2009年11月

2009年11月30日

 潘事務総長は29日、パレスチナとイスラエルの間の協議が1年近く膠着状態であることに深い懸念を表明し、双方に交渉テーブルに復帰するよう要請した。

[元記事]
  • Marking Day of Solidarity, Ban stresses importance of creating a Palestinian State

    【背景】
     パレスチナ人民連帯国際デー(the International Day of Solidarity with the Palestinian People)である29日、潘事務総長はメッセージを発表し、パレスチナ国家の主権確立が重要であると強調しました。
     パレスチナ国家樹立についての合意はなされている一方でガザ地区は封鎖されたまま、イスラエル占領地への入植は継続されるなど、イスラエル側の強行的な態度が続き、パレスチナのゲリラ的攻撃も頻発しており、実質的な動きは止まったままです。

     ちなみにパレスチナ人民連帯国際デーは、1947年の国連総会でパレスチナを分割しユダヤ国家・アラブ国家に分割し、エルサレムを国際管理下に置くとする総会決議第181号が採択された日を記念して制定された日です。



  • sun_news at 11:35コメント(0)トラックバック(0)中東問題 この記事をクリップ!

    2009年11月29日

     潘事務総長は来年1月にロンドンで開催予定のアフガニスタンに関する国際会議が、先日終了した大統領選挙結果を受けた適時な会議であるとし、その成果に期待を表明した。

    [元記事]
  • Upcoming Afghan conference will help promote post-election dialogue - Ban

    【背景】
     アフガニスタンでは大統領選挙でカルザイ大統領が再任されましたが、対立候補であったアブドラ陣営が不正が指摘し決選投票を降りるという事態があった後での就任で、まだまだ火種を残したままの状況です。
     潘事務総長はカルザイ大統領への支援を表明していますが、アフガニスタン当局と国民との信頼関係の強化を要請しています。


    【28日のその他のニュース】





  • sun_news at 14:59コメント(0)トラックバック(0)アフガニスタン情勢 この記事をクリップ!

    2009年11月28日

     ソマリア人権状況独立報告官は27日、ソマリアで連続している投石による公開処刑に対し、残酷で非人間的であるとして、即時停止を要請した。


    [元記事]
  • Somalia: UN expert urges end to inhuman practices after recent stonings

    【背景】
     ソマリア中南部ではイスラム武装組織による投石刑・鞭打ち・(裁判なしの)即決の処刑が横行しています。特に武装組織アル・シャバーブ(Al Shabaab)の勢力化でそのような事態が頻発しています。
     イスラム教におけるシャーリア法では、婚姻外の性交渉(離婚後独身の状態であっても、仮にレイプであっても)は姦淫を犯したとみなされ、投石による公開刑に処すると定められているそうです。それを忠実に実行している状況が頻発しています。
     11月18日には首都モガディシュから北西400キロにある街ワジドでは、離婚した20歳の女性が姦通罪で約200人の群集の前で武装組織による投石で処刑されました。
     ソマリア人権状況独立報告官のバリ氏はこの状況を強く非難し、即時停止を求めています。

    【27日のその他のニュース】





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    2009年11月27日

     イエメン北部の子どもたちはイスラム教の祝日の前日にもかかわらず、祝福をほとんど受けていないとUNICEF中東北アフリカ事務局長は彼らへの支援を要請した。


    [元記事]
    UNICEF official draws attention to plight of children in northern Yemen

    【背景】
     イスラム教の祝日イード・アル=アドハー(Eid Al Adha)はヒジュラ暦の12月10日です。聖書やコーランに出てくる、アブラハム(イブラーヒーム)が息子イシュマエル(イスマーイール)を神に捧げようとしたことに由来する祝日です。グレゴリオ暦では今年は11月27日にあたります。その日には羊やヤギを生贄としてささげ、皆で食します。
     そのような日にもかかわらず、イエメンの北部では深刻な状況が続いています。特に子どもに与える影響は深刻で、新生児1,000人のうち69人が5歳の誕生日を迎えられないような死亡率の高さを示しています。5歳以下の子どもの46%が標準体重よりも軽く、58%が成長障害に悩んでいます。
     UNICEFでは彼らへの一層の支援を要請しています。しかしその一方で、現地では人道的なアクセスが制限されており、現地関係者への人道支援への協力も呼びかけていますが、一向に状況は改善していません。



    【26日のその他のニュース】





    sun_news at 12:56コメント(0)トラックバック(0)イエメン情勢 この記事をクリップ!

    2009年11月26日

     国連及びアジア開発銀行が発表した報告によると、アジア・太平洋地域の国際貿易を拡大するには、「お役所仕事」を削減して取引コストを下げることだと指摘。

    [元記事]
    Cutting red tape key to improved trade among Asia-Pacific nations, says UN


    【背景】
     現在バンコクで開催されているアジア太平洋貿易促進フォーラム(Asia-Pacific Trade Facilitation Forum)でアジア太平洋経済社会委員会(ESCAP)が発表した報告書によると、煩雑な手続きのために15%はコスト高になってしまっているとのこと。

     原文のタイトルには Cutting red tape とあります。18世紀初頭のイギリスでは公文書が赤い紐(red tape)で結ばれていたことから、形式主義的に手続きが煩雑な、とかいわゆる「お役所仕事」と言うようなニュアンスに用いられるようです。
     貿易を発展させるのには、煩雑な手続きを簡略化する工夫が必要だということですね。(ルールを無視しろではないので。)


    【25日のその他のニュース】





    sun_news at 16:00コメント(0)トラックバック(0) この記事をクリップ!

    2009年11月25日

     世界食糧計画(WFP)のシーラン事務局長はイエメン北部での戦闘が激化し、避難民への安全な人道アクセスが確保できないと警告した。


    [元記事]
    Yemen: head of UN agency voices concern at lack of access to conflict displaced


    【背景】
     イエメン北部では2004年から続く内戦で約175000人の避難民が出ていると推定されています。しかし治安が悪化しており、支援物資を届けることが出来ない地域が数多く残されています。特にサーダ(Sa'ada)地区の状況が深刻で、ここ3ヶ月間は事実上、陸の孤島状態です。WFPでは様々に支援物資を手配してはいるのですが、それを、本当に必要な状況にある人々へ届けられていません。


    【24日のその他のニュース】





    sun_news at 09:35コメント(0)トラックバック(0)イエメン情勢 この記事をクリップ!

    2009年11月23日

     国連とスーダン反政府組織・スーダン人民解放軍(SPLA; Sudanese People's Liberation Army)は20日、子ども兵士の使用禁止に関する協定を締結した。


    [元記事]
    Sudan: Senior UN rights official praises agreement to end use of child soldiers


    【背景】
     SPLAはスーダン南部で勢力を持っている反政府軍組織ですが、20日に子ども兵士を除隊させる協定に署名し、スーダンを訪問中であったラディカ・クマラスワミ(Radhika Coomaraswamy)子どもと武力紛争に関する事務総長特使はこの署名を歓迎しました。同国では少しずつではあるけれども武力紛争における子どもの保護が進んでおり、他の軍事組織にも同様の協定に署名することを求めていっています。

     兵士として使わないように除隊させたとしても、その子どもたちの行き場・受け皿が確保されないと、結局その軍組織周辺に留まることになり根本的な状況改善にはなりません。とは言え、スーダン全土にわたる不安定が根本的問題ではあるのですが。。

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    2009年11月22日

     潘事務総長は、スリランカ政府が国内避難民に避難民キャンプからの移動の自由を緩和する決定を下したことを賞賛した。

    [元記事]
    Ban applauds easing of restrictions on Sri Lankans in camps for displaced


    【背景】
     今年5月に分離主義勢力タミール=イーラム解放の虎(LTTE)を制圧するために戦闘が激化した際に発生せいた国内避難民用のキャンプには27万人以上が収容されていると推定されています。しかし既にLTTEが実質的に制圧され、もはや軍事活動は行われないと判断され、帰還が開始された、という記事です。


    sun_news at 10:19コメント(0)トラックバック(0)スリランカ情勢 この記事をクリップ!

    2009年11月21日

     国連欧州経済委員会(UNECE)は、欧州各国が今世紀中に直面することになる高齢化問題への対処を各国に求めた。


    [元記事]
    As European population ages, UN body suggests ways to enhance senior lives


    【背景】
     欧州では1人の65歳以上の人を4.4人で支えている計算ですが、2025年には3人で、2050年には2人で1人を支えることになるとの予測がなされています。
     UNECEでは政策立案者のために、高齢化の視点の主流化・ジェンダー間平等・消費者としての高齢者・高齢者の社会参加の4つの観点からの資料を作成しています。

     急速な高齢化という観点では、実は欧州よりもアジアのほうが深刻だと私は認識しているのですが。。
     既に高齢化が問題になりつつある日本のではなく、今、経済発展をしている中国やインドを中心とした、人口の多い国の話です。
     『老いるアジア』が数十年後に深刻な問題となるはずです。


    【20日のその他のニュース】





    sun_news at 11:04コメント(0)トラックバック(0)人口問題 この記事をクリップ!

    2009年11月20日

     コンゴ民主共和国内のゴマ地区の空港で117名を載せた航空機がオーバーランを起こしたものの、MONUC要員が救援に派遣され、負傷者を病院に搬送するなど支援を行った。

    [元記事]
    UN blue helmets help passengers in DR Congo when plane overshoots runway


    【背景】
     オーバーランを起こしたのはカンパニー・アフリカデアビオン運行のキンシャサ発の航空機で、ゴマ空港の滑走路が雨で滑りやすくなっていたため、指定距離内で止まることができなかった模様です。国連コンゴ民主共和国ミッション(MONUC)は約20名の乗客が病院に搬送するとともに、集まってくる群衆を制御するなど、救援活動をスムーズにいくように活躍したとのことです。


    【19日のその他のニュース】





    sun_news at 12:49コメント(0)トラックバック(0)コンゴ民主共和国情勢 この記事をクリップ!
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