D
2011年05月15日
ドッケン 9
NO.01782ドッケンのライヴ・アルバム『ビースト・フロム・ジ・イースト(ライヴ・イン・ジャパン)』(1988年)
背中の刺青も勇ましい、日本で録音されたドッケンのライヴ・アルバムです。
ドンとジョージの確執は、いよいよ修復不可能となり、このアルバムは、結果的に解散への置き土産となってしまいました。
日本で録音されたこのアルバムからは、十分な熱気を感じると共に、改めてドッケンと言うバンドが作り出して来たメロディの素晴らしさが、確認出来ます。
そして、そのメロディを切り裂くジョージのギターも凄いです。
この激しさとメロディアス両方の面が、ドッケン最大の魅力でした。
このアルバムでは、その魅力を十分楽しめると共に、ドンとジョージの主導権争いが緊張感を高め、激しく火花を散らしています。
その火花は、奇跡的に美しい弧を描いて、戸惑う我々を熱狂の渦へと巻き込んで行くのです。
しかし、最高のパフォーマンスは、これで、一旦終わりです。
そして、何年か後に、再び復活の呪文を唱えるドッケンですが、呪文を唱え間違えて、せっかく上げたレベルが下がってしまうのです。
「復活の呪文が違います」
2011年05月10日
2011年04月27日
ドッケン 7
NO.01759ドッケンのオリジナル・アルバム『ドッケン』(1994年)
ジョージ・リンチ復活で、黄金メンバーが久々に戻ったドッケンのアルバムです。
ドンとジョージのバランス・ボールの様な関係は、時として、ウソだったみたいに、急にバランスが取れたりします。
このアルバム発売時がそうだったのですが、ドンの方から歩み寄りをみせた為か、ドッケンらしくない、ハード過ぎるサウンドに傾き過ぎてます。
ドンのメロディアス思考であるドッケンの生命線は影を潜め、何だか別のバンドみたいです。
これを聴いていると、ドッケンの本当の生命線は、ドンとジョージの仲の悪さから生まれる独特の緊張感かも!、と真剣に思いました。
「♪ドンとジョージ、仲良くケンカしな」
2011年04月18日
ドッケン 6
NO.01751ドッケンのオリジナル・アルバム『アンダー・ロック・アンド・キー』(1985年)
ドッケンのサード・アルバムです。
ジャケの衣装を見て、おネェ系や宝塚ファンのコスプレとか、勘違いしたホストとか思われてしまいそうなので、一応説明しますと、ドッケンとは、特に80年代に活躍した今も現役のメタル・バンドです。
さて、ドッケンが分かった所で、とりあえず、このアルバムを聴いてみて下さい。
ドン・ドッケンの抜けが素晴らしい高音を活かしたヴォーカルに、ドンに気を使った控え目ながら、それでも主張するジョージ・リンチのギター、そして、ハートを掴むキャッチーなメロディは、80年代メタル・ブームのお手本となりそうな出来です。
齋藤佑投手&福井投手おめでとう

2011年01月12日
2011年01月10日
ディレイズ
NO.01644ディレイズのオリジナル・アルバム『ユー・シー・カラーズ』(2006年)
“成人の日”にちなんで、比較的若いミュージシャンを紹介しようと思うのですが、その前にちょっとビックリした話題を。
今年成人を迎える人にアンケートを取ったところ、何と!半数近く(45.3%)の人が「付き合った事がない」という結果になったそうです。
いくら「草食男子」と叫ばれる世の中だとしても、そこまでとは思いませんでした。
ますます、少子化問題が深刻になりそうですね。
さて、多分(!?)若いバンドを紹介します。
ディレイズは、2004年にデビューしたUKバンドなのですが、ギター・ロックに、ファルセットを多用した女性のようなハイトーン・ヴォーカルが特徴です。
要するに“草食バンド”です。(笑)
アルバムを通して聴いたのは初めてだったのですが、その声だけでなく、メロディもなかなか素晴らしく、結構好きです。
ちなみにOZZYは、“偏食男子”です。(笑)
2010年10月07日
2010年10月04日
2010年09月22日
デイヴィッド・カヴァデール
NO.01549デイヴィッド・カヴァデールのオリジナル・アルバム『イントゥ・ザ・ライト』(2000年)
長年続いたホワイトスネイクの活動に疲れを感じ、隠居手前の表情を伺わせるジャケとは正反対に、新しいモノを吸収する意欲を見せたデイヴィッド・カヴァデール、実に22年振りのソロ・アルバムです。
“ホワイトスネイク”と言う呪縛から開放された非常に個人的な面が強く強調されています。
しかし、それは同時に“円熟”とも“軟弱”とも取れる行為です。
どちらと取るかは、個人にお任せします。
ただ、大ブレイクをした80年代に往年のファンから「軟弱になった」と非難された気持ちが、今頃になって理解出来そうです。
「どうかしてるぜ!」
2010年09月14日
デモリション23.
NO.01543デモリション23.のオリジナル・アルバム『デモリション23.』(1994年)
彷徨うヴォーカリストとして、本家ハノイ以外の時は常に超短命で終わってしまうマイケル・モンローですが、このバンドも予想通り、アルバム1枚で消滅となりました。
しかし、それは決して内容が悪いのではありません。
このアルバムでの“ロックン・ローラー”としての振る舞いは、本当にカッコイイのです。
ただ、このカッコイイ・アルバムがセールスに繋がらないのも分かります。
多分、古臭いのです。
しかし、その“ノスタルジィ”な所が、ある年代の者にとってマイケル・モンローを“カリスマ”にしている勝因なのです。
レコード会社が、歌詞カードに日本語のタイトルを付けて昔のバンド・ブームの香りを出しているのも実に計算されたアイデアなのです。
流行の新しいものを取り入れる事は、そんなに難しい作業では無いでしょう。
しかし、古臭いものを取り入れるのは決して簡単ではありません。
その時代の空気を吸ってない者が取り入れても、只の“モノマネ”になってしまうのです。
だから、本物の空気を吸いたい時は無性にマイケル・モンローが欲しくなるのです。
だから、古臭くたってイイんです。
「マイケル・ムーア監督じゃねーよ!」



