セブンイレブン社員が働くお店では、おでんノルマは必達です。



自分が店長になって、
こんなに「おでん、おでん」という事態になるとは、当時思いませんでした。



特におでんキャンペーンのとき。



20-21時などのピーク時間では、
店長自ら売り場に入り、大きな声で声掛け。



「ご一緒にあつあつおでんいかがですか?」


もう必死です。



そんな中、店長室の電話も鳴ります。
それはSVからです。



「おい!おでんが全然動いてないぞ!」



そうなんです。

SVはおでんキャンペーン中、PCを立ち上げて、
おでん販売数をチェックしているんです。


もちろんセブンイレブン社員ではなく、オーナー店舗の数字もチェックしますが、
一番言うことを聞くのがセブンイレブン直営社員。



達成するまで家に帰れない。
でもあと100個ぐらい足りない。



だから必死に売り込みをします。でも全く売れない。


そうすると、やることは1つ。

終電ギリギリの23:30になると、
店長はおもむろにレジに向かい、
おでんのタッチパネルを押しまくる。


「だいこん」×20回

「しらたき」×20回

「昆布巻」×20回

「玉子」×20回

「ソ―セージ」×20回などなど100個自腹で購入します。



そして上記のおでん具材をもって、
やっと帰宅できます。



お金で睡眠時間を買う状態。
でもこれでいいんです。



翌日私が所属するエリアMTGがあり、
私のお店がおでん販売上位3店舗に名を連ねる。



これの繰り返しです。



でもあるときバカ売れしたことがありました。


いつものようにおでんキャンペーンが始まり、
私はもう自腹を切りたくありませんでした。



だからおでんキャンペーン初日から飛ばしました。


おでんの在庫をこれでもか!と発注し、
おでん鍋も2個発注し、
おでん鍋4個展開で、売り込みトークも考え従業員に練習させる。



そこまでしても、売れない。



だから、おでん容器(大)を頭にかぶりました。

もうただのバカです。



でも、常連さんが


お客「店長、何やってんの?おでんのカップを頭にかぶって!」

私 「今日からおでん70円均一です!どうっすか?おでん。」


そうすると買ってくれました。



ちょっとはインパクトがあったんでしょう。



次に来店した常連さんもおでんを買ってくれました。


その日から私はおでん隊長として、客数が多いピーク時間に何度も登場。
副店長にもやってもらい、2人でガンガン売りました。



勝因は、迫力とインパクトでしょうか。


我ながら何をやっていたんだかと思いますが。。。