2020年05月26日

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映画を取り上げる!(FILM CHALLENGE)005

(FBに掲載したものです)


今回の映画紹介は・・・・・

『VERTIGO』(めまい) 1958年

監督:アルフレッド・ヒッチコック 
原作:ポワロ・ナルスジャック(・・・フランスの小説らしい)
音楽:バーナード・ハーマン 
タイトルデザイン:ソール・バス

映画音楽といえばバーナード・ハーマンに触れないと、っちゅうところだし、
ヒッチコック監督のスリス&サスペンス心理的スリラー大好き。

1958年〜60年のヒッチコック作品はタイトルデザインが
グラフィックデザイナーのソール・バス(Saul Bass)で
これが当時のスタイリッシュというかドライでカッコいい。
名作『サイコ』『北北西に進路を取れ』もソール・バスのデザイン。

『VERTIGO』ではイントロのアヴァンロールのソール・バスのデザインに
バーナード・ハーマンの音楽が見事としか言いようが無いほど、これだけで
ひとつの作品としての完成度を感じる。
ここでの音楽は有名なEflat-mjaor-minor7th,6thの独特の怪しい和声の
上行・下行からなるフレーズがこの冒頭、劇中、エンディングに出てくる。

物語はジェームス・スチュワートの悪夢から始まって、
めちゃ色っぽいブロンド女性のキム・ノヴァクらが仕掛けた殺人事件に
巻き込まれていく展開が飽きさせない。

ヒッチコック映画ではヒロインは必ずブロンド美人で『サイコ』では
そのブロンドが浴室でシャワーを浴びてるところめった刺しの殺人にあうという
ショッキングな内容。
このシーンはヌードモデルの吹き替え使い撮影に7日間を費やしたらしい。
ヌードなどありえない時代、大事な部分が見えないアングル等苦労してる。

『VERTIGO』ではジェームス・スチュワートの役が高所恐怖症なので塔の螺旋階段を
上り恐怖にかられるシーンに「ドリーズーム」
(後にこの作品名から「vertigo」と名付けられたカメラ手法)でのカメラワークが用いられている。
これは僕なんかより映像系の方の解説をお願いしたいが、
カメラをズームバックしつつ移動のレールのカメラを前進させ、
被写体のサイズは変わらないのに背景との関係が変化を生じ広角になる、
というもので、スピルバーグも『E.T.』で使用。

しかし『VERTIGO』では塔の螺旋階段の模型を作り、横にして移動レールを敷いて
この撮影を完成させた。それでどうやったかが納得した。
塔の螺旋階段だと空間なので移動撮影のレールは?という疑問があったからだ。

自分のことで恐縮ですが、
僕が音楽担当した『美味しんぼ(1)』(唐沢寿明、石田ゆり子主演)
『奇跡の人』(山崎まさよし、松下由樹主演)でもこのヴァーティゴ手法があり、

『奇跡の人』では、
並木道シーンでセリフが終わりカット代わり、
ヴァーティゴ手法で松下さんのアップ、その後カット代わり夜の室内、
という流れの中でヴァーティゴのカットから音楽を入れた。

これはセリフを受けての劇伴スタートで他の音との混在が防げ、
またヴァーティゴ手法ということで映像がなんらかのアクションしているので
音楽を入れることでの違和感を緩和できる。
本来次のカットのためのサスペンス音楽なのだが、
カット変わりにジャストだと<いかにも>、
っていう感じになるのでその数秒前のヴァーティゴカットで入れると自然だった、
ということだった。

またこの『VERTIGO』では被写体の周りを回りながら撮る撮影法もあり、
ブライアン・デ・パルマ『ボディダブル』なんかに使用されてるし、
アニメーションも取り入れ主人公の悪夢シーンを、
さすがにこれは今見ると時代を感じるが
ヒッチコックは先駆的な事をいろいろやってたのかな、と思う。

冒頭の悪夢シーンのあと現実に戻ると事務所の窓にかかっているのは
ブラインドではなくてアジア風なすだれ、よしず風な感じや、
その事務所の女性がキャンバスに描いているのは、な!なんと
新しいブラジャーのデザイン画・・・1958年のアメリカ、先進国ですね、おしゃれ。
そういえば1960年代に観てたアメリカのテレビドラマ『奥さまは魔女』の
ママはサマンサで子供がタバサ、旦那さんは広告代理会社に勤務ですもんね。
広告会社のビジネスマンが主役級なんて日本では数十年後ですね、早いです。

話が飛び飛びでスミマセン、
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥの作品なっちゃう!

『VERTIGO』ではセリフ無いシーンに音楽がこのムードをフォローしている。
音楽のバーナード・ハーマンとはいいコンビだったが
1966年の『引き裂かれたカーテン』で殺戮シーンの音楽を巡って
ヒッチコック監督と対立して作曲してたのに降りてしまう。
BBCのドキュメンタリーでそのボツ音楽をシーンにあてたのはメチャクチャ
興味深い、超面白いものでした。

マーティン・スコセッシ監督は『タクシー・ドライバー』でハーマンを起用し成功した上に、
ハーマン死後の1991年の作品『ケープ・フィアー』でハーマンのボツに
なったヒッチコック作品の音楽をエルマー・バーンスタインの編曲で甦えさせている。

デザイナー、ソール・バスは日本でも売れっ子になりいろんな企業のロゴのデザイン
書いてるとのこと。
いやいやヒッチコックきりないワ・・・どの作品も面白いです!

(10:05)

2020年05月13日

浅野孝已


ギタリストの浅野孝已さんが逝ってしまった。

ゴダイゴ再結成の前の1980年代に僕はタケカワユキヒデさんの
CM曲を編曲してタケカワさんに気に入っていただき、
浅野孝已さんとも知り合った。その頃は
よくタケカワさん宅、浅野さん宅にもお邪魔した。

タケカワさんが「ある1曲をその3人3様に個々にアレンジしてみない?」
なんて言って3人でアレンジごっこしたりしたのは楽しき思い出。
当時80年代半ば、2人はすでにPCでの打ち込みをやっていた。
僕はドラムマシーンにあとは手弾きで制作。
「そのうち周防も打ち込みやるんだよ」なんて言われた、、やった。
その後僕はタケカワさんのソロアルバムにも編曲参加した。

また浅野さんはいち早くギターシンセを使用したり先駆的な部分も
あった。僕のスタジオワークにギターで参加してもらったりもした。
2歳上だし、当時すでにスターだった浅野さんタケカワさんは
兄貴のようにペーペーの僕に優しく交流してくれてた。
大阪スクールオブミュージックでもお会いした。

その遥か昔、1969年頃の日比谷野音での
「10円コンサート」
(内田裕也が主催し、まだマイナーだったロックを広める活動としてのライヴ)
に一番カッコいいブルージイなバンド「M」というのが出演したが、
浅野さんはそのバンドのギタリストだった。当時彼も18歳くらい。
日本のロック創世記から活躍していた。
ほんとうにお世話になり有意義な時間をありがとうございました。
トシも近いのにショックです。
ご冥福を、ただただ祈るばかりです。

(22:56)

2020年05月11日

スリービルボード



Composer#Michiaki Katoさんからバトン受けた、Film Challenge Batton。
自分流にアレンジ(いい加減に)やらせてもらっちゃいます。

001
映画『スリービルボード』(原題:Three Billboards Outside Edding,Missouri)
2017年アメリカ
監督:マーティン・マクドナー 音楽:カーター・バーウェル
出演:フランシス・マクドーマンド ウディ・ハレルソン

レイプされ殺された娘の捜査が納得行かず警察に抗議をするばかりか、
町外れに3つの抗議の大看板(ビルボード)を自費で立てた主人公ミルドレッド。
人種差別主義者の白人警察官と主人公は真っ向から対立するが、いつしか
その関係性に変化が生じる。
主人公が頑張って、レイプ殺人の犯人を探し出すプチ感動モノの展開なんかを想像してたら、
これが全然違って、なるほど!と。情緒的にウェットな日本人の好きな
下品なお涙モノではなくドライな気持ちいい展開だった。
別の見方すると肉食的な人々ではあるけど*。

「庭の千草」というアイルランド民謡が冒頭と大事なシーンに使用されている。
アクティブでサスペンスなシーンへの音楽がベタに合わせない曲で、この
物語の方向性をしっかりブレないものにしている。
「庭の千草」は1930年代にそういう映画もあったし、
1944年のイングリッド・バーグマン主演の『ガス燈』の冒頭でも使用されている。
そういえば昔CMで僕もこの曲を編曲しました。

とにかく『スリービルボード』は
展開が飽きさせない秀逸な演出。主演のおばさんフランシス・マクドーマンドらの
実力派の演技が問題を抱え悩む人達が家族と別のところで繋がっていくところが素晴らしい。
マクドーマンドはコーエン監督の『Fargo』(1996)でも主演でいい味出してたし、
アカデミー賞エミー賞トニー賞という映画舞台テレビの3大賞をすべて獲ってるすごい女優。
『あの頃ペニーレインと』『North Country』では助演で出てた。

この貧しいミズーリ州の田舎町、これらはラストベルト(Rust Belt)とか言って
錆びついて見捨てられた白人たち・・・こういうこの人種差別主義者の白人警察官が
トランプ支持しちゃうんだろうな、みたいな想像しちゃった。
ただそういう政治的社会的対立が主題ではなく、パースナルなところに帰結している。
政治的な善悪をやっちゃうと説教になっちゃう恐れありだけど、一切説教には
なってない。これ凄いコンセプトの強さが感じられます。


(21:23)
コゴミ5.2020
コゴミ収穫2020


タラの芽に続いてコゴミも収穫。天ぷら、和え物でも美味しい。
実はコシアブラも2本だけあるけど、これは収穫のタイミングに迷って
スルーしたまま。数年経ったら2m以上に伸びてしまった。

(20:19)

2020年05月10日

オンライン用セッティング


オンラインで「映画音楽作曲講座」

毎年開催しているMPJ(MUSIC PORT JAPAN)での
映画音楽作曲講座が今回はオンラインで実施します。
Zoomによるオンライン遠隔講座です。
Zoomというのはご存知の方が多いと思いますが無料ですし、
簡単にインストールできます。(有償のものもありますが)
東京にその時間行くことができない方も参加できます。

第1回6/18(木)20:00 スタート (講義)
第2回7/2(木)20:00  スタート (講義)
第3回7/16(木)20:00 スタート(講評)

詳細、ご連絡は以下のMPJまでお願いします。
http://www.musicport-j.org

写真はオンラインに向けてのセティング!

(10:48)

2020年04月22日

lockする樹木


Lock Downする樹木! 
写真は近所の木々。
自然に倒れた木が他の木にLockかけちゃってました!

(23:44)

2020年04月13日

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なかなか音楽どころじゃない状況、僕自身も頚椎ヘルニア(首からくる左腕の故障)で
ギターが弾けない日々なので、以下の映像が、だいぶ前のですが、
シンガーtomo the tomoとのラフなほんとラフな・・・マイクもナシでいきなり撮った映像です。

https://www.youtube.com/watch?v=EVMiRGXgAk4

https://www.youtube.com/watch?v=1sikiT45s_k

https://www.youtube.com/watch?v=LSZVrfN-iYo

「静けさの中で」は映画「それでもボクはやってない」のエンディングテーマ。
「月の夜 夢の谷 今宵シャンパンの泡とともに」はtomo the tomo carpe diem
のアルバムより。
「夜の終わりに想う歌」は元々映画「それでもボクはやってない」のアウトテイク。
映画「舞妓はレディ」では上白石萌音ちゃんも歌ってます。
写真は武蔵小山dittyでtomo the tomo と。

(18:36)

2020年04月09日

カタクリ津金寺蓼科


カタクリ。山の中に密やかに、しかし群生して咲いている小さな花たちが春を連れてくる。

(22:50)

2020年04月03日

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「あたいはやっちょらん」。
義弟を殺し遺棄した罪で懲役10年の刑に服した原口アヤ子さんは出所5年後の
1995年に最初の再審請求を申し立てた。
当時67歳・・・(中略)冤罪を訴えた・・・

これは先日3月30日の信濃毎日新聞の記事からの1979年の大崎事件の抜粋だが、
一貫して無罪を訴えている原口さんは現在92歳。
推定無罪の原則があるにもかかわらず警察の威信をかけて、
みたいな無理な捜査や可視化されてない中での
自白強要も問題ではある。
僕の母くらいの年齢の方がいまだに権力と闘っているかと思うと胸に痛みを覚える。
その3月30日に4度目の再審請求をされた。

この問題や警察捜査の可視化問題に委員をされてる周防正行監督の言うところでは、

「再審法は戦後の司法改革でほとんど手つかずのままです。
戦前のまま取り残されている法律です。
その中身は、
「再審はできます」と言っているだけで、どう再審の手続きを進めていくのか、
全く規定がありません。
したがって、裁判体によって進め方が違います。
もっとも多いのは、「再審」は自分の業務成績に関係ないので、
無視して先延ばしにするという対処です。
ですので、きちんと再審に向き合わせるためのルール作りが必要になります。
大崎事件は都合三度の再審開始決定が出たにもかかわらず、
検察の不服申立によって覆されてきました。
昨年の最高裁の開始決定取消は、まさに裁判所は人権を守る最後の砦ではなく、
国家権力を守る最後の砦であることを証明しました。
大崎事件を多くの人に知っていただければ、
その裁判所と検察の対応がいかに理不尽なものか理解してもらえると思います。」

です。
もしご興味あるかた、クラウドファンディングによる支援のことなどは以下のサイトで。
よろしくお願い致します。
https://readyfor.jp/projects/osaki_Justice

(10:36)

2020年04月01日

上田城跡公園03302020


4月19日(日)の「映画音楽カミクダキ」は7月以降に延期します。
よろしくお願い致します。
COVID19感染ウィルス、大変な状況です。
助成金、休業補償が西欧などでは進んでいますが日本は遅いです。
イベントや集いはしないほうがいいのは確か。
これは誰に感染するか不明だし、そこは頑張るところではないと思いますが、
保証的な行政の素早い対応が必要です。

(15:40)

2020年03月31日

400px-Frankenstein_poster_1931

走り書き的雑文です・・・
1931年の映画「フランケンシュタイン」を観てるとホラーの原型とも
言われてるけど、そんなに怖くはない。でも典型的なものを作った功績凄い。
それは当時としては相当恐怖だったと思うけど、セットや物語の展開など
まだ稚拙な感じで、こりゃドリフのコントだ、なんて思ってたら志村けん
さんが亡くなってしまった。特にファンではないがなんか寂しいし原因が
原因だしとても悔しい。
1973年のスペイン映画「ミツバチのささやき」にもそのまま数分間
引用されたいて重要な役割を持っている。この映画は最高!

話戻って「フランケンシュタイン」は
19世紀のイギリスの小説家メアリー・シェリーが18歳で書いた怪奇小説。
メアリーの旦那さんが有名なパーシー・シェリーだったので、そしてまだ
18歳の女の子だったので初版にはメアリーのクレジットがない。
映画のほうもクレジットされてないことを最近発見しました!

2017年の映画「メアリーの総て」はそのメアリー・シェリーを描いた作品で
主演はエル・ファニング。エル・ファニングって菊地凛子や役所広司が出てた
アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督の「BABEL」で子役として
ブラピの娘役やってた女優さん。それがいまやアメリカを代表する女優になった。
メアリー・シェリーの夫は有名な詩人で
ミック・ジャガーがブライアン・ジョーンズ追悼の1969年のハイドパークコンサートで
ブライアンのために引用し朗読したのがシェリーの
「君は死んだのではない、人生という夢から覚めたんだ・・」で、印象的な1節。

またまた話戻って「フランケンシュタイン」は死人の脳を入れ替えて人造人間を
作る話だがジョニー・デップ主演の「トランセンデンス」(2014)は
その最新版みたいな感じ。死んだ人間にA I を組み込んで
それがまたたく間に人間を制服していく話。後半がハリウッド的なお子ちゃま志向。

A I との恋愛を描いたのが「her_世界にひとつだけの彼女」で彼女を「ひとりだけ」
じゃなくて「ひとつだけ」っちゅうところね。この主演を「ジョーカー」の
ホアキン・フェニックス。彼は少し前にカントリー歌手ジョニー・キャッシュの
伝記映画「ウォーク・ザ・ライン」(2005)ですべて自分で歌ってて、
ほんとのキャッシュとは行かないまでもリアル感はある。
「her_世界にひとつだけの彼女」(2013)のほうはカナダの
バンド(ユニット)が音楽やってて、いわゆるオーケストラ劇伴職人じゃない新鮮さがある。
なんでしょう、和声とかリズムとかメロに新しさは感じないけど雰囲気ね、
多少アンビエント風な、それが職人的でなくていいんでしょうね。

ちなみにホラーってあまり好きではない。
昔「エクソシスト」(1973)ヒットしたりとか、いくつかホラーでも面白いのはある。
精神的に怖いほうがほんとに恐怖ではある。
ホラーではなくて恐怖映画のヒッチコックなんかは大好き。
音楽のバーナード・ハーマンが名作いっぱい作曲してる。
ハーマンはスコセッシの「タクシードライバー」(1974)が遺作。

僕が音楽やった「それでもボクはやってない」(2006)「終の信託」(2012)は
普通の人が最後は罪人になっちゃう・・精神的に怖い作品だと思う。

(01:08)

2020年03月29日

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28日深夜から降ってきた雪、
明け方に町内放送の大雪警報でたたき起こされたが、
8時頃には30cmは積もってる。
春の雪だから湿気があって重いので雪掻ききつい。
車、まだスタッドレスタイヤのままでよかったけど・・・

(11:37)

2020年03月22日

韃靼そば



写真は長和町の韃靼(だったん)そば。高地でしか栽培できない種類らしく従来は苦味が強かったが、この店では新たに2017年から信州長和町の標高1400mとかの高地栽培で開発されたらしい。
食感はもちもちしていて美味しい。色が黄色で普通の蕎麦とは雰囲気が異なる。
ポロフェノールの中のルチンが通常の蕎麦の120倍とめちゃヘルシー。
横のお皿にあるのは大根の天ぷらで、これがまたサクサクした歯ごたえでめちゃ良かった。
このお店はダッタンそばの専門店で信州長和町から白樺湖に辿る道、山の途中にある。まるでパスタのような雰囲気だけどこれは二ー八のもり蕎麦。
1年に1回くらいこの山越えの道通って諏訪方面とかにドライヴ。白樺湖を通る道で帰りは中山道で和田峠を超えて蓼科、望月町、佐久に出る。

韃靼(だったん)そばの「だったん」はダッタン人のことで、それは北モンゴルとか
カザフの北部からヨーロッパにかけて活動した人たちでタタール人とかポロベツ人とも言われるようだ。とにかく北ユーラシアの高地栽培が由来みたい。
ロシアの作曲家アレクサンドル・ボロディンの「イーゴリ公」の中の「ダッタン人の踊り」はメロディアスな有名曲でJRの「奈良」のCMで使用されてますね。

(10:43)

2020年03月18日

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「映画音楽カミクダキ」開催します。
4月19日(日)16:30~19:00 場所:ガレリアカフェユウ(茗荷谷)
https://z-m-www.facebook.com/events/200456988005546/

レギュラー的に行ってる「カミクダキ」やります! 周防義和&Jirafa
日本アカデミー賞優秀音楽賞ご報告も兼ねて、周防義和が音楽担当した映画等からの音楽解説、
その他、皆さんにもクイズを投げかけ、どんな音楽が映像に合うかとか音遊びもしたいです。

映画音楽というと一般的にはメロディアスなテーマ曲になっちゃいますが、
そういうミーハーな名曲集じゃなくてもうちょい深掘りした映像と音楽の関係を、、、
なんで,この音楽がこの映像に合うの?みたいなことを追求します。
ちょい知的、でも楽しく行きたいです。
感染ウィルスねえ、ちょっとでも改善してると嬉しきことです。
この会は20人限定の小さな集いです。
前もってガレリアカフェユウか私に予約入れて下さい!
ガレットの美味しいお店で、日曜の夕方です!
(注:ガレリアカフェユウは昨年6月に移転してます・・同じ茗荷谷駅周辺の別場所です)

(00:02)

2020年03月17日

mccoyt



6日にマッコイ・タイナー(pf)が81歳で逝ってしまった。
50枚以上のアルバム残してるしジャズ・ピアノの巨人ですね。
コンポーザー加藤みちあきさんのFBでいち早くふれられてます。

僕がよく聴いていたのは1969年頃から1970年代後半でしょうか。
なんと言っても1960年代ジョン・コルトレーンのバンドでの活躍は凄かったし。
ソロアルバムでは写真の「The Real McCoy」(1967)の「Passion Dance」は名曲。
ジョー・ヘンダーソン(ts)、ロン・カーター(ba)、エルビン・ジョーンズ(dr)という布陣。
録音は勿論ルディ・ヴァン・ゲルダー・・・この時代のモードジャズのムード満載ね。
もう53年経ってるけど今でもスリリングな演奏が熱い。

コルトレーンの「My Favorite Things」での独特の和声やリズムのとり方はアタマに焼き付いている。
左手のルート8va&5度を何小節かごとにガ〜んとくるのがマッコイスタイル。
コルトレーンのあの何かに憑かれたように進む強烈な音楽を支えてたのがマッコイ・タイナーと言える。

ウエイン・ショーターの60年代のソロアルバムではだいたいハンコックかマッコイ・タイナーがピアノ参加。
その中の「JUJU」(1964)の「Yes Or No」というショーターの曲でのマッコイ・タイナーのピアノ・ソロは凄い好き。
ここではアフリカ風ではなくスムースなグルーヴと洗練された音選びのアドリブ。

そしてマッコイは1970年代には亡きコルトレーンのレジェンドから吹っ切れたように
「Song For My Lady」とか「エンライトメント」とか迫力あるアルバムを連発してソロの全盛期だったんじゃないかな。
それらが出る度に必ずアルバム聴いたり買ったりしてた。アナログ時代ね。
また彼はエレクトリックやロックを取り入れたりはしなかった気がする。
ハンコックやコリアのようなデリケートなモード解釈というよりアフリカとかペンタトニックで
スケール感大きかったり一直線に速いフレーズ弾きまくる凄みがあった。
逆にバラードでは意外にオーソドックスにキレイにいったりする。
やはりスタンダード、バップから離れて独自のスタイルに行ったのはコルトレーンの影響でしょうか。
どうしても1960年代ブルーノートではショーターやハンコックのソロアルバム、
そのモーダルなジャズが愛聴盤ではあるけど、やはりマッコイさんも聴かなくちゃ・・・音は生き続けるしね。

(21:57)

2020年03月08日

パミール


6日、日本アカデミー賞授賞式に行ってきました。
最優秀音楽賞は逃しましたが、そして感染ウィルスのために規模縮小での開催でしたが、
有名監督、スター俳優の方々、実力スタッフ等、映画界で活躍した人たちの集いはやはり華やかな会でした。
また功労賞では往年の有名監督、脚本家、俳優の方々の
登場に感銘すると同時に、そんな映画の歴史的なイベントにいることに感激してしまいます。
僕の座ったテーブルではラッドウィンプスの若きバンドの3人と一緒でした。

今回は最優秀までは行かないだろうな、とちょっと弱気に思いつつプレゼンターの発表の瞬間は
それでも興奮が身体を駆け巡ります。なかなか人生でこういう瞬間ないです。
隣にいたラッドが獲ったので握手したり、始まる前では控えの間の音楽賞テーブルでは他の音楽家の方々と交流、
僕以外の皆さんとても若く刺激的な時間でした。

映画「カツベン!」は12月13日に公開、優秀賞の連絡が来たのが正月明けの1月8日なので12月末に集計
ということで会員の投票には不利な中、各部門で優秀賞を受賞したことは素晴らしいことでした。
ちなみに「ノミネート」っていうのと異なるのは優秀賞で賞金が出るっちゅうことでしょうか。ありがたきこと!
また「カツベン!」の美術の磯田さんが毎日映画コンクールで受賞、
照明の長田さんも文部科学省の文化的な功労での受賞となり、カツベンチームでの打ち上げは盛り上がりました。

映画「新聞記者」のシム・ウンギョンさんが主演女優賞獲った瞬間、すぐ隣のテーブルだったし、
本人は唖然として、スピーチでは号泣というのがナマで見ていてこちらも涙出てしまいました。
シムさんのドレスも素敵でした。
MCの安藤サクラとは以前湯布院映画祭でお話いた実力派のほんとうに素敵な女優さん、
二階堂ふみさんは「四十九日のレシピ」の音楽やったときはまだ若手でしたがスゴイリアルな
演技に感動してたらまたたく間に主演、助演の両部門で選ばれる実力派になっちゃいました。
小松菜奈も魅力的、なんと言っても吉永小百合、宮沢りえ、役所広司、菅田将暉、綾野剛ら
常連ですね。ナマの笑福亭鶴瓶・・・こんな存在感の凄い人もいないですね。

写真は会場の新高輪プリンスホテルのパミール館の受賞者控えの間。
1997年に初めて最優秀獲ったとき、もうこんな所に来ることないだろうななんて思ってて、
今回4度目、プレゼンター入れると6度目の出席、夢の数時間、疲れましたが楽しみました!

(12:55)

2020年03月03日

coppola


しかしメディアはWHOが決めた「covid19」 っていう名称は使用しないんだね。
コロナビールは好きです。(・・・桑野さんFBへ)
トヨタの昔の車「コロナ」が全盛だったらどうなってたか。

今日とか昨日スーパーとかホームセンター行ったらけっこう子供達がいた。
そうだよね、親と一緒にそういうところに行っちゃうよね。

首相のあまりに急な休校の要請は専門者会議の意見を反映させたものではなくて、
焦ってやった、みたいな。やっとっこさした記者会見といっても一方的で、
尚且「柔軟に対応しろ」というのはおかしい。
指示や命令ではないから「絶対にやれ」ではないっていうこと?最初から逃げ道作っておくのか。

首相の子分の文科大臣もその日に知った、連立組む公明党も直前に知らされた、と、
民主的プロセスが・・そして専門家や論理的なデータに基づいた上でのトップダウン的な判断とは思えないのが、
こういう大事な問題の時に「この人で大丈夫?」って思っちゃう。
この首相が「真摯に対応する」とか言うときは全く逆で、のらりくらり作戦の印象操作的な不誠実なものと言って良い。
野党に野次飛ばす下品な性格だし人間的に育ちに問題あるとか欠落あるんでしょうね。

その裏で検察庁の検事長の定年延長という、行政の管理下ではあるが権力からはニュートラルな
立場に置いておかなくてはならない検察庁の問題(検事総長の権限は憲法にも書かれている)や、
自民党議員秘書の選挙違反逮捕、ウィルス感染問題の会議での3悪大臣(萩生田・小泉・森)の
サボり欠席など国民をなめている。これは保守とかリベラルとか右左のことではなくて、
国民の税金をどう使うかを
ちゃんとやるべき権力をもった政権への意見で、野党が少数でくっつくとかくっつかないとか頼りないから
メディアや国民が多少は批判的な要素を持つことは健全だと思う。
国難のような時にほんとうに国民のためにきちんとした仕事をしてくれる人たちなのか?
「モリトモカケサクラ」と自分の都合いい人々へ利益誘導するような首相だしね。僕のような特定の主義のない、、、
すみません、でもそれいい(=good)加減な奴とも言えます。そんな僕さえこれはおかしいと思っちゃう。

写真はカリフォルニアワイン「FRANCIS COPPOLA」。飲みやすく高級なテイスト。小林哲さんありがとう!

(23:31)

2020年02月10日

パナマゲイシャ

これはパナマ産のGEISHAというブランドのコーヒー豆。
全く苦味はなくハーブ系のなにかかな、って思ってしまう味。
そうとう高価な豆。残念ながらいただきもので、自分で買う勇気が
ないです、高すぎて。
普通より明るい色で豆自体は硬質。
大阪TAMAMURA COFFEE ROASTERS のお品。
作編曲家の小林哲さん、どうもありがとうございます!

(16:44)
muratajaneiro

写真はコンポーザー、トロンボーン奏者、プロデューサーの村田陽一さんとのお昼のひととき。
尽きない音楽談話の時間でした。
村田さんはSolid Brassや自身のオーケストラ、ジャズ、ボサノバ、ポップとジャンルを超えて活躍するカリスマミュージシャン。
椎名林檎のブラス編曲や桑田佳祐のブラス編曲、紅白歌合戦にも幾つかのシンガーのサポートで超忙しく活躍されている。
自身のビッグバンドでは往年のジャズ名曲からジャコパスの曲と広いレパートリーでジャズへの多大なる愛を感じる音楽を作っている。また渡辺貞夫バンドでも音楽監督を務めた。

最近の僕が担当した映画「カツベン!」では演奏以外に俳優さんのトロンボーン、トランペット指導も頼んで、
茨城や千葉の早朝ロケ現場まで行っていただいた。感謝デス!
NHK「ひとモノガタリ」「にほんごであそぼ」でも吹いてもらっている。

写真のアルバムは、村田さんがブラジルのイヴァン・リンスと作ったアルバム「Janeiro」。
肩の力の抜けた大人のボサ、ジャズなアルバム。トロンボーンセクションが柔らかく包むカウンターなどなるほど!と。
ウィル・リーや椎名林檎、金原千恵子らも参加している。

(15:41)

2020年01月15日


この度映画「カツベン!」音楽において日本アカデミー賞優秀音楽賞受賞の連絡を受けました!
いやいや毎年数百の映画が公開される中で5人の優秀賞に選ばれ嬉しきことです。
(「舞妓はレディ」で最優秀獲ったときは年間700本弱が公開されてた)
「カツベン!」見たよ、面白かった、とか皆さんにも励まされました!
また自分で実質的に音楽プロデュースも果たし、自分のオリジナル音楽以外の部分、劇中の蓄音機から流れるクラシック曲、とか前半劇中劇の下座音楽の音楽制作も主導したので、ある意味今までで一番多くの作業した大仕事でした。多くの方々の協力で完成した映画音楽と言えます。ありがとうございました!
最優秀発表は3月6日・・・これは欲出さないです・・・決勝に行けるだけでありがたきです!

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