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セブンイレブンで、
本日から一部の店舗にて、
生ビールサーバーの提供をするということでしたが、
販売中止になりましたね。


本部からの指示により提供中止とありましたが、
いったい何が起きたんでしょうか?


提供中止の理由について、
セブンイレブンジャパン広報室は、


「生ビールサーバーは非常に反響があり、
 需要の高まりが想定されたことから、
 販売体制等の関係で中止」


との回答。



ではなぜ販売体制に問題が起こると本部は感じたんでしょうか?




私は元セブンイレブン店長で、
飲食店関係者でもあるのですが、
過去の経験から考察していきたいと思います。




販売体制ということですが、
生ビールサーバーが提供されたら、
おそらく店員さんが生ビールの提供や
メンテナンスを行っていきますよね。



ここで問題があると本部は考えたのでしょう。
いくつか考えていきたいと思います。



まず洗浄の問題です。

生ビールサーバーは、
1日1回洗浄しなければならないのです。
部品を外して1つ1つ専用のスポンジで洗浄。

そのような洗浄作業が現場従業員に負荷がかかると判断したのでしょうか。


いやいや、実はそこまで洗浄は難しくありません。


私は飲食で働いていたときに、
生ビールサーバーあの洗浄をしていましたが、
上記のような工程でも、10分もあれば終わりました。

セブンイレブンでは、
コーヒーマシンの洗浄を毎日やっていますので、
そこまで洗浄ができないということもないかと思います。



次にお客様への提供の問題です。

注文を頂いたら従業員がサーバーにプラカップを設置し、
自動で注がれ、そのカップをお客様に提供すればいいわけです。
従業員の手間は少ないです。

セブンイレブンコーヒーのように、
カップだけ渡し、自分でやってもらうという方法もありそうですが、
生ビールがそこまで出るとは思えませんので、
従業員手渡し方式じゃないかと考えます。

ただ前述の通り、そこまで手間じゃないので、
これも中止の理由にはなりませんね。



そして、生ビールサーバーの設置場所問題もあります。

セブンイレブンのレジカンター周りは、
おでんに中華まん、フランク、揚げ鶏、タバコと
いろいろありますので、
新たに生ビールサーバーを追加しようと思ったら、
スペースの確保がかなり大変です。

しかもビールの缶の樽もありますので、
設置スペースが広く確保することが必要です。


ただスペースの問題は、
試験導入店舗では、解消できていると思いますので、
これも中止の理由にはならなそうです。


そうすると、
販売体制というよりは、
販売した後に問題が生じる可能性が大きいと判断したのではと
思います。


生ビールサーバーが提供されて、
お客さんはどこでその生ビールを飲むのか?


・店内のイートインスペース
・店外の駐車場
・店外に停めている自分の車の中
・自宅まで飲みながら帰る(あんまりないかな?)


ですよね。


そうすると、
上記のような飲み方が事故の発生につながるか、
社会問題に発展しそうだという想定が起きたための中止だとしたら
若干、納得できます。



セブンイレブン店内のイートインスペースは、
ほとんどの店舗で、お酒禁止になっています。


生ビールサーバー提供時には、
お酒禁止が解禁になっているでしょうから、
缶ビールも生ビールも飲む方が増えるでしょう。


その結果、
酔っ払いを増やし、
深夜作業の妨げになるというパターンが増えそうです。



また店外の駐車場でも生ビールを飲む人もいるでしょう。

セブンイレブンで買ったツマミを
仲間たちと生ビールを飲みながらたむろする連中も増えそうです。



さらに自分の車のドリンクホルダーに、
生ビールを置いて、飲みながら帰る人も出てくるかもしれません。


以上のことから、
販売体制というよりは、
販売後の問題リスクが大きすぎるという判断での
中止ではないかと思います。


実際に1~2店舗で導入してみて、
中止を判断すればいいと考える方もいるかもしれませんが、
私はセブンイレブン実験店にいた経験があるのですが、
現場は大混乱に陥りますので、
現場のことも考えると中止は無難かと思います。


逆になぜこの企画が試験導入までこぎつけたのかが、一番の謎です。