2012年02月02日

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6e144d54.jpg映画『キャデラック・レコード』は2008年に制作された作品。

前々から早く見なくちゃと思いつつやっと見ました、っていうところではあります。

ポップミュージック、それもブルース、R&B系のレーベル《チェス・レコード》の創設者のレナード・チェスとチェスレーベルでの最初のスターとなってシカゴブルースの巨人マディ・ウォーターズ(本名マッキンリー・モーガンフィールド。小さい頃しょっちゅう泥んこまみれだったことから、この芸名に)
を中心にエタ・ジェームス(つい数週間前に帰らぬ人となってしまった)、ブルースハープの第一人者のリトル・ウォルター、ロックンロールを作った男チャック・ベリーなどが織りなす音楽物語だ。

先日ご紹介したマーティン・スコセッシの『THE BLUES』と同様アメリカ黒人音楽のルーツを辿る教科書的な作品と言える。こういう作品を見ていると中学生の頃から好きだったロック、ブルース音楽がこうやって世の中にでたのかと、またその頃のミュージシャンはこんなだったんだあ・・・なんて結構ストレートに感慨深い気持ちになってしまう。
いろんな本で読んだことやアイテム、アーティスト名が繋がって、そうだったんだ!ととてもとても納得。
マーティン・スコセッシの『THE BLUES』の中の「GODFATHERS AND SONS」を監督したマーク・レヴィンが制作総指揮をビヨンセとともにしている。

レナード・チェスを演じるエイドリアン・ブロディが情けない感じや若いチンピラ風でとてもいい味だしてる。あくの強いマディ・ウォーターズを演じるジェフリー・ライトもヘアスタイル、髭の感じ、男っぽい感じなどマディの雰囲気をすごくよく表現している。
物語は、1950年代初めユダヤ人でポーランドからの移民の息子レナード・チェスがシカゴでライヴハウスをオープンされるところからはじまる。
スコセッシ監督の『THE BLUES』ではレン(レナード)・チェスの息子マーシャル・チェスが主役になる作品があり、ポーランドのチェスの出身の小さな村では村ごと皆でアメリカ合衆国に移住したと言っている。
また一方南部の畑でマディ・ウォーターズをフィスク大学の図書館用レコーディングとしてブルース音楽をフィールドワークするシーンがある。要するに民族音楽の採取のようなものだと思う。

マディ・ウォーターズはロバート・ジョンソンなどのデルタブルースをエレクトリック化してシカゴという街でブルースの新たなスタイルを作りシカゴ・ブルースのカリスマとなった人だがその感じも映像に表現しているあたりもわかりやすい。このシカゴブルースが白人のロックに与えた影響は絶大で、ロックの礎の音楽とも言える。

マディの最初のヒット作はボトルネックスライドギターが効く「I Can't Be Satisfied」(1948)。そしチェスの所属となりレコードは大ヒットしていく。またリトル・ウォルターとの友情関係やハウリン・ウルフの登場、そしてマディが下火になった頃にチャック・ベリーがロックンロールという新たなジャンルを開き大ヒット。そして歌姫エタ・ジェームス。このエタの役をなんとビヨンセが演じていて圧倒的な歌唱で聴かせるシーンが素晴らしい。ビヨンセはこの映画の制作総指揮者でもあり、自分の音楽のルーツになみなみならぬ情熱を注ぎ込んでいることがうかがえる。またプロダクションデザイナーや衣装担当の人のインタビューを聞くとビヨンセがとても謙虚にこの役作りをしていたらしい。その美術セット、衣装が1950年代のいい感じになっている。タイトルにもなっている高級車のキャデラックも何台も出てくる。
チェスレーベルのスタジオセットの再現がこれまた機材がレトロで、さすがに1950年代のスタジオって知ってるわけないのだが、こんな感じだったんだろうな、なんて楽しませてくれる。
とにかく全部「せ〜の」でやるレコーディング、いいねえ!
また酒、女、クスリ、金という部分も欠かせない題材であり、あっという間に成功を手にした人間のドラマでもある。

まあ100分程の物語にするために多少パスしていたりはしているが、ブルースファンにとっては嬉しい作品と言える。

マディの曲名からバンド名にしたROLLING STONESがデビュー直後の1965年頃憧れのシカゴ、チェスレコードでのレコーディングというのを昔から知っていたが、それがひとつのシーンに収められている。
確かその頃マディ・ウォーターズは売れない頃でチェスレコードのビルの壁を塗っていたというエピソードを聞いているが、この作品ではさすがにそこまでは描いていなかった。

話しは飛ぶが1970年代にマディのライヴ、それも小さなクラブでのライヴに客席にいたミック・ジャガーが突然マディに呼ばれ、飛び入りで一緒に歌う。そしてしばらくしてキース・リチャーズも呼ばれ、キースは満員で通路が通れないためか客席のテーブルの上にあがってテーブルの上づたいに歩いてステージに登場、だれかマディバンドのギタリストのギターを借りて弾き出す。まるで父と息子のようなセッションにマディやミック、キースもメチャ楽しそうな雰囲気がいいのを思い出す。
ミック・ジャガーは10代の頃、チェスレーベルに手紙を書いてロンドン郊外の自宅にレコードを個人的に通信販売してもらっていた。それがマディやチャック・ベリーのレコードだ。そんな当時のイギリスで売ってないレコードを持って通学途中の駅で偶然会った幼なじみのキース・リチャーズが「なんでそんなレコードもってんだ!」と意気投合して、その後ROLLING STONESになりロックというジャンルをつくってしまうわけだ。歴史デス。

話し戻って本編中、ベーシストで作曲家のウィリー・ディクソンがマディの代表作「フーチー・クーチー・マン」を作曲、その演奏や歌を説明していくシーンもなるほどなるほど!と感激だ。
マディのスライドギター、リトル・ウォルターのマイクをハーモニカに直結させたスタイルなどを見せてくれるシーンも作られている。アメリカ南部で生まれたブルースがシカゴという都会で、そして電気の発達によって進化した音楽スタイルになって人々に受け入れられていく状況も描かれている。勿論人種差別の時代だということも理解していないといけない。

監督脚本はダーネル・マーティンでこの人は白人女性。
DVDではメイキングや監督、スタッフ、キャストのインタビューもあり、こちらも興味深い。

この作品では当然のようにブルースやロックンロールばかりが流れるので、1950年代当時当たり前のように感じるが実はそうではなくて、ボブ・ディランの映画(「No Direction Home」マーティン・スコセッシ監督)で1950年代のアメリカのテレビで音楽番組のシーンがあるが、主流は勿論ブルースやロックンロールではない。しかし、その頃の白人音楽を聴くととてもとても古臭く昔の昔の音楽に感じてしまうのに比べ、そこにマディ・ウォーターズが出てくるシーンがあったが、今見ても圧倒的にかっこいいマディの音楽に驚いたのを思い出す。それくらいマディたちが作ったブルースやロック音楽が、その後様々に発展し、現在のポップの主流をカタチ作った証拠というべきことだろう。




(22:49)

2012年01月24日

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49512b78.jpg写真は特別講師をしている名古屋学芸大学の撮影スタジオでの弦楽四重奏の演奏。
左端が1stViolin は水野慎太郎氏。

僕の授業の一環としてString Quartetの演奏を行った。
演奏曲目は僕の編曲作品(ロック楽曲の編曲)、名古屋学芸大学の佐近田教授の作品、そして周防義和ゼミでの弦楽四重奏作曲コンペティションで選出された学生3作品。

学生達は普段コンピュータ打ち込みでの作曲が殆どの為に、またクラシック系音楽大学ではないために、このような企画での作品演奏はとてもとても新鮮な、また貴重な時間となった。
別に西欧クラシック的な作品を求めているわけではないが、弦楽四重奏での楽器編成を作曲することで、譜面を縦に見たら、その瞬間瞬間は基本的に4つだけの音(奏法的にはダブルストップを使えばもう少し音は使えるが)で音楽を成立させるわけだから、つまりコンピュータ打ち込みなどで大量な音の洪水の中で作曲しているのに比べ、無駄を省いた最小限の音で作曲するという、訓練になり、それは凄く凄く良いことだと思う。
学生達も感激していた。
また次年度も続けたい。

(23:49)

2012年01月02日

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c7a0802c.jpg2012年 謹賀新年

THE BLUES

巨匠マーティン・スコセッシ監督は今までに、ザ・バンド「Last Waltz」、ボブ・ディラン「No Direction Home」,ローリングストーンズ「Shine A Light」などなどロック音楽映画も撮っているが、この『THE BLUES』は7つの作品からなる超大作を製作総指揮した。大作っていう意味はメチャ金かけて凄く盛り上がるっていうことじゃない。
深く掘り下げたということだ。
すべて面白いし、ポップミュージックの歴史を学べる教科書のような作品。
凄いなあ、こんなフィルムをよく作ってくれました。ありがとうスコセッシ監督!
ピータ・バラカン氏も絶賛している作品。

各作品はミシシッピデルタ、メンフィス、シカゴ、ロンドン、西アフリカ(マリ)、ニューオリンズなど、ブルースに深く関係ある舞台をうまく分けているが、7つの作品は各監督に任せて自由な手法になっている気がする。

これは単にブルース(19世紀末にテキサス東部からルイジアナ、ミシシッピデルタ地帯で生まれた音楽形態)の歴史というだけでなく、アメリカポップミュージックの歴史、文化史としての役割も大きく、価値も高い。ポップ音楽の源流がブルースであることを改めて確認させてくれる。
ポップ音楽に親しんでいる人が一度は見てもらいたい気持ちにもなる。

僕もBLUESは自分の音楽の原点といっても良い。
中学生の頃ストーンズ、クラプトン、ジミヘンとブルースに影響受けたロックが好きだったし、
高校生の時はブルースバンドをやっていた。
初めてギターのアドリブコピーしたのはイギリスのジョン・メイオールのブルースナンバーでギターはミック・テイラーとかピーター・グリーン。
今考えると、マディ・ウォーターズなんていう渋いシカゴ・ブルースなんか聴いてる高校生なんていうのもずいぶん暗いような・・・いやいやそんなことはないのです。
ブルースは基本が3行詩からなる俳句のようなフォーム。
それは二重の意味を持たすこともある、シンプルでいて深い世界。
そしてブルースはその名前のように憂いのブルーな世界ではあってもジメッとした音世界ではない。詩の内容は教育上よくないものも多いのがブルースだが、ひどい状況をあっけらかんと歌ってしまうブルースはかっこいい気がする。

音楽的には長調短調という西欧音楽で計れない音の使用法が興味深い。ブルースを知ると白人中心的な考え方が間違えだったことがわかる。
また人種差別されたりしたアフリカ系アメリカ人の境遇など、社会の底辺で発達していった過程もとても魅力に満ちている。お金や権力でない、社会の隅っこから始まった小さな音楽がいまや世界中のポピュラリティを得ているという真実を見逃せない。

今年完成予定の僕の執筆したポップロックの作曲理論の本にも「BLUES」のチャプターを設けて分析した。
それは別にマディ・ウォーターズのようなブルースマンを目指すわけでなくても、ポップミュージックのありとあらゆるところにブルースがあり、それらは普通の人にはわからなくてもエキスのように、または隠し味のようにポップ音楽にはブルースが潜んでいる。ヨーロッパアカデミズムにはない音楽の語法なので、そしてそれらが今みんなが好きな音楽に直結しているので、ロバート・ジョンソンに興味なくてもブルースを知ることは重要なカギを手に入れることになる。ジャズもブルースが土台となって20世紀初頭にニューオリンズで生まれた。ジャズ、ブギウギ、ホンキートンク、ロックンロールなんていう言葉はすべて元はやヤバい意味からきてるの比べ「BLUES」っていう言葉はある意味お洒落!とも言える。

製作総指揮がマーティン・スコセッシ。7つの作品は80分から100分程の基本的にはドキュメント構成。

「THE SOUL OF A MAN」がなんとヴィム・ヴェンダース(ドイツ人)監督作品。僕にとってヴェンダースの「パリ・テキサス」「ベルリン・天使の詩」は最も好きな映画だし、「パリ・テキサス」でのライ・クーダーの音楽は素晴らしい。
ここでのヴェンダースは戦前の伝説的なBLUESを掘り下げ当時の録音に新たに録った映像をシンクロさせて俳優に演じさせる手法等を盛り込んで、ドキュメントを超えた映像を作りあげた。
ブラインド・ウィリー・ブラウン、スキップ・ジェイムス、J.B.レノアーの3人にスポットをあて、現代のミュージシャン、ルー・リード、カサンドラ・ウィルソンなどのナマ演奏のカバーも取り込んでいい効果をあげている。

「FELL LIKE GOING HOME」はマーティン・スコセッシ監督でコリー・ハリスという現代のブルースミュージシャンをホスト役にミシシッピデルタ地帯からBLUESのルーツを辿り、奴隷時代をさかのぼるように西アフリカに行く。サリフ・ケイタなどとのセッションもある。

「RED WHITE & BLUES」はマイク・フィギス監督でイギリス人。1950年代にマディ・ウォーターズなどがでてシカゴブルースは全盛になるが、その後は忘れ去られる。またアメリカではレイス(人種)ミュージックと呼んでラジオにかけてもらえなかった。1960年代にイギリスでローリング・ストーンズ、エリック・クラプトンらが成功するが、彼らのアイドルは黒人ブルースだった。そこで再びマディ・ウォーターズらも脚光浴びる。そしてロックミュージックもポップのメインストリームになる。そんな図式からイギリスのブルースシーンを探った作品。
セッションではトム・ジョーンズ、ルルらがブルースを歌う。この伴奏にジェフ・ベックらがいる豪華セッション。ルルは1960年代にアイドル的なシンガーだった記憶があるがここでは渋いブルージィな歌を披露、驚いた!ジェフ・ベックのプレイがまた凄い。

「THE ROAD TO MENPHIS」はリチャード・ピアーズ監督。社会派の作風で知られる人。
テネシー州のメンフィスもシカゴと並んでブルースの聖地。ブルースの王様B.B.キングなどここから巣立ったブルースマンに焦点をあてた。
ビール・ストリートと言うメンフィスの一大拠点でのロケも貴重な映像。
アメリカにはいくつも音楽の聖地があるのが魅力だし、メンフィスサウンドと呼ばれたアレンジやレコーディング、隣のナッシュビルはカントリーウエスタンの聖地なのに隣は昔はほぼ黒人ばかりだったというメンフィスも面白い。

「WARMING BY THE DEVIL’S FIRE」はチャールズ・バーネット監督。ミシシッピ生まれのアフリカ系アメリカ人監督。ミシシッピにやってきた黒人少年の目を通した作風でフィクション的に描く。サン・ハウスらの貴重映像も挟み込まれるがボトルネックのスライド奏法での弾き語るサン・ハウスの圧倒的な歌が凄い。
ロバート・ジョンソンの「クロスロード伝説」をちょっと題材にしているシーンもでてくる。

「GODFATHERS AND SONS」はマーク・レヴィン監督。レヴィンは最も権威あるジャーナリストとしても有名でカンヌなどで受賞している才人。
ここではシカゴに1948年に設立したレーベル「チェス・レコード」に焦点をあてて、その2代目のマーシャル・チェスを中心にドキュメントされている。シカゴブルースの大御所マディ・ウォーターズを世に出したチェス・レコード。そのマディの楽曲「Rollin Stone」からバンド名を決めたイギリスの若者たちがROLLING STONESとなってロックの立役者となる。
チェス・レコードの住所はストーンズのアルバムに「南ミシガン通り2120」として有名。僕もガキの頃になんか変わった曲名だなあなんて思っていたのを思い出す。

ここでは現代ヒップホップのチャックDとマディの楽曲とのコラボ企画を進めていく過程を追っている。マイルスバンドにいたピート・コージーなんかが出てきて驚いた。

「PIANO BLUES」はこれまた、な!なんとクリント・イーストウッド監督。ジャズ、バップの創始者チャーリー・パーカーを描いた映画も撮ってるほど音楽に造詣深いが、イーストウッドはブルースにもめちゃ詳しい。本人がホスト役で進んでいくが様々なピアニストにピアノのところでリラックスしたインタビューをしてちょっとピアノを弾いてもらって、と自然な流れが素晴らしい。
ブギウギピアノ、ストライド奏法のピアノ、などの解説、何といってもニューオリンズスタイルのピアノが紹介されていてめちゃ良い。
独特の奏法を生み出したプロフェッサー・ロングヘアの昔の演奏映像、ドクター・ジョン、マーシャ・ボールなどのナマでの演奏などニューオリンズ系のピアノが素晴らしい。ドクター・ジョンがブギウギピアノのサワリを解説してくれるのもわかりやすい。
またジャズのアート・テイタムの華麗なテクニックには驚かされる。これは1940〜50年代の映像か?
レイ・チャールズとの会話も楽しい。そしてブルースピアノと言ったらやはりオーティス・スパン。この人の映像も挟み込まれる。ファッツ・ドミノ、ジェイ・マクシャンなどいっぱいピアニストが出てくる。

ピアノを習うといったら西欧クラシックだが、こういうピアノ音楽があるっていうのも子供達に知らせたい気になる。そういえばクラシックの超有名クラリネット奏者のストルツマンが小さな息子とブルースセッションしているのを思い出した。日本ではありえないだろうな・・・なんて。

是非また作品別に紹介したい。





(01:11)

2011年12月24日

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24日夜、軽井沢は雪が降っていて文字通りのホワイトクリスマスになっちゃってる。ところで・・

キースさんは自伝リリース、の一方でミックさんのほうは新ユニットを立ち上げてアルバムを発表した。
それが写真のアルバム『SUPERHEAVY』でユニット名もSUPERHEAVY。このネーミングは、この集まりを見てダミアン・マーリーがSUPERHEAVY!SUPERHEAVY!とい言っていたからだとか。

プロデュースはミック・ジャガーとデイヴ・ステュワート。デイヴは元ユーリズミックスでミックのソロアルバムのプロデュースや共同でもソングライティングしている仲。また映画音楽でもミックとデイヴは一緒に仕事している。
そしてイギリスの実力派若手女性シンガーのジョス・ストーン。レゲエの神様ボブ・マーリーの息子のダミアン・マーリー、インド映画『ムトゥ・踊るマハラジャ』『スラムドッグ$ミリオネア』で知られる映画音楽作曲家のA.Rラフマーンというとんでもない組み合わせのスーパーユニット。
勿論このメンバーでレギュラーライヴ活動などするとは思えないが、ミック・ジャガーも意外性に満ちた行動に出た。

イチ押しの曲「ミラクル・ワーカー」のヴィデオクリップは、

こちら

hpは
こちら

ダミアン・マーリーのレゲエ風語りからジョス・ストーンのAメロパート、少し展開した辺りでミックの歌。
それぞれの持ち味をだしつつキャッチーなサビへ。豪華な豪華なレゲエ曲だ。ダミアンはオブリガート風に絡んでくる。間奏のViolinはカントリー的ヴォイシングだったり、様々なカラーに彩られている。
音域を合わせたり、大変なんだろうな、なんてつい制作側の立場にたってしまいそうな・・・これだけのメンバー揃ってたら、バランスとるのだけでも難しいところ満載だろう。デイヴ・ステュワートは世界で一番複雑なレコーディングだった、と言う。

しかしヴィデオでも御大ミックは68歳、録った時は67歳だとしても、ピンクレッド風なスーツで身のこなしかたも軽やかに登場。顔のシワは凄いがメチャ元気だ。高い音域からの歌唱はストーンズの時よりも気合い入ってんじゃないの!?と思うくらい。映像でも他のメンバーがリラックスしているのに比べ、ミックは演出が決めにかかった、いわゆる力入った感じがする。まあミック・ジャガーという人は仕事が好き、マジメに前向きに仕事してるなあっていうことも言える。でも60代後半なんだから凄〜い!
他の楽曲でもストーンズではできない雰囲気の曲、特に「ONE DAY ONE NIGHT」などは新鮮だし、こういうサウンドで歌うということにチャレンジしている、という謙虚なミックさんという気もしてくる。
ジョス・ストーン、ダミアン・マーリーらとの対等なアンサンブルに徹したアルバムづくりとも言える。
ダミアンの声は親爺さんのボブ・マーリーゆずりの独特の、しかし完成されたハスキー。この声の説得力も凄い。
ジョス・ストーンはまだ24だそうだが、ソウルフルでピチピチでいて実力あるシンガーだ。

全体にはレゲエのリズムが多く使用、またエスニック風味も強い。
ジョスが20代、ダミアンが30代、ラフマーンが40代、デイヴが50代、ミックが60代、という世代超えのユニット。「ミラクルワーカー」とは曲名だが、ミックのことじゃないのかと思わせる。









(18:35)

2011年12月18日

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8dc5228a.jpg写真はキース・リチャーズの自伝『LIFE』日本語版表紙。1943年生まれのミュージシャン、ソングライター、ギタリストのキースの600ページ超に及ぶ大作。

同じROLLING STONESの盟友ミック・ジャガーとは同い年でロンドンの東の郊外の町ダートフォードの同郷。
ロンドンは行ったことあるがさすがにダートフォードには足を運んでいない。どんなところなんだろうと思っていたが、そんな疑問にも答えてくれるようなキース幼少期の話しも興味深い。
現在のダートフォードにはストーンズのヒット曲の名前のついた通りがいくつもあったり、ミック・ジャガーが建てた子供の音楽教育のミュージックセンターがあったりするようだ。

エリック・クラプトンがやはりロンドンの西の郊外のリプリーと言う町の出身で1945年生まれ。ロック界は同じ頃に同じ地域から有名人を多く生んでいることになる。
そういうイギリスの音楽事情なのだろうか。アメリカの黒人音楽のBLUESが第二次世界大戦の頃生まれたロンドン郊外の若者に影響を与えROCKのムーブメントに発展する。そしてROCKという若者のアイテムがいまだにポップ音楽の普遍的ジャンルになり、ライフスタイルまで影響を及ぼした。それはキースみたいな人たちがロックっちゅうものを作ってしまったからにほかならない。

キースはドラッグ、アルコール、女(このことに関してはそんなにひどくはない感じ)・・・というイメージの「不良」というレッテルが一番ポピュラーなイメージだが、子供の頃は背が小さかった為に、いじめられっ子でとにかく学校から帰ることがキースにとって最大の難事だったと書いている。いじめからどう逃れるか必死だったというくだりがほほ笑ましい。
その後ボーイスカウトに入り早く出世?してリーダーになったり、学校のコーラス隊ではボーイソプラノで大活躍したが、変声期で声が変わると指導の先生が急に冷たくなりちょっとグレたとか。

故郷ダートフォードではミック・ジャガーの家は、中流上くらいのいい家庭の生まれだったらしいがキースの家はそこまではよくないが家は明るい家庭で音楽がいつも流れていたらしい。
リプリー生まれのクラプトンは更に相当恵まれない生い立ち。ジョン・レノンに近いような悲惨なくらいなのに比べてストーンズのキース(最終学歴はロンドンぼシドカップ・アートスクール中退)、ミック(ロンドン大学では奨学金を得ていた優秀なインテリ学生で運動神経も抜群)、ブライアン・ジョーンズ(父親がGMの航空エンジニアで母親はピアノ教師、妹はクラシックのピアニスト、本人も知能指数が130超という頭脳の持ち主、出身はウェールズのチェルトナム)は皆ひどい育ちではない。
しかし1960年代、ビートルズは「良い子」でストーンズは「悪い子」というイメージで売った。ビートルズはリバプールという地方都市出身で綺麗なメロディもあり大衆受けしたが、ストーンズはロンドン系で黒っぽいリフの音楽でスノッブとも言えた。この比較も面白い。

キースの両親は子供の時離婚しているが、それは母親に新しい恋人ができてしまったからだとか。
初めてエレキギターを手に入れたが1950年代末くらいではまだアンプは超高価なもので買えず、ラジオを改良し、ハンダ付けなど自分で工夫してアンプ代わりにしたとのこと。ちなみにキースの父は電気技師。
ROLLING STONESが大メジャーになった1980年代には長い間不仲で会っていなかった父と再会、それも仲間のロン・ウッドに仲介を頼んで、というのこと。そしてストーンズのエレクトリック関係のメンテの仕事に就くという記事も見かけた。



ストーンズファンで、また作曲家という自分の立場で読むとキースも作曲家という面が一番、という気になる。一般にはギタリスト、しかしそれは、いわゆるうまいプレイヤーというわけではないのでプレイヤーの方々にはあまり興味がいかないタイプのキースだが、自分のことを「マスター オブ リフ」と呼んでいることが作家面ということを表している。
8beatのシンプルでごきげんなリフを作り出すカリスマということだ。それをオープンチューニングのギターなどで作曲。ブルース、R&Bに基づいたロックの魂に触れた音楽に忠実なミュージシャンで、そのことは西欧クラシックと逆の価値観になる場合がけっこう多いので、ドレミファソラシドがスタンダードなクラシック系の人には理解できないと思う。8beatのリズムグルーヴの神髄もクラシック系の人に理解することはまず無理だ。クラシック系の人々が嫌えば嫌うほど、こっちの価値は上がるといって良い。

1968年頃にアメリカのミュージシャンからの影響でギターのオープンチューニングをマスターし、ギタリストとしてもそれを活かしたリフを弾くわけだが、同時に作曲面、サウンド面で成長したとのこと。
僕も勿論1968年以後ストーンズは急激に大人のロックバンドになったと評価しているが、やはりキースもすべてはあそこから、と書いている。「SATISFACTION」「PAINT IT BLACK」「RUBY TUESDAY」など1960年代中期に大ヒットをいくつも世に出してはいたが、やはり1968年の「JUMPING JACK FLASH」以後ほんとうにキース、ミックはロックミュージシャンとしてほんものになっていったと思う。

またBEATLESではジョン・レノンとの交流話しもでてくるがポール・マッカートニーとは合わないだろうなと思っていた。ジョンもビートルズ後期はポールのプチブルジョア的メルヘン風ラヴソングに嫌気が来てヨーコの影響もあり、普遍の愛の世界へ進化していった。表面的な甘いメロディの作風はポールは才能あるが、深さではジョンにかなわない。
僕もあまりポールの音楽は聴いていないが、キースによると最近ジャマイカの家のご近所にポールも家があり、アポなしでポールが訪ねてきたとのこと。これにはびっくり!ポールとキースが何話すんだろう。まあでも歳とって、いろいろ話してよかったらしい。そうだなあ、僕もそろそろポールさんの音楽聴こうかな、でもBEATLES時代のだな、やっぱり。「A DAY IN THE LIFE」なんかはいい。

またキースは往年のスタンダード曲「スターダスト」をプライベートでリメイクして自分で歌ったものを、誰かが作曲したホーギー・カーマイケル本人に聴かせたところ、気に入り、キースに電話してきた、というエピソードも驚いた。キースは最初家の使用人から「マイケル?」と聞いてミック・ジャガー(ミックの本名はマイケル・フィリップ・ジャガー)からの電話と思っていたら大作曲家のホーギー・カーマイケルだったので大感激したとのことだ。こんな繋がりあるなんて面白い。

前半ではブライアンを相当厳しく批判、後半はミックを罵倒!特ににミックが王室から称号をもらい『サー・ミック・ジャガー』になったが、そのことには「ミックはばかじゃね〜の」的にこきおろしている。
でいながらミックを褒める時もあり、「着飾らなくてもTシャツとジーンズで小さな会場で歌うミックはほんとうに凄いんだ」と称賛。

この本はアメリカ、イギリス、フランス、カナダではベストセラーで1位を記録し、尚且つ由緒ある賞を受賞したとのこと。受賞するほどのよさは日本語版で読んでるのでわからないが、普通の人々にはありえないLIFEを送っているいることは確かで、それらプライベート、音楽、ドラッグ、アルコール等々をさらけだして書いているところはやっぱり面白い。
ロン・ウッドもドラッグ、酒、女、ロックンロールな自伝出してるがやはりキースの重みにはかなわない。格の違いを感じる。またミックさんのほうは「誰も昔のことになんかいちいち興味持たないだろう?」なんて言って暗に自伝批判をしている感じ。

また紹介したい。


(23:42)

2011年12月08日

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2d475fa0.jpgアルバム『SORAIRO』が完成しました。
これは先日の朝日新聞の記事でもお伝えしたように、児童養護施設の子供たちに贈る音楽集として、私周防義和が中心となって仲間のtomo the tomoをはじめ、僕の教え子作曲家たちとコンピレーションしたアルバムになりました。

発端は高校の同窓である坂本輝子友興会クリスマスヴィレッジ理事長と子供たち贈る歌をつくろう、という案から広がりみんなのオリジナル曲によるCDアルバム制作に至った。
もう少し詳しく言うと、児童養護施設を卒園してから自立していく若者たちに心のよりどころになるようなオリジナルな歌があったら、少しでも癒されたりするかな、といったところだ。
坂本輝子理事長は現在NPO法人「社会的養護で育つ子どもたちの地位向上ネットワーク」を立ち上げた。
このアルバム制作もその活動の一環でもある。

参加メンバーはtomo the tomo carpe diem、tomo the tomo(歌、作詞)、水口晴香(大阪スクールオブミュージック在学生 歌作詞作曲編曲)、山下あき(名古屋学芸大学在学生 作曲)、王・シーツ(大阪スクールオブミュージック卒業生 作曲編曲)、金・スヒョン(京都芸術大学院 作曲編曲)、苅和奈央(MPJメンバー、作曲編曲)、森幸長(名古屋学芸大学講師、歌作詞作曲編曲 Mastering)、酒井りょうへい(ボンノーイラストレーショングラフィカーツ Art Direction)、植竹翔子(ボンノーイラストレーショングラフィカーツ デザイナー)、坂本輝子(作詞)、周防義和(トータルプロデュース、歌作曲編曲)。

11月に行われたクリスマスヴィレッジ創立50周年記念イベントではミニ・ライヴを行いアルバム収録楽曲の「DAYS」「SORAIRO」「Go Your Way」「こんにちはありがとう」が演奏された。またtomo the tomo carpe diemとしても「静けさの中で」「Road To Rebirth」を披露した。

アルバム『SORAIRO』はいまのところ一般にはリリースされていない。どうしても気になるかたは周防義和までご連絡ください。

写真はアルバム『SORAIRO』のジャケット。参加メンバーやクリスマスヴィレッジの子供たちらが自分たちで撮った空の写真をart direction担当のボンノー酒井りょうへいがコラージュした素敵なデザインになっている。写真をクリックすると少し大きく見れます。

(09:26)

2011年12月01日

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1f9ff419.jpg11月29日の朝日新聞33ページに私の写真、載ってるんです。
左にtomo the tomo、右に周防義和です。写真をクリックすると大きく見れます。

それは東京足立区にある児童養護施設クリスマスヴィレッジ創立50周年記念イベントでtomo the tomo、水口晴香たちと演奏している模様なのです。
またご報告しますが、子供たちへのアルバム「SORAIRO」完成記念でもあるミニライヴで、クリスマスヴィレッジの子供たちも何曲かは一緒に歌い、来賓の方々の涙を誘うさりげなく小さな感動を呼び起こしました。嬉しきことです。

演奏に参加したメンバーはtomo the tomo:歌&メロディカ、水口晴香:歌&キーボード、ワン・シーツ:コーラス。原田香代子:グロッケン&コーラス で、水口、ワン、原田は大阪スクールオブミュージックの学生または卒業生。

tomo the tomoが作詞、周防義和が作曲した「DAYS」、大阪スクールオブミュージックの水口晴香作詞作曲の「Go Your Way」、坂本輝子作詞 名古屋学芸大学の山下あき作曲、森幸長編曲の「SORAIRO」などアルバム「SORAIRO」の中のオリジナル曲がお披露目された。



(17:59)

2011年11月20日

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周防義和の音楽講座、再度のお知らせを致します。まだ聴講に余裕あります!

【講義概要】
第1回「レクチャー」:11月24日(木)  19時30分スタート(約2時間半)

◇周防義和が音楽担当した映画「毎日かあさん」の中から厳選した作品を例に、
スコアと音楽、DVD 映像で分析解説します。
音楽を入れることでどういう意味がもらせたか。
映像にどう合わせるか、映像のどこが重要でどう音楽語法に変えていったか、
とか、プロデューサーとの共同作業の具体的な話を交えて
講義します。理論解説もします。

第2回「課題発表」:12月8日(木) 19時30分スタート(約2時間半)

第1回講座レクチャーの最後に「ある映像に音楽を作曲する」という課題を出します
ので、参加者の皆さんはそれに沿って作曲していただきます。
CDRやMDでの課題発表となります。
各作品に対してコメントさせていただきます。
◇ゲスト審査員:音楽プロデューサー 和田 亨 氏も立ち会います。
◇講師を囲んでの打上げも予定。

講座の詳しいことは・・・

こちら

まで、参照してください。
作曲目指していないような方でも、映画音楽制作の秘密!?を知れますよ。まあ硬く言えば
文化的側面も感じていただけると思います。作曲課題を作られない方は、その分、聴講料が
安くなります。
様々な方々!是非ご参加ください。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
写真は長崎県諌早市の諌早公園・・・・まるで軽井沢にいるみたい。
先日訪れた時に散歩した諌早公園は城跡で、宿泊したホテルのすぐ近く。
有名な眼鏡橋もこの公園内に移築されているという場所。

(19:53)

2011年11月15日

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72e6fa89.jpg写真は長崎県諌早の水月楼のうなぎ。
昨年からもう4回ほど九州に行っている。
諌早は3回目。
ここの名物のうなぎは独特で陶器の器に湯を入れて蒸す。味はちょっと甘めかもしれないが美味しい。
諌早では水月楼、福田屋が有名なうなぎのお店。

諌早ではシンガーtomo the tomoの出身高校の県立諌早高校の創立100周年の記念式典に招待され、ミニライヴを行った。数百人が集まる大イベントでした。

その後、諌早から博多で1泊して小倉に向かった。
小倉では、今度音楽担当する映画ロケをしている場所を訪れた。
そこでは出演している俳優の役所広司さんとお話しした。
役所さんは諌早出身。うなぎを食べた話ししていると再び、福田屋?水月楼?とご当地の話題で盛り上がってしまった。


(12:43)

2011年11月10日

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b1df4933.jpg紅葉の季節。
軽井沢はそろそろ紅葉も峠が過ぎていく。

赤いモミジ、黄色いモミジ、ドウダンツツジの赤、カラマツの薄茶色などなど、林は色づいて明るくなる。
濃い緑の夏はイケイケの感じだけど、この色の明るさは和む。林の中を歩いていると日差しも透りやすく、気温は下がってきたのに、太陽の恵みのありがたさはこの時期にすごく感じる。

写真はうちのモミジです。


近づいてきたMPJの映像音楽講座、詳しくはこの前の10月25日の本ブログを参照してください。

(23:19)

2011年10月25日

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dac6c49f.jpgまたまた恒例のMPJでの作曲編曲講座のお知らせです。

今回は今年公開された映画『毎日かあさん』の映画劇中音楽の分析解説を行います。
今注目の漫画家、西原理恵子原作の自伝的な物語で主演が小泉今日子、永瀬正敏の2人が夫婦役を演じました。監督は小林聖太郎。私周防義和の音楽はさりげなくフォローするといったタイプの劇中音楽を書きました。
映画は上海国際映画祭で作品賞を受賞、永瀬正敏さんは日本映画批評家大賞で主演賞を受賞しています。


【講義概要】
第1回「レクチャー」:11月24日(木)  19時30分スタート(約2時間半)
◇周防義和が音楽担当した映画「毎日かあさん」の中から厳選した作品を例に、
スコアと音楽、DVD 映像で分析解説します。
音楽を入れることでどういう意味がもらせたか。
映像にどう合わせるか、映像のどこが重要でどう音楽語法に変えていったか、
とか、プロデューサーとの共同作業の具体的な話を交えて
講義します。理論解説もします。

第2回「課題発表」:12月8日(木) 19時30分スタート(約2時間半)
第1回講座レクチャーの最後に「ある映像に音楽を作曲する」という課題を出します
ので、参加者の皆さんはそれに沿って作曲していただきます。
CDRやMDでの課題発表となります。
各作品に対してコメントさせていただきます。
◇ゲスト審査員:音楽プロデューサー 和田 亨 氏も立ち会います。
◇講師を囲んでの打上げも予定。

講座の詳しいことは・・・

こちら

まで、参照してください。
作曲目指していないような方でも、映画音楽制作の秘密!?を知れますよ。まあ硬く言えば
文化的側面も感じていただけると思います。作曲課題を作られない方は、その分、聴講料が
安くなります。
様々な方々!是非ご参加ください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
写真はオーダーメイドで9月に完成したヤイリのギター。
ベースになったモデルはヤイリYF-021で
表板:スプルース単板 
裏・側板:ローズウッド
ネック:マホガニー
指板、駒(ブリッジ):エボニー
という仕様。





(22:42)

2011年10月11日

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eb4983ba.jpg10月・・・ばたばたしていて東京、名古屋、大阪、八王子を行ったり来たり。気持ちいい季節なのに慌ただしい。
そんな中、うちのサンショの木に実がなった。うちの敷地内にはサンショが3本くらいあるが(自然にはえていた)実がなるのはそうやらこの1本だけみたい。いつも葉っぱをちょっと指でこすって鼻にもっていってかぐととてもいい香りする。ハーブ的な。

(23:15)

2011年10月05日

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db360eef.jpg軽井沢から車で上信越道を長野方面へ、そして長野道に分かれ、松本、諏訪、岡谷から中央道に入る。
伊那、飯田を通る。高速を2時間以上走っているのにまだ同じ長野県だ。長野県って広いなあ。
高速降りて、天竜峡に寄った。りんご園で採れたてのりんご、ぶどうを食べる。美味しい!
長い恵那山トンネルを越える。岐阜県の多治見辺りで別の高速に降り変え、可児(かに)市御嵩で降りる。
可児市では世界に誇るヤイリギターの工房に行く。
そう、そう、そう!なのです。数ヶ月前に注文したアコースティックギターが完成し、受け取りにきたのでした。
写真左はギタークラフトマンの道前さん。このギターは道前さんひとりによって製作された。
身体に伝わってくる振動が気持ちいい。ボディは軽く扱いやすい。抜けのいい音色。
ライヴでの使用も考えたエレアコタイプで小さめのボディ。木目調のカラーはつや消しで渋い感じになっている。ボディ材はスプルース、指版はローズウッドを使用。
帰り道は下呂温泉、飛騨高山を通って軽井沢へ。8月に夏休みをしていなかったので9月の夏休みになりました。

(20:24)

2011年09月14日

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2a6f6559.jpg調布でのチャリティライヴ無事終えました。
次は10月1日(土)に御徒町駅から徒歩2分ほどのライヴBAR「SEA GARAGE」でのライヴです。

『 7bitz Presents Vol.6 』

場所:御徒町Sea Garage [東京]
http://www.seagarage.com/access.html
電話: 03-5818-2033

日時:10月1日(土)17:00開場 18:00開演
¥3,000(Music charge¥2,000+フードバイキング¥1,000)

出演:7bitz 
tomo the tomo carpe diem
  (vo:tomo the tomo,guitar:yoshikazu suo)

小さなライヴBARですので、より近くで一体感あるライヴになると思います。
バンド編成ではなく2人での演奏です。

写真はCAYでのもの。鏡に写ってLEFTYになってる!(Pohoto:M.Sakai)

(12:49)

2011年09月02日

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b63535fb.jpg8月も終わり・・・といってもバカンスなしで仕事にあけくれていたというか当分全く余裕なしの日々だあ。

世の中のほうもまたまた首相も替わり.....批判勢力もすぐ政局にしないで政策中心に、もうとにかく3年くらいはやってよ!っていう感じではある。別に野田さんの見方ってわけじゃないけどね。

僕のほう、余裕ないのはですね・・・前にも書きましたが理論テキストの執筆は直しやら音源のことやら、仕上げのデザインのことや許諾のことやめちゃくちゃ大変。あるアルバム制作も仕上げにはいってるし。
劇伴も進行中、そして別の劇伴の準備にも入らねば。NHKのクレイアニメの音楽の作曲と別のプログラムの4曲アレンジ、講師仕事がこの秋は、大阪スクールオブミュージック、名古屋学芸大学のレギュラーをはじめ、東京造形大学、軽井沢高校、11月〜12月にはMPJ、埼玉県立大学と、めちゃフル稼働・・・アタマの整理がヤバい。

そしてライヴもいろいろ控えてる。

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まず9月11日(日)・・・9.11です。

調布グリーンホールや調布パルコ前で開催されるCHOFU UNITEVOL.2
これは4月にも行われた東日本大震災被災者チャリティのイベントの第2回。
多くのミュージシャンが出演します。
無料ですのでお近くの方はどうぞ!

場所:調布グリーンホール
日時:9月11日

tomo the tomo care diem (tomo the tomo &周防義和)は2人で出演17:30頃です。

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そしてもうひとつは10月1日のライヴです。
こちらは 7bitz というユニットに誘われての出演デス。


『 7bitz Presents Vol.6 』

場所:御徒町Sea Garage [東京]
http://www.seagarage.com/access.html

日時:10月1日(土)17:00開場 18:00開演
¥3,000(Music charge¥2,000+フードバイキング¥1,000)

出演:7bitz / tomo the tomo carpe diem
       (vo:tomo the tomo,guitar:yoshikazu suo)


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よろしくお願いいたします!

写真は昨年のSTANDARDS BOOK CAFEでのライヴ(photo: 森幸長)

(23:38)

2011年08月30日

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fb725665.jpg珍しく8月はずっと軽井沢生活。といってもちゃんと夏休みの休暇しているわけではない。劇伴音楽の作曲、理論テキストの大詰めの直し、その他弦楽四重奏と歌の為の編曲もあるし、やることが溜まってしまっている。

そんな中のある日、ひとやま越えて嬬恋高原まで40分くらいドライヴして野菜直売の露店で旬のキャベツ、トウモロコシ、カボチャ、レタスなどなどを買ってきた。その場でトウモロコシも食べたりして。
特にこの時期のキャベツはシャキッとしていて、甘くて美味しい。
写真はその露店。手前左はカボチャ、右のオレンジ色のもカボチャだ。

毎日最高気温が22度から26度くらいで夕方からぐっと冷え込み、夜は窓を閉めないと寒い。もう秋の匂いがしている軽井沢ではあります。

(23:11)

2011年08月13日

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9c867c0c.jpg茨城県北部の町、常陸太田市にある市民交流センター、パルティホールのロビーコンサート。tomo the tomoと私周防義和の2人版tomo the tomo carpe diem.
写真はその時のもので市民交流センターの茂又さんから送っていただいた。ずいぶん多くの人々においでいただいた。

今回の震災での被災地に初めて訪れたことになる。マスコミに取り上げられることがあまりないせいか、知られていない場所ではあるが、震災直後はほんとうに空気が重い感じだったらしい。
チャリティライヴを行った建物の玄関の地面は波打っていたし、ホールそのものも使用できないほどの大打撃を与えた。

ライヴは現地出身のミュージシャン菊池美奈子さんの企画で彼女自身もピアニストとして自分のユニットで出演。
無事終えた次の日も茨城県では震度4の地震があった。地震、余震もまだ続くし復興もちょっとづつ進んでいるのだろうか。被災していない我々がなにかできることを続けなければいけないのだろう。

9月には調布でのチャリティライヴがあります!

(00:01)

2011年08月05日

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fa8a6f8e.jpg8.3南青山CAYでのライヴにたくさんの皆さんにおこしいただいて大変ありがとうございました。
いつもはゆったりしたテーブルと椅子なのですが、余りに多くの予約があったために前もって背もたれのない椅子にしたため、いつものちょっと優雅なCAYからカジュアルな雰囲気になりましたが、それでも「とてもいい時間をありがとう」という多くの感想をいただき感謝しています。

この日のtomo the tomo carpe diemはいつものレパートリーにROLLING STONESの「Ruby Tuesday」、キャロル・キングの「You've Got A Friend」を加えた。「Ruby Tuesday」は全く和声を変えて新たな、ちょっと悲しい曲にしてしまいました。「You've Got A Friend」は跳ねたリズムで若干ジャジィなコードワークでリラックスした雰囲気にしました。
リハーサル時からいろいろアイデアを出してくれる泉尚也、三沢泉の強力リズム陣、JirafaのKBそしてtomoに絡むコーラスは重要なアンサンブルを醸し出しました。

そして今回の注目すべき演奏はtomo the tomo がアコースティックギターを弾くというもので「Drugstore Girl」 「だってひとりじゃない」で弾き語りました。写真はDrugstore Girl」 でのツインアコギ(photo:森幸長)アコースティックデュオのようなムードです。写真をクリックすると少し大きく見れます。
そして泉尚也フレットレスベースのソロタイムから彼のアルバムから1曲インストナンバーを披露。

また急きょ決まった画家寺門孝之のライヴペインティング。これには皆さんそうとう驚かれたようで、興味津々なプロセスを楽しんだようでした。終わった時、最初の感じからこんな風になるなんて凄い、と言う声が聞こえてきました。

CAYでのゆったりした時間、大人のポップミュージックを提供できたかな、と思っています。
小さな活動ではありますが、続けたいですね。今回は来られた方々の拍手やムードづくりにとても助けられ楽しいステージができたような気がします。

そして明日は震災被災地である常陸太田市のパルティホールでのライヴです。
常陸太田市の方々、待っていてください!


(23:59)

2011年07月26日

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0cf58248.jpg近づいてきました!8月3日(水)のライヴ。
改めて告知致します。

tomo the tomo carpe diem LIVE AT CAY

vocal: tomo the tomo
guitar: 周防義和
keyboard&chorus: Jirafa
fretless bass: 泉尚也
percussions:三沢泉

特別ゲスト:画家 寺門孝之(Live Painting)


8月3日(水)
場所:CAY 港区南青山5ー6−23(SPIRALビルのB1F)
オープン:18:00
スタート 20:00から(2ステージ)
MUSIC CHARGE 2000円
お問い合わせ、予約:03-3498−5790
メール予約:e.mcay@spiral.co.jp

CAYはタイ料理を中心としたアジアンフードのお店、
お食事も、飲み物も充実しています。
真夏の夜、大人の時間、大人のポップミュージック、
大人のライヴハウスへ是非!

(00:01)

2011年07月17日

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0e6b34c8.jpg僕が音楽担当した映画『毎日かあさん』が第14回上海国際映画祭のアジア新人賞の部門で最優秀作品賞を受賞、
また第20回日本映画批評家大賞で永瀬正敏さんが最優秀男優賞を受賞された。
写真は先日行われた小林聖太郎監督主催のパーティ会場にて映画の撮影セットで使用されたオブジェ。
昨年の映画完成以来スタッフの方々にも、こういう席でお会いできるのはほんとうに嬉しい。小林監督のスピーチも、作品賞なのだからみなさんが受賞したのです、といった言葉が作品に関わったものとして、よかったな、と思わせるフレーズだ。
監督やプロデューサーによるとまさか受賞するとは思わず、上海の会場でもほんとうに驚いたとのこと。映画祭というのもひとつのビジネス側面があり、映画祭向けの作品もあり、それに合わせて制作している映画もあるらしい。そしてちょっとコメディ要素のあるエンターテインメントな作品は映画祭向きではないとの判断をされ、そういうところには持っていかないのが普通らしい。

また永瀬正敏さんの日本映画批評家大賞主演男優賞受賞も嬉しきこと。これはプロに認められたということだ。演技もさることながら撮影中に役柄に合わせ減量していった彼の役者魂にはリスペクトする。また死んで布を被ったシーンなど。本人の顔はでないので本人がしなくてもいいところ、彼は自らそこでも演じた(寝ていた)という。
パーティ会場ではそんな永瀬さん、小泉今日子さん、小林監督、柴田理恵さん、そして原作者の漫画家、西原理恵子らとお話しした。
この作品は公開中は他の予算大きい大メジャーな邦画よりもランキングが上にいてすごく健闘した映画と言える。
そんな作品、ちょっと変わった夫婦のパースナルな日常を描いた、ある意味ジミな作品が認めていただけるのは光栄なこと。

(12:58)