マーズ・ヴォルタ 2デフ・レパード 8

2007年03月06日

エリック・クラプトン 73

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エリック・クラプトンのオリジナル・アルバム『バック・ホーム』(2005年)


2005年:34歳-転職2年目。

仕事は、かなり自由で楽なのに給料は結構貰える“ぬるま湯”状態に完全に陥っていた時期でしたが、又、又、悲しい別れが訪れました。
真面目で中学校の先生をしていた前カノと正に正反対の“超ミニスカ・小麦色・海大好き・ノリノリ”女と付き合って、何とか半年が経っていました。

しかし、遂にその時が訪れました。
付き合って直ぐに彼女の破天荒振りに着いて行けず、6回も別れ話を切り出しては辛うじて修正して来ましたが、正真正銘7回目が最後になりました。
色々、面白エピソード(当事は笑えませんでしたが)がありますが、1番「はぁ!?」と思ったのが、6回目の別れ話をしたこれです。

彼女には、どう考えても引きずってる長年付き合っていた元カレがいました。
その事が気になっていたある日、デートの帰りにいきなり電車の中で泣き出した彼女が、こう言いました。
「元カレが大事故で入院したらしいの」

その日から2日間、音信不通になりました。
そして恐れていたメールが来ました。
「話があるから会って」

全てを覚悟して挑んだその日、なかなか本題に入らない彼女に「話って?」と言って切り出しました。
しかし、彼女は「顔見たかっただけだよ」と言いました。
元カレの件、音信不通の件などを尋ねると「本当にもう全然引きずってなんか無いんだって、勝手に友達がメールして来ただけだし、どうでもイイよ」
こうやって書くと一見まともな会話ですね。
でも、ここから別れ話に発展するのは、終始酔っ払いながらヘラヘラしている彼女の態度が許せなかったからなんです。

そんな2005年に独身所かますます「女が分からなくなった」OZZYをあざ笑うかの様に、クラプトンから幸せ一杯のアルバムが到着しました。
全編奥さんや3人の娘達への愛情がこぼれそうな穏やかで幸せな歌詞とヴォーカルとギターは、還暦を迎えても衰えを知らない安定感があります。
ただ、ミュージシャンは不幸な方が良い作品が作れるって誰かが言ってましたね。
でも幸せそうな家族の中ジャケ写真を見たら何も言えません。


埋もれてしまうのが勿体無いカヴァー曲(4)「ラヴ・ドント・ラヴ・ノーバディ」は、クラプトンのヴォーカルにマッチしたシットリとした1曲です。




てか、別れ話ばっかりですね。まだまだ続きますよ。(笑)


superozzy5 at 13:29│Comments(20)TrackBack(2) ERIC CLAPTON 

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1. バック・ホーム  [ amaseek.jp ]   2007年03月06日 14:11
「バック・ホーム」へのトラックバックを受け付けました。
2. クラプトン  [ MYMYブログ ]   2007年03月06日 17:58
エリック・クラプトンといえば誰もが知っていたり、聞いたことがある大御所??ですよね。 今回お勧めするのは【Circus】です。 もう10年近く前の曲なのですが、今でも個人的によく聴いています。 やっぱりシブい ↓の商品画像をクリックすると タワーレコードさんの...

この記事へのコメント

1. Posted by デミー   2007年03月06日 15:03
ヴァンヘイレンはデビッド・リー・ロスが復帰し、ギターの息子をベースにしてやっていく予定です・・・

ちなみに、ハロウィンはベストアルバムと守護神伝シリーズがいいです。

Voマイケル・キスクがいた「守護神伝ー完全盤ー」と今のVoアンディ・デリス「守護神伝ー新章ー」をお勧めします。

2. Posted by golden_70s   2007年03月06日 21:41
OZZYさん、すごいですね。
私よりずっと若いのに、私の何倍もいろんなことを経験されてますね。
すっごい中身の濃い人生ですね。

クラプトンはあんまり知らないんでコメントできません。
「Tears In Heaven」は良い曲でしたね。
3. Posted by gu-doushya   2007年03月07日 02:08
5 トラバありがとうございます!

それにしても音楽に造詣が深くていらっしゃるんですね。
最近itunesをやっと導入し、音楽な毎日になってきたので参考にさせていただきます。

また遊びにきますね。
4. Posted by jerry応援団長   2007年03月07日 03:47
オッス!、OZZY師匠。3月5日はECの誕生日です。

90年、まだ『Journeyman』だったECのステージを
横浜アリーナで観ました。

翌年、ジョージ・ハリスンとやってきたECとの
ステージも同じ会場で観ました。
初日の横浜公演のみの演奏となったジョージの曲を
なんと、このアルバムでECは取り上げています。

♪Love Comes To Everyone=愛は全ての人にやってくる♪

ジャーニーマン(旅人)もバックホームしたのです。

初めて聴いた時、ボロ泣きしました・・・・・・・
5. Posted by OZZY   2007年03月07日 11:53
デミーさんこんにちは。

あれ?その話白紙に戻ったのでは??

ハロウィンはなかなか聴く機会がありません。
いつか必ず聴きます!
6. Posted by OZZY   2007年03月07日 12:06
金さんこんにちは。

「中身の濃い人生」
そう言って頂けると嬉しいですね。
でも傷だらけってこのブログ始めて気付きました。(笑)

クラプトンも聴いてみて下さい!
7. Posted by OZZY   2007年03月07日 12:09
gu-doushyaさんありがとうございます。

好き勝手なブログを「造詣が深い」と言って頂いてありがとうございます。
参考になるか分かりませんが、気軽に遊びに来て下さい。

宜しくお願いします。
8. Posted by OZZY   2007年03月07日 12:13
団長オッス!

そうでしたか!?
惜しい!(笑)

そうなんです。
あえて書きませんでしたが、ジョージの曲を取り上げてるんですよね。
しかもオルガンがスティーヴ・ウィンウッド!!

ボロ泣きするなんて、やっぱり優しいんすね。
団長の優しさに泣きそうです。
9. Posted by white   2007年03月07日 18:00
なかなかブログならでわのディープな独白をしてらっしゃいますね。
でも書きたくなる気持ちは僕もかなりわかります。

ちなみにクラプトンは話を聴いてもあざ笑う事はしないと思いますよ(笑)

イメージ的にはね。。。
10. Posted by だりあ   2007年03月07日 22:15
こんばんは、OZZYさん。

あら、またしてもOZZYさんの過去を垣間見てしまいました。
つか、思うんですけど、OZZYさん結構いっぱい女性とお付き合いしてますよねぇ?
もしかしておモテになるの?

世の中、色んな人がいますよね、老若男女。
って云ったら元も子もないですけど。

ところでクラプトンですが・・・彼の名を聞くと
あたしはここしばらく、ある女性の事を思い出します。
2年前まで一緒に仕事をしていた年上の女性です。
彼女は若い時からクラプトンの大ファンで、来日ライブも何度か行った事があると話してくれました。
(続く・・・)
11. Posted by OZZY   2007年03月07日 22:19
whiteさんそうなんです!

最初は書くつもり無かったのですが..ブログって怖いですよね。(笑)

あっ!確かにクラプトンは優しい人っぽいからあざ笑う事はなさそうですね。
12. Posted by だりあ   2007年03月07日 22:26
で、その方がある日、あたしに身体の異変を訴えてきて、「病院いって調べてみたらイイじゃん」って軽く云って。
で、検査したら末期の乳癌だったんです。

でも彼女は諦めずに、治療に専念するために会社を休職したんです。
いつか元気になって復職するつもりで。
でも、社に戻ってくる事なく、去年亡くなりました。
お通夜に参列した時、明るく笑う彼女の遺影と
後ろで流れていたクラプトンの【Tears in Heaven】。
なんとも云えなかったです。ただただ涙が流れ、
でも「大好きなクラプトン聴けてよかったねぇ」って、遺影に向かって思いました。
それからはクラプトンの曲が何となく、あたしの中ではとても趣のある音楽に聴こえます。
13. Posted by OZZY   2007年03月07日 22:26
だりあさんこんばんは。

超モテます!
残念ながら嘘です。(笑)
人数的には極普通ですが、記事にしてるから多く感じるだけだと思いますよ。


(続き待ち)
14. Posted by OZZY   2007年03月07日 22:39
だりあさん

えぇ!!
それは悲しいお話ですね。
ホント人の命ってあっけないですね。
でも「クラプトン聴けてよかった」ですね。
15. Posted by だりあ   2007年03月07日 23:13
>ホント人の命ってあっけないですね。
でも「クラプトン聴けてよかった」ですね。

いやホントに、その時程人の命の儚さを思い知らされた事はなかったです。
彼女にはご家庭があって、優しい旦那様と立派に成長した2人の息子さんたち。

その彼等がね、お母さんを送る曲として、クラプトンを選び、そして遺影となる写真も、加工せずに撮ったまんまの状態にしていたのが、とても印象的でした。
なんて素敵なご家族なんだろうと。

そしてこういう所でも、やっぱ音楽ってとても重要なのだな〜と思いました。

でも、これから男世帯・・・大丈夫なのかなぁと、心配になったのも事実。

16. Posted by OZZY   2007年03月07日 23:21
だりあさん

ご家庭があったんですか...
本当素敵な家族ですね。
その家族にとってもクラプトンはお母さんと共に大切に心の中で生き続けますね!

音楽の力は本当に偉大だと思います。
17. Posted by だりあ   2007年03月08日 00:20
>音楽の力は本当に偉大だと思います。

はいホントに。
音楽の力は途轍もないです。
18. Posted by OZZY   2007年03月08日 00:56
だりあさん

話が合いますね!(嬉)
19. Posted by だりあ   2007年03月08日 10:06
>話が合いますね!(嬉)

ですね〜〜♪
20. Posted by OZZY   2007年03月08日 12:30
だりあさん

では、これからも宜しくお願いします。

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