水響絵美子セラピストのつれづれ

東京・白金高輪にて、癒しのサロンsunsmile を運営しております。

東日本大震災

2018/5/2 近況のご報告(4):メルマガより転載

 
また先月は、宮城県石巻市にて2日間、
リーディングのボランティア活動に行ってまいりました。
 
たくさんの温かな再会をいただいて、
本当にうれしく、
心がずっとぽかぽかと温かくなっておりました。
 
この地に伺わせていただくのは
今回で7回目となります。
 
新緑輝くこんもりとした木々の山々や、
生命力いっぱいの田んぼや畑が広がり、
お昼間にはうぐいすの清らかな音色が、
夜には牛蛙たちのやさしい大合唱が響きわたるこの地が
わたしは大好きで、
おとずれるたびにさらに大好きになり
ぽかぽかとした幸せにつつまれます。
 
また、この地で出逢う方々も、
とても、とても素敵な方ばかりで、
おとずれるたびに、胸が熱くなり、心に光が広がって、
大きな大きな幸せにつつまれます。
 
かけがえのないご縁をいただいて
セッションの活動をさせていただけることに
心からの幸せと感謝の思いで胸が熱くなってばかりの2日間でした。
 
 
セッション後には、
 
「たくさんのパワーと希望の光をいただきました」
「安心しました。来て本当によかったです」
「子どもたちを近くに感じられて幸せなひとときになりました」
「明日からの生きる力をもらいました」
 
などのご感想をいただいて、
何かすこしでも力になることができたのだとしたら
本当にうれしいと心から感じておりました。
  
 
来春もまたうかがう予定で
日程もすでに確定しております。
 
微力ながらわたしにできることを
丁寧に大切にかさねていけたらと思っております。
   
そして、かけがえのないご縁をいただいて
出逢うことのできたみなさまと一緒に、
幸せの道を温かく力強くすすんでいける自分であるために、
ますます精進していきたいという思いを深くしておりました。
 
*
 
ではでは、みなさま、
どうぞますます素敵な2018年の新緑の日々を
おすごしくださいね。
 
みなさまがそこかしこにあふれる
喜びや幸せを心地よくあたたかく味わいながら、
しなやかにやわらかくゆるぎなく
心から望む日々をかさねていかれますことを
深く深くお祈りしております。(*^-^*)
 
Love & smile, 水響絵美子

祈り。

12日(日)、13日(月)と、
オーラチャクラリーディングのボランティア活動のため、
宮城県石巻市大川小学校地区へ行ってまいりました。

約半年ぶりにお伺いすることができました。


冬のあいだは寒くて大変だろうからというあたたかなお気遣いをいただいて、
今回の日程となりましたが、それでもまだまだ肌寒く、
滞在中は灯油ストーブのお世話になっていました。


でも、川の土手には一面、明るい菜の花たちが咲き誇り、
華やかな八重桜は満開を少しすぎたところ。

夜には、田んぼからウシガエルの大合唱が聞こえ、
濃い新緑の山々からは新鮮な空気がどんどん降りてきていて、
爽やかな春も感じました。


行くたびに大好きになる場所です。



ボランティア活動から帰ってくると、
「復興状況はどうですか?がれきはまだありますか?」と必ず聞かれます。

みなさまの関心の深さを感じます。


でも私は、新幹線の古川駅とリーディング活動をさせていただくSさんのご自宅、
ホテルを行き来しているだけのため、よくわからないというのが本当のところです。

ごめんなさい。


ただ、ご遺族の方々からお聞きしたお話としては、


依然として仮設住宅に住んでいる方々は多く、
とくに石巻市は被災地としては異例だそですが震災後に土地が
高騰したため被災者の方々が購入することができない。

行政主導の高台移転も進みが遅く、
たとえ移転が決まったとしても家を建てるのに多額の費用がかかってしまう。

住む場所や仕事、将来への見通し、
震災後に変わってしまったご家族の関係性、
人々とのつながりなどさまざまな現実と向き合いながら、
人生を諦めてしまわざるを得ない状況にある方々も
多くいらっしゃるようだ、とのことでした。


公にはされてはいないけれど
仮設住宅で自ら死を選んでしまった方も多くいる、と。




セッションでは、ご遺族の方々と
津波によって亡くなられた大切なご家族の方々をつなぐサポートを、
2日間させていただきました。


かけがえのない宝物の我が子。
大切な大切な奥さまやご兄弟姉妹、お孫さん、姪御さんや甥御さん。

「逢いたい。逢いたい。一目だけでも逢いたい。」

というお言葉を、セッションのあいだ中、何度もお聴きしました。



震災から2年以上が過ぎ、
もう二度とその体に触れることも愛しい声を聴くこともできないのだ、
という事実がますます心を大きくのしかかっているご様子、


日々の生活の中に、
大切な我が子(やご家族)がいない現実を受け止めるたび、

大切だと思う気持ちや、
ずっと一緒に生きたかったという思いがあふれているご様子、

それでも、残った家族とともに、
懸命に前を向いて生きていらっしゃるお姿が

ただただ伝わってまいりました。



悲しみは、深い愛情の一つの形だと思います。



亡くなられた方々も生きている大切なご家族の方々のことを深く思っています。

心から心配し、応援し、ときにはサポートも行っていらっしゃいます。

こんなにも大切に思っていらっしゃるんだ、と
圧倒されるほどの愛情をずっと感じていました。



セッションを通して、亡くなられた方々の思いや、
今の状況、状態を少しでもお伝えさせていただけたらと思いました。


「思いをつなぐ」サポートをさせていただく重責を深く感じています。
その大切さも心からかみしめております。


これからもご遺族の方々や亡くなって魂となられた方々が
セッションを必要とされる限り、活動をつづけていきたいと思っています。


でも、この活動は、
私がリーディングだけに集中できるよう、お部屋の準備から
セッションをお受けくださるご遺族の方々へのご連絡や時間の調整、
新幹線の駅やホテルまでの送迎などすべてを引き受けてくださっている
Sさんご家族の多大なご支援があるからこそ成り立っています。

そして、温かな応援の言葉をかけてくださるみなさまの存在に
勇気づけられ、大きなパワーをいただいています。


たくさんの方々のサポートがあるからこそ、
活動を続けられていることへの感謝の気持ちで、
いつも胸がいっぱいです。

ほんとうにありがとうございます。


これからも真摯に活動をつづけてまいります。




そして、絶望のなかにある被災地の方々には、
今の私にはお祈りすることしかできないけれど、

その方々が人生に一つでも希望を見つけることができ、
望む幸せのための意思をもって前に進んでいけることを、

いつもどんなときも宇宙が応援の光を届けていることに
気づいていかれることを、

心からお祈りしたいと思います。

映画「遺体 明日への十日間」。

映画「遺体 明日への十日間」を観てまいりました。

平日のお昼間でしたが、映画館は、
年配の方から若い方までたくさんの方々で満席でした。


映画の原作は、ジャーナリスト石井光太氏の
ノンフィクション「遺体 震災、津波の果てに」。

岩手県釜石市で、
ご遺体の安置所として使われることになった廃校となった中学校の体育館で
震災直後から10日間に起きていた出来事がとても具体的に描かれていました。


報道では伝えられてこなかった事実が次々に目の前にあらわれ、
まるでドキュメンタリー番組のようでもありました。




明かりも暖房もない冷えきった体育館に
つぎつぎと運び込まれてくる犠牲者の方々、

そこに、大切なご家族を探して入ってくる人々が
混乱や戸惑いをかかえながらも懸命に、
ひとりひとりのご遺体の顔を確認していきます。


大切な家族を見つけて、思わず「いた!」と声をあげる人々、

目の前で津波の犠牲になった我が子からかたときも離れず、
寄り添いつづけるお母さん、


なぜ?どうして?と、どうしようもない悲しさや怒り、
悔しさや無力感に苛まれながら、大切な家族のご遺体のそばに
座り込んでいる人々。


リーディングのボランティア活動でお逢いした方々が
そのままそこにいらっしゃるようでした。

リーディングでの出来事がつぎつぎに思い出されました。




映画では、ボランティアとして働く西田敏行さん演じる相葉恒夫さんが

大切な家族を亡くし深い悲しみの中にいる人々や、
モノとして扱われていたご遺体にそっと寄り添い、
優しく声をかけ、温かく見守りつづけながら、

その場を、そこにいる人々の意識を、大きく変えて行きます。



ときにはご遺体のそばに座り、お棺をやさしくさすり、

「よくがんばったね。」
「家族に逢えてよかったね。」
「もう少し待っててね。お父さんやお母さんが必ずくるからね。」

と一人一人にあたたかく語りかけていきます。


人が人を思う気持ち、圧倒されるほどの優しさや温かさが
心に深く深く染み入りました。



私は、こんなふうに寄り添えていただろうか、
寄り添えているだろうか、

自問自答をつづけながら、尽きることのない反省におそわれました。

そのたび、これからへの改善点を見つけ出そうとし、
向上させたい人間力やスキルを洗い出しました。

一つずつ取り組んでいこうと思います。



一方で、

リーディングのボランティア活動を行っていくことの、
自分の中に在る核の思いをあらためて確認することができ、
心がとてもクリアになりました。


それは、

津波の犠牲となられた方々の思いを、
その圧倒されるほど深く強い「大切な人を思う気持ち」を
余すことなくご家族の方々へそのまま届けること。



それを全うできる自分でありたいと思います。

今年もできる範囲で精一杯、活動をつづけてまいります。

宮城県石巻市にてリーディングのボランティア活動を行ってまいりました。

11月11日(日)、12日(月)と石巻市の大川小学校地区にて
オーラチャクラリーディングのボランティア活動を行ってまいりました。


東日本大震災からちょうど1年8ヶ月。
あっという間に時が経ってしまったような気がしています。

でも、私にとっては、価値観や優先順位が大きく変容した
大切な1年8ヶ月でもありました。


*


昨年6月から始めておりますこのボランティア活動も、
9回目となりました。


南三陸町志津川地区へ6回、
石巻市の大川小学校地区へ3回、伺わせていただき、

かけがえのないご縁をいただいて、
140名様を超える震災によって大切な方々を亡くされた方にお逢いし、
300名様を超える亡くなられて魂となった方々とお話をさせていただきました。



当初は、サロンの活動と並行しながら、無我夢中のままに
心・身体の限界も省みず、活動しておりましたが、

このペースでは活動を続けることができなくなってしまう…
という思いが今年に入ってからあらわれはじめ、

7月からは無理なくつづけられるペースとして、
一泊2日/一日のご予約枠は4枠(8名さま)と
させていただくようになりました。


セッションをご希望くださる被災者の方がいる限り、
ずっと活動を続けていきたいと思っております。

*


「被災地の状況はどうですか?」とよくご質問をいただきます。

私は、ほんの一部の地域の一部の方々にしかお逢いしていないため、
なんとも答えられないのですが、


大切な方を突然、奪われるように喪った悲しみは、途轍もなく深く、

生きる気力を失われた方々も、
1年9ヶ月前から心の時間が止まっている方々も、

たくさんいらっしゃいます。


表面上は、普通に生活をされ、食事をし、働き、
おしゃべりや笑うことも行いながら、

今もずっと、毎晩寝られない方々、

どんな思いで亡くなっていったんだろうと思うと、
心がかきむしられたり、
突然なにも手につかなくなってしまったりしている方々、

あのとき自分がこうすれば助けられたのではないかという悔やむ気持ちや

自分だけが生きていていいのだろうかという罪悪感を感じて
涙を止めることができない方々もたくさんいらっしゃいます。



亡くされた大切な方々を思う心が、深く深く、伝わってまいります。


その方々を心から愛し心配する亡くなられた方々から呼ばれ、

オーラチャクラリーディング・セッションをとおして、
「思いを伝え合う」お手伝いをさせていただいているのだ、と思うと、
その重責を深く感じます。


ときに、私でいいのか、もっと適任の方がいらっしゃるのではないか…
という思いがふっとわいてくることもありますが、

大切なご縁と流れをいただいて活動をさせていただけることへの
感謝の気持ちのほうが強く深く、

今の私の精一杯のチカラを尽くしてセッションを
させていただこうという思いでいっぱいになっておりました。


ただ、このような被災地でのセッションは、
通常サロンで行っているセッションとは、使う力もやり方も違います。


9回目の活動を迎え、そのスタイルも確立できてまいりましたが、
進化させたい力、成長させたい資質もさらに見えてまいりました。

来年は、そこにもじっくり取り組んで行きたいと思っております。




今回、ご遺族の方々から「本当に大きな支援です」というお言葉を
何度もいただいて、心から安堵の思いでいっぱいになりました。


また、以前にセッションをうけてくださった方々から、
「ほんとうに受けて良かった」とたくさん何度もお伝えいただいたり、
その後の気持ちの変化などをシェアいただいたり、

同じような苦しみの中にいらっしゃるご遺族の方々へ
セッションのことをすすめてくださっていることを知ったり。

オーラチャクラリーディング・セッションをとおして、
支援活動が少しでもできているのだとしたらほんとうに嬉しいと
心から思いました。


セッションを必要としてくださっている方々は、まだたくさん
いらっしゃるとのことですので、これからも数カ月おきにはなりますが
通わせていただけたらと思っております。



ボランティア活動に関しては、ブログに書ききれない思いもたくさんあります。

講座などにて、直接、聴いてくださったみなさま、本当にありがとうございました。
よろしければ、これからもシェアさせてくださいね。


ブログやメルマガをとおしても、活動に関してお伝えできる範囲で
シェアさせていただけたらと思っております。

どうぞよろしくお願いいたします。

リーディングのボランティア活動へ行ってまいりました。

27日(月)、28日(火)と、石巻市大川小学校地区にて、
オーラチャクラリーディングのボランティア活動を行ってまいりました。

山々に囲まれ、清らかな風と、鳥や虫たちのやわらかな声が響く、
自然豊かな穏やかなところです。

走り回る子どもたちの姿は、見えませんでした。



希望の象徴であり、未来への橋渡しの存在でもあった
大切な我が子、我が孫を亡くされたご遺族の方々の悲しみは、
はかりしれないほど深く、

年月が経つにつれて、もう二度と逢うことができないのだという事実が
心に突き刺さり、悲しみが深く大きくなっているように感じました。



今、なにをしている?
さびしくない?
おこってない?

という尽きることのない心配とともに、


くやしい。
さびしい。

という深い悲しみ。


小学校の避難マニュアルがきちんと整備され、
先生方にも知識が共有されていれば、

子どもたちも先生方も助かったかもしれないという事実が、
ご遺族の方々の心をさらに深く押しつぶしているように感じられました。





かけがえのない我が子、我が孫に、

逢いたい。
逢いたい。
逢いたい。
せめて声だけでも聴けたら。

という切なる願い。


深い悲しみや自責の念、寂しさや絶望感などに
押しつぶされそうになっている大切なご家族の方々を
心から思う子どもたちの純粋な思い。


オーラチャクラリーディング・セッションをとおして、
ほんの少しでも、子どもたちとご遺族の方々の思いをつなぐお手伝いが
できたらと心から思っておりました。


そのため、先月にセッションを受けてくださったご遺族の方々が、
今回、受けて良かった、となんども伝えてくださったり、

その後の気持ちの変化などをシェアしてくださったり、

同じような苦しみの中にいらっしゃるご遺族の方々へ
セッションのことをすすめてくださっていたことを知ったときには、
心からホッといたしました。


亡くなられた子どもたちと、ご遺族の方々の
互いを思いあう深く強い愛情を少しでもつなぐお手伝いができたとしたら、
心からうれしく思います。


これからも、セッションをご希望されるご遺族の方がいらっしゃるかぎり、
マイペースではありますが、できる範囲で精一杯、
ボランティア活動を続けていきたいと思っております。


*

東京に帰るとき、先月にセッションを受けてくださった、
セッション場所を提供くださっているお家のおばあさまが、
丹精込めてつくられたプチトマトをプレゼントくださいました。

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農薬も一切使わず、愛情で育てた、生命エネルギーいっぱいのトマトです。
140個近くもありましたが、、もうあと20個くらいしか残っていません!
あまりの美味しさに夫とパクパクいただいてしまいました。


さらには、宮城県の郷土料理である「味噌しそ巻き」も
3パックもいただいてしまいました。

しそも味噌も手作りとのことで、美味しいのはもちろんのこと、
心身にエネルギーが満ちていくのを感じる素晴らしいパワーフードでした。


温かなお気持ちをたくさんいただいて、胸がいっぱいになっておりました。

かけがえのないご縁をたくさんいただいてまいりました。


*

昨日29日(水)は、8日ぶりとなるお休みをいただいて、一日家でのんびりしておりました。
(鍼灸に行って、身体もしっかりケアしてまいりました!)


そして本日30日(木)からは、サロンにて、
かけがえのない大切な、大好きな、セッションと講座がはじまりました。

今日もまた、幸せな時間をたくさんいただきました。(^-^)
いらしてくださったみなさま、本当にありがとうございました!


明日からもまた、みなさまにお逢いできますことが、とても嬉しいです。
お逢いできるのを心から楽しみにしておりますね。

どうぞよろしくお願いいたします。
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  • 本質チューニング講座「私を生きる」コース、開講しました✨
  • 幸せな時間。
  • 年賀状をありがとうございました!
  • シラカシの実と"いま"。
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