CM

2006年03月03日

僕は1979年頃より現在まで1100本くらいのCMを作編曲しているが、1997年の「東京電話」のCMはおおがかりなものだった。人気テレビドラマだった小林亜星、加藤治子、浅田美代子、西城秀樹(敬称略)等大物総出演の「寺内貫太郎一家」をそのままCMバージョンにリメイクした。セット制作費だけでも8千万円とかと聞くものだった。音楽はドラマと異なり僕が作曲したわけだが、その音楽もドラマ音楽のテイストとは別のコンセプトで1960年代フランスのコメディ映画ジャック・タチ監督の作品の音楽のような感じで考えた。バンジョーで淡々とメロディを奏し、アコーディオン、ピックギター、コンガはじめラテンパーカッション、ピアノ等で伴奏した。のんきなシャッフルリズムにピックギターで刻むコードにバンジョーが単音でシンプルな音で入ってくる音楽だ。オンエアの量がかなり多かったのでまずテレビつけていると必ず見る・・・くらいだった。
またCMサイズ以外にメイキング用のビデオもつくり、そこでは長いサイズのタイプもレコーディングした。
その時お世話になった演出の、というか大演出家、作家の久世光彦さんが亡くなられた。享年70歳。慎んでご冥福をお祈り致します。

(00:23)

2005年10月03日

JR東海「そうだ京都いこう、善峯寺篇」のCM音楽担当したがそろそろオンエアしているようだ。京都の善峯寺(よしみねでら)は西のほう山崎に近い辺りらしい。紅葉が美しく映像化されている。曲はおなじみ「My Favorite Things」 のリメイク編曲で、今回は南米の楽器ケーニャ(笛)でアタマのメロディを吹いてもらい、弦楽セクション、アコースティックギター、チャランゴ等で全体を包んだ。
CMでは他に「小学館テレパル」で、「Someday My Prince Will Come」をアレンジ、Vocal(Epo) 、Aco-Gtr(周防)、Piano(美野)、Aco-Bass(加瀬)、Drums(渡嘉敷) というメンバーでレコーディングした。音域の広〜い難しい曲。Epoさんの歌は素晴らしかった。ニュアンスも2種類ほど録り、自己ディレクションも完璧で作業も早い、なんといってもグルーヴがめちゃ心地よい。いい仕上がりでした。
今オンエアしてる英会話の「NOVA」 の新シリーズも担当。前半部は人形アニメーションのお芝居の劇伴風で、決めはシューベルトの「楽興の時」をブラスアレンジした。

(01:35)