します。
     そのような日にもかかわらず、イエメンの北部では深刻な状況が続いています。特に子どもに与える影響は深刻で、新生児1,000人のうち69人が5歳の誕生日を迎えられないような死亡率の高さを示しています。5歳以下の子どもの46%が標準体重よりも軽く、58%が成長障害に悩んでいます。
     UNICEFでは彼らへの一層の支援を要請しています。しかしその一方で、現地では人道的なアクセスが制限されており、現地関係者への人道支援への協力も呼びかけていますが、一向に状況は改善していません。



    【26日のその他のニュース】





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    2009年11月26日

     国連及びアジア開発銀行が発表した報告によると、アジア・太平洋地域の国際貿易を拡大するには、「お役所仕事」を削減して取引コストを下げることだと指摘。

    [元記事]
    Cutting red tape key to improved trade among Asia-Pacific nations, says UN


    【背景】
     現在バンコクで開催されているアジア太平洋貿易促進フォーラム(Asia-Pacific Trade Facilitation Forum)でアジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)が発表した報告書によると、煩雑な手続きのために15%はコスト高になってしまっているとのこと。

     原文のタイトルには Cutting red tape とあります。18世紀初頭のイギリスでは公文書が赤い紐(red tape)で結ばれていたことから、形式主義的に手続きが煩雑な、とかいわゆる「お役所仕事」と言うようなニュアンスに用いられるようです。
     貿易を発展させるのには、煩雑な手続きを簡略化する工夫が必要だということですね。(ルールを無視しろではないので。)


    【25日のその他のニュース】





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    2009年11月25日

     世界食糧計画(WFP)のシーラン事務局長はイエメン北部での戦闘が激化し、避難民への安全な人道アクセスが確保できないと警告した。


    [元記事]
    Yemen: head of UN agency voices concern at lack of access to conflict displaced


    【背景】
     イエメン北部では2004年から続く内戦で約175000人の避難民が出ていると推定されています。しかし治安が悪化しており、支援物資を届けることが出来ない地域が数多く残されています。特にサーダ(Sa'ada)地区の状況が深刻で、ここ3ヶ月間は事実上、陸の孤島状態です。WFPでは様々に支援物資を手配してはいるのですが、それを、本当に必要な状況にある人々へ届けられていません。


    【24日のその他のニュース】





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    2009年11月23日

     国連とスーダン反政府組織・スーダン人民解放軍(SPLA; Sudanese People's Liberation Army)は20日、子ども兵士の使用禁止に関する協定を締結した。


    [元記事]
    Sudan: Senior UN rights official praises agreement to end use of child soldiers


    【背景】
     SPLAはスーダン南部で勢力を持っている反政府軍組織ですが、20日に子ども兵士を除隊させる協定に署名し、スーダンを訪問中であったラディカ・クマラスワミ(Radhika Coomaraswamy)子どもと武力紛争に関する事務総長特使はこの署名を歓迎しました。同国では少しずつではあるけれども武力紛争における子どもの保護が進んでおり、他の軍事組織にも同様の協定に署名することを求めていっています。

     兵士として使わないように除隊させたとしても、その子どもたちの行き場・受け皿が確保されないと、結局その軍組織周辺に留まることになり根本的な状況改善にはなりません。とは言え、スーダン全土にわたる不安定が根本的問題ではあるのですが。。

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    2009年11月22日

     潘事務総長は、スリランカ政府が国内避難民に避難民キャンプからの移動の自由を緩和する決定を下したことを賞賛した。

    [元記事]
    Ban applauds easing of restrictions on Sri Lankans in camps for displaced


    【背景】
     今年5月に分離主義勢力タミール=イーラム解放の虎(LTTE)を制圧するために戦闘が激化した際に発生せいた国内避難民用のキャンプには27万人以上が収容されていると推定されています。しかし既にLTTEが実質的に制圧され、もはや軍事活動は行われないと判断され、帰還が開始された、という記事です。


    sun_news at 10:19コメント(0)トラックバック(0)スリランカ情勢 この記事をクリップ!

    2009年11月21日

     国連欧州経済委員会(UNECE)は、欧州各国が今世紀中に直面することになる高齢化問題への対処を各国に求めた。


    [元記事]
    As European population ages, UN body suggests ways to enhance senior lives


    【背景】
     欧州では1人の65歳以上の人を4.4人で支えている計算ですが、2025年には3人で、2050年には2人で1人を支えることになるとの予測がなされています。
     UNECEでは政策立案者のために、高齢化の視点の主流化・ジェンダー間平等・消費者としての高齢者・高齢者の社会参加の4つの観点からの資料を作成しています。

     急速な高齢化という観点では、実は欧州よりもアジアのほうが深刻だと私は認識しているのですが。。
     既に高齢化が問題になりつつある日本のではなく、今、経済発展をしている中国やインドを中心とした、人口の多い国の話です。
     『老いるアジア』が数十年後に深刻な問題となるはずです。


    【20日のその他のニュース】





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    2009年11月20日

     コンゴ民主共和国内のゴマ地区の空港で117名を載せた航空機がオーバーランを起こしたものの、MONUC要員が救援に派遣され、負傷者を病院に搬送するなど支援を行った。

    [元記事]
    UN blue helmets help passengers in DR Congo when plane overshoots runway


    【背景】
     オーバーランを起こしたのはカンパニー・アフリカデアビオン運行のキンシャサ発の航空機で、ゴマ空港の滑走路が雨で滑りやすくなっていたため、指定距離内で止まることができなかった模様です。国連コンゴ民主共和国ミッション(MONUC)は約20名の乗客が病院に搬送するとともに、集まってくる群衆を制御するなど、救援活動をスムーズにいくように活躍したとのことです。


    【19日のその他のニュース】





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    2009年11月19日

     日本のカメラ会社オリンパス、フランスの通信社AFPとの共催で国連開発計画(UNDP)が実施していたアフリカにおける環境写真コンテストの結果が発表され、ケニアでの植樹の様子を撮った写真などが授賞した。

    [元記事]
    Tree-planting photos win UN environmental contest in Africa


    【背景】
     コンテストはアマチュア部門とプロ部門、フォトエッセー部門があり、それぞれ受賞作品は The Picture This: Caring for the Earth (http://www.undp.org/picturethis/index.shtml)に掲載されています。

     環境への配慮は、そもそもイベントを企画して人を集めて一斉に取り組む…というのはどうも余計に負荷を高める恐れがあるかも知れません。
     このような写真に撮られている行動が、写真に撮られていなくても、ごく普通に行われるようになれば、格段に状況は改善されたと見なせるのでしょうけれど。



    【18日のその他のニュース】





    sun_news at 15:19コメント(0)トラックバック(0)環境問題 この記事をクリップ!

    2009年11月18日

     世界では10億人規模で慢性的に飢餓状態に置かれている人々がいる状態に対し、世界食糧計画(WFP)は彼らを支援する新たなプロジェクトを開始した。

    [元記事]
    Ordinary citizens can help world痴 hungry billion through online UN campaign


    【背景】
     ローマで開催中の世界食糧安全保障サミット(the World Summit on Food Security)に参加中のシーランWFP事務局長は、「食糧安全保障の問題は人道支援や国家保安の問題だけでなく、平和と安定のためにも重要である」と強調しました。
     
     WFPでは、オンラインで「持たざる者」と「持てる者」をつなぎ、支援の手を拡大しようと、ウェブ上でのキャンペーン A Billion for a Billion を開始しました。URLは http://www.wfp.org/1billion です。
     一方の10億人(a Billion)は飢餓に喘いでいる人数、他方の10億人はインターネット人口です。もしインターネットを使っている人が1週間に1.5ドルまたは1ユーロ提供すれば、世界の飢餓が救える計算になります。



    【17日のその他のニュース】





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