2009年08月

2009年08月28日

609a8d90.jpg8月6日夜、広島原爆ドーム向かいの元安川の親水テラスでのライヴ。
シンガーtomo the tomoを中心にしたユニットtomo the tomo carpe diemでの演奏。
写真左から泉尚也(fretless-bass)、tomo the tomo(vocal)、Jirafa(keyboard&chorus)、周防義和(guitar)。
演奏していると僕の位置からほぼ正面少し左にライティングで浮かび上がった夜の原爆ドームが見える。64年前のこの8月6日から原爆ドームになってしまったこの建物の姿は人類へのメッセージ。
また元安川には無数の....たくさんのたくさんの灯籠が流されている。この日は朝8時からの平和祈念式典にも参列した。そんな中でのライヴは今まで味わったことのない雰囲気だった。この8月の広島....ギャラリーGでの展覧会を含めこの8月の広島の思ってtomo the tomo作詞で僕が作曲した「青空」を演奏できたことも感慨深いことでした。「青空」のエンディング部分にtomo the tomoは「原爆を許すまじ」を即興風に加えて演奏を終えた。忘れることのできない夜になりました。
photo: 森 幸長

(02:37)

2009年08月21日

88bb43d9.jpgギャラリーGで。 tomo the tomo(vocal)と周防義和(guitar)。5日の昼間はスペシャルミニライヴということで2人だけの《tomo the tomo carpe diem》で5曲演奏。天井高い会場にtomoの声が気持ちよく響いた。photo: 油田哲

(01:17)
b071efbe.jpgギャラリーGでのリハーサル風景。yukkoダダルカ、坂口ユキコと周防義和。
僕のバックというか横に石塚桜子作品がど〜ん!と存在している。こんな感じな場所で演奏するのもはじめてだ!

(01:12)
0f2e5052.jpg広島ギャラリーGで。写真は周防真理子作品の前で左が周防真理子、右が石塚桜子のお二人。
二人の画の静と動のような雰囲気に囲まれてライヴした。天井が高かったので音響的にはちょっと響き過ぎてリズムの縦線が聴きづらい面はあるが、天井が高いというのは、そこにいる気持ちよさがあるので、それはそれでいいライヴができたのではと思っている。
写真に写っている周防真理子作品は青い部分、黒い部分、濃い青緑の部分には原爆ドームが描かれている。この展覧会、この広島の為に描きおろされた作品。ちょうど一年前の8月、軽井沢のうちに訪れた周防真理子、部谷京子の二人からこの展覧会のことを聞き、会場に流される音楽を作曲することになった。それから数ヶ月過ぎ今年になる頃には広島の求心力!がいろんな人々を導き、作曲陣もJirafa、松村香代子、辻井寛人、坂口ユキコと増え、tomo the tomoも参加....そのうちライヴをすることに発展、yukkoダダルカとしてのライヴで山浦タケヒコも参加、tomo the tomo carpe diemにはkbでJirafaも参加、ギャラリーGだけでなくウエストプラザ、原爆ドーム向えの親水テラスでのイベント出演.....さらに拡がり、ベーシスト泉尚也の参加、ウエストプラザでは地元出身の若手シンガーソングライター竹本拓史のサプライズゲスト参加に至った。
また親水テラス横の橋の辺りでは部谷京子プロデュースでの彼女のかつての映画美術助手の浜崎友子の影絵展も開かれた。多くの仲間達と過した広島での有意義な4日間でした。

(00:58)
34770fc4.jpg広島ギャラリーGで開催された「周防真理子/石塚桜子二人展 NO MORE WAR」の会場にて。
写真はバックに石塚桜子作品で、手前左が映画美術の部谷京子と石塚桜子。
この後、この作品を前にしてyukkoダダルカ、tomo the tomo carpe diemのライヴ演奏が行われた。



(00:35)

2009年08月16日

c26d7469.jpg写真は8月5日広島ウエストプラザにて。
映画美術監督の部谷京子(へやきょうこ)と私による「映画にまつわる話し」でトークした。司会はアナウンサーの大林舞さん。
映画美術って実際どんなことやってるの?的な素朴な疑問に答えつつ映画制作撮影の裏話、エピソードなどを交えて楽しく会話した。勿論私のほうの音楽...映画の劇伴奏音楽の話もした。
部谷さんによると脚本を読んだ段階で自分の中には映像が完成されている、とのこと。
例えば映画「それでもボクはやってない」で役所広司扮する弁護士...この弁護士はバリバリ稼いでいる弁護士というより、人権問題や犯罪被害者のケアなどをするような地味だが正義感溢れる弁護士。そういう弁護士の事務所がどんな事務所なのだろうか....それを美術家の想像と脚本の読み取り術により、造形していくわけだ。
実際は例えばコンクリート打ちっ放しの今風のビルとかではなく、古いビルの事務所でデスクの上には書類の山、後ろには蔵書が2万冊くらい並ぶ...これも事務所の部屋の大きさから計算してそういう数をだしたそうだ。それをすべて(中身はコピー用紙だが、背表紙はすべてそれらしくつくったそうだ)美術監督として指示を出していくのだそうだ。脚本上に細かく書いていないようなことを役柄設定やキャラからつくっていくのも美術の仕事。また脚本は小説ではないから、例えばセリフのないシーンなど監督の演出等で脚本を題材に膨らましていくので、その行間を読む技術も必要。小説を読むのと異なって、そこに自分の仕事を投影して総合的な表現形態にしていくのが映画だ。
そんな話しをした。

また部谷さんとは1991年の周防正行監督作品「シコふんじゃった。」でご一緒してからの仲だが、彼女はその作品が映画美術家として一本立ちした、いわゆるデビュー作。本木雅弘さん扮する相撲部の学生達が稽古する道場をスタジオに造ったのが部谷さんの最初の仕事だったそうだ。その後部谷さんは大活躍し、10回にわたり日本アカデミー賞を受賞している、いまや巨匠になってしまった。広島出身で昨年は広島市民栄誉賞も受賞、文化人としての会議にも呼ばれているし、今年は広島で開催されるダマー映画祭の実行委員の代表を務める超多忙な人。
ところで「シコふんじゃった。」のテーマ曲を歌った、これも私の大親友音楽仲間のシンガー、ヴォイスパフォーマーおおたか静流さんがこの日広島におられて、なんと会場に足を運んでくれた。なんという偶然!8月のこの時期の広島の求心力は凄〜い。今回のこの時期の我々の広島行きも部谷さんの企画がもとになって様々な人々が導かれるように広島の8月4日〜6日に集まった。

そしてトークが終った後は我々のコンサートとなった。
私も参加してるシンガーソングライター坂口ユキコの「yukkoダダルカ」とシンガーtomo the tomoと私周防義和を中心にしたユニットtomo the tomo carpe diemのライヴ。またおって報告しましょう。
  
こちら泉尚也さんのブログにも関連話題あり。
こちらの私のコラムでも
こちらのyukkoダダルカのhpでも

「yukkoダダルカ」関連の話題あり。

写真左から大林舞さん、周防義和、部谷京子さん。photo: 森幸長

(01:50)

2009年08月15日

ff58c9a8.jpgレス・ポール氏が亡くなった。享年94歳。

エレキギターといえばギブソンのレスポールとフェンダーのストラートキャスターなんていうのがエレキの名器、超ベストセラーのブランド。レスポールやストラート、テレキャスという名前はエレキギター、ロックミュージックには欠かせない名前だ。

そのLes Paul(レスポール)という名前は本名Lester William Polfussという1915年生まれのプロシャ系ユダヤ人のギタリスト、ミュージシャンであり、音響録音機材の開発者でもある。ポップミュージック史ではハデではないが大事な人物だ。
ミュージシャンでありながら1940年代くらいから電気ギターの開発を試みて、ソリッドタイプ(アコースティックギターのように中が空洞ではない)のギターを製作、最初はギブソン社からも相手にされなかったが1952年にギブソン社が受け入れ世紀の名器レスポールが誕生する。同じ年にアンぺックスより8トラックのレコーダーも発売されたが、これもレス・ポールの開発した録音機材だ。当時は録音といったらいわゆる「せ〜いの」でイッパツ録りするだけのものだったが、すでにレス・ポールさんはダビングによる録音という発想を考案していた。今では当たり前のことだが、1940年50年頃そんなことを考え開発したというのは凄い発明家とも言える。
エレキギターやダビング録音機材の開発ということでかなり電気や音響機器に関しての専門家でもあったわけだ。
ミュージシャンとしては1951年奥さんのメリー・フォードとのデュオ「How High the Moon」が全米1位を獲得。1953年「Vaya Con Dios」も大ヒットしている。メリー・フォードとは3度結婚、その後また離婚しているようだ。

ギブソンのエレキギター「レスポール」がブレイクしたのは1960年代中期にエリック・クラプトンが....やっぱりこの人が登場しちゃうんです....ジョン・メイオールとブルースブレイカーズに客演した時に、このレスポールをマーシャルのアンプの組み合わせで抜群に良い歪み感を出し、次々にギタリストたちがレスポールを愛用していくようになったらしい。ピーター・グリーン、マイク・ブルームフィールド、ジェフ・ベック、キース・リチャーズ、ミック・テイラー、ジミー・ペイジ、スラッシュetc きりがない。
ギブソンのレスポールのハムバッキング(ダブルコイル使用でノイズがカットされる)の音は甘〜くて太いいい音だ。僕もヴィンテージのレスポール欲しいですが持ってません、ザンネン!ハタチの頃Gabanのレスポール持ってたっけ....
エレキギター愛用者、録音機材愛用者はレス・ポール氏の偉大な好奇心、想像力、開発力、行動力に敬意を表し、慎んで哀悼の意を捧げるものである。


写真はGibson「レスポール」モデルのギター。Wikipediaより






(01:40)

2009年08月12日

a66072d0.jpgこの場所に8月6日にいることはとても大きな意味がある。

考えなくてはならない場所。

夕方一瞬小雨がぱらついたようだが、暑い夏の夜。

原爆ドーム対岸の親水テラスに立つと

右側の空にほぼ満月のような月も見え隠れして

素晴らしい夜になった。

僕らは親水テラスでのイベント

「地球ハーモニーin HIROSHIMA」に出演、演奏した。

生涯忘れることができない演奏、

生涯忘れることができない夜になった。



(21:35)