最近よく耳にするようになってきたこの言葉。



ADHD、LD、アスペルガー定義は色々あります。



学校でも各クラスに一人はいると言われています。



まだはっきりとした原因は明らかにされていませんが、これらは、高齢出産、食品添加物の過剰摂取、遺伝等の理由により脳に何らかの不具合が起き、引き起こされていると言われています。



特徴としては、



1、幼少時に言葉の習得が遅い



2、幼少時に名前を呼んでも反応しない



3、忘れ物が多い



4、こだわりが強い



5、かばんのひもが長い



6、自分のペースを乱されると怒る、もしくはパニックを起こす



7、同時に2つのことができない



8、要約が苦手



9、人間関係がこじれやすい



10、暴力的、ヒステリック、癇癪を起しやすい



11、人の話を聞いていない



12、相手の気持ちになって考えることが苦手



13、じっとすることが苦手、常に動いている(貧乏ゆすりや、ペンを触るなど)



14、約束を忘れやすい



などの特徴があります。



一見性格の一部と捉えることができるのですが、これらの項目にによって学校や職場での人間関係がうまくいかないことが多かったり、実害が出ている場合は発達障害と捉える方が適切でしょう。



また、発達障害と判断しきれないが、多くの項目に当てはまった場合は最近ではグレーゾーンと呼ばれることがあります。



厄介なのはこのグレーゾーン。



私は教師時代に苦労する生徒を見てきました。



発達障害と判断されると、障害者手帳を取得することもでき、普通の学校に行くか、障害児学級に行くか選ぶことができ、就職時も障害者枠で企業に採用されやすいというメリットもあります。



また、周りからの理解も得やすく、公表することで、対人関係の理解も得られやすいです。



しかし、グレーの子たちは、障害と認定されずに、普通の学校や企業に通うので、対人関係に苦労がつきまとうのです。



自分自身グレーゾーンだと認識していれば、多少の対策は取れるのですが、自覚がなければ、なぜいつもうまくいかないのかが悩みの種になってきます。



それでは、そういう子たちがどうすれば生きづらくなくなるのか。



それは、周りの気付いた人、特に大人が配慮してあげることです。



周りの大人が気付き、配慮してあげることで、グレーの子たちも、その周りの子たちも救ってあげられます。



そしていずれは自分自身で自覚することが大切です。



発達障害を持っていても持っていなくても、自分を知るということは生きる上で大切なことです。



対策さえとれば、トラブルは減らせます。



最近では著しい症状を抑える薬も開発されています。



沢山のひとが発達障害について知るだけで、グレーの子たちの生きづらさも軽減できます。



自分や自分の子供が発達障害やグレーゾーンでも悲観することはないです。



昔よりは理解が進んでいますし、対策が取れます。



それに、アインシュタインやレオナルドダヴィンチ、イチロー、スティーブジョブズ、黒柳徹子、さかなクンも発達障害を持っているんです。



発達障害を持っている人は道を究めることに長けているので、将来有望な人になることも。



気付き、自覚し、配慮や対策を講じることで未来は変わります。


















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