Sunny's Angels Blog|Que

働く女性たちを応援する、キャリアコンサルタントたちのブログです。個人のモチベーションアップと企業の活性化を支援する有限会社Que(キュー)代表:植田寿乃が運営しています。

ジャック

在宅勤務効果

新型コロナウィルスによる緊急事態宣言から、
約1ヶ月が過ぎようとしてますが、外圧があるといとも簡単に、習慣は変わるものだと、しみじみ実感しています。
コロナ前から、在宅勤務をしている社員はいましたが、少数派でした。少数派は、多数派から煙たがられるという宿命がありますが、今はどうでしょうか?この緊急事態宣言で、立場がひっくり返っていませんか?大多数が在宅勤務なら「いて欲しい時にいない」なんて思わないですし、むしろ、いないを基準に、やり方を柔軟に考えるようになりますよね。あれほど、在宅勤務の導入に異を唱えた面々も、命と引き換えとあっては、すんなり受け入れて、むしろ、在宅勤務の魅力を、噛み締めている…そんなふうに思います。
 我が家では、夫が、3月頭から在宅勤務で、出張も禁止。朝早い時間から夜の22:00までの時間帯で、所定の時間を勤務するという制度。時間を有効に使ってくれて、掃除も、買い物も、洗濯もしてくれています。私は、4月から在宅勤務が、始まりました。最初は、罪悪感が少しありました。それは、在宅勤務は、「楽」して働く事という先入観があったからです。私にも昭和の血が流れてた。しかし、在宅勤務をして気づきました。会社と変わらない。電話もかかってくるし、会議もネットでできる。ついでの頼まれ仕事の割り込みが減り、その分集中するので、気をつけないと、気づいたら22:00を過ぎてしまった!も、数知れず。そうです、とっても働ける!と。
この仕組みを今後どうするかは、なんと、私の手の中にある。
コロナウィルスは、多くの悲劇ももたらしましたが、習慣を変える機会も、もたらしました。この変化した習慣は元に戻す事なく、新しい働き方として定着させる楽しみができました。きっと、昭和の企業戦士の方々も、こんな働き方があったんだと、しみじみと、我を振り返っているのではないでしょうか?

心理的安心安全な組織にする努力の第一段階

ダイバーシティーの最終目的を、どこに設定してますか?と、聞かれら、何て答えるのでしょうか?
企業は、ボランティアではないから、明るくイキイキした組織になるだけでは、経営陣は、納得しない。そばで、働く社員を見てないケースが大企業ほど多いと考えてます。部長や役員は、遠い存在。だから、ダイバーシティーの最終目的は、生産性の向上や、売り上げ、収益の拡大、アイディアの創出…と、形になった「主張」が必要です。そして、これらは、ダイバーシティーがすすんでいようがいまいが、常に求められますよね。

話は、変わりますが、グーグル社でのダイバーシティー関連の記事で、心理的安全性を実現した組織が、生産性の向上が著しく成長というような主旨の記事がありました。
まさに、ダイバーシティー&インクルージョンです。
社員の心理的安全性を確保する…。そのために、具体的にどうしたらよいのか?私なりに考えた、一つの結論は、「管理職をやってる間は、自分か早く帰ろうと思わない」事でした。えー🤨、働き方改革と、逆行してない!?
そう、ある意味逆行してます。私の第一段階です。

私の場合、早く帰ろうと思うと、自分勝手に集中しだすので、自分の仕事を優先して、部下の話を聞く事が、煩わしくなるんです。何か、きかれたら、こうすれば良い!と、私の経験則の答えを伝えて、その通りにできないと、私がやってしまったりする。だから、早く帰ろうとしないで、部下の横ヤリを優先してみよか…。と、思いたったわけです。めんどくさい態度を封じて、話を聞くようにすると、みな、よく相談してくるようになり、メンバーが何を考えて、何をしようとしてるのかわかるので、メンバーのやり方にあわせたバックアップや、レベル設定もでき、メンバーは、楽しそうに、仕事をするようになりました。今まで、知らなかった強みが表出したり、自信もつき、いっぱしの口の利き方もできるようになる。成長したなと、心から思えました。
彼らに、安全安心な空間を提供したからです。

さて、第二段階に進みたい、今日この頃。今度の成長成果は、責任を果たす!です。
これを身体に染み込ませるには、責任のレベルを上げて「これは、あなたの仕事だよ…」という、一線をひく必要があります。これまでの、私の努力が実っていれば、一線引いても、安心安全の感覚は変わらずに、挑戦できると思います。
次のブログに、第二段階の私なりの努力と、成果を綴りますね〜♪

男性活躍推進の巻

皆さん、ご無沙汰してしまいました。ジャックです。
わたしは、この4月から、ダイバーシティから、人事のグループ長に変わりました!今までも、人事部内にはいましたが、人事業務をやるのが、初めて!
引き継ぎ情報が、少ない上、膨大な資料の山。
残業削減を推進する部門なのに、みずから、45時間オーバー。めまぐるしい4月でした。
そして、連休。1か月を振り返る。
このままでは、ただのルーティンだけで、毎月毎月過ぎていく.…。なんとかせねば…。

そうだ!早慶男子だ!
頭を大いに使って頂こう!
優秀な脳は活用してこそ!

自分かやる事への、こだわりを調子良く捨てて、
進める事を選択してみました。
2人の脳が、今、人事中で、ワクワク全開です!
同質では無い異質を活かす事で、大きな転換を図れるかもしれません。
2人の男子も、得意分野が重複しないので、良いコンビワークになっています。
ワクワクして報告してくれる二人に、ワクワクしてます。
今回は、男性活躍推進の巻 でした。もっと、もっと、過去最大級に、2人には活躍してもらいます!

上司もタイプH

タイプHには、タイプHの気持ちがよくわかる。…というか、行動の理由がわかるし、発したい言葉もわかる。言いたいことを言ってると、言われながらも、本当にいちばん言いたい事は言ってない。周りの様子を見ながら、言う時を図っている。信用していないわけじゃない。大事なひとり一人を、なるべく傷つけずに、対岸の岸に送り届けたいと思っている。だけど、本人は、自分で頑張ったって、自信に変えて、今よりも強くなって欲しいと、自分の傘下にいるメンバーには、思ってる。それがタイプHの情けです。

前を向こう!

今日から、第2クウォーターが始まった。7月は、昇進、昇格の季節。発表された内容を見ると、管理職層の昇格は、全員男性だった。
女性活躍推進を叫んで三年。なかなか、登用の成果が出ない。まずは、管理職手前の女性社員の育成からだ。
女性が多い職場のTOPと懇談しても、「言ってることはわかる。だけど、実態は、そうじゃない」という言葉が返ってくる。
そんなに、当社の女性は、ダメなのか…。虚しさに襲われることもしばしばあるけど、私が負けてどうする‼︎今に見ていろ‼︎
幸せなキャリアとは、なんだろう?私は、ずんずんと、やりたいことを実現できる位置に行きたいし、い続けたいと思うけど、男女関わらず、そうではない人もいる。私は、女性が活躍することで、男性とは異質のマネジメントが、多くの社員を元気にできると思っている。働く人が不足するのに、ひとり一人が、萎縮していたら、生産性なんて上がるはずがない。だから、女性に頑張って欲しい。自分が、幸せになりたければ、まず、まわりの幸せが大事になる。女性の力は、女性が思う以上に大きく、使命があるのだと。



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お元気ですか?ジャックです。本年もよろしくお願いいたします。
来期の業務計画の時期になりました。2016年度を振り返る時、これがなかなか進まないなぁ〜と感じるのが、女性活躍推進です。皆さんの企業は、いかがでしたか?
企業内で、女性活躍推進のために、いい直すと、女性管理職登用のために、具体的にどうしたらいいのか、それが、片時も頭を離れません。管理職には、できればなりたくない。と言う女性社員の言葉、どう解釈しますか?
「やれない」とか、「できない」とかではないですね〜。「やれるけど、やりたくない」と、聞こえます。それなのに、研修やコミュニティに、参加してくる。
なんだか精神的に未熟なんじゃないかと思ってしまいます。それとも、キライキライも好きのうち的な、恋の駆け引きと解釈すべきか?ジャックも、女性の端くれながら、女心がわかりません。兎に角、わかりやすくて、意欲と能力ある女性から、進めていこう!と、再確認。
ところで、意欲と能力ある女性は、企業内でも、縦社会に生きているのではなく、理想に向かって生きているように感じます。しかし、戦い方を知らない。何を何処までやってもよいのかを知らない。これは、怠け者上司には、簡単です。
え〜そんなことやりたくないよ。
今じゃなくてもいいんじゃない?
変える必要ある?変えるのはリスクだよ
君になんの権限があるの?
などなど、やらない理由を、上司の立場で一つ聞かせれば、戦い方を知らない女性は、案外簡単に、そういうものか…。と、自分の提案を下げてしまいます。
それは、上司は、自分では考えが及ばない広い知見から、そのように自分に言っていると解釈してしまうからです。
しかし、そんなことは無いと思った方がいい。上司が、めんどくさいと思っただけ。もしくは、軽くいなしている、そう、甘く見てるだけです。戦い方を知らないと、本当に損をします。
By the way 最近、上司が女性部下にスポンサーシップを発揮できない理由として、年齢じゃないか?と、分析もしてます。
私が管理職に登用された前後や、もっと若い時は、社長、専務、常務、本部長、部長さん達は、みな、かなり年上で、頼まなくても、仕事の武勇伝を聞かせてくれたり、アドバイスを沢山くれました。上手くいくと喜んでくれたりと。しかし、いま、女性活躍推進で、登用の対象になる女性の上司は、同期だったりします。スポンサーシップ、発揮できる人は、どれだけいるでしょうか?
女性活躍推進は、よほど、上司の人間力が試される試練かもしれません。
来期は、この事も含め、結果の出る施策をいっちょ考えます。

モチベーションリーダーシップ研修を終えて

お元気ですか?ジャックです。
今週は、月曜日、火曜日と、モチベーションリーダーシップ研修を、グループ企業合同で行いました。参加者は、14名で、4社から参加。29歳〜53歳が集い、多様な年代が集結。内、女性は2名と、少ない参加人数でしたが、存在感バッチリな👍2人でした。

終えて帰宅の途に着くと、泥のようにねむりこむ。

ひとり、地下鉄で反省会。気づいたことは、こころのエンジンの面談演習で、アドバイスを連発する受講者が最近減った。年代の変化もあるかもしれません。そして、面談者のプロセスを意識しながら、話を聞く…という体験が、受講者にとっては、初めての事ですが、逆に、カウンセリングをしたらいいのか、コーチング的に行くのか?が、分かりやすいとのこと。男性が多い研修ですが、二日間で、表情が変化していく様は、やってよかった!という充実感満載。心地よい疲れに満たされています。

グループ企業での研修を終え

こんにちは。お元気ですか?ジャックです。10月27.28日の二日間、山口宇部の地で、モチベーションリーダーシップ研修を行いました。会場も、宿泊も、ANAクラウンプラザホテル。研修の足の疲れも、すっかりとれるぐらい、心地よいホテルでした。

私は7月から、人財開発部署から、ダイバーシティ部署に移ったため、当初は、この研修をやるか迷いました。でも、やってよかったと、心から思います。

受講者は、13人。女性2人、ほとんど男性。みな、リーダーか、リーダーシップを求められている存在。そして、過去の受講者のクチコミで、参加者の上司は、「この研修に参加して、おまえのモチベーションを上げてこい」と、送り出すそうです。
表面は、穏やかな表情の参加者がほとんどでした。固さも直ぐにほぐれ、スタートは順調。しかし、心のエンジンが終わる頃、今抱えている苦しさを伝えにくる人、アサーティブを楽しみながらも、自分の態度を振り返る人。心のプロセスでは、表面からは見えない個別のプロセスが見える化されて、最後のカウンセリング演習では、自分の日頃の悩みをテーマに、とても、真剣に取り組んでいました。ラスト、各自の決意表明は、思い思いの決意を披露。この時の彼らは、オープンマインドでした。だから、心が揺さぶられた。
タイプ9と思われる、物静かで優しそうな参加者が、顔を赤らめて、おずおずと、「話したいことは、たくさんありますが、まとめると、モチベーションリーダーになります!」と、照れながらの表明には、聞いてる皆が嬉しそうに大拍手。
私にとっても、思い出に残る研修になりました。