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スクール☆ウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~

「スクール★ウォーズ 泣き虫先生の7年戦争」感想 1984


※TBSテレビチャンネル2にて放送中

【ドラマデータ記事】
「スクール☆ウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~」


【感想】
この物語は、ある学園の荒廃に戦いを挑んだ熱血教師たちの記録である。
高校ラグビー界において全く無名の弱体チームが、荒廃の中から健全な精神を培い、わずか数年で全国優勝を成し遂げた奇跡を通じて、その原動力となった信頼と愛を余すところなくドラマ化したものである。

 ※OPナレーション(第3話以降)

今では見ることが出来ないようなドラマの内容に圧倒された。
荒廃する学校・・・実話をもとに作られているドラマなのだから、当然ドラマで描かれていることは実際にあったことなのだろう。
大袈裟に描写されている部分があるとして、その分を差し引いても驚く内容だ。
校内を走るバイク、次々と割られるガラス、そして暴力で痛みきった校舎。
日常生活の中で暴力を目の当たりにすることはほとんどない。
実際に殴り合いを見たこともないし、ドラマや映画の中の出来事だと思ってきた。
だが、当時は校内で本当にドラマのような暴力が横行していたという。
怖いと思った。
生活をしているすぐ近くにそんな暴力が存在していることに。
そして、衝撃を受けるとともに、実話だと聞いてあらためて「すごいな」と感じた。

ナレーションも良かった。
淡々と語られるナレーションに感情はいっさい入れられていない。

賢治と節子の出会いの場面はちょっと笑ってしまった。
俳優としての山下真司をあまり知らなかったので、余計にそう感じたのかもしれない。

ただ、当時はきっと違和感がなかっただろう場面も、ちょっとツッコミたくなるようなところもあって笑ってしまった。
水原亮を演じた小沢仁志。
「スクール☆ウォーズ」でデビューした俳優だが、バラエティ番組などで見かけるとかなり怖い印象がある。
どう見ても高校生には見えないし、第一、なぜ高校に真っ白なスーツで来るのか不思議だった。
他にもこれってネタ?と思うような場面もけっこうあった。

でも、何故だろう。
回が進んでいくと同時に、どんどんのめり込んでしまった。
次から次へと起こる不測の事態。
主要人物がどんどん死んでしまう不条理。
それでも花園優勝を目指し突き進んでいく賢治とラグビー部の部員たち。

第1話で賢治が語る「出会い」。
人は誰とどんなふうに出会うかで人生が大きく変わっていくのかもしれない。
ならば良い出会いを。
そんな出会いがきっと人が成長していくきっかけとなるのだろう。

イソップの人生。
短いけれど、輝ける人生。
大木との友情。
そして、外見に似合わぬ根性も、死期を悟って自暴自棄になってしまうところも、とても人間臭くて、とても哀しくて・・・。
大木にとっては無二の親友だったイソップ。
イソップがいなければ高校へ行くこともなく、賢治にもラグビーにも出会うことはなかったのだから。
本当に胸が痛くなる場面が続いた。

賢治のやり方はきっと現代では通じないのだろう。
批判され、ドラマではないけれど「不良教師」として暴力沙汰だけを取り沙汰され、潰されてしまうのだろう。
それでも、賢治が生徒たちと向き合う姿勢には心打たれるものがあった。
正面から逃げることなく真摯に生徒と本気でぶつかったからこそ、わずか数年で全国優勝まで成し遂げることが出来たのだろうから。

回を追うごとにあがっていく視聴率。
時を越えても、伝わってくるものがあるストーリー。
いろんなツッコミどころはあっても、総合的にみて良いドラマだったと思う。


【山口良治さん】
「スクール☆ウォーズ」の主人公・滝沢賢治のモデルとなった人物。
1975年に京都市立伏見工業高校のラグビー部監督に就任。
1979年全国大会ベスト8。
1980年全国大会優勝。


【自己満足的感想】
OP映像で流されているラグビーの試合風景は、実際の1980年の全国大会決勝のものである。
伏見工業高校vs大阪工業大学高校。
対戦相手の大阪工業大学高校は強豪校である。
わずか5年前の京都府春季総合体育大会を112vs0で負けていたチームとは思えない戦いぶりを見せる伏見工業高校の戦いぶりを見ることができる。
OPに実際の映像を流すことによって、このドラマが実話に基づいて制作されていることが伝わってきた。

第1話はまさにその決勝の場面から始まっている。
ドラマの展開として、川浜高校が全国大会で優勝できるのか?というドキドキ感はない。
「優勝」という結果がわかっていることで、ここまでの道のりを視聴者がドラマの進行とともに追体験できるような作りになっていた。
荒れに荒れている校内。
暴力行為が当たり前のような日常。
そこからいかに生徒たちが、ラグビー部が、周囲の目が変わっていくのか。
人はいつでも変わることができる。
人はいうからでも成長することができる。
強烈なメッセージが込められたドラマだったような気がする。

最低視聴率は第1話の6.9%。
最高視聴率は初めて花園に川浜高校が出場できた第20話の21.8%。
第1話を見ていない視聴者が、最高視聴率のときには3分の2を占めている。
凄まじいまでの吸引力があったドラマということだろう。
多くの人たちの記憶に残るドラマのひとつだと思う。 

「スクール★ウォーズ 泣き虫先生の7年戦争」人物設定他 1984


※TBSテレビチャンネル2にて放送中

【ドラマデータ記事】
「スクール☆ウォーズ~泣き虫先生の7年戦争~」


【人物設定】
・滝沢賢治 (山下真司)
川浜高校体育教師、ラグビー部監督。
大学2年生の時からレギュラーに抜擢され、大学ラグビー界で一世を風靡、その後全日本代表選手として活躍するが、怪我のために引退し教師となる。
「ONE FOR ALL,ALL FOR ONE.」を唱える熱血教師だが、ときには生徒を殴ることもある。
だが、その根底には深い生徒への愛情があるのだ。

・滝沢節子 (岡田奈々)
賢治の妻。
大学生のときに出会い結婚。娘がひとりいる。
家庭よりも生徒を優先する賢治に失望して実家へ帰ったりもするが、後に賢治の教師としてのスタンスを理解するようになる。

・滝沢ゆかり (間下このみ)
賢治の一人娘。天真爛漫。
大木となぜか仲が良い。

・水原亮 (小沢仁志)
少年院から戻り川浜高校に復学した。
賢治に対して常に攻撃的で、暴力沙汰を繰り返していた。
賢治に一対一の決闘を挑み敗れた後は、賢治に対して心を開いていく。

・大木大助 (松村雄基)
「川浜一のワル」とあだ名される不良。
すぐに暴力を振るう反面、母親思いで弱い者には優しい面も持っている。
川浜高校に入学後も何かと問題を起こすが、やがてラグビー部に入り活躍するようになる。
森田卒業後はキャプテンを務める。
父の自殺の原因が名村謙三にあると恨んでいる。

・森田光男 (宮田恭男)
川浜高校ラグビー部員。
下田夕子の弟で「新楽」に住んでいる。
冨田圭子とつきあっている。
1年留年したが、全国大会出場が叶わぬまま卒業していく。

・奥寺浩 (高野浩和)
大木のことを慕う友人。
「イソップ」と呼ばれ、ラグビー部に大木を勧誘する。
脳腫瘍となり手術を受けるが16歳でこの世を去る。
ライジング・サンをデザインした。
大木の唯一の友人でもあった。

・尾本輝政 (鈴木秀一)
賢治が赴任した当時のラグビー部のキャプテン。
水原らとつるみ悪さをしたり、森田とトラブルを起こしたりもしたが卒業後もラグビー部を応援していた。

・内田勝 (宮田州)
水原や尾本と一緒に悪さをしていた。
賢治と出会ったことで更生し、卒業後もラグビー部のために協力するようになる。

・平山誠 (四方堂亘)
大木の1年後輩。ラグビー部のエース。
キャプテンになることを一度は拒むが、説得されて引き受けることになる。

・冨田圭子 (伊藤かずえ)
森田と付き合っている。
実は名村謙三の娘であり、複雑な家庭環境で育っている。

・名村直 (鶴見辰吾)
名村謙三の息子。
大木とは加代が亡くなるまでは犬猿の仲だった。
圭子とは異母兄妹。

・名村謙三 (内藤武敏)
直や圭子の実父。
名村グループの総帥であり、大助の父親が自殺した原因を作ったとして大木に恨まれていた。
実はなかなかの人格者であり、後に大木とも和解する。

・山崎加代 (岩崎良美)
川浜高校ラグビー部の初代マネージャー。
賢治や部員たち、後輩のマネージャーからも絶大の信頼を寄せられていた。
川浜高校の事務職員に内定していたが、父が戻ってきたことから家族と一緒に和歌山へと引っ越すことになる。
大木と名村との決闘を知り、駆けつける途中で事故にあい死亡。

・マーク・ジョンソン (チャールズ・モーガン)
川浜高校ラグビー部のコーチ。
平山がキャプテンになった後、山城の紹介でコーチに就任する。

・山城晋平 (下川辰平)
川浜高校の校長。
荒廃した学校を立て直そうと賢治を川浜高校に誘った。
賢治の良き理解者であり、退職後もラグビー部のために何かと骨を折っていた。

・岩佐邦靖 (名古屋章)
山城の後任の校長。
学歴至上主義を掲げ、クラブ活動などを規制しようとしていた。
ラグビー部の部員たちが平均70点以上を達成したことから、徐々に賢治との対立は収まっていく。

・下田大三郎 (梅宮辰夫)
「新楽」の店主。
森田の義理の兄。
ラグビー部を見守る良き理解者。
清川一家の借金に絡むトラブルを仲裁しようとして死亡。

・下田夕子 (和田アキ子)
森田の姉で、大三郎の妻。
夫婦で「新楽」を切り盛りしている。

・甘利信之 (三浦浩一)
川浜高校教師。
賢治の良き理解者でもあり協力者でもある。


◆クレジット順
【OP・点滅式】
#26
山下真司
岡田奈々
鶴見辰吾
三浦浩一
谷村昌彦
松村雄基 伊藤かずえ
大石吾朗 佐原健二
倉石功 宮田恭男
諏佐理恵子 坂上亜樹 真下このみ 武内文平
四方堂亘 小川隆市 松井きみ江 チャールズ・モーガン 番哲也
名古屋章
・・・
福田豊士 谷口香 北村総一朗
下川辰平
和田アキ子
坂上二郎 

「スクール★ウォーズ 泣き虫先生の7年戦争」 1984


※TBSテレビチャンネル2にて放送中

人物設定他
感想

【データ】
放送期間 1984/10/6~1985/4/6
放送時間 土曜21時
放送局 TBS  
制作 大映テレビ、TBS       

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

主演は山下真司。
「大映ドラマ」の中に一作。

実話を元に製作されている。
OP映像ではモデルとなった伏見工業高校vs大阪工業大学高校の決勝戦のキックオフ後の映像が流れている。

続編が製作されている。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

【あらすじ】
熱血教師・滝沢賢治。
滝沢を献身的に支える妻・節子。
少年院帰りの水原亮。
川浜一のワルと恐れられていた大木大助。
志半ばで病魔に倒れるイソップこと奥寺浩。
負け組から一念奮起しラグビーに心血を注ぐ森田光男。
光男との愛を貫く富田圭子。
中華料理店「新楽」の店主・下田大三郎とその妻・夕子。
ラグビー部マネージャー山崎加代。
誰もが皆異なる事情を抱えながらも懸命に生きている。


【キャスト】
滝沢賢治・・・山下真司
滝沢節子・・・岡田奈々
滝沢ゆかり・・・間下このみ
大木大助・・・松村雄基
森田光男・・・宮田恭男
奥寺浩・・・高野浩和
尾本輝政・・・鈴木秀一
内田勝・・・宮田州
玉川成治・・・佐藤弘
田村二郎・・・片桐肇
和久田澄夫・・・並木信三
丸茂良三・・・松本誠一
星孝彦・・・武藤大助
高杉克之・・・柿島伸次
平山誠・・・四方堂亘
栗原昭・・・榊原晃
内田治男・・・岩本宗規
清川誠一・・・森勇治
矢木純平・・・近藤哲也
赤津真治・・・増村翼
山崎加代・・・岩崎加代
杉本清美・・・諏佐理恵子
西村明子・・・坂上亜樹
マーク・ジョンソン・・・チャールズ・モーガン
水原亮・・・小沢仁志
柏木昇・・・那須政志
堀井晴和・・・小林徹也
甘利信之・・・三浦浩一
江藤桂一・・・谷村昌彦
野田文義・・・大石吾朗
竹村司・・・佐原健二
柳俊子・・・松井きみ江
三上謙介・・・小川隆市
岩佐邦靖・・・名古屋章
山城晋平・・・下川辰平
内田玄治・・・坂上二郎
水原良子・・・新橋耐子
奥寺俊也・・・北村総一朗
奥寺康代・・・久保田民絵
丸茂良助・・・出光元
丸茂和子・・・青木和代
山崎進・・・福田豊土
山崎静代・・・谷口香
下田大三郎・・・梅宮辰夫
下田夕子・・・和田アキ子
冨田圭子・・・伊藤かずえ
冨田義道・・・高野真二
影山達郎・・・剣持伴紀
三好夏子・・・伊藤かずえ
名村直・・・鶴見辰吾
名村謙三・・・内藤武敏
勝又欽吾・・・倉石功
江川恭司・・・番哲也
永井・・・宮田光
藤山洋一・・・小笠原良智
川浜市教育長・・・塚本信夫
大北達之助・・・近藤洋介
藤堂誠也・・・広田行生
木村康信・・・辻萬長
糸井永介・・・戸沢佑介
死神・・・井上和行
明石恵・・・森恵
板倉組組員・・・岡本達哉
吉田ふさ・・・石井富子
吉田健太郎・・・三角八郎
吉村・・・小林尚臣 ほか


【スタッフ】
プロデューサー    
協力プロデューサー 
演出 山口和彦、江崎実生、岡本弘、合月勇       
脚本 長野洋、大原清秀       
音楽 菊池俊輔 
ナレーター 芥川隆行
     

【原作】


【書籍】



 ※ドラマノベライズ

【主題歌】
麻倉未稀 パーフェクト・ベスト
麻倉未稀
キングレコード
2010-07-07

 ※「ヒーロー HOLDING OUT FOR A HERO」収録


【視聴率】
#1 「それは涙で始まった」 6.9%
#2 「泥まみれのニュースーツ」 9.8%
#3 「謎の美少女」 13.0%
#4 「開かれた戦端」 11.8%
#5 「最後の闘魂」 11.7%
#6 「涙の卒業式」 14.3%
#7 「嵐の新学期」 12.8%
#8 「愛すればこそ」 16.5%
#9 「愛ってなんだ」 14.1%
#10 「燃える太陽」 14.6%
#11 「死と友情と」 17.3%
#12 「愛は死線を越えて」 17.5%
#13 「力の限り生きた!」 17.1%
SP 「SP総集編(これが青春だ)」 12.8%
#14 「一年目の奇跡」 17.8%
#15 「不良教師」 18.2%
#16 「学校とはなんだ」 16.6%
#17 「最後のグラウンド」 18.0%
#18 「去りゆく君へ」 19.2%
#19 「友よ安らかに眠れ」 19.0%
#20 「我ら花園に立つ」 21.8%
#21 「勇気なき者は去れ」 20.2%
#22 「勝ってから泣け」 15.9%
#23 「下町のヒーロー」 19.0%
#24 「花園へ飛べ千羽鶴」 16.1%
#25 「微笑む女神」 14.9%
#26 「花園よ永遠なれ」 15.5%


最低視聴率 6.9% 
最高視聴率 21.8%

【平均視聴率】
15.8%

 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

第2回ATP賞テレビグランプリ
 ・ATP賞ベスト20番組

原作では京都府京都市が舞台だが、ドラマは神奈川県の架空都市・川浜市が舞台となっている。

 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
※注意!!
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