かっぱです。
津軽系・阿保親子の巣鴨とげぬき地蔵尊での実演は明日までですね。
そこで買ったこけしの写真はまだ撮れていません…。

今日も東京こけし友の会6月例会で買ったこけしをご紹介。
蔵王高湯系・遠藤幸三工人のこけし。
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胴底の署名によると75歳の作品。
旭菊はびしっとシャープに、ぼてっとした前髪や表情が愛らしいです。
蔵王系の工人さんで、たまにこういう朱色っぽい赤を使う方がいるような。

遠藤幸三工人は明治43年生まれ。
蔵王高湯の万屋で吉田仁一郎より木地挽きと描彩を習っています。
我妻勝之助からも指導を受けているそうです。

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何か言いたげな表情。

初期のこけしは吉田仁一郎のこけしによく似ていて、古式の垂れ鼻や伏し目がちな表情が印象的です。
昭和20~30年代になると、岡崎長次郎にも通ずるほわっとした味わいのあるこけしになります。
後期は全て他人の木地で描彩のみ行ったそうです。
長い期間にわたって、愛らしいこけしを作り続けた工人さんですね。

ではでは。