韓国における最近の美容整形手術ブームは、単なる美の追求、というような美しくなりたいという欲望のためだけではないように見えます。本当に誰でも関係なく、映画や漫画の中に出てくるような人形のようなスタイルと顔を持ちたいと努力します。特に理想的な美が単一化しているためでしょうか、まるで工場でロボットを作るかのように自分の体と顔を作ることを気軽に行っています。米紙ウォールストリート・ジャーナルも、韓国女性における美容整形の実態について特集記事を掲載したほどです。
この米紙の記事のリードには太いふくらはぎにうんざりしている韓国女性たち、神経をマヒさせ筋肉を削る美容整形手術に解決策を求める見出しを飾りました。外国人は異常に思うのでしょう、足が太いといわれるのが嫌で筋肉の一部を削った美容整形手術をしたという韓国女性の例を、記事の冒頭で紹介しました。韓国女性は西欧における美人のイメージそのままに、鼻を高くし、あごを削り、目を大きくさせるという記事も付け加えてあります。
美容整形手術へと向かう美容整形大国において、嬉しい悲鳴を上げているのが美容整形専門業者ではないでしょうか。行列ができるほどなのです。韓国の美容整形市場は年5000億規模といわれています。性器の業者に加えて無免許施術など、アンダーな部分まで合わせると年間3兆ウォンを超えると予測されているのです。診療科目に美容整形手術と看板を掲げている非専門医がいる病院やビューティクリニックや、さらには無免許整形業者まで加わっているといいます。
韓国全国の美容整形外科開業医数は467カ所であるといいます。ソウル地下鉄ある駅で、目に入った美容整形外科の看板の数だけでも10カ所ほどだといいます。ソウル地域の有名な美容整形横丁は狎鴎亭洞をはじめ江南駅、明洞、新村)駅付近と、女性の流動人口が多い場所で脂肪吸入、目、豊胸など部位別専門の美容整形医数名が集まって開業するのが流行となっているようです。