2010年06月15日

長年の議論の末、侵略の定義に合意:ICC

 国際刑事裁判所(ICC)加盟国は、国際法上の論争のもととなっていた侵略(aggression)の定義について合意に達した。

[元記事]
After years of debate, ICC Member States agree on definition of aggression

【背景】
 ある国の軍隊が他の国の領土内に進軍したときに、「侵略」なのか「自衛のための戦い」なのかは常に微妙で、論争の的となってきました。ICCではこの問題について議論を続けており、以下のような合意に達しました。

 「国家の政治的または軍事的行動を効果的に支配するまたは指示する地位にある者により、その性質・重大さ・規模により、国際連合憲章に明らかに違反する侵略行為を計画または準備・開始・実行すること。」

 (the planning, preparation, initiation or execution, by a person in a position effectively to exercise control over or to direct the political or military action of a State, of an act of aggression which, by its character, gravity and scale, constitutes a manifest violation of the Charter of the United Nations.)

 aggression の定義に aggression という単語を使っちゃだめでしょう、とツッコミたくなりますが。
 
 私の感覚で意見を述べますと。 まず、国家の指導層(政治家か軍人)のなかの個人がが命令して、他国に軍を進めることという点を強調しているように感じます。組織としての判断ではなく、少数の個人による命令というニュアンスを感じる、ということです。民主主義国家の国内で正式な法的プロセスを経て決定された軍事行動はこの定義では「侵略」ではない、と言いたいのではないかということです。
 そして明確な行動だけでなく、その計画も「侵略」に含まれているという点は、ひょっとしたら将来的に、先制攻撃の口実にされることが起こるかも知れません。隣国に自国への「侵略」の計画があったという理由で。

 どうなんでしょうか。
 そのうち国際法の専門の方がメディア等でコメントしていただけることを期待してますが。

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コメント一覧

1. Posted by 名無しくん   2010年06月15日 12:33
竹島どうなるんでしょう。パンが自国の侵略を正当化というか、ダメだと分かっていて、最終的に日本が攻撃しそうだったから?とか訳わからんことをぬかしそうです
本当に嫌な国ですね朝鮮って(笑)

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