※この記事は、非公開にしていた『間違ったクスリの活用法』を公開用に一部加筆修正したものになります。

・今回、本文は意図的に今回は常体(~だ調)】で記述しました。文章の練習を兼ねて記載しているためです。読みにくかったら申し訳ございません。

・本文中に薬物の乱用を推奨しているような文章が書かれていたとしてもぜったいに薬物の乱用は行わないでください。ここに、乱用を推奨するために書いたものではないと宣言します。

・この記事は、薬物の知識を(創作などで使うために)集めている方・既に依存症になっている方・今はもう乱用していない方・乱用する予定はないけど知的好奇心を満たしたい方・身近に乱用者が居る予感がする方などに向けて書いたものです。
【1. 前文】
 個人的に、今まで自身が使用したことのある薬物の中で、乱用するとした場合、一番危ないと感じた薬物は睡眠導入剤(以下、『睡眠薬』と書く)だ。
 ひとによるかもしれぬが、自分はこの薬物のある作用だけ、一番質が悪いと認識している。依存性はやや高い程度の効果を得られるくらいだが、その一部の作用だけがあまりに怖く感じ、次第に乱用はしなくなった。
 他の薬物にも、たしかにそれぞれ別の危険性を孕んでいる。しかし、この薬物の作用の危うさには遠く及ばぬ。たとえば、前章2つの薬物の危険性を例に出すとするならば……。

○ブロンODの場合
 その依存性の高さは、いまでも困り果てている。縛り付けられているのだ。たしかに、こればかりは最凶レベルだと身をもって体験してはいる。
 健康に対しても、アルコールに勝らずとも劣らぬ害があると自認している。連用すれば、次第にブロンなしでは自分なしのブロンマンになることは、このブログで実際に体現しているだろう。

○覚せい剤の場合
 食が異常になくなり、その結果として“醜い痩せ方”をする。決して綺麗な痩せ方はせぬ。また、睡眠欲がなくなるため、連用していつまでも眠らずにいれば発狂してしまい、幻覚にさい悩まされるのは想像に難くないのだ。
 仕事に使い始めたら最後、負の連鎖が始まる確率はNo.1だといえよう。その危うさは、歴史と法律が体現している。

 ならば何故、睡眠薬が一番危険だというのか?
 睡眠薬が危険なのだとは言わない。睡眠薬の乱用が危険だと言っているのだ。
 睡眠薬で一番怖いと感じたのはーーアルコールにも多少は通ずるものがあるーーあの一過性の健忘だ。
 いつの間にか友達と遊びに行っていたかと思えば、いつの間にか自宅に帰ってきていたりする。
 その間の記憶は、まるでピースが足りぬジグソーパズルと同じで、記憶の欠片が足りなくなってしまう。
 もしも、記憶を失っている最中に○○をしたら……?

 ――もし、いつの間にか見知らぬ人に暴行を加えたりなどしていたら?
 ――もし、裸で庭を駆け回り出していたら? 炬燵で丸くなるのとは全然別物だ。
 ――もし、駅のホームで、線路に向かって飛び込んでいたとしたら?

 それらを、いつの間にか、見ず知らずのうちにやらかしてしまう可能性がぜったいにないとはいえぬのだ。
 それが、私が睡眠薬の乱用が危険だと考えている理由だ。

 他人に直接被害を与える。それも、タバコのように副流煙云々のレベルではない被害を、無意識でやらかしてしまう恐れがある。
 タバコで無意識に人を殺すのに至るとしたら、ポイ捨てによる火災ぐらいなものだろう。が……そもそも歩きタバコを故意にしているのだから、それ以前の問題か(愛煙家の自分にとって、そんな状況は一番避けたい行為だ)。

 自分は乱用目的以外で使用した弱めの睡眠薬(マイスリー)で記憶が曖昧になり、そのまま生活しつづけ、友人との会話がドッジボールになってしまったときがある(※1)。
 睡眠薬は、OD(※オーバードーズの略。過剰摂取の意)せず、正常に使用しても、その状況になり得る恐れもある薬だといえる。
 自分にかぎってのことだが、飲む量を調節すればよいという問題ではなかった。
 これに関しては5T1K(※2)もあるので何ともいえぬが、乱用目的に使えば可能性は非常に高くなる。
 そして、耐性形成も異様に速く感じた。
 たとえばハルシオン。入眠できない&短期間しか寝れぬときには重宝する素晴らしい薬だが、普段から使用していた場合、その数倍飲んでも寝れなくなってしまう。
 しかし間を置いて飲むと、半錠ですら爆睡してしまう。

 だからこそ、過去を含めてコレでも三度目になる警告を書かせて頂く。
 ドラッグとしての乱用は非常に危険だ。やめておくことを強く推奨する(※3)。





(※1)単に体質に合うか合わないかの問題で有り、マイスリー自体は素晴らしい薬だと思っている。というより、一番好きな睡眠薬でもある。

(※2)体質・体調・耐性・体型・体重・環境を纏めた造語。決して、整理・整頓・清潔・掃除・躾の5Sではなくて……ね、ね?

(※3)飽くまで乱用するのには適さぬだけで有り、不眠症の方には無くてはならぬ重要な薬だと考えている。他に上げた薬には、いずれも乱用することを前提としている成分が含まれているが、コレは不眠症治療前提だ(酒や煙草は言わずもがな。ブロン等に含まれているコデイン類の成分は、かの有名な麻薬の女王ヘロインの仲間であるし、覚せい剤も、今ではヒロポン名で処方されている人は非常に少ないものだと思われる)。





【2. 扱う睡眠薬の定義・範囲】
 記事内での睡眠薬の定義から決める。
 病院で、不眠症の患者などに処方される睡眠導入剤(一部、特例あり)全般を指すものとする。
 たとえ同等の強さがあったとしても、市販の睡眠改善薬を睡眠薬という分類には含まぬものと定めさせてもらう。
 また、抗不安薬(マイナートランキライザー)や抗精神病薬(コントミンやセロクエル)など、他の精神病患者向けの薬品も同じとする。
 マイフェイバリットのマイナートランキライザーのひとつ、デパス(エチゾラム)なども不眠症緩和に処方される薬もあるが、それは扱っていたとしても、抗不安薬と分類するため、睡眠薬としては扱わぬと決めた。


■本文で扱う睡眠薬一覧
○マイスリー(ゾルピデム)
○ハルシオン(トリアゾラム)
○サイレース(フルニトラゼパム)(※4)
○エリミン(ニメタゼパム)
○ベンザリン(ニトラゼパム)
○ベゲタミン




(※4)ロヒプノールは2018年8月に販売停止となるため、今回はサイレース単体での記載とさせていただく。が、作用に差はないと考えていただいて大丈夫だ。





【3. それぞれ睡眠薬の特徴】
■マイスリー(ゾルピデム)
系統/イミダゾピリジン系(非ベンゾジアゼピン系)
作用時間/超短時間作用型
作用強度/中程度
入手難度/●●○○○
一言/初回にとんでもない副作用の洗礼を受けたが、その自然な眠気は非常に癖になる素晴らしい。単品での乱用ならば、おそらくこれが一番だろう。ハルシオンと比較すると、抗不安作用は微々たるものしかあらぬ……と書かれている情報が多いが、個人的には、何故かこちらのほうが安心する睡眠を得られた。ちなみに、副作用に多幸症と書かれている。


■ハルシオン(トリアゾラム)
系統/ベンゾジアゼピン系
作用時間/超短時間作用型
作用強度/強作用
入手難度/●●●○○
隠語/青玉、アップジョンなど
一言/しばらく飲まなかった後に久しぶりに飲んだ場合、おそらくその強さに驚くことだろう。寝ずに起きていると足下が泥酔したかのようになるが、耐えていると高揚感が出てきて楽しくなってくる。脱抑制はこれにかぎらず眠剤全般に現れる。



■サイレース(フルニトラゼパム)
系統/ベンゾジアゼピン系
作用時間/中時間作用型
作用強度/強作用
入手難度/●●●○○
隠語/ルーフィーなど
一言/スニッフしたりアルコールと共用したり、はたまた飲んだまま就寝せずにブロンと共用など、おそらく自身が一番依存していた睡眠薬がこれだ。その催眠作用の強さ、健忘状態で知らず知らずのうちに行動していたりする可能性の高さから、デートレイプドラッグとして乱用されることが世界で横行した。そのため、国内では青く着色されフィルムが付けられてしまった。とはいえ、国内はまだマシだといえるだろう。
 海外では違法になっている国もあるのだから。さらにいえば、アメリカの一部の州ではControlled Substances Act(アメリカの規制物質法)のスケジュールⅠ(※5)に該当させられてしまっている。


■ベンザリン/ネルボン(ニトラゼパム)
系統/ベンゾジアゼピン系
作用時間/中時間~長時間作用型
作用強度/やや強い
入手難度/●●●○○
一言/フルニトラゼパムの代用で乱用すると、多少なりとも似た感覚が得られた。しかし、作用時間がフルニトラゼパムより長いせいか、使い勝手はあまりよくないように思える。てんかん患者にも処方されるらしい。


■エリミン(ニメタゼパム)
系統/ベンゾジアゼピン系
作用時間/中時間~長時間作用型
作用強度/やや強い
入手難度/●●●●●
隠語/赤玉
一言/ハルシオンと同じく、過去に裏市場で赤玉と呼ばれて非常に高い価格で販売されていた。いや、こちらは今でもおそらく1シート1万などというボッタクリ価格で売買されている恐れがある。なぜなら、もうかなり前に製造が停止しているからだ。ベンザリンの抗不安作用を高め、少し強めにした様な効果を持っている。過去、5シートを3万で購入したという黒歴史が存在している。正直サイレースのほうが強いしクリアな効き目だ。これを裏で買う必要は皆無だといえよう。


■ベゲタミン配合錠A
系統/配合錠(フェノバルビタール+クロルプロマジン+プロメタジン)
作用時間/長時間作用型
作用強度/非常に強い
入手難度/●●●●○
一言/現在は製造がなくなってしまった。とはいえ乱用には向かぬ。なにも知らぬひとが睡眠薬と聞いて思い浮かべたままの効果を持つという、非常に強烈な作用を持っている。他の乱用薬物、特に覚醒剤の強制落とし薬として利用できるため、ハルシオンやエリミンみたく覚醒剤とセットで販売していた売人もいた。睡眠薬での自殺は基本的に無理だといわれてるなか、こいつは十数倍の量を飲んだ程度ですら命に関わる危険性を持っている。悪用厳禁だ。





(※5)スケジュールIの説明──『スケジュールⅠの物質は、いかなる処方箋にも書かかれることがない』とされている。つまり、なにが何でも禁止だとされているのだ。ちなみに、ハルシオンやマイスリーなどはスケジュールⅣである。ロヒプノールがここに含まれている州の方が多いため、旅行の際は調べたほうがいいだろう。





【4. 乱用目的(単品)】
■抗不安目的
使用薬/マイスリー、ハルシオン、サイレース、エリミン、ベンザリン
方法/半分あるいは四分割してからの嚥下(※飲み下すの意)。
説明/抗不安薬が手元に持ち合わせておらぬとき、やや強めの抗不安薬の代用として使用していた。マイスリーならば5mg、ハルシオンなら1.25mg、ロヒプノールなら0.5mg、エリミンなら2.5mgほどの服用がちょうどよかった。


■脱抑制目的
薬/マイスリー、ハルシオン、サイレース
方法/通常量以上を嚥下(基本的に最大投与量の倍→マイスリーなら20mgなど)したあと布団に入らないで起きている。
説明/おすすめできぬが、いろいろな悩み事を抱えて焦っているときに乱用していた。抑制されていた羞恥心などから自我が解き放たれ、悩み事を一時『どうでもいいっしょ?』とさせてくれる。現実逃避。アヒャヒャヒ\(° ∀ 。)/ヒャヒャヒャ


■ブロン+目的(カクテル用途)
薬/ハルシオンまたはマイスリー
方法/ブロンOD+耐性により0.125mg~0.25mgのいずれか嚥下。
説明/ブロンODの使用が前提だ。ブロンにより、ハルシオンやマイスリー本来の目的である催眠作用が弱まる。睡眠薬を飲んで寝ぬままでいると始まる不思議な高揚感(眠剤ハイ)、ブロンに含まれているジヒコデでマッタリとした独特の心地好さを味わいながらも、ブロンに含まれているカフェインとメチルエフェドリンにより、それぞれの眠気を拮抗して阻害してくれる。それにより(かはわからぬが)、嬉しい気持ちが底上げされ、なにか楽しいことをしたくなる感覚を、やや明晰な気分のまま楽しめるのだ。


■疑似多幸体験
薬1/サイレース
薬2/ブロンOD
方法/ブロンOD+ロヒプノールをスニッフ
説明/どうしてこの組み合わせでこういった作用が現れるのか検討も着かぬ。多幸とは少し違うものの、似たような、どこかマッタ~リフワフ~ワッハッハー! みたいな感覚(リラックスしながらも気分は高揚、さらに謎の恍惚感が少し現れる。眠剤ハイとは微妙に異なる気がする)。


■ドラッグの薬効落としor切れ際逃避目的
薬/ハルシオン、ベゲタミン、エリミン
薬効落とし/マリファナ、ブロン、カフェイン、幻覚剤など
切れ際逃避/覚醒剤、コカイン、ブロンなど
方法/落としなら全般、なるべくハルシオン。切れ際の逃避ならなるべくベゲタミンを嚥下。
説明/ブロンOD等での不眠にハルシオン0.25mg~0.5mg摂取。又は焦燥感に0.0625~0.125mgを摂取。BADトリップ時に寝落ちを回避する為にも利用可能。ベゲタミンくらい強い薬の場合、覚醒剤ですら睡眠薬に耐性がなければ数錠で寝落ちできる。





協力オナシャーッッス↑