July 12, 2005

お金を取るか、時間を取るか・・・ホワイトカラー・エグゼンプションについて

6829deef.jpg私の勤めている会社では今年度に入り一般職(この会社では、役職・資格により経営職、管理職、一般職に区分けをしており、一般職は係長以下または主事以下となります。)の労働時間管理に変化が見えてきました。 これまでは、深夜労働、休日出勤をしても管理職は見て見ぬ振りをし、その分の賃金も殆ど支払われない、いわゆるサービス残業が当たり前だったのですが、最近の社会情勢の変化でしょうか、時間外労働をした分はすべて手当てを払う、無駄な長時間労働を減らすため時差出勤を奨励する、仕事にメリハリをつけるため、仕事が無いときは休んで時間外分を精算する(この場合は所定の日給分は公休と同じとみなしカットされ時間外割り増し分だけが支給されることになります)という方針を打ち出してきました。 そのため、昨日は夜の7時前に会社を出たため、昨年の9月に今の職場に転勤して以来始めて最寄の駅で写真のような夕暮れの風景を見ることができました。そして今日は夕方から夜にかけて仕事があるため、午後からの勤務となり、今こうして投稿をしているところです。 これに関連していると思いますが、日本経団連は6月21日に「ホワイトカラー・エグゼンプションの提言」なるものを公表しました。日曜日の朝LFで15分ほどこの内容についての放送がありましたので、ご存知の方もいるかも知れませんが・・・ 簡単にいうと、今まで労働者はあらかじめ決められた時間に勤務することを義務付けられ、業務遂行のため延長した時間については時間外手当を支給するというのが一般的でしたが、これを改め仕事のあるときに勤務をし、その分仕事の無いときは休ませるということになりましょうか。 従来のフレックスタイムでは、出退勤時間は弾力的だったものの、コアタイムを設けるなどしていましたが、それに比べてもかなり弾力的です。経団連では、ホワイトカラーの仕事は裁量性が高く従来の労働時間管理では仕事の生産性も上がらず、従業員の健康問題にも配慮する必要があると説明していますが、もうひとつ見逃せないのは人件費の抑制という面でしょう。 この点については、経営者側と労働者側で見解が真っ二つに割れるのはいつの世も同じですが、労働者側では時間外手当を生活給と見ている反面、経営者側は単なるコストとしてしか見ていないわけですよね。生産性の向上とコスト抑制の点から今後この施策を推進していくことは確実でしょう。たださすがに経営者側も従来の労働基準法等に配慮して年収(基本給)400万円以下の場合はホワイトカラーエグゼンプションは適用しない方針だそうです。 こうしてみると私はひとつ思うところがあります。一言で言えば「お金を取るか、時間を取るか」ということです。地位が上がって管理職になるとお給料はアップしますが、時間外手当は支給されず、自由な時間は殆ど無くなってしまいます。反対に一般職でいれば、お給料は抑えられてしまいますが、その分自由に使える時間が確保できるということです。サラリーマンは今後どちらの道を選択するか迫られることになるかもしれませんね。 また、連合が今のところホワイトカラー・エグゼンプションに対してどう反応しているかはわかりませんが、経営者側がこの制度を形骸化させて以前よりサービス労働を強化させるような動きをとらないよう監視することを私は要望します。最後はチカラ関係がものを言いますから・・・

sunrisejapan2005 at 09:29コメント(0)トラックバック(1)このごろ思うこと。。。  

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1. ホワイトカラー・エグゼンプション導入に断固反対!  [ sons and daughters -blog- ]   October 22, 2005 08:54
ある会社にAさんとBさんがいます。Aさんはある業務を効率的に行い、定時より30分遅れの18:30に退社しました。一方、Bさんも同じ業務を行っていたが、あまり効率が良くなく、3時間残業し21:00に退社しました。このとき、効率的な業務を行ったAさんには残業代が出ず、効率の

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