美術

2015年05月01日

6b105708.jpg銀座コリドー街のアートホールで行われている彫刻家8人による展覧会「超・挑・彫 展」に行きました。
写真は友人の彫刻家酒井道久さんの作品「POINT OF NO RETURN」。アクティヴな作品、天から舞い降りたこの女性は何者?天使?いやいやそもそも舞い降りたんじゃない、なんかROCKな雰囲気でもあるような、などなどいろんなこと想像しながら目の前で見ていると楽しい時間が過ぎる。スベテを与えられて楽しむのではなくて、想像の喚起ってやつかなあ。他の作品も目の前で感じることができるのがいい。

a61fb482.jpg酒井道久作の「POINT OF NO RETURN」のデッサンとも言えるような作品。この作品を作ってから大きいほうの作られたとのこと。よく見ると微妙に異なる。このアングルから見ると外の銀座の眺めの中にこの作品が一緒に存在して見えることが、これまたなにか場所、時間とのシンクロ性とでもいうべきか。面白い。
5月3日まで開催されている。コリドー街アートホールはJR有楽町と新橋の間、ちょい新橋寄り高速道路の下のビルの1階。

(22:47)

2010年05月23日

4130b679.jpgtomo the tomo carpe diemのアルバム「CARPE DIEM」のジャケット表4や中、歌詞カードの写真をてがけた
ken the ken(山手 健太郎)氏が第84回 国展,写真部門の新人賞を受賞! 「CARPE DIEM」のジャケットではお世話になり、その直後の受賞、ほんとうにおめでとうございます。「CARPE DIEM」では草花を独特の感性で捉えたり、エフェクトな海岸だったり、とてもいい感じでした。今回の受賞作品名は「心の奥の純真」。暗めの色合いの中に深き世界感があるような....僕の稚拙な表現では表せません。5月はずっとばたばたしていてこのブログでのお知らせが遅くなってしまい、その作品が展示されている六本木の国立新美術館での展覧会は終わり、今後は名古屋、大阪での巡回展となる。東京圏の方々申し訳ありません。

第84回 国展【巡回展】
■ 名古屋 展  会期:5月25日(火)〜5月30日(日)
会場:愛知県美術館ギャラリー Tel:052-971-5511
■ 大 阪 展  会期:6月8日(火)〜6月13日(日)
会場:大阪市立美術館 Tel:06-6771-4874

写真はtomo the tomo carpe diemのアルバム「CARPE DIEM」のジャケット中、歌詞カードの表紙ページ。






(16:49)

2010年01月28日

9ab5a5a0.jpgこの日は天気もいいし、ここ何日か雪も降らず道も大丈夫そうなので、上田にある無言館まで行ってきた。
田舎というか山というか林の中に住んでいて天気がめちゃ良かったりすると仕事する気になれないのが・・・しようがないか!その分、夜は仕事に集中デス。

その「無言館」は正しくは「戦没画学生慰霊美術館」と言う名称で、第二次世界大戦によって亡くなった現東京芸大の学生らの作品を展示した美術館で、上田市から別所温泉方面に向かい少し東のほうの山の中に建てられている。無言館と信濃デッサン館がある。この山の上、森の中にあるロケーションがいい。なんか気持ちが集中して画を見れるような気がする。戦争と画・・・様々なことを考えさせる。
7年振りに来た。またこのあたりは信州の鎌倉とも呼ばれ幾つかの鎌倉時代からの寺院(前山寺、中禅寺、龍光院)もあり、別所温泉の北向観音とともに名所であり、散策にも良い場所。また小高い山の中腹辺りなので上田市方向の街が一望できるとても良い場所だ。うち軽井沢からは車で70分とかくらいだっただろうか。今は真冬なので季節はずれだが「紫陽花の道」なる散策の道もあるようで、また春に来たい。帰り道の北御牧辺りからの浅間山系を望む景色がとても良かった。

(00:45)

2009年12月05日

34c67d93.jpg写真は陶芸作家の西村里絵さん。大阪天神橋筋にあるギャラリー寸草庵で。
麺鉢の3部作と題して2009年は3度に渡って作品発表された。西村さんとの交流は春に僕のアルバム「SLOW SLIDE SONGS 弦異抄」を展覧会で流す音楽に使用していただいた時からで、その後7月の会に訪ねた。今やわが家には4品の西村作品の麺鉢がある。抹茶色のような渋い色と、独特の造形の鉢に見入った。この日も制作過程の話しを聞いたり、工房を覗かせてもらって実際に作業を見たり、そしてギャラリーでは日本酒をいただき一緒に行ったベーシスト泉尚也、コンポーザー辻井寛人と盛り上がった。
ギャラリーのある天神橋筋の商店街がこれまた日本一長い(2.6キロ)大阪庶民の雰囲気ばっちりの通りなので面白く、またその裏に続く天満の昭和な裏通りも歩いているだけでなんか楽しき雰囲気に溢れている。いやいやどこもかしこもオシャレにキレイになっていく中で、ここは昭和のまんまや!東京の北千住の裏通りでもそんなこと思ったっけデスワね。なんかオジサンはデジャブというか、そこに入り込んだらまたきっと違うんだろうけど、あの多少きたなくて気取らない感じがなぜか落ち着くことも確か。

(00:12)

2009年08月21日

0f2e5052.jpg広島ギャラリーGで。写真は周防真理子作品の前で左が周防真理子、右が石塚桜子のお二人。
二人の画の静と動のような雰囲気に囲まれてライヴした。天井が高かったので音響的にはちょっと響き過ぎてリズムの縦線が聴きづらい面はあるが、天井が高いというのは、そこにいる気持ちよさがあるので、それはそれでいいライヴができたのではと思っている。
写真に写っている周防真理子作品は青い部分、黒い部分、濃い青緑の部分には原爆ドームが描かれている。この展覧会、この広島の為に描きおろされた作品。ちょうど一年前の8月、軽井沢のうちに訪れた周防真理子、部谷京子の二人からこの展覧会のことを聞き、会場に流される音楽を作曲することになった。それから数ヶ月過ぎ今年になる頃には広島の求心力!がいろんな人々を導き、作曲陣もJirafa、松村香代子、辻井寛人、坂口ユキコと増え、tomo the tomoも参加....そのうちライヴをすることに発展、yukkoダダルカとしてのライヴで山浦タケヒコも参加、tomo the tomo carpe diemにはkbでJirafaも参加、ギャラリーGだけでなくウエストプラザ、原爆ドーム向えの親水テラスでのイベント出演.....さらに拡がり、ベーシスト泉尚也の参加、ウエストプラザでは地元出身の若手シンガーソングライター竹本拓史のサプライズゲスト参加に至った。
また親水テラス横の橋の辺りでは部谷京子プロデュースでの彼女のかつての映画美術助手の浜崎友子の影絵展も開かれた。多くの仲間達と過した広島での有意義な4日間でした。

(00:58)
34770fc4.jpg広島ギャラリーGで開催された「周防真理子/石塚桜子二人展 NO MORE WAR」の会場にて。
写真はバックに石塚桜子作品で、手前左が映画美術の部谷京子と石塚桜子。
この後、この作品を前にしてyukkoダダルカ、tomo the tomo carpe diemのライヴ演奏が行われた。



(00:35)

2008年07月30日

98b112dc.jpg友人の画家、寺門孝之氏の作品が常設展示される空間が南青山にオープン!
町田康の芥川賞作品のカヴァーの絵などでも有名な寺門さんとは1993年からの仲。画家でありながら暗黒舞踏の白虎舎の大須賀さん中心にしたライヴパフォーマンス舞台を企画したり、ポエトリーリーディングバンドを結成したり活動が多岐に富んでる。それらは僕が音楽監督したりもした。また1990年代に活動していた僕のバンドBREW-BREWの3rdアルバムやドラマ「つぐみへ...」サウンドトラックアルバムのジャケットを描いてもらったり、また一緒に紀伊半島を一周したりの交流。
そんな寺門さんの作品が常設展示される場所ができたことはほんとうに素晴らしい。「おめでとうございます!」場所は地下鉄表参道駅A-3出口から徒歩1分。青山通りに面したLEMONTREE OMOTESANDO BLDG.4/5F
寺門孝之ミュージァム@表参道LEMONTREE TEL:03-5771-5201

(01:22)

2008年06月13日

21d9b880.jpg名古屋の徳川園内にある徳川美術館で感動!
ここには尾張徳川家の所蔵コレクションが多数展示されていた。狩野派土佐派の屏風画、その後の円山応挙のスケッチ風の魚の絵画にも心を動かされた。とにかく見ごたえのある凄い数のコレクションだ。
徳川園は戦災で消失したものを復興再現されたものだが、日本庭園、滝、小川、林で和める場所となっている。散策した後はやはり名古屋、ひつまぶしを美味しくいただきました。しかし名古屋の中心街はどこの通りも道幅がメチャ広い。これは東京大阪よりもいいんじゃないのかな。

(00:34)

2007年12月17日

寺門ラプネット原宿テラピカこと画家寺門孝之の展覧会が原宿ラプネットシップで行われている。昨年上野の森でATG等で有名な鬼才映画プロデューサー荒戸源次郎作品に触発された作品展を行ったが、今回はその続編ともいうべきか、彼が影響受けた映画題材をテーマに描かれたシリーズで、ジョニー・デップやスカーレット・ヨハンソンなどの現代俳優なども出現する。一ヶ月前には劇作家で俳優の渡辺えり(えりこ改め)演出の結城座の芝居にも関わったり、神戸工科大学教授として毎週水曜は神戸行きしてたり、様々な活動を展開する寺門さんであった。原宿ラプネットシップは明治通り神宮前ラフォーレの新宿よりの少し先の小道を左に入ってすぐ。


(00:53)

2007年11月20日

酒井道久作品友人の彫刻家酒井道久氏の作品(写真)も出展している「第15回センツァフロンティエーレ-TOKYO」 が東京神楽坂にあるセッションハウス ガーデンで開かれている。酒井さんの作品の他、「境界を越えて」という名のもとに日本イタリアの作家が集まった今回は小品の展覧会だが様々な作品に出会える。26日(月)まで神楽坂「セッションハウス ガーデン」03-3266-0461 神楽坂の通りは電柱もなくオシャレな坂道が続く...なかなかいい雰囲気。

(02:09)

2007年09月26日

ICAF***東京、六本木の国立新美術館でICAF=Inter College Animation Festivalが開かれている。これは東京造形大学、多摩美術大学、武蔵野美術大学、東京工芸大学が幹事になって行われている学生のアニメーションフェスティバルだ。28日(金)のシンポジウムには先日海外(確かカナダ)のフェスティバルでの短編アニメーション部門で受賞した山村浩ニ氏も参加している。アニメというと泣けて壮大な物語の大ヒット作品とかテレビアニメばかりのイメージというのが一般的だがアート系のアニメーションはほんとうに素晴らしい作品に溢れている。ストーリィで泣かせるとかでなく限りない表現があって深みがある。すでに23日から始まっているが28日30日と国立新美術館4Fの講堂で行われていて入場無料。10月4日5日6日は京都ドイツ文化センターでも開かれる。


(23:34)

2007年03月25日

2006年12月25日

violaビル・ヴィオラのVideo Artの展覧会「Bill Viola: はつゆめ」を六本木ヒルズ53階の森美術館で見た。昔ナム・ジュン・パイクとかは見たがヴィデオアートには全く詳しくないのである意味新鮮な刺激ではあった。「クロッシング」では炎に包まれる人と上からの大量な水に打たれる人をひとつの4メートル程のスクリーンの裏と表で同時にクライマックスになるようにしかけられていて、実際は2分くらいのシーンをハイスピードで20分くらいで見せる。写真右にある「グリーティング:あいさつ」ではまるで中世ヨーロッパの絵画を見るような場面と人とライティングで2〜3分の挨拶するだけのシーンをハイスピード撮影で18分くらいになっている。色鮮やかでまるで静止画の絵画のようだ。1951年ニューヨーク生まれで世界的なヴィデオアーティストとのこと。ダリ展と異なりこちらはがらがらだったのでゆっくり堪能した。



(00:59)

2006年12月23日

dali「記憶の固執の崩壊」は1952年-1954年の作品。1931年に「記憶の固執」という画があり、それと対峙している、というか発展させた感じだ。枯れたオリーブの木にぐにゃぐにゃ時計、ポルトリガロの海、までは同じ感じで、長方形の塊が押し寄せてきているのが「記憶の固執の崩壊」のほう。これは核への警笛らしい。スペインでピカソの「ゲルニカ」をナマで見た時の衝撃は凄かった。これは作品としては小ぶりなものだが、少しの間、そこから動けなかった。


(03:03)

2006年12月21日

ダリ展上野の森美術館でダリ回顧展が行われてる。サルバドール・ダリの絵画は1997年にマドリッドで見たのと1999年に東京でのダリ美術館展で見て以来だ。平日の昼間だったけどチケット売り場は列ができていた。会場内は大混雑、絵の前には3列から5列分の人がきだ。いやいやこんなの確か1976年のシャガール展以来かな?久々にパニック的混雑の展覧会に行った感じだ。若者が多い。
それでもやはりダリの画は凄〜い。僕が好きなのは「記憶の固執の崩壊」「新人類の誕生を見つめる地政学の子供」「夜のメクラグモ・・・希望」などなど。シュールとか狂気の天才といっても暗さがないのはやはりカタルーニャの血というか、地中海の海と青い空からくるからっとした感性からか。そのエロティシズムもぐにゃぐにゃな時計もフィゲラス湾の海も空も牛も聖母もいっしょくたになって、微笑み付きでダリワールドへ誘う。美術館を出た3時前には外は延々と長蛇の列、入場制限されていた。


(01:16)

2006年12月07日

影絵12月影絵作家、浜崎友子のカレンダーより。彼女はもともと映画美術出身だがここ10年程で影絵作品を多く生みだすアーティストになった。彼女の影絵は淡くちょい寂しく懐かしいようでもあり優しく夢の世界であり温かい。うちから歩いていける程のFTL軽井沢という場所で12点常設展示されている。夏とこの間もそこに新たな作品を搬入の為、ついでにうちにも2〜3日滞在、交流の日々であった。

このクジラは彼女のヒット作だ。NHKテレビのお知らせコーナーで使用された。なかなか和む。
そういえばはまゆうちゃん、ボサノヴァをギターで弾きたいといって、けっこういいガットギター購入し、一緒にギターセッションしてた(オシエテタ)けど、最近ギターの話出てこないな!


(00:17)
影絵11月浜崎友子影絵作品11月のカレンダーから。浜崎友子のhpで影絵作品が紹介されています。

(00:09)

2006年07月19日

メルシャン美術館御代田町にあるメルシャン美術館はワイン醸造所が隣接、またこの写真のショップも元醸造所をリフォームして作られている。庭からは浅間山も見えてなかなかいい場所。うちから車で10分くらいで行ける。
ここんとこ梅雨前線の影響ではんぱじゃない雨が連日降り続き、長野県内でもそうとうな被害がでた。軽井沢も一日中土砂降り状態、気温も7月なのに最高が16度とか17度という涼しさ。

(10:51)

2006年07月17日

Hundertwasser軽井沢の西隣、御代田にあるメルシャン美術館で10月末まで開かれているフンデルトヴァッサー展に行った。オーストリア、ウィーン生まれの画家Hundertwasserの絵画は様々な色を駆使したある意味ポップで他には類を見ない独創的な世界、展覧会場にいるだけで、その不思議な渦巻き状の発想と色の魔術に包まれる。現代社会への警笛だったりエコの人だったりするが、基本的にお茶目、楽しくハッピー、というのが根底にある。それは時に海の中のようであり、または山岳系の民族的な濃い色彩にも感じられる。日本の版画にも影響受けているらしい。その絵の隅に漢字で「百水」という印鑑を押したりするちゃめっけたっぷりの人だ。1928年生まれだが1949年頃の作品「赤縞の路地」、1951年「装飾された裸婦」もその個性が大々的に開花する直前の気配があって好きだ。また交差点と車を渦巻き十字架風に見立てた1971年のシルクスクリーンの作品「Crusade of the Crossroaders」も現代社会を暗示しつつ、色模様が独特で楽しい。前回1989年に東京白金の庭園美術館で行われた展覧会に行っているが、その間2000年にHundertwasserは亡くなっている。最近では赤字問題で話題になった大阪の公共施設、舞洲の焼却場の外観設計を担当している。その模型も展示されていた。大阪市の財政破綻で「こんなもの建てちゃって」と批判の的になっているが設計したHundertwasserには責任ない。完成を見ずに死んじゃったし。住宅建築では現代のガウディといった趣もある。その緑豊かな丘陵地帯に建てられた住宅建築のデザインは曲線を多用し、おとぎの国に舞い込んだかのようでいて、尚且つエコ的な発想がまたユニークだ。


(14:08)

2006年06月09日

兵庫県立美術館大阪梅田から阪神電車にのって尼崎、西宮、御影をすぎ三宮の少し前、岩屋駅でおりて海の方に向かって数分歩くと、なだらかで広いウッドデッキ状の歩道橋がある。JRだったら灘駅からになる。後ろには六甲山の緑、前には大阪湾につながる運河。歩道橋がそのまま兵庫県立美術館へのアプローチになっている。この辺りは再開発されたベイエリアなので綺麗に整備されている。安藤忠雄が設計建築した多くの美術館の中のひとつ。運河側は大きく広い階段状のデザインで拡がりをみせている。数年前にも来たので今回は2回目。
常設展示にはヘンリー・ムーア、マリノ・マリー二、マックス・エルンスト、ジャスパー・ジョーンズら、日本の絵画では地元神戸の生んだ画家、小磯良平、金山平三らの作品が展示されている。
広く天井の高い展示場。作品の鑑賞は勿論だが、美術館は音がない静かな場所なので好きだ。音楽が流れていないのがいい。平日の午前中、静寂の時間を楽しんだ。午後から大阪スクールオブミュージックの作品発表審査でたくさんのたくさんの音に接しなければならない。この静けさはだいじなやすらぎ。





(00:28)