またまた、知人の女性の話。この方はほぼ毎日、早朝ジョギングをしている。彼女のジョギングコースでは信号のない横断歩道があって必ずそこを渡るらしい。そこは少しきつい坂で車は中々止まってくれない。まして1人の場合はなおさらだ。話ではその横断歩道でかなり高齢の足の不自由そうなお爺さんと遭遇するらしい。車が横断歩道手前で止まれば彼女はそのお爺さんのペースに合わせてゆっくりと渡るようにした。このことは彼女にとって小さな善意の気持ちであり、その見知らぬお爺さんとの会話もなく1~2か月、一緒に渡る事が度々あった。とある日、彼女がいつものようにその横断歩道にさしかかるとお爺さんが渡っている途中であったが何と!お爺さんが彼女に気が付き、横断歩道の真ん中辺りで彼女を待ってくれたのだ。別に言葉をかけるわけでもなかったのだが「あんた。いつも(わし)に合わせてくれてありがとな。」と言っているようだった。この日は彼女にはほっこりした心あたたまる日であった。


*ええ~っ そのお爺さん、危ないやろ、そんな車道に立って、早く渡らんとですって?
*いやいやそんな意見は私やない、私やないです!たく~