2005年04月16日

日本人の心

a40ef4d7.gif何年ぶりかに歩いて桜を観た。
この季節になると、「さくら」というタイトルの
音楽がヒットチャートに入ることにも気づいた。
桜並木を歩いていたら、最近お気に入りのケツメイシも「サクラ」の着メロが流れたからだ。
森山直太朗の「さくら」、河口恭吾の「桜」、福山雅治の「桜坂」、宇多田ヒカルの
「SAKURAドロップス」。。。とここ数年で「桜」とつく数々のヒット曲が生まれている。
やはり、「はかなさ」を花に例え、「恋しく」憶えるのは、日本人の心ではないだろうか?
上代の万葉集でも
「あしひきの山桜花(やまさくらばな)、日(ひ)並(なら)べて、
              かく咲きたらば、いと恋(こ)ひめやも」という歌を
ふと、思い出した。。。「究極の桜歌」

Posted by sunglass_master at 21:34│Comments(1)TrackBack(0)

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この記事へのコメント
究極の桜歌と言えば、
やっぱり本居宣長の「敷島の大和心を人問わば
           朝日に匂う 山桜花 」
だなぁ。本宮三香の『九段の桜』もいいが。

「花は桜木、人は武士。武士は高山彦九郎」なんてフレーズも。

俺、桜の季節になると「あと、死ぬまでに何回桜を見られるだろう」
と思っちゃうんだよね。あまりにも儚くて、あっという間に過ぎて
しまうもんだから・・・。今年こそは一生の思い出に残るくらいに
桜を堪能するぞっと決意しても、なかなか満足がいけん。
チャンスは非常に短い期間に限定されていて、しかもそれが土日に
あたるとは限らない。うーん、死ぬまでに見るだけで涙が出てくる
ような偉大な桜に触れたいものだなぁ。
Posted by Arrow of Peace at 2005年06月20日 04:06