2013年11月

2013年11月30日

1b13a54a.jpg映画『四十九日のレシピ』(監督:タナダユキ)の音楽を担当しました。

問題を抱えた主婦百合子(永作博美)が外から来た人たちとの擬似家族的な日々を送るうちに自分を回復していく・・・・というようなことだろうか。とにかく日常的なよくある悩みを抱えた人間がちょっとしたことで普段にない独特のことで・・・それがこの場合四十九日を大宴会にしてしまう。ということで幸せを取り戻す、そんな展開の物語。

脇役に二階堂ふみ、岡田将生という若手で実力のある演技陣、百合子の父に石橋蓮二、その姉に淡路恵子という渋みのある俳優たち。特に石橋蓮二の物語の骨格に触れるこんなちゃんとした演技もなかなかないかも。

監督のタナダユキとは昨年WOWOWのドラマ向田邦子イノセントシリーズの『隣りの女』でご一緒した間柄。タナダユキ監督は『百万円と苦虫女』『俺達に明日はないッス』『ふがいない僕は空を見た』というエッジの効いたリアルな作風での30代の気鋭の若手監督。群像劇風に現代日本の現状を個人のそれも問題を抱えた人々をドライに描いていく映像作家だ。

音楽はWOWOWのドラマの時もとてもスムースにいったが、今回も監督との感性は一致したのではないだろうか。どれもさりげない音楽だがとても納得できた仕事ができて嬉しい。

(00:09)