午前11時半頃、錦帯橋を出発した私たちは、
宮島へ向かいました。


宮島の厳島神社は、格別でした。


見聞きしたり、
知識や情報を得ることによって
もたらされる気づきや発見も素晴らしいのですが、

感覚をとおして体感したことにはかなわない、

ということを深く感じた体験でもありました。


宮島に向かうフェリーから見た大鳥居と厳島神社。(潮はかなり引いています。)
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13時過ぎに宮島に到着し、
そのままホテルで荷物を預けて、表参道商店街で昼食を楽しみ、
14時ごろ、みんなで一緒に厳島神社へ参拝に出かけました。


感動や発見を、みんなで一緒に共有したり、
さまざまな発言や行動をボケあったりつっこみあったりしながら、
大笑いして。

約2時間かけて、厳島神社を参拝したり、
その付近をのんびり散策したり、カフェで一休みしたりしながら、

義母や義姉、夫と一緒に旅ができる幸せを
胸いっぱい感じていました。


凛として美しかった鹿。
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16時頃、ホテルにチェックインし、

「午前中に錦帯橋をたくさん歩いたし、今もたくさん歩いたし、
疲れたから、夕食の時間まで部屋でのんびりしようか、
ちょっとお昼寝でもしようか。」

などの会話が飛び交うなか、


俄然、元気になってしまった私は、

「今、行ってきたばかりだけど、また行きたくなっちゃったから、
私はまた今から厳島神社へ行ってきますねー!」
とみんなに伝え、

「えーーー!!ほんとうに?!大丈夫?!」とビックリされながらも、

宮島に来る前とは、まるで別人のように変化した私の様子を
大きな驚きとともに楽しんでくれた義母と義姉に、

「行ってらっしゃい!楽しんできてねー。」と
温かく見送ってもらいました。

夫はあとで合流するとのこと!



夕方16時半を過ぎると、訪れる人もぐっと減っていました。
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お昼過ぎの厳島神社とは、
エネルギーがぜんぜん違っていて、面白かったです。

そうしたら、早朝の厳島神社も味わってみたくなってしまい、
また翌朝に来ようと心に決めました。笑



そして、翌朝。

朝日が昇った直後に部屋を出て、
のんびり散歩をしたり、宮島のエネルギーを感じながら瞑想をしたり。


厳島神社が開く、6時30分までのあいだずっと、
神聖なエネルギーにつつまれる感覚を心ゆくまで味わっていました。



昇りつつある朝日。
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少しずつ朝日を浴びはじめた大鳥居。
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静けさに満ちた、早朝の厳島神社。(満潮になりつつあります。)
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朝座屋(あさざや)につづく廻廊。(参拝客の方々はほとんどいません。)
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真正面に右楽房(うがくぼう)。
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この右楽房と右門客神社(みぎかどまろうどじんじゃ)の隙間から
ボーっと大鳥居をながめながら過ごすのが幸せな時間の一つでした。
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火焼前(ひたさき)から見た、高舞台と御本社。
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御本社につづく廻廊。
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御本社祓殿
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御本社本殿・幣殿・拝殿
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出口から振り返って。
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神社の中を吹きぬける風が、心、体、エネルギーのすべてを
さらりと洗い清めてくれる感覚も、

海から漂ってくる優しく穏やかなエネルギーと、
御神体の弥山から漂ってくる深く厳かなエネルギーが
細胞の一つ一つを輝かせていってくれる感覚も、

それらのエネルギーが、すべてをやわらかく包み込みながら、
本来の自分を呼び覚まし解放してくれる感覚も、

すべてが素晴らしくて!

心と体がうんと軽くなって、意識がクリアに研ぎ澄まされていくのを
心地よく感じていました。

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大きな意味のある体験をしてまいりました。

…ということが、日を追うごとに実感され、
ここでの体験が、日々、色濃く鮮やかになっていくのを感じる毎日です。^ ^