JILL@の熱血クライミング・ダイアリー

日々クライミング中心の生活サイクルで過ごし、さらなる向上心を持ち続ける万年青年の変態的かつ徒然なる想いを綴る。

カテゴリ: CRAZE

 昨日をもって、CRAZEクライミングジムは幕を閉じた。旧ミストラルが2002年の日韓ワールドカップの年に開店したので、トータル18年間もの間通い続けたことになる。
 その間、クライミングも時代の変遷とともに大きく様変わりしてきた。ジャパンツアー、Bーsessionのコンペから、日山協の主催のジャパンカップ系の代表戦、そして、オリンピックを見据えたコンペ、ついにはオリンピック種目へと大きく変遷してきた。大人だけのクライミングから、ユース世代の台頭とともに、カテゴリーの充実もあった。
 クライミングジムも加速度的に増え続けた。特に手軽さという点で、ボルダージムは乱立の傾向にあった。そんな中で貴重なリードジムとして、地位を築いてきたミストラル〜CRAZEではあったが、残念ながら閉店となってしまった。
 私の岩場でのクライミングでは、トポを片手に近郊の岩場でほそぼそと登ぼっていたが、徐々にその範囲を広げていった。グレード的にも『目指せ12』からトレーニング環境の充実で、夢で手の届かないグレードと思っていた13にもトライして、どうにか獲得することができた。
 
 ここで得た、情報や人との絆は何物にも代えがたいものである。私のクライミングライフそのものだった。寂しいとか残念とかでは到底言い表せない。今後の展望は現状では不確定であるが、もう少し、本気で全力で、一生懸命なクライミングを続けていきたいと思う。see you
CRAZE入口CRAZE受付

 長引く梅雨をうっとおしく感じながら、本日もCRAZEへ出動した。梅雨寒で気温が低いが湿度は高かった。アップを終えて、十分にストレッチしてから本題に突入した。
 軽快に進んで、核心の左ポケットは止められたが、タテカチには届かなかった。右手を出すときに、ストレートに出すはずが、右ひざを折りたたんでしまった。
 てつちゃんとももパパの熱きトライをビレイしながら2回目のトライを行った。今度はついにタテカチを捉えて、ぎりぎり手繰り落ち寸前のクリップに成功した。しかし、そこまでだった。いろいろ考えてこの部分のクリップをスキップして進むことにした。
 泣きの3回目に入った。安定して左ポケットを捉えたが、これまた右ひざを畳んでしまいタテカチに届かなかった。同じ過ちを繰り返してしまうとは、なんとも嘆かわしかった。とほほ…M上氏ももパパNJてつちゃん

 本日も定例のCRAZEへ出動した。閉店間近の駆け込みで、結構賑わっていた。しゅうぞう君と待ち合わせて、クライミングオンとなった。アップを大ハングで行ったが、その後は北壁や95度壁でじわりじわりと登った。
 イボルブのシューズをしゅうぞう君に記念に譲ることにした。ダウントウシューズの快感に喜んでくれた。残り5営業日となった。
大ハング混雑シューズ

 閉店間近の駆け込み需要で、本日も混雑のCRAZEへ出動した。体調を崩してしばらくお休みしていたS井さんとお会いした。そしてBAN親子や元店長代理のW江さんも登場して、あちこちで近況報告が行われていた。皆さん元気で何らかの形で、クライミングには関わっているようだった。老若男女入り混じって、熱いクライミングが展開されていた。
 私は懸案の赤ホールドルートにトライした。1、2回目のトライともにハングの出口までだった。左膝がどうしても畳み込めずに、左手を出すときに身体が安定しない。泣きの3回目も同様だった。この部分もう一度、ムーブの確認が必要になりそうだ。消費期限が迫ってきた。
JILL@BAN夫妻W江元店長代理いたずら爺コンビ香月混雑

 CRAZEがついに今月末をもって、閉店されることが告知された。残り少ないここでのクライミングを楽しむために本日も出動した。
 エアコン効果で徐々に快適になってきた。アップを終えて、期限が迫ってきた赤ホールドルートにトライした。出だしのアンダーガバで左の手首に痛みが走り、危なかった。何とか凌いでハングに突入した。ストレスなくハングを抜け出せるかと思ったが、タテカチが止められなかった。身体がフィットしてない感じだったので、下ろしてもらった。
 この間にコルネ君は黄色ホールドルートを決めにかかった。ここまで何度も惜しいトライを繰り返してきたが、今日はかなり順調な出だしだった。ハングを越えて、最後のパートに入ったが、全くのロスなしだった。しかし、一瞬いつもと違うポイントで、左手をシェイクしたので、いやな予感が走った。しかし、これは全くの危惧で、気合一発終了点を鷲掴みにしてくれた。見守った皆さんから期せずして、拍手が沸き起こった。
 私も気合をもらったので、2回目に入った。しかし、同様にハングの抜け口までだった。ここからは気持ちを切らさず、集中してトップアウトした。やっとワンテンにこぎつけた。何とか終わらせたい。
コルネ君コルネ君

 遂にこの日を迎えてしまった。自分が還暦になるなどと、ずいぶん遠いことと思っていたのに、月日の経つのは早いものである。いつまで今のペースでクライミングが続けられるのであろうか?
 そんなことを考えながら定例のCRAZEへ出動した。アップを終えるころから、続々とクライマー諸氏が登場して、混雑状態になってしまった。空いている壁をあっちこっちに移動して登った。95度では久しぶりにスラブチックな課題に鍛えられた。早々に退散した。
賑わい

 本日も週末定例のCRAZEへ出動した。気温が案外上がらず、湿度はあるものの案外条件は悪くなかった。てつちゃん、ももパパとローテーションでアップを行った。そのうちにコルネ君も登場した。
 てつちゃんは早々に12Cを見事に決めてしまった。ホッと一息という感じとなった。ももパパも気合十分に白ルート12Aに攻め込んだが、これまた見事に終了点落ちをやらかしてしまった。
 私もてつちゃんに続けとばかりに赤ルート12Cにトライした。1便目は、水曜日の仕上がりが嘘のように、グダグダだった。ルーフのクリップをしっかりと確認した。
 2便目はルーフの出口の足位置を再構築してみた。右足ヒールフックだと、核心の一手が不安定なので、一個下げてみた。此方のほうがバランスで組み立てられるので、良いようだった。
 泣きの3回目に突入した。ルーフを抜け出し、核心のタテカチまでだった。その後は最後の右手で落とされたが、1.5テンという感じに持ち込めた。次からは迷うことなく、突き進んでいこう。
ももパパてつちゃんJILL@

 梅雨前線が活発化して、雨が激しく振っている。定例のCRAZEへ出動した。準備をしていたら、なんとビックリしゅうぞう君が登場した。続いてT田さんも現れて、同窓会的になった。近況報告など行って、クライミングオンとなった。
 私は大ハングの12Cをワンテンに持ち込みたかった。順調に進んだが、ハングの出口でまたしてもクリップミスを犯してしまった。混雑を懸念してアップも足りなかったようで、指がしっくりとこなった。混雑もあり、2回目のトライはしなかったので結局2テンに留まった。
 北壁の11Cやフェイス面の11C/Dをトライしてお終いにした。しゅうぞう君はとっても元気でした。
T田さんしゅうぞう君

 朝方に激しい雨の音で目が覚めた。町内会の予定がキャンセルになったので、急遽CRAZEへ出動した。キッズ講習もあり、既ににぎわっていた。昼を過ぎると、ビジターさんも切り上げて、いつものメンバーな感じになった。
 早速昨日着手したカゲジツ氏作12Cにトライした。ハングの中のクリップポイントと、出口のムーブの確認を課題にした。ハングの中で、テンションをかけて、態勢を整えた。ヒール&トウを駆使して、何とかハングを抜け出した。その後は一手遠いムーブがあるが、イメージ通りの動きだった。各駅停車で、だいぶ時間が掛かってしまったがトップアウトできた。
 2回目はハングの出口までと上部のパートに分けて、リズムを作ることにした。ハングの出口でテンションを入れて呼吸を整えた。上部パートはかなり危ない個所もあったが、最終クリップまで進むことができた。最後は一気に終了点を目指して、2テンでトップアウトできた。湿度がかなり高かったが、上々の滑り出しとなった。野田軍団は交互に青ホールドルートをトライして、盛り上げていた。
坊主君文太さん哲さんOh!noさん

 6月も下旬に入り、早くも今年の上半期が終わろうとしている。曇り空だったが、湿度が高く、じっとりとしていた。いつものようにCRAZEへ出動した。コルネ君、てつちゃんとローテーションクライミング開始となった。アップを終えてそれぞれの目標ルートへトライした。
 私は大ハングのAKITO作12Aにトライした。先週ハングのクリップを解決して、今日は決めたかった。1回目はあろうことか、あれだけやっと解決したハングの抜け口のクリップを間違ってしまった。仕方ないので、そこからは各駅停車でムーブとクリップポイントを確認して、トップアウトした。
 お昼をはさんで、エアコンが十分に効いてきたタイミングで2回目のトライを敢行した。今度は確実にミスなく、上部フェイスに到達した。最後のクリップポイントが、私のサイズにぴったりなので、身体を固めて、ひと呼吸ついて、終了点に手を伸ばした。しかし、この終了点クリップも、小核心なので、『あー!』と声を出しながらクリップした。抜け口のクリップをもう少し早く解決してれば、トライ数も少なく済んだのに、反省材料となった。
 そうこうしているうちにさすらいの14クライマーかずねが登場した。コロナ禍で登りこんでいないということで、若干精彩を欠く感じだったが、軽く確実なクライミングで魅了してくれた。今後の活躍に期待したい。コルネ君、てつちゃんともにワンテンまで詰めて、次回が楽しみとなった。私は次なる目標として、12Cにトライさせてもらった。ハングの中までだったが、手ごたえは十分だった。

コルネ君坊主君かずね12AかずねIT指導?
JILL@

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