釣り人誰もが一度は思う、いやずっと願う事・・・
それは、釣り道具ができる限り長く新品の状態を維持してくれること。
竿にしろ、リールにしろ、様々な道具にはメモリアルフィッシュとの格闘の記録がときに傷として刻まれる。
それは、考え方によっては嬉しいことだと思う反面、時に思いがけないトラブルの原因となることもある。

例えばルアーに残った歯型などはその時の記憶を思い返す“勲章”として喜ばれるかもしれない。
しかし、ラインに関しての傷は例え小さな傷であっても喜ばれるものではない。

みなさんもご存じだろうが、特にナイロンに関しては素材の特性上“吸水”という性質は決して避けては通れない部分である。そこで、各ラインメーカーはラインの表面へ様々なコーティングを施し(ラインタイプ=フロート・サスペンド・シンキングなどを決める為のコーティングでもある)吸水に対しても対処している。

だが、このコーティングは加工方法にもよるが新品の状態で釣りを開始してから約3~4時間程で水中へ徐々にライン表面から剥がれ落ちるという弱点がある。
釣り始めはライン捌きがしっかり出来る』や『しっかり浮く、しっかり沈む』など思った通りの操作感を実感出来るのだが、時間が経過するにつれて『ラインが竿にベタ付き操作し辛い』『スプール離れが悪い』『仕掛けのタナが知らない間にズレる』などの問題が発生してしまう。

これらの問題が解消出来たらどれだけ快適に釣りを楽しめるか!?

精神論になるかもしれないがストレスやトラブルが減ることでイラつきを抑えることが出来る。
それによって頭がフル回転し次の戦略が思い浮かぶ。
大物がHITした際にも冷静に対処出来る。
話しがそれてきた感があるがそれだけラインというのは気づかない間にもアングラーへ良い意味でも、悪い意味でもプレシャーを与えているのかもしれない。

それでは、ラインメーカーとして出来ることは何なのか・・・ 

ご存知の方も多いと思うが、サンラインと東京工業大学(PCT)が共同で開発した“P-Ion” という世界初のテクノロジーがある。
P-Ion
このテクノロジーのキーワードは“プラズマ”である。
プラズマとは『物質の第4の状態』といわれ、電子・イオン・中性粒子(原子・分子)が混在した状態を言う。

(プラズマについての詳しい内容は割愛させて頂きます。↓をクリックして下さい)
プラズマについての詳細はこちらから 

改めて説明するが、東京工業大学と共同開発した大気圧プラズマを利用したP-Ion(プラズマイオンテクノロジー)を釣り糸に用いたのは、釣り業界でサンラインが“初”ということ。

【P-Ionを道糸(ナイロン)に用いることで生まれるメリット】
通常、コーティングは使用しているうちに剥がれ落ちるもの。
これは、コーティングの加工自体がラインの表面だけに乗っている状態で、外的要因により使用中にとれてしまう。

しかし、P-Ionを施すことでラインの表層部を改質する事に成功し、ラインの初期性能を大幅に継続させる事が出来るようになった。
P-Ion撥水画像
(動画ではありません)
比較Movieはこちらから。

画像ではわかりにくいと思うが水キレという部分では従来加工とは雲泥の差。
リーリング時の水キレは3回釣行後とは思えないほどである。
graph
使用時間の推移による撥水効果を見てもらってもわかるように変化が非常に少ない。
これがP-Ionの凄さのひとつである。

スプール画像
さらに、↑の画像を見て頂きたい。
P-Ion加工を施しているものとそうでないものを比較した画像であるが、まったくと言っていいほど
右側のP-Ion加工されたラインは塩の結晶が残っていない。
(もちろんだが水洗いなどは一切していない状態で乾燥させたものである)

知らず知らずに塩の結晶がラインやガイド、竿などにダメージを与える事も大幅に軽減出来る。
また下記の事もP-Ion加工を施したラインは期待できる。
●飛距離低下を抑える
●耐摩耗性のアップ
●ライン表面劣化の軽減
●鮮やかさが長持ち
●色落ちしにくい

(P-Ionを採用したライン)
RIMG8119
(左:遠投K.B. 右:ブラックストリーム マークX)
RIMG8118
(左:GOLDISH 右:ファインフロートⅡ)

現時点では道糸(ナイロン)のみだが、フロロカーボンやPEラインへP-Ion加工を施した新製品も今後続々と市場へ投入する予定だ。
この技術によって釣り糸はさらに進化する・・・

サンラインが変える。P-Ionが変える。