このブログを始めた当初から書きたいと思っていたテーマ。
今後不定期に、気が向いたらこのテーマについて書き綴ろうと思う。
いつもの様に、散々回りくどくなるかも・・・
子供の頃、小学生の高学年だったか?
もしかしたら中学生だったか?
雑誌面やショーケースを飾っているあいつを、
少ないお小遣いを貯めて・・・
ホッテントットの様なディープダイバーがはやり出しても、
買い求めず何とか手持ちのプラグで同じ泳ぎをさせる為、
適当なクランクにワームシンカーを付けて深く潜らせた挙句に根がかりさせながら・・・
普段から補完的に購入するプラの三角柱ケースに入ったスピナーも我慢して (いたかどうか?多分そんな感じだった・・・)
ようやくバルサ50、ビックラッシュを手に入れた。
リップも何も無いそいつはいったい何者なのか?
釣具屋のオヤジは、
「ちょん、ちょん、って引けば、右左、右左って動くぞ」 と言う。
「引けば良いんだ」と思い込んだ。
鳴り物入りで加入したそいつは高価というだけでとても大きな満足感を与えてくれた。
その功績だけで小さなボックスの特等席を飾る事になる。
それがどの様な役割を果たすかなんてどうでも良かったのかも知れない。
購入してまもなく、確か初めて使った時かと。
バルサ50のお約束。
石にぶつけて大きくへこませ、ちょこっと塗装がはがれてしまう事になる。
そんな誰もが経験する洗礼を受けながら、そいつはまっすぐ水面を
手前に戻ってくるだけだった。
ちょん、ちょんと引くと、少しお辞儀をする程度・・・
そう、もぐらないのだ。
リップ付きルアーが見せる動きなど、何処吹く風か、
曲がろうともくねろうともせず、ただまっすぐに水面を切り裂く様に進むだけ。
これは・・・??
ルアーが沈まないと言う事は、当然水中に居る魚には出会わないから
釣れる筈が無い。
クランクベイトのリアフックを取り外し、ワームを結んでゴリ巻き、
うねうねと物凄い動きを堪能(釣れてはいない)していたあの頃。
ルアーは潜る事で釣れる、そう信じ込んでいた。
最初は、膨らみすぎた想像のせいか、その物に対する敬意からか、慎重だった操作も、まったく聞く耳を持たないそいつに苛立ちを隠せず、次第に「プラグは潜るからこそ釣れる理論」が脳裏を支配。
投げる(簡単に良く飛んだ)→煽る→回収の繰り返しみたいになって行ったと思う。
そんな中、大きく煽ったと同時に急いでリールを巻いたら、今度は水中をまっすぐ手前に進んで来た。
やっと潜った瞬間だったが、水中でくねろうとはせず、
強い浮力のせいで水面に飛び出す始末。
こんな厄介な高級品だからこそ、その後もボックスの特等席に居座りながらも、プラグとしての出場枠を常にダイワに取られる事になる。
バルサ50の誇りは、万年2軍の雷魚対策ボロボロルアーと変わらぬ
補欠という結果になっていった。
※これは大人になってから買ったやつ
幻のメジャーリーガー。
国産だけど、期待と結果はそんな感じ。
ただ誰にも負けない機能として
当時の自分でも理解できた事は「よく飛ぶ」という事だけだった・・・
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- 2010年06月04日 07:12
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