蒲生の大クスノキのそばで、心ゆくまでのんびりしたあと、
私たちは、桜島へ向かいました。
今回の旅の大きな目的の一つに、
「今も噴火活動をつづけている活火山・桜島のエネルギーに
じかに触れること」もあったため、ワクワクでした。
そのエネルギーはどのようなものなのだろう?
それらにじかに触れたとき、自分はなにを感じ、なにを思うのだろう?
…ということが、とても楽しみで。
未知の体験が待っていると思うと、心が躍りました。(^-^)
鹿児島港桜島フェリーターミナルへ向かう途中の海沿いの道路で、
目の前に逢いたかった桜島が突然、出現!

初めて見る桜島の姿に少し興奮して、感激しながら見入っていたら、
突然、黒煙が!!! 噴火でした。

遠くから見る桜島は、ほんとうに美しくて、
噴火している姿にも気品や優雅さを感じてしまうほどでした。
桜島には、鹿児島港桜島フェリーターミナルから、車ごとフェリーに乗って向かいました。
(乗船時間は約15分です。)

このフェリーは24時間運行で、
日中は10分から15分おきに運行されているとのこと。とっても便利です。
フェリーから見た桜島。先ほどの噴煙が雲になっていました。

上陸すると、まず火山灰の風に驚きました。

気持ちよく晴れわたった日でしたが、場所によっては噴煙による雲が空を覆い、
若干暗くなっていたり、火山灰が肌にぱらぱら当たったり。
道路の両脇に大きな溶岩がごろんごろんと転がっている場所もあって、
火山島であることをまざまざと感じさせられます。
間近に見た桜島は、さきほどの優美な印象とは違い、
神々しいほどの威厳にあふれていました。
美しさも重々しく、畏怖の念を感じずには入られませんでした。
その日は、そのまま宿に直行し、温泉に入ってのんびり休むことに。
でも、大浴場から部屋に戻る途中、ふと廊下の窓から外を見ると、
またまた桜島が噴火していました。
あまりにも近かったので、なんとなく心がはりつめ、
もくもくと立ち上る黒煙を見ながら、その威厳に満ちたパワーに
ただただ圧倒されるばかりでした。
*
翌日は、朝からドライブを楽しむことにしました。
(島内は、2時間もあれば車で一周できてしまうくらいの大きさだそうです。)
まずは、湯之平展望所へ。

ここから眺める桜島は、また格別でした。
ここは、桜島・北岳の4合目に位置し、
一般の人がもっとも近寄ることのできる地点だそうです。
標高は373m。
真正面の、どっしりと静かに霊験あらたかにたたずむのが北岳、
その右の、次から次へと噴煙を上げているのが南岳です。

風がビュービュー吹き荒れ、火山灰が顔に当たります。
マスクが手放せません!
地鳴りのようなゴォーゴォーという音が届くたび、
そのすさまじいほどの神々しさに心とらわれます。
ほんの少しでも邪念があると交信を絶たれ、跳ね除けられてしまうような感じもあり、
絶対的な精神の透明さを求められているような気がしました。

厳しくも温かく、美しさに揺るぎがなく、圧倒的な存在感。
だからでしょうか、ここにいると、
自分がどんどんまっさらになっていくような感覚をおぼえます。
その感覚があまりにも心地よくて、すっかり惹きこまれてしまったため、
夫に声をかけられなければ、動くことも、この場から離れることも
できないほどでした。(^^ゞ
こういうとき、いつもながら夫はさらりと私を現実に引き戻してくれます。
こういう状態になった私を、少し離れたところから、
さりげなく見守り、温かくサポートしてくれている夫の存在があるからこそ、
私は思いっきり浸ることができるのだなぁと、いつも思います。
夫への「ありがとう」が今日もまた胸にあふれました。^ ^
私たちは、桜島へ向かいました。
今回の旅の大きな目的の一つに、
「今も噴火活動をつづけている活火山・桜島のエネルギーに
じかに触れること」もあったため、ワクワクでした。
そのエネルギーはどのようなものなのだろう?
それらにじかに触れたとき、自分はなにを感じ、なにを思うのだろう?
…ということが、とても楽しみで。
未知の体験が待っていると思うと、心が躍りました。(^-^)
鹿児島港桜島フェリーターミナルへ向かう途中の海沿いの道路で、
目の前に逢いたかった桜島が突然、出現!

初めて見る桜島の姿に少し興奮して、感激しながら見入っていたら、
突然、黒煙が!!! 噴火でした。

遠くから見る桜島は、ほんとうに美しくて、
噴火している姿にも気品や優雅さを感じてしまうほどでした。
桜島には、鹿児島港桜島フェリーターミナルから、車ごとフェリーに乗って向かいました。
(乗船時間は約15分です。)

このフェリーは24時間運行で、
日中は10分から15分おきに運行されているとのこと。とっても便利です。
フェリーから見た桜島。先ほどの噴煙が雲になっていました。

上陸すると、まず火山灰の風に驚きました。

気持ちよく晴れわたった日でしたが、場所によっては噴煙による雲が空を覆い、
若干暗くなっていたり、火山灰が肌にぱらぱら当たったり。
道路の両脇に大きな溶岩がごろんごろんと転がっている場所もあって、
火山島であることをまざまざと感じさせられます。
間近に見た桜島は、さきほどの優美な印象とは違い、
神々しいほどの威厳にあふれていました。
美しさも重々しく、畏怖の念を感じずには入られませんでした。
その日は、そのまま宿に直行し、温泉に入ってのんびり休むことに。
でも、大浴場から部屋に戻る途中、ふと廊下の窓から外を見ると、
またまた桜島が噴火していました。
あまりにも近かったので、なんとなく心がはりつめ、
もくもくと立ち上る黒煙を見ながら、その威厳に満ちたパワーに
ただただ圧倒されるばかりでした。
*
翌日は、朝からドライブを楽しむことにしました。
(島内は、2時間もあれば車で一周できてしまうくらいの大きさだそうです。)
まずは、湯之平展望所へ。

ここから眺める桜島は、また格別でした。
ここは、桜島・北岳の4合目に位置し、
一般の人がもっとも近寄ることのできる地点だそうです。
標高は373m。
真正面の、どっしりと静かに霊験あらたかにたたずむのが北岳、
その右の、次から次へと噴煙を上げているのが南岳です。

風がビュービュー吹き荒れ、火山灰が顔に当たります。
マスクが手放せません!
地鳴りのようなゴォーゴォーという音が届くたび、
そのすさまじいほどの神々しさに心とらわれます。
ほんの少しでも邪念があると交信を絶たれ、跳ね除けられてしまうような感じもあり、
絶対的な精神の透明さを求められているような気がしました。

厳しくも温かく、美しさに揺るぎがなく、圧倒的な存在感。
だからでしょうか、ここにいると、
自分がどんどんまっさらになっていくような感覚をおぼえます。
その感覚があまりにも心地よくて、すっかり惹きこまれてしまったため、
夫に声をかけられなければ、動くことも、この場から離れることも
できないほどでした。(^^ゞ
こういうとき、いつもながら夫はさらりと私を現実に引き戻してくれます。
こういう状態になった私を、少し離れたところから、
さりげなく見守り、温かくサポートしてくれている夫の存在があるからこそ、
私は思いっきり浸ることができるのだなぁと、いつも思います。
夫への「ありがとう」が今日もまた胸にあふれました。^ ^