墨俣医院ではワクチン接種もおこなっています!季節性インフルエンザワクチンにかぎらず、赤ちゃんから、お年寄りの肺炎球菌ワクチンまで、老若男女を問わずワクチンに関するご相談・接種希望を承りますので、お気軽にご相談ください。

しかしながら現在、生後2か月から接種できるワクチンのひとつであるHib(ヒブ)ワクチンが、一時的に出荷停止となり、供給不足となっております。あらたにワクチンを予約される方に対して、すぐにご用意することができません。ご迷惑をおかけしますが、供給の再開・安定までお待ちいただきたいと思います。

https://www.mixonline.jp/tabid55.html?artid=68690

小さなお子さんのワクチンは種類が豊富でスケジュールを立てるのも一苦労。案内のあるまま、あるいは調べるがままによくわからないまま打たせている・・・というかたも多いのではないでしょうか?そんななか、そもそもヒブっていったいなんやねん!!って感じではないですか?

Hib(ヒブ)ワクチンとは、インフルエンザ菌b型による感染症を予防するワクチンになります。インフルエンザ菌?じゃあインフルエンザワクチンでええやないの!!と思ったそこのあなた!違うんです!!

ちまたで流行中のインフルエンザはインフルエンザウイルスによる感染症になります。インフルエンザ菌は、文字通り「菌=細菌=バイキン」なので、インフルエンザウイルスとはまったくの別もの!になります。

ほたらなんでそんなややこしいネーミングやねん!と言われると、その昔まだインフルエンザウイルスの存在など知られていない19世紀末にインフルエンザが大流行した際、この菌が多くの患者から見つかったために、インフルエンザの原因菌だろうということでインフルエンザ菌と名付けられたのです。・・・結果、違ってました!!でもメンドクサイから(か何なのか?)名前はそのまま残ってしまっています。濡れ衣を羽織ったまま、生きてます。

そんなインフルエンザ菌、インフルエンザに関しては冤罪でしたが鼻から身体の中に入り込み、髄膜炎(ずいまくえん)や喉頭蓋炎(こうとうがいえん)、肺炎、関節炎、骨髄炎などの恐ろしい病気を引き起こしてしまいます。やっぱり悪いヤツ。とくにHib髄膜炎は致死率5%、てんかん・難聴・発育障害などの後遺症が約25%もの多くに残るという、子どもにとってはとてもやっかいな病気です。この病気は、ワクチン導入前は生後2か月~5歳までの間に2000人にひとりの割合、年間500人前後の子どもがかかってしまうと推計されていました。

2008年にHibワクチンが市販されて2011年ころから多くの自治体で公費助成で接種可能となるとHibによる恐ろしい感染症は激減し、2014年以降Hib髄膜炎は報告がなくなりました。つまり、病気になる確率が100%減少した!のです。これはスゴイ!!

B型肝炎、肺炎球菌のワクチンとともに生後2か月からすぐに接種できて、まずは3回目まで毎月ごとに打つのが理想的なHibワクチンですが、ワクチンそのものの問題ではなくてシリンジと一体化した針が一部サビついているものが見つかったということで出荷停止となってしまっています。

すでに用意できているワクチンに関してはじっさいに接種する際にはスタッフがよくチェックして、針に問題がないことを確認してから打ちますのでご安心ください。なお、Hib以外のワクチンはシリンジと針が一体化しておらず、別の注射器に吸うタイプのものが多いため、針の交換も可能ですので心配はいりません。

そんなわけで、すこしスケジュールが乱れてしまう可能性もありますが、困ったときはお気軽にご相談ください。Hibのほかにも、ワクチンのある感染症はいずれもかかってしまうとやっかいな病気ですが、ちゃんとワクチンを打つことでじゅうぶんに予防することが出来るのです。お子さんの未来のために、しっかりとワクチンを打ってあげましょう!!


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