Sunny's Angels Blog|Que

働く女性たちを応援する、キャリアコンサルタントたちのブログです。個人のモチベーションアップと企業の活性化を支援する有限会社Que(キュー)代表:植田寿乃が運営しています。

2016年03月

ワーキングマザー、涙の卒園式

おはようございます。川村です。
先週は、カウンセリングに行っている大学の卒業式でした。
女の子たちの華やかな袴姿がひらひらと舞う蝶々のようです。
3月は、別れ&旅立ちの季節ですね。

そして、私も先週の金曜日に次男とともに保育園をついに卒園しました。
生後4ヶ月から保育園に入り、赤ちゃんだった次男が卒園式で保育証書をしっかりともらっている姿に感動し涙。
歌う姿に涙。他の保護者の方々も涙・涙です。

次男の保育証書に書かれた6年7ヶ月保育という文字を見て、保育園での思い出が走馬灯のようによみがえってきます。
いろいろなことがたくさんありました。
心身ともに疲れてしまって、働く意味を見出せなかったり、これでいいのかとたくさん悩んだり、夫婦の間で仕事の価値観の違いを理解しあえずにうまくコミュニケーションがとれずに、何度も泣いたり・・・。
ずっと、クラスの委員を引き受け、今年は保護者会長としていろいろな問題に直面し悩むことも多かった・・・。
でも、そんな私を支えてくれたのは、保育園で出会ったママ友たち。
子どもの年齢が同じということ以外、年齢も職場も全く違う。
一番若いママ友はまだ20代です。
でも、年齢なんて関係ない。
お互いを理解しあい、応援しあってきた素晴らしい仲間です。
保育園のイベントをみんなで企画して、準備して、行ってきました。
子どもたちの喜ぶ顔を思い浮かべながら、困難な状況も乗り越えてきたまさに戦友です。
そんな素晴らしい仲間に出会えたことに、感謝の気持ちでいっぱい。

幼い子どもを育てながら、働くことはまだまだ、今の社会でも簡単なことではありません。
今までのブログでも何度か厳しい現状をお伝えしてきました。
でも、やっぱり働き続けてきてよかったと私は思うのです。
保育園の先生方、ママ友たち、たくさんの人たちに支えられて、仕事を続けられました。

今、まさしく悩みながら働くワーキングマザーの皆さんに伝えたい。
自分が心を開けば、素敵な仲間に出会えるチャンスがたくさんあることを!!
良い仲間に出会える努力をしてほしい。
仕事と子育てのことを一人で悩んで追い込まれないためにも・・・。
応援しあえる仲間を増やしていきましょう!!
ドラマのようなドロドロしたママ友ばかりではありません。
素敵なワーママの輪が広がっていくことを心から願っています。

川村 貴子

女性活躍推進、鍵を握るのはアラフィフ世代

こんにちは。
ディ・マネジメントの田中慶子です。

2月、3月は経営者・管理職向けのワークライフバランスセミナーを10社380名に行ってまいりました。
対象者のほとんどは30代後半~50代。
そのうち7割は40代後半~50代前半のアラフィフ世代です。
女性活躍推進を進める上で鍵となるのがこの層の方々。
管理職の方が本気で取り組んでいただかないと女性活躍推進は進みません。


セミナーに参加されたアラフィフ世代は、ほとんどが地場大手企業の管理職の方々です。皆さんの悩みは業績UP、若手の育成、など色々ですが、共通するのは55歳役職定年の壁です。一般的に地場大手企業は55歳役職定年が多く、役定後にくる自分の社内環境の変化を考え悩んでいます。

また、セミナーで「キャリアシート」を使い、ご自身の5年後、10年後を家族(両親、妻、子ども)の状況も含めて考えていただくと 「親の介護」「収入減による生活への不安」などの問題が出てきます。

企業戦士として働いてきた方々なので、役職定年後、年下の上司のもと10年は働き続けなければならないし、地方に残した両親の介護問題を考えると今と同じような働き方はできない、
かといって生活を考えると会社は辞められない・・・
そんな管理職の方に「だからこそ女性活躍推進なんです!」とお伝えしています。


長時間労働が評価に含まれている日本において、育休や時短をとる女性はごく少数派であり評価対象外とされてきました。
しかし、これからは時間や働く場所に制約のある社員が多数派になります。
今後、組織がどう変わればいいのかを真剣に考えていく必要があります。

今取り組もうとしている女性活躍推進は、5年後、10年後、社員の誰もが直面する問題への試金石なのです。
組織の核となっている私たちアラフィフ世代は今何をすべきか、今後の人生をどう生きるのかが重要です。
ちょっと立ち止まり、自分のキャリアについて、考えていただきたいなと思います。


時代は変わります。男女に関係なく、育児や介護の両立は当たり前の時代になっていきます。明るい未来をつくるために、女性活躍推進は企業が存続するための組織風土改革です。
今、一番忙しいアラフィフ世代の皆さま、鍵を握るのはあなたです。


田中慶子


就活生よ!大志を抱け!!

おはようございます、川村です。
いよいよ今年も大学生たちの就職活動が始まりました。 
企業の説明会などは昨年から大学3年生の12月から3月に変更になり、より一層短期決戦になりました。
私がキャリアカウンセリングをしている2つの大学でも、今月に入って一気にキャリアカウンセリングは予約がいっぱいの満員御礼状態。
いろいろな悩みを抱えた大学生たちが日々相談に来ます。
「今の若い人は我慢強さがない。ストレスに弱い。」などなど言われていますが、私は決してそうは思っていません。
一人一人の学生たちと向き合っていると、まじめで堅実で頑張り屋の若者たちが多いことに驚きます。
そして、時代が変わったとはいえ、今の学生は大変だなぁ~としみじみ思うのです。
だって、まだ20年くらいしか生きていないのに、「何をやりたいか?どんなキャリアを歩みたいか?」が問われ、「自分の強み・PRポイント」を明確にしなければならない。
私なんて、45歳になっても自分自を完全に理解できているかと言ったら全くそんなことはありません。
まだ、社会人としての経験もなく未知数な彼らに即戦力を求める企業。
未知数な自分の不安を押し殺して、企業の求める作り上げた自分を演じる学生たち。
企業と学生のミスマッチが起こるのは当然です。

数年前にこんなことがありました。
ある大学生が相談にきました。
「私は、大学時代に勉強はまじめに取り組んでいたのですが、アルバイトもせずサークルにも入っていません。だから、何もアピールできることがなくて。この間参加した合同企業説明会で就職情報サイトの社員の人に相談したら、東日本大震災のボランティアに行ったと話せばいい。どうせ実際に行ったかどうかなんてわからないんだからって言われたんです。一度は納得したんですけど、やっぱり嘘をついてまでしないといけない就職活動ってどうなんでしょうか?いろいろ考えてしまって・・・。」
私は、彼女の話を聞いて、怒りがこみ上げてきました。
彼女には彼女の良いところがあるはずなのに、そんな自分自身を否定させて嘘をつかせるように勧めるなんて。
それから、彼女は高校時代は部活ばかりの日々だったので大学では勉強中心の生活にしたいということと、通学が片道2時間近くかかるけれど一人暮らしをすると親に負担をかけてしまうのでがんばって通学しているということがわかりました。
彼女は部活で全国大会に行ったとか、サークルで部長を務めたとか、華やかなエピソードは確かにないかもしれません。
でも、一人の人間として彼女を皆さんはどう思いますか?
だめな人ですか?
そんなことはないでしょう?
働き始めたら、真摯に仕事に取り組んでくれるかもしれません。
磨いたら光る宝物かもしれません。
このブログを読んでいただいている企業の人事の皆さん、学生たちの華やかなことばかりに気をとられずに、噛めば噛むほど味が出る宝石の原石のような人材にも注目してください。

そして、若者たちよ!自分自身の人生を否定するような就職活動はせず、今の自分で勝負してほしい。
たくさん迷って、いろいろな企業に挑戦してください。
心から応援していますよっ!!

川村 貴子



 

モノ作りの現場で輝く女性達

皆さま、こんにちは。
キャリアコンサルタントの山岡正子です。

先日、京都で開催されました“製造現場のモノづくりや設備管理に関わる改善発表大会”にて、製造現場で働く女性の皆さまと素敵な時間を共有させていただきました。

発表されたのは、各企業の製造現場、管理・間接部門から選出された12事業場の女性の皆さま。

こまやかな視点、ゆたかな感性、やわらかな発想から生まれた女性ならではの保全や改善に関する事例発表は、イラストあり、写真あり、動画あり!
日ごろの活動成果を、しっかりと作りこまれたプレゼン資料で発表いただき、言葉のひとつひとつから、誠実さと信念を持って取り組まれている様子が感じられました。

私は発表の最後に、「行動を決断させるための心のあり方」をテーマに1時間の講演を行いました。
行動には心のあり方が深く関係してきます。
今回は、モチベーションをあげるための心のあり方について、「自立」「共鳴」「自然体」をキーワードに「7つの質問」を通じて280名の参加者の皆さまと共に、会場が一体化できる参加型の講演を実施いたしました。
大会では、各事例発表のあとに、その発表が自社に活かせるかどうかを、会場の方が「ニコちゃんマーク」のウチワで表現してきたので、私もバッチリ、使わせていただきました。

Yesなら、赤の笑顔のニコちゃん、Noなら、黄色の困ったちゃん。

「素敵な仲間がいますか?」の質問では、なんと、会場の9割以上が「赤の笑顔のニコちゃん」!
事例発表でもチームで取り組む素敵な笑顔の写真がたくさん見られ、前向きな女性の笑顔が職場の活き活きを増幅させ、困難な取り組みもあきらめることなくやり遂げるチーム作りに繫がっているのだと感じました。

このウチワ使わせていただいたおかげで、会場はとても盛り上がり、素直な心で「7つの質問」に取り組んでいただくことができました。

最初と最後に聴講者同士での気づきの共有もでき、今日の1日を通じて明日から行動したい何かを見つけてもらえたように思います。

女性が少ない職場、職種で活躍している女性達に出会えたことで、女性の力が日本の技術力を支えていることを確信できました。
元気いっぱいな皆さまから、私もたくさんパワーをいただきました!
どうもありがとうございました。

山岡正子

東日本大震災から5年の光と影。

おはようございます。
東日本大震災という未曾有の災害が起きて今日で5年が経ちました。
死者1万5894人、行方不明者2561人の犠牲者を出す大災害。
そして、震災以降に震災の影響で亡くなったと思われる震災関連死は増え続けている状況です。
5年たった今も経済的に精神的に苦しんでいる人たちが大勢います。 
私の住む茨城でも震災で24人が亡くなっています。そのうちの1人は知人のお父様。
亡くなった人たちの一人ひとりに人生があり、それがいきなり絶たれてしまったと思うとやりきれません。

私は、カウンセリングをした大学生のことが忘れられません。
その学生の出身地は福島県。原発事故のすぐ近くである故郷は立ち入り禁止区域で、おそらく二度と戻ることはできません。
しかし、彼女を苦しめていたのは、故郷に戻れないことだけではないのです。
故郷のことを大人たちが興味本位で話す言葉の一つ一つが、何度も何度も彼女を傷つけていたのです。
その大人の中には、彼女の通う大学の教授もいました。
なので、彼女は故郷のことを隠すようになりました。
今も、彼女は故郷のことを誰にも言えず、胸に抱えながら暮らしているのでしょうか?

また、大震災で被災地にボランティアに行った青年がこう話してくれました。
「被災地の人のためにボランティアにいったけれど、思っていたよりもあまり感謝されなかったので、がっかりでした。」
私は、
「あなたは感謝されたくてボランティアにいったの?」
と尋ねると、
「そういうわけではないけれど、一生懸命やったんでありがとうくらいはほしかったな。」
きっとそれが彼の素直な本音なのでしょう。彼の行動力は素晴らしい。しかし、「相手のために」と思ってやっていたとしても、時にいつの間にか「自分のために」すりかわってしまう。
「見返りを求めない優しさ」が真の優しさなのかもしれません。

5年前の東日本大震災を振り返るのにあたり、大津波を経験した小学校の当時の校長先生からお話を伺ったり、インターネットでいろいろな記事・映像を見ました。
心が引き裂かれるような辛すぎる事実。
がれきの山だった場所が復興し、新しい街が出来上がるというような前進していく光の部分と、いまだに手つかずの数多くの問題である影の部分。
これからも私たちは、関心を持ち続けることを忘れてはいけないのです。
亡くなった方々のご冥福を祈りつつ、今生きている人たちを守っていなかければと改めて思うのでした。

川村貴子 

真のダイバーシティとは・・・

おはようございます。川村です。
今日はダイバーシティについて取り上げたいと思います。
ダイバーシティというと最近は“女性”にスポットライトが当てられています。
それは、女性である私にとっても嬉しいことではあるのですが、本来ダイバーシティは女性だけに限らず、国籍・年齢・学歴・価値観などなどの多様性を受け入れ、広く人材を活用することなのです。
私の大学は社会福祉学部社会福祉学科のみの専門大学。4年間で、まさしくダイバーシティとは何かを学びました。 特に教授からの一言は今も忘れられません。
「障がいと健常の違いは何か?君は目が悪くて眼鏡をかけている。それは障がいとは言えないのか?」
私自身、45年生きてきて、いまだこの教授の質問に明確に答えることはできません。
私が出会ってきた多くの障がい者と呼ばれる人たちは、全盲だったり、知的発達が遅かったりと様々な問題は抱えていました。でも、目が見えなくてもどこに何があるかすぐに覚えたり、転んだ人がいたら周囲の目も気にせずに駆け寄って心配したり、逆に学ぶところが大きかったのです。
その反対に健常者と呼ばれている人たちに違和感を感じることも何度もありました。人の悪口をネットに平気で書き込んだり、 人の不幸をネタにして盛り上がっている人たちなどなど。こういったことは人として健常なことなのでしょうか?
先日、ある企業に伺ったとき、その会社では障がい者雇用に力を入れているとのこと。話を聞くと、「来客の対応とかはさせられないので、簡単な仕事をさせてるんです。」というのです。
「どうして来客対応はさせられないのですか?」と私が尋ねると、
「だってお客様に失礼になるし、驚かせるでしょ。」とのこと。
とても疑問に感じました。実際にこちらの企業の障がい者枠で採用された皆さんにお会いすると、知的障がいはあるものの挨拶もきちんとできるし、お茶をそれはそれは丁寧に入れて用意してくれるのです。でも、人前には出さない。準備だけ。十分お茶をお客様にだすこともできるんじゃないの!私よりずっと上手にお茶を入れられるんだから。チャレンジせずに決めつけてしまうのはとても残念です。

昨年、私が事務局のメンバーとして参加させていただいている女性と組織の活性化研究会で富国生命保険相互会社で女性活用や障がい者雇用に努力されてきた女性社員の皆さんに発表いただく機会がありました。中でも、障がい者雇用の推進・受け入れ環境の整備に尽力されてきた昌宅さんのお話に心から共感しました。
「障がいを持つ人を受け入れることは最初は大変なことも多いけれど、その人の個性を理解して受け入れることで、私たちが気づかされたり学ぶこともたくさんあります。まさしくノーマライゼーションです。」
と昌宅さんは実体験から感じたことをお話してくれました。
ノーマライゼーションとは、障がい者を排除するのではなく、障がいをもっていても健常者と均等に当たり前に生活できる社会こそが、通常の社会であるという考え方です。
お互いのいろいろな違いを受け入れ理解し、「お互いさま」と自然と言い合える環境が必要なのではないでしょうか?それこそが真のダイバーシティの実現に大切なことなのかもしれません。

川村 貴子