山縣院長の公開日記│岡山の産婦人科 サン・クリニック

岡山の産婦人科「サン・クリニック」山縣院長の身の回りにおこった出来事や感じたこと、そして最新の子育て情報を公開。

おせっかい

今朝の連ドラ「おひさま」で、恋の橋渡しをするべきかどうか悩んでいるヒロインに、親友が“人の運命が変わるかもしれないことに、おせっかいしてはいけない!」と忠告する場面がありました。

それを見ながら、子育ての難しさがそこにあると思いました。

わが子もそうですし、多くの子どもたちの育っていくのを見るにつけ、親はいつもおせっかいをしてしまうのですね。
いつのまにか成熟した社会になってしまった日本では、人生に冒険するわくわくさがあまりなくなっています。なりたい大人像も、胸をおどらされるものは少ないようです。

人並みの生活が、親が子を育てる道であり、ゴールであるかのように見えます。
ですから、エネルギーあふれた子どもにとっては、かなりつまらない人生のように感じるのは当然でしょう。

そういえば、日本全体が貧しかった1960年ごろまでは、親や周りの大人たちは口を開けば“勉強しろ”でした。理由などありませんでした。ただ“勉強しろ”といっていただけだった気がします。

国全体が貧しいと、なりたい目標など親の目には見えないのです。こどもは自分の目で見えない目標を探し、見つけていかざるをえませんでした。その意味では冒険に満ちていたかもしれません。

子育ては、小さなころから夢を語り合い、夢を育てることなのかもしれませんね。
まさに、「育てたように、子は育つ!」というわけです。

春のフリーマーケット~感動バザール

昨日の日曜日(4月24日)サン・クリニックフリマが10:00~12:00まで開かれました。
500人を超えるたくさんのご家族連れでにぎわいました。

出店者の方々は当院出産のお母さん方に限られていますので、出品される子供用品やママさん用品はとてもきれいに、ほとんど新品同様の良品も多く、来店される人たちからいつも喜ばれています。

イベントは当中井町内会もちつき隊の皆様によるつきたて餅の振る舞い、町内子供会役員さんによる綿菓子の振る舞い(いずれも無料です。)で、どちらもほとんどの方が満喫されていたようでした。
町内会、子供会の方々には、いつも本当に感謝でいっぱいです。

その他、天然酵母パン「やきや」販売コーナー、当院出店各種喫茶、温かいおにぎり、フランクフルト、豚汁など、盛りだくさんでした。

久しぶりに会う子どもたちの成長にはとても驚かされます。中には私に会うのを楽しみにしてくれる子どもたちもいます。嬉しいです。楽しそうに遊んでいる子供たちを見ていると、いやがうえにもクリニックの役割に身が引き締まります。

一緒に来られているお父さんや祖父母さんも多いのですが、一緒に楽しまれていました。

感動したお話を一つ。
今回の東北大震災への義援金カンパをお願いし、たくさんの募金をしていただきました。皆様本当にありがとうございました。

寄付くださった中で、このフリマを手伝ってくれた大学生が、仕送りから寄付するのは自分の痛みにならないといって、貴重なバイト料を全部募金箱に入れてくれました。
胸が熱くなりました。

今更ながら東北大震災

皆様、しばらくご無沙汰しておりました。
2011.3.11午後2時46分は忘れえぬ“時”になりました。
思考も想念も宙をさまようばかりで、情けない限りです。
被災された方々には、ただただ申し訳なく、言葉もありません。

当院にもすでに関東、東北から、避難してこられた方々がつぎつぎと受診しています。迎える言葉も「大変でしたね、御苦労さま、安心できるところにようこそ」という気持ちを伝えるのがせいぜいです。

地震もそうですが、この世のものとは思えない津波のむごさには、どうにもならない無力感を抱いてしまいます。
自然の圧倒的力を見せつけられました。
と同時に、改めて、地球の上に住まわせてもらっている事実を思わせられました。

ここまでは天変地異という人類史に楔のように打ち込まれた出来事の延長上にあります。

しかし、今回の警鐘は原発事故です。
人間が便利に暮らすためのこのエネルギー源は、必要悪として作り上げてきたものです。
いわば原発事故は、私たちの責任でもあります。

犠牲になった多くの命への鎮魂の祈りを日常的に胸に刻みながら、今日生きる私の生き方を確かめていかざるをえません。
livedoor プロフィール
カテゴリ別アーカイブ
タグクラウド
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ