こちらは、大神神社の拝殿です。
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旅館をチェックアウトした後、
私たちは大神神社の御神体である三輪山(みわやま)へ向かいました。

旅の目的の一つが、この三輪山への登拝だったため、
朝から、心は興奮につつまれ、静かなワクワク感にあふれていました。


ただ、三輪山は、絶対的な神域であり、
厳しくも大切に守られてきた禁足地でもあるため、
(山に生える草木はすべて神が宿っているため、
一切、斧をいれることをしてこなかったというくらいに)

るんるんとした楽しく軽やかな感覚はまったくなく、
おごそかさにつつまれ、心はきゅっと引き締まっていました。

*

三輪山に登拝する際には、必ず、

狭井神社の受付で、氏名・住所・電話番号を記し、
入山初穂料300円を納め、
入山者の心得を教えていただいたうえで、
(水分補給以外の飲食禁止、撮影禁止、火気厳禁など)、

参拝証となる襷(たすき)を首に掛ける必要があります。

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近くにコインロッカーがあったので、
私たちは手荷物をすべて預けて、身軽な状態で登ることにしました。

高さは、467メートル。
行程は上り下りあわせて約4キロ、2時間くらいとのこと。

裸足で登拝される方もいらっしゃるとのことで、
私も上りだけ、裸足で登ることにしました。


*

「三輪山で見聞きしたこと、体験したことは、
一切口外せず、心の中に大切にしまっておくこと」

実際に登拝してみて、その意味を深く実感しております。
 

ただ、三輪山を登られた方は、
その時またはその後に、かけがえのない、特別な(または特異な)、
そして、のちのちにとって大変重要な体験をなさるのでは、と思います。

また絶対的な神域のため、
登拝にたいしての賛否両論もあるようですが、
私は登ることができて本当に良かったと心から思いました!


ご興味のある方は、よろしければ登拝なさってみてくださいね。

ただ、、、だれかと一緒に登られる場合は、
心から信頼できる方と一緒に登られることをオススメいたします!


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*


以上が、9月の三連休に出かけた旅日記となります。


ブログにアップするのに2ヶ月もかかってしまい、
申し訳ありませんでした!

楽しみにしています!と声をかけてくださったみなさま、
気長に温かく見守ってくださっていたみなさま、
本当にありがとうございます。(*^-^*)


今、あらためて振り返ると、

6月にうかがった厳島神社、そして、
この9月にうかがった石上神宮、大神神社、三輪山で、

体験したことや体感したこと、いただいた気づきや発見、叡智は、
本当にかけがえがなくて、

のちに人生を振り返ったときに、
あのときあの体験があったからこそ…と絶対に思うだろうなあと。

あとから、あとから、その奥深さをかみしめる日々です。


いろいろ整理ができたので、
あとは、10年後の自分に向かって、一歩ずつ、一つずつ、
重ねていきたいなあと思っております!

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