告知

2016年06月22日

嫌な女フライヤー
音楽担当した映画『嫌な女』が今週土曜日25日に公開です。この作品は女優の黒木瞳が初監督!
黒木瞳さんはご自分でこの原作の映画制作権を獲得したくらい意欲に充ちた方。
主演は吉田羊、木村佳乃という2人の素敵でオトナな女優。この2人が相反する性格で面白い話が展開します。音楽はJirafaとの共同作業で制作。おおまかには木村佳乃さん絡みのシーンがJirafa、吉田羊さん絡みのシーンが僕、みたいなところでしょうか。

(18:57)

2015年05月26日

d1d840bf.jpgついに、というかやっと完成しました。

周防義和SOLO ALBUM『遇游歌集』 (GUYUKASYUU)

SOLO ALBUMとしては10年振り。全編で70分15曲、渾身の意欲作であり、たっぷり聴かせるオトナの音楽です。
2015年の映画音楽賞を4つ受賞の勢いに乗ってリリース!
無国籍な超ポップの歌! インスト曲ではモード手法中心のノンジャンルな音世界!

映画音楽で見せる弦楽木管などのオーケストレイションとは異なりここではポップでありバンドであり、しかし独自の音世界が展開する。ジャンル超えボーダーレスの音曲箱の完成!
数曲が周防義和ホームページで聴けます。こちらから入って購入・詳細をクリックすると(大丈夫です、まだ購入確定になりません)試聴のとこに行けます。

もしご購入されたい方はこちらから入ってトップページまたはアルバムページの『遇游歌集』に購入欄がありますので、是非よろしくお願い致します!

全編で70分の長尺のために《SONG SIDE》《DEEP SIDE》ということにしました・・・もしアナログアルバムならこんなんなるのがいいかなって。

♦Blogに賛辞が寄せられたドラマ主題歌「Out Of The Blue」ではディープな周防義和voiceにブルージィで大人なポップ。GutGuitarソロも渋く絡む。
♦珍しく社会的な作詞に自ら挑んだ「ミウシナワナイデツナガルカラ」では渋いラテンのようなボサのような歌。「SORAからリズム降る」ではコード進行しない歌。これら周防義和Vocal。
♦以前やまがたすみこさんに書いた「教えないで詩人の予言を」(作詞:井上鑑)をセルフ・カヴァー、間奏ではギターとベースのユニゾンパートが聴きモノです。
♦Miles DavisのMode曲「Nefertiti」、RollingStonesの「Ruby Tuesday」を独自リメイク。
♦桑野聖Violinとtomo the tomoのVoice、リズム隊が絡むLydianダンス「Zezeの舞踊曲」はモード手法でのインスト。「遇游」もノンジャンル無国籍な全くオリジナルなインスト。
♦諸行無常?!周防スライドGuitarに経の如く声が溶けていく「雨月幽韻」。
♦「オソイユメ」は自ら鍵盤ハーモニカを吹く・・・アドリブもしている。この曲はupper-structure-triadの和声が転調していくような高度な構造の作曲。
♦新星ヴォーカリスト坂江真実の個性的な歌曲「うすべに色の樹」、「アテノナイミチ」ではJirafaのヴォーカルにモーダルな無国籍超ポップ。
♦最後を飾る1曲はキム・スヒョンとの合作「六音清浄」、これは弦楽四重奏曲です。N響の大宮臨太郎(violin)、松田拓之(violin)、坂口弦太郎(viola)、山内俊輔(v.cello)が参加しています。

♦20年来の音楽仲間、泉尚也、三沢泉、桑野聖らの強力なプレイも聴きモノ!
♦musician:bass:泉尚也、percussions:三沢泉、vocal&作詞:Jirafa、violin:桑野聖、violin:藤家泉子、v.cello:堀沢真己、vocal:坂江真実、drums:佐治宣英 compose:金スヒョン、vocal:tomo the tomo 、violin:大宮臨太郎(N響)、bass:御供信弘、tenor sax:ボブ・ザング  vocal.guitar.melodion,fretless-bass,kb&prog:周防義和 等
      問い合わせmail address: yyyzsur@suoyon.net 
           周防義和URLは http://www.suoyon.jp 

ジャケットアートはオブジェ作家の持木慎子、デザインは石田直久。

(23:27)

2015年05月12日

94531e53.jpg写真は名古屋学芸大学のリフォームしたスタジオ。この4月に完成した。SSLがあると僕みたいなスタジオっていうとSSLとかニーヴっていうところで仕事してきたから、なんか精神的に安心する。毎年11月に開催されるSTRING QUARTETのレコーディング授業もこのコンソールで録ることになるので楽しみ!photo:yukinaga mori

(21:00)

2015年04月14日

a732d859.jpg写真はNHK-Eテレの番組『にほんごであそぼ』画面より。
4月の月歌は
金子みす々:詩
周防義和:作曲編曲
の「蜂と神さま」という曲なんです。
一昨年も金子みす々の詩「さよなら」に曲をつけましたが、再びです。
歌っているのは『にほんごであそぼ』のレギュラー陣の子供たち、コニシキさんなどです。


(21:38)

2015年04月12日

9547a5a6.jpg写真は南青山のマスタリングスタジオORANGEにて、一緒にいるのはミュージシャンのYuri.S. 僕の作曲ゼミの教え子でもある。彼女は今までに2つの映画音楽を手がけているが、3つ目の映画音楽担当になるか、その打ち合せでここに来ていた。とにかく個性的な女の子いやいや才能ある女性だ。会話もはずんだ。

一方ORANGEはいまやカリスマ的なマスタリングスタジオ。坂本龍一さんはじめ森山良子さん、山崎まさよしさん、レリゴーのメイジェイさんもここでマスタリングしてる。
この日は僕のソロアルバム『遇游歌集』(ぐゆうかしゅう)の作業を行った。勿論小泉由香マスタリング・エンジニアが手がけた。
僕のアルバム『遇游歌集』は5月にはジャケット、プレスも完成予定、70分の・・・時間だけみるとこりゃ大作!ってことだ。まあ久々なので、長尺作品集にお許しを!

『遇游歌集』ってFBでもどんな意味?っていうお尋ねがあったので、説明すると・・・
「遇游(ぐゆう)」の「遇」に含まれた造りには、立ち止まりつつ進む動作、たまたま出会った2人が一緒に歩くこと、等の意味があり、「游」にはゆらゆらする、ぶらぶらする、本拠とする場所から離れる、あそぶ、水に浮かぶ、等の意味があるんです。
アルバムにはWOWOWドラマ主題歌でこのブログにも多くの賛辞が寄せられた曲「Out Of The Blue」も収録!
サントラもなかったし,この曲の初のCD化です。

また告知しますが皆さん乞うご期待を!

(17:22)

2015年04月06日

5fe4b9ac.jpg再び作曲講座のお知らせです。まだ数名の余裕がありますので、興味のある方は是非!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

映画音楽、映像につける音楽の作曲編曲講座です。
私、周防義和が自ら音楽担当した作品を題材にリアリティのある実践的な講義になります。
映画音楽、CMなど映像に音楽をつけることに興味ある方々は是非参加を!
また映画音楽制作の裏側を垣間見たい一般の方でも楽しめると思います。
詳しくは
http://blog.livedoor.jp/mpj_events/archives/52041705.html
からMPJに入って下さい。


【日時】
第1回4月9日(木) Start 19:30 (Open 19:00)
第2回(補講)4月16日(木) Start 19:30 (Open 19:00)
第3回4月23日(木) Start 19:30 (Open 19:00)  
◇全2回プラス1回の講座です。

◇受講締切:※定員になり次第締切ります。

【場所】大塚MPJ事務局

【講義概要】
第1回「レクチャー」:4月9日(木)
◇映画「超高速!参勤交代」の音楽の徹底的追求です。
ナマ楽器のオーケストレイション、、劇伴へのヴァリエーション、
ワンテーマ編曲の分析。実際の今回の映画音楽スコアでの解説。
かなり濃い内容で望みます。 最後に受講生への作曲課題出題。

第2回「レクチャー:補講」:4月16日(木)
今回の題材の映画超高速!参勤交代の音楽は自分でも凄く納得の出来映えです。
それで今回は2回に渡って解説講義をしたいのです。
内容としては、全体をワンテーマのバリエーションで構成できたり、
絵合わせの部分、闘いの音楽など、解説したいことが多いのです。
ラフな質疑応答等
※周防の自らの要望による追加レクチャーです。
よってこの日の受講は任意です。

第3回「課題発表」:4月23日(木)  
◇第1回講座レクチャーの最後に「映像に音楽を作曲する」という課題を
出しますので、参加者の皆さんはそれに沿って作曲していただきます。
CDRの課題発表となります。
各作品に対してコメントさせていただきます。
◇ゲスト審査員:映画音楽プロデューサー 和田 亨 氏も立ち会います。
◇終了後に講師を囲んでの打上げも別途予定。

(17:53)

2015年03月20日

今年もMPJでの周防義和作曲講座の日程が決まりました!

映画音楽、映像につける音楽の作曲編曲講座です。
私、周防義和が自ら音楽担当した作品を題材にリアリティのある実践的な講義になります。
映画音楽、CMなど映像に音楽をつけることに興味ある方々は是非参加を!
また映画音楽制作の裏側を垣間見たい一般の方でも楽しめると思います。
詳しくは
http://blog.livedoor.jp/mpj_events/archives/52041705.html
からMPJに入って下さい。


【日時】
第1回4月9日(木) Start 19:30 (Open 19:00)
第2回(補講)4月16日(木) Start 19:30 (Open 19:00)
第3回4月23日(木) Start 19:30 (Open 19:00)  
◇全2回プラス1回の講座です。

◇受講締切:※定員になり次第締切ります。

【場所】大塚MPJ事務局

【講義概要】
第1回「レクチャー」:4月9日(木)
◇映画「超高速!参勤交代」の音楽の徹底的追求です。
ナマ楽器のオーケストレイション、、劇伴へのヴァリエーション、
ワンテーマ編曲の分析。実際の今回の映画音楽スコアでの解説。
かなり濃い内容で望みます。 最後に受講生への作曲課題出題。

第2回「レクチャー:補講」:4月16日(木)
今回の題材の映画超高速!参勤交代の音楽は自分でも凄く納得の出来映えです。
それで今回は2回に渡って解説講義をしたいのです。
内容としては、全体をワンテーマのバリエーションで構成できたり、
絵合わせの部分、闘いの音楽など、解説したいことが多いのです。
ラフな質疑応答等
※周防の自らの要望による追加レクチャーです。
よってこの日の受講は任意です。

第3回「課題発表」:4月23日(木)  
◇第1回講座レクチャーの最後に「映像に音楽を作曲する」という課題を
出しますので、参加者の皆さんはそれに沿って作曲していただきます。
CDRの課題発表となります。
各作品に対してコメントさせていただきます。
◇ゲスト審査員:映画音楽プロデューサー 和田 亨 氏も立ち会います。
◇終了後に講師を囲んでの打上げも別途予定。

(21:01)

2015年02月11日

2f512a77.jpg2月10日ミューザ川崎シンフォニー・ホールにおいて第69回毎日映画コンクールが開催されました。
私周防義和は映画「舞妓はレディ」で音楽賞受賞、大きく重いブロンズの像を授与、感激です。
主演男優賞に綾野剛、主演女優賞に安藤さくら、助演男優賞に伊藤英明、助演女優賞に池脇千鶴、田中絹代賞に
鈴木京香などなど、たくさんの映画人が集った。華やかな場所!こんなにたくさんのカメラフラッシュのシャワーを浴びて一瞬スターになったかの如く・・夢の時間でした!
周防正行監督、桝井プロデューサー(舞妓はレディのエグゼクティヴプロデューサー)もかけつけてくれた。

69年という歴史の権威ある賞、コメディタッチの作品では不利とされながらこの「舞妓はレディ」で受賞した意義は大きい。
10程のミュージカルシーンの為の歌は舞台系のすごくメリハリある盛り上がる歌ではない、しかしそれこそが映画ならではのさりげなくいけるミュージカルソングとも言える。そして日本語のミュージカルという高いハードル。セリフから歌になるのは普段の生活にない不自然なのは当然だが、嘘とわかっていてでもできたら自然に繋がるために作曲も凄く意識したと同時に音響的な仕上げを丁寧に作業した。また全体のヴィジョンを考えていた周防正行監督の構想の素晴らしさには敬服する。なによりも京都舞台のファンタジー、その物語が奥深い。
そのストーリィの中でびっくるするようなインパクトの歌ではないがじわっとブレンドする歌を目指した。作詞の周防正行監督、種ともこに多大な感謝をしている。また一生懸命歌うことに取り組んでいただいた主演の上白石萌音をはじめ長谷川博己、富司純子、草刈民代、竹中直人、渡辺えり、田畑智子、大原櫻子、高嶋政宏、濱田岳、中村久美(敬称略)らのプロ意識の高さに感銘し、
音楽スタッフの和田亨音楽プロデューサー、作曲アシスタントでメインテーマのコーラス編曲と劇伴2曲の作曲担当したJirafa(Sura:5 という映画音楽制作ユニットを周防義和と主催),レコーディングエンジニアの小幡幹男、長谷川巧、多くのアシスタント・エンジニア、ヴォイストレーナーの内川佳子(敬称略)、また1曲だけ以前に作曲された「夜の終わりに想う歌」作詞のtomo the tomo,コーラス参加の東京スクールオブミュージックの皆さん、
レコーディング参加の泉尚也、三沢泉はじめ多くの演奏家のみなさんもほんとうに素晴らしい仕事しました、ありがとうございました。

俳優の皆さんとは音域チェックにはじまり、作曲demoでの打ち合わせ、ヴォイストレーニング現場にも行ったりして歌唱指導したり、そして撮影用のレコーディング、そして撮影立ち会い、その後のアフレコでの歌録りと、こんなに長く関わった仕事もなかったので感慨深いです。

第69回毎日映画コンクールの表彰式は2月15日(日)19:00〜19:54 テレビ神奈川でオンエアとのことです。
写真は私のスピーチの瞬間(ブロンズ像持ちながらしゃべるのって、なかなかのもんです)。photo:Jirafa

(22:36)

2015年01月24日

d66cb949.jpg映画『舞妓はレディ』の音楽で毎日映画コンクール音楽賞を受賞、また日本アカデミー賞優秀音楽賞を受賞しました。この受賞の通知が同じ日に数時間をおいて来たためほんとうにびっくり「ナンテヒダ!」という感じだった。
毎日映画コンクールは1946年頃から続く日本でも一番伝統ある権威ある映画賞と聞く。勿論初めての受賞なのでほうんとうに光栄だし嬉しき受賞となった。こちらは評論家などの選考委員が選ぶ方式。
そして日本アカデミー賞は過去に2回(1回は最優秀賞、1回は優秀賞)いただいている。アカデミー会員が投票で選出する、そしてテレビでもオンエアされる華やかなフェスティバルである。最優秀賞は2月27日の授賞式で発表される。

映画音楽はとても賞狙いで作曲できない、少なくとも僕には無理。まず映像にどうかかわり監督の要望にも応え、時には殆ど劇中に音楽が入らない時もある。しかしそれは作品全体から見ての判断なので音楽がでしゃばってはいけない。そんな中、映画『舞妓はレディ』はミュージカルシーンが10箇所以上ある音楽映画でもあるので、今回はいわゆる劇伴奏だけでなくポップなミュージカルチューンを作曲できたということが大きい、
京都を舞台にしたちょっと日常ではない環境の物語、でもそこに生きる人々の姿をファンタジーとして描いた。
こういう仕事に巡り会えたことが凄いこと、幸福なことである。

また主演の上白石萌音ちゃんの歌唱が素晴らしく音楽賞に結びついたことは言うまでもない。当時15歳だった萌音ちゃんにも感謝だ。
20年来温めてきた企画を自ら脚本家し監督した周防正行監督、作詞の種ともこさん、正行監督にもお礼を言いたい。
そしてご覧になった多くの方々から「心暖まる素晴らしい作品」「楽しい作品」「音楽も良かった」などなど賛辞の言葉をいただいた。それらが励みになっている。ありがとうございました。
ちなみにもうすぐ「舞妓はレディ」DVD,BluRayがリリースされると思います。

写真は『舞妓はレディ』にも参加しているNHK交響楽団のストリングの方々を中心にブーメランスタジオで。
右から大宮臨太郎 (Violn)、山内俊輔(V.Cello)、キム・スヒョン(作曲家)、坂口弦太郎(Viola)、松田拓之(Violin)、そして周防義和。

(12:53)

2014年12月26日

cadb328f.jpgお笑いユニット《The Newspaper》のライヴを銀座博品館劇場で見た。
以前からザ・ニュースペーパーの政治風刺、政治家ものまね芸にはただただ関心していたが、この日12月16日初めてナマで見れた。博品館劇場は満席。すべての公演が完売らしい。
12月16日って、衆議院総選挙のたった2日後なのにザ・ニュースペーパーのネタは選挙を題材にしたものも多く、中1日しかないのに作家が書いてそれを演じるという超高速!なパフォーマンスには圧倒された。

勿論大権力を得た自民党を風刺しつつ民主党、公明党、共産党、社民党など、区別なく切り捨てるところが小気味よい。
庶民にとっては、心の底でほんのちょっと思っていながら、公には言いにくいところを掘り出してくれるのがお笑いの芸の真骨頂とも言える。場内は2時間以上ずっと大爆笑に包まれた。
しかし最近の政治家は強烈なキャラが薄いのかな、と思ったことも確か。シュショウは滑舌悪いとかは絶好のネタだが他にはこれといった特徴がないし、スガさん、タニガキさんも強烈さはない。民主党にも同じことが言える。それでコイズミのものまねが登場、これはけっこうキテる。勿論特にコイズミの支持者というわけではないですが。

土砂降りの雨の日だったが《The Newspaper》のライヴを見てちょっと心がすうっとした後劇場出ると雨はやんでいた。

銀座8丁目から4丁目へ散歩、雨上がりの夜の銀座、クリスマスのイルミネーションもさり気なく綺麗だった。

しかし本当のほうの選挙・・・ドン引き


(00:03)

2014年12月14日

7a707551.jpg12月14日朝、大阪から東京に移動して午後2時からの三軒茶屋シアタートラムでのお芝居『みえない雲』を見た。
主演が『舞妓はレディ』の上白石萌音。そう萌音ちゃんの舞台主演デビューでもある。映画とは異なって絶叫、怒り、など感情のダイナミクスの激しいお芝居を見事にこなしていた。舞台での声の大きさにちょっと心配ではあったがそれも問題なかった。芝居後本人に会ったら『舞妓はレディ』でのヴォイストレーニングで相当鍛えられて良かったとのことだった。劇中ではアカペラで歌うシーンもあり、彼女のすんなり入ってくるレガートな歌が良かった。
劇の内容は大変重いシリアスなもので反原発のストーリィ。グードルン・パウゼヴァングの原作を舞台化したもので1986年のチェルノブイリ原発事故を受けて翌1987年に書かれたもの。ドイツにおきた架空の原発事故での主人公の悲劇を描く。上演台本・演出の瀬戸山美咲が原作者のパウゼヴァングに会いにドイツに行くことを芝居に取り入れて2重構成的に話は進む。

演出の瀬戸山が小学6年の時に読んだ原作『みえない雲』が大人になった2011年3月11日の福島原発事故で「避けられない現実」となってこの舞台化へ動いたとのこと。セリフの中で単に反原発の政治的な運動ではないという作家としての苦悩なども吐露していているところが良かった。陽月華のひとり芝居の部分も凄かった。
全体は重くシリアスだし絶叫するセリフも多いので楽しいという物語ではないし、最後も勿論なにかが解決するわけではない。萌音ちゃんもこんなシリアスで、ある意味地味な物語の主演をよくやったな、というのが正直な感想でもある。しかし凄くやりがいのある役に挑戦して「楽しい」と話してくれた。まだ16歳だもんね、凄いなあ。

『みえない雲』:
2014年12月10日(水)〜16日(火) シアタートラム

原作:グードルン・パウゼヴァング 訳:高田ゆみ子(小学館文庫) 上演台本・演出:瀬戸山美咲 
CAST
上白石萌音 陽月華 塩顕治 中田顕史郎 大原研二(DULL-COLORED POP) 浅倉洋介 橘花梨 石田迪子  つついきえ 佐藤真子 間瀬英正 / 大森美紀子(演劇集団キャラメルボックス)

写真は『みえない雲』のポスターより、主演の上白石萌音

しかし反原発の劇『みえない雲』見て、今日選挙の日、この国の行方は・・・みえない



(22:03)

2014年12月04日

045143b2.jpg写真はVIOLINIST,COMPOSERの桑野聖さんのスタジオSPICYHEADでのひとコマ。
場所は湘南海岸の西に位置する二宮。恵比寿からJR湘南新宿ラインで行くと案外近い。
スタジオの目の前が海というロケーション。うちのように11年以上山の中に住んでいると海の光景がこれまたメチャ羨ましい。まあないものねだりなんでしょうが。
この日はこのスタジオで僕のアルバム用のレコーディングを行った。
桑野さんは数年前にこのスタジオを開設。また全国各地での演奏活動でも忙しくされている。

しかし、ちょっと休憩時間に外出ると海が見えるっていうのも凄い!
スタジオワークっていうのは何時間も窓のない部屋に閉じこもって作業するのがだいたい通常なことなので、山にしろ海にしろ自然がすぐ近くにあると気分もまた改まって気持ちいい。自然の景色の治癒効果ってある。
写真左から桑野聖、長谷川巧エンジニア、周防義和、和田亨プロデューサー(敬称略)。


(11:46)

2014年11月01日

f226f961.jpg秋深しの10月も終ろうとしている。軽井沢はけっこう寒い日も多いけど紅葉はメチャクチャキレイ!

僕は久々のソロアルバム制作が佳境に入っている。
このアルバムにはイノセントのテーマ「Out Of The Blue」(vo:周防義和)も入る。オンエア時、数々の反響がありましたがそれに答えるべく・・・ちょっと時間かかりすぎですが、やっとCD化です。
その他、Violinの桑野聖、Bassの泉尚也、Percussionの三沢泉と長年の音楽仲間が参加してくれています。
vocal陣ではtomo the tomo、Jirafa、マーサ坂江真実・・そして周防義和も歌っています。
今年中にはレコーディングは終えて早くTDに入りたいのではありますが、ゆっくり進んでいることも確か。
みんさん待って下さりませ!

(01:48)

2014年07月15日

4272f208.jpg僕が音楽担当した映画「舞妓はレディ」は9月に劇場公開になるがキャンペーンは始まっている。
フランス、パリで7月上旬に開かれていたJAPAN EXPOに主演女優の上白石萌音が参加、上映とともに登壇しフランス語でスピーチしたとのこと。
また上海国際映画祭でも上映、こちらには周防正行監督、上白石萌音らが参加した。

そして7月16日主題歌であり劇中に歌われる「舞妓はレディ」メインテーマ曲のシングルCDがリリースされる。
「舞妓はレディ」メインテーマは劇中でも主演の上白石萌音が歌っているがシングルではそのフルVersionということになる。役名である「小春」という名前でのリリースになる。
作詞は監督であり脚本も担当した周防正行とシンガー・ソングライターの種ともこの共作。
作曲編曲は周防義和。
撮影や録音当時15歳だった上白石萌音ちゃんとの音楽制作はとてもスムースだった。彼女の歌の技術は高くまだ未完成のところも魅力でありつつ素晴らしいフィーリング、とくにレガート感溢れるニュアンスが聴くものを心地よくされる。日本語の発音も気持ちいい。さりげなく彼女の世界に惹き込まれる。ニュースターの誕生を感じさせる女優さんだ。 

またこのシングルにはやはり劇中で歌っているバラード「これが恋?」も収録されている。
勿論これらの曲は9月にリリースされるサウンドトラックCDにも入る。
映画公開時期にまた告知したいが、とにかくシングルが出ます!

(22:07)

2014年06月18日

8cbdb983.jpg6月21日から映画『超高速!参勤交代』(全国松竹系で)が公開される。
私周防義和が音楽担当した、大型時代劇エンターテインメント作品だ。

監督:本木克英。出演:佐々木蔵之介 深田恭子 伊原剛志 上地雄輔 知念侑季 六角精児 柄本時生 陣内孝則 石橋蓮司 市川猿之助 西村雅彦 寺脇康文
土橋章宏の原作脚本は城戸賞を受賞した作品で、その映画化になる。

江戸時代の参勤交代は1年おきとかが通常だが、幕府の悪い老中によって参勤交代を終え江戸から帰ったばかりの
湯長谷藩(現在の福島県いわき市辺り)という弱小藩に5日以内に再び参勤せよ、という命令が下され普通では考えられない江戸への参勤の旅が始まる。主役の湯長谷藩主内藤政醇(佐々木蔵之介)と6人の侍達が智恵をしぼり公儀隠密との闘いをしつつ困難に向かう。
弱小地方が悪徳中央に挑むという図式はなにか現代でも当てはまる。
事実昨日も大臣の「金目」発言が福島県の人々を傷つけている。上から目線の中央の酷い状況だ。
侍たちの生き様が爽やかでもありユーモラスに描かれていく。

私の劇中音楽は弦楽セクション中心にパーカッション、アコースティックギター、ヴォイスなどを絡めた楽器編成。劇中53箇所に音楽を配した。これはけっこう多いほうだが自分でも納得の作曲ができていると思う。
手法としては1テーマ方式を貫けた。あるテーマメロディ・・・湯長谷藩の侍達が出立する時につけた音楽のメロディを各シーンにリアレンジしていった。勿論一般の方々にはそんなことどうでもいいわけだが、それでも知らず知らずのうちに全体が引き締まるし、コンセプチャルな方向にもっていける。
いわゆる闘い、チャンバラシーンも多いがアクション的にリズムを重視したり、または森の中での隠密との闘い亜では和声的に複雑で美しい和音を長い音符でデザイン風に配する、みたいなこともしてみた。
本木監督とはたくさんの作品で起用された仲。時代劇でも丹下左膳、獅童流森の石松という2作品で作曲している。
とにかく痛快な傑作作品になっていると思う。俳優さんたちも各個性が適材適所で発揮され、笑いもありスムースな展開が飽きさせない。
サウンドトラックアルバムもリリースされています!

(10:45)

2014年05月29日

ただいま周防義和URLからのCD販売はメンテナンスのため休止しております。
再び再開の時にお知らせ致します。ありがとうございました。

・・・・お待たせしました!
2014年9月 CDリリース再開しております。
「tomo the tomo carpe diem 」
「弦異抄Slow Slide Songs」
購入の方はordertrans@suoyon.netから入って下さい。

周防義和

(01:39)

2014年05月13日

約2年ぶりにMPJでの映像音楽作曲講座が開かれます。

アマチュア、セミプロ問わず・・・また一般的な映画音楽の裏側を覗くといった面もある講座です。
2回に渡って行い、1回目は私周防義和からの講義、そして2週間後の2回目は1回目講座で出題した作曲課題の
発表になります。私と音楽プロデューサー和田亨の2人によるコメントをさせて頂きます。
和田プロデューサーとは9月公開の周防正行監督新作「舞妓はレディ」でもともに仕事した仲であり、彼は今公開中の映画「WOOD JOB」(矢口史靖監督)の音楽プロデュースで若手作曲家を起用した経緯もあるので、映画音楽作曲にキャリアのないかたも自分の作品で訴えるチャンスでもあります。

私の講義は2012年公開の社会派作品、映画「終の信託」(周防正行監督作品 主演:草刈民代 役所広司 大沢たかお)の劇中音楽、エンディングテーマ曲の分析を行いたいと思います。またこの作品ではプッチーニの曲をアレンジしたり様々なアプローチをした作品なので実際に音楽担当した私のリアリティある講座にしたいと思っております。
是非興味ある皆さんご参加を!

MPJ 映像音楽制作講座
★第1回5/22(木)夜:7時30分スタート 約2時間程の講座
★第2回6/5(木)夜:7時30分スタート 参加者の課題発表 
場所:MPJ大塚事務局 山手線大塚駅徒歩数分

詳しくは

こちら


(20:39)

2014年02月10日

10c6613d.jpg映画『Shall we ダンス?』が宝塚歌劇団のミュージカル芝居としてリメイクされた。
映画劇中の音楽をいくつかそのまま使用したり、今回用にアレンジversionでの使用、そして僕は今回の為に新曲を3曲作曲依頼受けた。全体の音楽を統括するのは宝塚の手島さんという作曲家。
先日観劇した。
俳優の竹中直人さんご夫婦も一緒で、映画で竹中さんの役をやった夢乃聖夏さんのお芝居がある意味竹中さんを意識しつつさらにデフォルメしていてとても面白かった。
凄いです、『Shall we ダンス?』という以前に何と言っても宝塚のあのムードは他にないです。
このお仕事依頼を受けた昨年の春に『ベルサイユのばら』の公演を観劇しましたが、それはほんとうに今まで知らない別世界に連れ込まれた感じで衝撃的ではありました。
20年前にも宝塚の舞台を観劇していますが、今回は自分が関わってということで新たな気持ちで見たというわけです。
宝塚版『Shall we ダンス?』は舞台をイギリスという設定に変えてはいますがほぼ映画原作に沿ったストーリーが展開。ミュージカルシーンが散りばめられいく展開になりました。
公演終了後に主演の壮一帆(そうかずほ)さん、愛加あゆさん、早霧せいなさん、夢乃聖夏さんらとお会いししました。
それも第2部のレヴュー後だったので背中に羽をつけたままの衣装でのご対面はまるで夢の世界に引き込まれたかの如くでした。作曲家人生30年以上になりますが、まさか宝塚の音楽を担当するなんて、いろんな経験できて興味深きものがあります。
写真はプログラムの表紙の壮一帆さん。男役の俳優さんかっこいいデス。

(13:26)

2013年09月17日

9cdf22b5.jpgNHKーEテレ9月23日朝9時〜9時45分オンエアする『にほんごあそぼ』は「元気コンサートin大船渡」と銘打っった岩手県大船渡での公開収録。
昨年、福島での公開収録(オンエアは1月)の続編的なものです。是非ご覧になって下さい。

(15:01)

2013年07月05日

dc2294dd.jpg「はっつぁん」ことべーシストの加賀八郎が逝ってしまった。3年前から多発性骨髄腫という難病と闘っていたが7月2日55歳の若さで旅立った。

ハっちゃんはギタリストの野村義男のバックバンドThe Good-byeでアイドルとして活躍、その後実力派ベーシストとして真心ブラザースのサポートなど様々な活動をしていた。僕も岸本一遥、おおたか静流、らとのバンドVoice From Asiaをやっていた頃に一緒にプレイした。岸本一遥のFlying Asian Farmers' Band にも参加していてライヴを見に行ったことを思い出す。フェンダーベースが似合う8beatのロックに素直にアプローチするいいベーシストだった。ギタリスト野村よっちゃんのお悔やみの言葉も聞かれる。

八っちゃんは僕と一緒の東京中目黒の生まれ、っちゅうか、彼の兄の康行君と僕が幼稚園から高校までいっしょした同級生。幼稚園の頃康行君に弟が産まれたんだ、なんていうのをかすかに憶えているので八っちゃんが生まれた時から知っていることになる。

アイドルでデビューするくらいだから可愛いルックスで憎めないキャラのいい奴だった。
彼の実家は祐天寺の加賀屋石材店なのでお通夜告別式は祐天寺。僕が通った幼稚園も祐天寺付属幼稚園なので、
久々に祐天寺を訪れることになった。関係者がたくさん集まりすすり泣く、多くの女性たちが目立つ式だった。

八っちゃんのブログを見ると6月8日まででその後が記されていない。だいぶ具合が悪くなってしまったのだろう。5月に入院したときからベッドの上からブログを綴っていて、今読み返すと心が痛む。
奥様は漫画家の池沢理美さん。

八っちゃんまさか55歳で。
慎んでご冥福をお祈りします。
僕もそっち行ったらセッションしよう!





(10:07)