U2
2011年06月25日
U2 16
NO.01830U2のベスト・アルバム『ザ・ベスト・オブ・U2 18シングルズ』(2006年)
最近発表された「世界中で最も稼いでるミュージシャン」で、見事1位を獲得したU2のベスト・アルバムです。
「U2の全盛期は?」と聞かれて、答えは、「80年代」でも「90年代」でも「2000年代」でも正解だし、何なら「今!」だって正解でしょう。
そんなU2の歴史を一応シングルにスポットを当てて、初心者にも優しくまとめたのが、このアルバムです。
OZZY的には、何百回、何千回と聴いて来た耳タコ・ナンバーとまだまだ新鮮味の残る近年の曲が入り混じったボロボロに擦り減ったレコードとダウンロードはしたけど、数回聴いてそのままにしてあった曲が、シャッフルされて、流れて来る感覚です。
この頃が、全盛期と呼べるグリーン・デイとの最強ダッグも新曲として収録されたこのアルバムのCD売り場には、確かこう書かれていましたね。
「つまらなかったら、お代は要りません」(嘘)
「このブログもつまらなかったら、コメントは要りません」(嘘)
2009年07月27日
U2 15
NO.01321U2のオリジナル・アルバム『ノー・ライン・オン・ザ・ホライゾン』(2009年)
未だロック界の頂点にそびえ立つ怪物バンド:U2の最新アルバムです。
最近は、ボノの政治的活動ばかりが目立つので、本職がミュージシャンだと言う事をすっかり忘れていました。
冗談はさて置いて、近年のU2には、あんまり過度の期待はしてません。
良いに決まってますから。
しかし、また過去の名盤達に及ばないのも決まってます。
このアルバムもそうでした。
何となく『ヨシュア・トゥリー』を思わせるジャケを含めたアート・ワークから聴こえる期待通りの落ち着いたU2サウンドが悪い訳はありません。
でも、「あっちの方が遥かに上でしょ?」
OZZYに、聴く耳が無いのではありません。
ただ、永遠に失われてしまった“若さ”は、もう取り戻せないのです。
あぁ、ナウなヤングだった頃に戻りたい。
2008年07月15日
U2 14
NO.01207U2のDVD付きベスト&B面集アルバム『ザ・ベスト・オブU2 1990−2000』(2002年)
『リング』
「バンドのアルバムとは、メンバー全員で“輪”を描く作業である」(by OZZY)
メンバーそれぞれが円を途中まで描いて、次の人へ渡す作業を経て、1つの輪が出来上がります。
出来上がった輪には、途轍も無く大きくて美しい輪もあれば、小さいながらも丁寧にまとまった輪、そして、いびつで輪とは到底呼べない落書きの様なものまで、様々に自己主張をしています。
ただ、円を描く役割は決して等しいわけではなく、殆ど1人だけで描いてしまうバンドもいれば、メンバーがほぼ均等に描く民主主義バンドもいます。
しかし、どちらが良いという訳では決して無くて、1人だけで素晴らしい輪を描くバンドもいれば、均等だけに個性の無いツマラナイ輪が出来上がる事もあります。
前置が長くなりましたが、このU2の場合は、ボノの役割がやや大きいとはいえ、メンバー4人全員がほぼ均等な割合で、ほぼ完璧な特大の輪を20年以上もメンバー・チェンジ無しで描いて来た唯一のバンドなのです。
このアルバムは、10年ずつ区切って発売されたベスト・アルバムの後編に当たる1枚なのですが、旗を振りかざす社会的なロック・バンドからデジタルを注入して前衛的なロック・バンドに変容した10年です。
この様な冒険は失敗も多く、当然賛否両論を巻き起こしましたが、今では数少ない成功例として、完全に“有り”なものとしてしまいました。
実際、こうしてベスト・テイクを並べて聴いていると、改めてU2の残してきた偉業に敬意を表したくなります。
それにしても、また大きな輪を描いたもんです。
『リング』=NOT 貞子。
2007年06月07日
U2 13
NO.00858U2のオリジナル・アルバム『焔(ほのお)』(1984年)
“通”
このアルバムは、U2史上最もラフな手作り感が強く、そして探究心と温かさが“二世帯住宅”の様に同居した通好みの傑作です。
一聴して熱い魂を揺さ振る初期U2の象徴の様な(2)「プライド」が含まれていますが、大半の曲は静かに、淡々と時間を消費していきます。
つまり、1曲1曲は意外と地味に響くのですが、全てを聞き終わると不思議と何とも言えない満足感に支配されます。
気が付くと、2度、3度、4度...と再生ボタンを押しています。
(2回目)静かに淡々と時間を消費していきます。
(3回目)静かに淡々と時間を消費していきます。
(4回目)静かに淡々と時間を消費していきます。
こんなに時間を贅沢に使って、充実感が得られるアルバムもなかなかありません。
(7)「バッド」は、静かに淡々と、そして、熱く時が流れる名曲です。
(19876回目)静かに淡々と時間を消費していきます。(嘘)
2007年04月26日
U2 12
NO.00817U2のオリジナル・アルバム『ヨシュア・トゥリー』
(1987年)
『洋楽初心者に薦めるアルバム表と裏「AtoZ」』
【U】(表)
U2は、バンドしての理想系だと思います。
これといった挫折も無く、常にクオリティの高い作品を作り続け、CDを大量に売上げ、コンサートはいつも超満員、一般的な人気はもちろん、グラミー等の評論家筋からも絶賛され、おまけに社会的な発言もそこら辺の政治家よりも影響力を与える。
しかし、何よりも理想的なのは、“メンバー・チェンジや脱退が1度として無い”ではないでしょうか。
これは、意外と他には見当たりません。
そんなU2が、今の地位に登りつめる大きなステップとして、世界中の注目とマネーを集めたのが、誰もが「名盤」と口を揃えるこのアルバムです。
一聴すると地味な印象を与えるこのアルバムに於ける“音楽が持つ圧倒的な力”には、聴く者を完全にねじ伏せるオーラがあります。
特に、冒頭3曲の持つパワーに圧倒されますが、実はそれ以降の曲も物凄いレベルで共存する1枚です。
大袈裟に愛情を持って言ってしまうと「U2がいてくれたから、今のOZZYが存在します」
(3)「ウィズ・オア・ウィズアウト・ユー」は、アイルランドの情勢を考えると本当に深く、そして重く切ない、只のバラードではない名曲中の名曲です。
U2が、ここにいてほしい。
2007年01月02日
U2 11
NO.00623U2のオリジナル・アルバム『WAR(闘)』(1983年)
2007年になる瞬間。
OZZYは、大晦日のお昼から友人とあても無いドライヴに出掛けていて、草津の旅館に落ち着いた所で本年を迎えました。
実は、日帰りを予定していましたが、途中ガス欠になりかけて、もう既にどこも閉まっていたガソリン・スタンドで、唯一1月1日に営業しているお店を待つ為に、泊まりました。
夜の山道や氷道に、途中本当に不安になりましたが、最後は温泉にも入れて、楽しい旅行になったので、結果オーライでした。
さて、無事戻って来たので、お正月に相応しいアルバムを考えてみました。
このアルバムは、(3)「ニュー・イヤーズ・デイ」という曲目だけで選んでみましたが、実際の内容は決しておめでたいものではなく、アルバム・タイトルの様に“戦い”がテーマです。
内容は、全ての曲に意味があって、ジャケの成長した少年の目の様に力強いメッセージがふんだんに盛り込められたU2史上屈指の名作です。
新しい年に重い1枚ですが、これを聴いて気を引き締めるのも大切です。
(3)「ニュー・イヤーズ・デイ」は、決しておめでたい曲ではありませんが、決して忘れてはいけない名曲です。
今年こそ絶対!確実に!間違いなく!素敵な1年になりますように。
2006年11月20日
U2 10
NO.00580U2のライヴ・アルバム『ブラッド・レッド・スカイ=四騎=』(1983年)
今日(昨日)は、せっかくの日曜日なのに雨が降っていて、しかも“憂鬱”な仕事でした。
と言う事で、U2を。(笑)
このアルバムは、世界への足掛かりを掴みかけた若かりし頃の熱気溢れるライヴを綴じ込めたもので、圧倒的な“力”を感じることができます。
これを聴いていると「人生に憂鬱なんて嘆いてる暇が無い!」って言われている気がして“パワー”を注入されますが、曲数が少ないのが残念です。
観客の合唱が鳴り止まない!(8)「40」は、ライヴのラストに欠かせない名曲です。
「憂鬱=U2」と言う使い古されたネタはもう使いません。
2006年10月14日
U2 9
NO.00521U2のオリジナル・アルバム『オール・ザット・ユー・キャント・リーヴ・ビハインド』(2000年)
“愛と希望”
なんてちょっと宗教的ですが、2000年に発売された記念すべきU2、20周年のこのアルバムを聴いて「何年経っても相変わらず“愛と希望”に満ちてるアルバムを作ってくれている」と改めて思いました。
発売当時は「原点回帰」と言われ、ファンはもちろんグラミー賞まで獲得して両手を広げて歓迎されたU2でしたが、OZZYの中では、少し熱が冷めていたのを覚えています。
それは、ボノの歌詞が説教臭く、時としてうざったいと思えたからですが、今思うと当時のOZZYには、それを受け止める余裕が無かったみたいです。
どんな気の効いた言葉の羅列よりも「愛してる」って言葉が1番だって、今は分かります。
「愛は君が捨ててこられなかったたった一つのもの」なんて、クサくてカッコイイ歌詞が詰まった(4)「ウォーク・オン」を聴いて歩き出そう!
“U2教”があったら、入信したいです。
2006年08月21日
2006年08月10日
U2 7
NO.00428U2のオリジナル・アルバム『アクトン・ベイビー』
(1991年)
某雑誌の『90年代ベスト・アルバム』にインスパイアされて、夏休みは“90年代アルバム特集”を気紛れにお送りします。
まずは、大傑作なこの1枚!
このアルバムは、衝撃的でした。
「U2が変わった」との情報を受けていたOZZYの不安の遥か上空を軽々と飛び越えて、“新しいロックン・ロール”の形をまざまざと見せつけてくれました。
それは、デジタルな音に生命を吹き込む事が出来る事を証明した世紀の大発明でした。
もしかしたらエジソンの発明よりも上かも知れません。
各曲のクオリティも相当な物で、収録曲の大半が名曲と呼べる奇蹟の1枚です。
特に(10)「ウルトラ・ヴァイオレット」と(11)「アクロバット」は、あまり評判を聞きませんが、大好きな曲です。
そして、あのアクセル・ローズも涙した(3)「ワン」は、永久に不滅の名曲です。
ドクター中松よりは、下かも。(笑)
