社長のひとりごと

当社の代表取締役社長である松本道彦によるコラム

日課

 目覚ましを4時半にセットするようになったのは何時からだろう。阪神淡路大震災の前くらいだったろうか。尤も、目覚ましは4時半に鳴っても起きるのは5時前後になることが多い。今朝は520分だったから、いつもやっているメニューをこなすことができなかった。最初のころは自転車ツーリング、次は読書、資格試験の勉強に充てたこともあった。朝の時間を有効活用しているのはずっと変わらない。

 今やっているのは、健康メニューで、起きるとすぐに足裏叩き、次に足裏を合わせて膝から付け根までを軽く叩く。これが意外に心地良い。これに要する時間は5分ほど。次に、ソファーの下に足の先を入れ、腹筋の開始。回数は5070回。そして背筋へと続く。うつ伏せになり上半身を反らすことこと20回。これが終われば真向法体操である。それぞれ10回を3セット。全てやっても15分もあればおつりがくる。自宅でのメニューはここまで。

 会社には遅くとも6時半までに入るようにしているが、今日は640分になってしまった。先ず、始めにやるのは「トイレ磨き」だ。これはもう二十数年続いており、これをしないと一日が始まらない。次に、両手振り体操50回、スクワット30回、これを3セット。そしてぶら下り健康器を1分間。身体をつかうメニューは以上で終わり。ここまでやって時計を見ると大体7時前後かな。

 新聞に目を通す。一番に読むのは日経新聞の小説「愉楽にて」と「私の履歴書」で記事は後回しだ。

 「論語」の素読をはじめてからもう2年半になる。社員のAと二人だけだが、これはこれで楽しみになっている。素読の後、解説を入れるようにしているから予習をしておかなければならない。素読の時間は15分から20分だが、準備に同じ時間がかかる。始業時間が8時だから755分には終える。

 昨年の5月に坐骨神経痛で往生したことは以前に記した。坐骨神経痛が治まった後も左足の不快感が一日の内何回かあり、特に新幹線に乗っているときは確実に顔を出していた。ところが半年くらい前からその症状が治まっているのだ。これは、きっとぶら下がり健康器のお蔭に違いない。

 また、論語の素読は送り仮名はあるが、返り点だけの漢文だから読むには少し骨が折れる。これが頭を刺激するからきっとボケ防止の効果があると都合のいいように解釈している。

 決めたことを決めた時間にやる。これが習慣になれば体のために、頭のためには、絶対に良い。どうして止められようか。

 ある友人に朝のメニューを話すと「お前、そりゃやりすぎだ。年を考えろ」と云われたが、ずっと前からやっているからしんどいと思ったことがない。

 まさに「継続とは力なり」かな?

選挙と美容院

 

1022日は衆議院議員選挙だった。結果は云うまでもなく、自民党の大勝利であったからこれに関して云うことは何もない。ガックリ来たのは、同日に行われた市長選挙である。立候補したのは2人だからいわゆる一騎打ちとなった。どちらの候補者もよく知っているが、諸般の事情から現職を積極的に応援した。人格・見識ともに優れた方であり、余人をもって代え難しの思い強く、ポスティングに地元での市政報告会の司会、街頭演説の人集めと前回は大した応援をしていなかったから格段の違いだ。今回は、世話人会の一員でもありここまで熱を入れたのは親父の選挙以来である。

 自民党のみならず公明党の推薦をも得ているから「負ける」との思いは正直言って全くなかった。知事が2回も応援に来ており、勝つのは当然との思いで終盤を迎えた。相手陣営が最後の決起集会で勢いがあったようだと聞いても「負け」の2文字を意識することはなかった。

 日曜日午後8時過ぎに選挙事務所へ。もちろん皆で「バンザイ」をやるのだと結構雨が降っていたがものともせずに出かける。開票結果を待つときの気分は重苦しく、何回経験しても慣れることはない。時間が経てば経つほどジリジリした気持ちが強くなり、「もしかしたら」との感覚が忍び寄ってくる。周りの人たちとの会話もだんだん途絶えがちになる。

 11時を何分か回ったときに候補者が事務所へ「すみません。負けました。300票の差です」と敗北宣言。「ガッツン」疲れがドッ。周りの人も言葉がない。もう30年にはなるが、親父が市長選に負けたときを思い出す。あのとき味わった敗北感とまったく同じだ。選挙は勝負だから片方が勝てばもう一方は敗者になる。わかり切ったことであり、これが現実と受け止めるしかない。

 朝、目覚めると「なんでやねん。これからたつの市はどうなる」と考えたくもないことがじわじわ広がってくる。気分の良くない目覚めだ。改めて思う。現実を受け止めるしかないと。こんな朝が、三日四日と続く。

 髪の毛が気になりだしたので気分転換に散髪にと思うも行く気にならない。実は散髪屋の親子は相手方を応援しており、選挙の話などしたくもないし、敵陣に行くような気分を拭いきれない。オヤジとは竹馬の友であり仲のいい間なのにこんな感情が沸き起こるなど考えたこともなかった。今更ながら「選挙」ってやつは人間関係をも損なう危険な代物ってことを実感する。

 散髪はしたいが、取りあえず心の傷が癒えるまで少し間を置くとし、どうするか考えた結果美容院へ行くことにした。たまたま友人の娘さんが最近に美容院を開業したと聞いていたので、電話番号を教えてもらい予約した。多少の緊張感をもって店へ行くが、子供のころの彼女を知っていたので気楽に会話しながらカットをしてもらった。美容院も悪くはない、次も行ってみるかと思うも、散髪屋のことも気になる。いつまでも行かないというわけにはいかない。もう一回くらい美容院にしてその次からにするかと考えていたところ、孫を散髪に連れて行けと頼まれる。何れ顔を見なければならないのだから思い切って連れて行く。

「選挙、残念やったな」との問いかけに、愛想も何もなく「選挙?」と返すと会話はぷっつり途絶える。他愛のない会話を少し。

 今日は116日。近いうちに散髪に行こうかと思う。いつまでも引きずるわけにいかないが、選挙の話は当分やる気なし。

何が何だか分からない

 前月の「独り言」は「グランドデザインを描くことなく党を維持することだけが目的である議員集団など早晩消え去る運命にあることは間違いない。後は誰が御リンを鳴らすかである。」と締めくくったが、斯くもあっさりと消滅するとは意外や意外、よく解らない世界である。

 よく解らないと言えば、小池東京都知事率いる「希望の党」が政権を奪取するような報道がそれであり、それに見入られたように民進党前議員の多くが「私も仲間に入れてよ」とすり寄る姿、これはどうしたことだ。

 小池都知事の一挙手一投足に注目が集まるのは理解できないことはない。都知事のパフォーマンスは天才的と評する人もいる。しかし、東京都知事として何をやったのか、実績があるのか、よく解らない。豊洲問題がどのように決着したのか、築地市場の先行きはどうなるのか、オリンピックの諸問題は解決されつつあるのか、最近の新聞やテレビの報道は衆議院選一色で一時マスコミをにぎわした話題は過去のものとなってしまったようだ。

 冷静に考えてみると、小池都知事の政治的手腕を何をもってはかるのかこれまた解らない。ただ、ここまで世論を賑わす能力を政治的能力と云うなら納得できないが、それはそれで良しとしよう。

 今日の日経新聞の一面に3人並んだ写真が掲載されている。1次公認を発表する希望の党の細野、若狭、民進党の玄葉の各氏とある。若狭氏は東京都知事選挙で突然に目立った人であり、政治家としての力量は知る由もないが、小池旋風の恩恵を最も受けている1人のようである。細野、玄葉の両氏は民主党、民進党時代に重きをなしていた方々であり、今後それなりに注目されることは間違いないだろう。この世界、魑魅魍魎一寸先は闇の世界であるから、また分裂して今度は自民党とくっついて脚光を浴びる可能性無きにしも非ずだ。

 「サルは木から落ちてもサルだが、政治家は選挙に落ちたらただの人」と云われるように選挙に勝つためには何でもアリだ。理念理想、天下国家を論じても選挙に勝たなければ戯言に過ぎない。それはよく解るが、憲法、原発、国防など主義主張を当選のためならあっさりと宗旨替えするような人たちに本当に政治ができるのか甚だ疑問である。

 昨今の政治家を見ると国にしても地方にしても政治家になること、言い換えると当選することが目的であって、政治家になって何がしたいのか口ではそれなりのことを云う術は知っていても、実行はほとんど伴わないのが実体ではなかろうか。身近に地方議員であるが是々非々を明らかにし、絶対に媚びない有能な政治家がいる。多分知らないだけで、世の中には多くの優秀な政治家が居るはずだが、そういう人たちは目立たない。バカな議員を面白おかしく報道するのはニュース価値があり、立派な人を取り上げてもニュースにはならない。

 22日の選挙結果、どうなることやら。

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