2008年09月11日

書評「オープンソースの逆襲」吉田智子

記事番号  326

感動度 ☆☆☆☆
実用度 ☆☆☆☆
娯楽度 ☆☆☆
難易度 ☆☆

感想
2008.07.10読了

吉田さんの講演を聴いたあと、購入して読んだ書籍。

私は学生時代、UNIX上で、C言語のプログラムを、Emacsを使って書いていた。
Mosaicが出た翌々年、社会人となり、それからはWindows付けであった。
Windows3.1でTCP/IPを使えるように試行錯誤していたころを思い出しながら、懐かしく読む。

各章の終わりに書かれている、ラーメン屋のたとえ話だけ読んでも、オープンソースのことをわかったつもりになれると思う。

また、所々、著者の嗜好が出てきていて面白い。(尾崎豊ファンとか)

今後もオープンソースを発展させていくような人材を育てていけるのか。
やはり、大学生の活躍は不可欠であろう。

この本の中で一番共感できたのは次の部分である。
まず年少者が、コンピュータをまったく使わないで物事を解決する昔ながらの方法を身につけ、そのプラスアルファとして、コンピュータを使った方法を学べるように、大人としては努力したいものです。家庭でも、子どもの前では、メールのやりとり、ネットでの検索やネットショッピングはしない努力が必要だと思います。もちろん、それは原則論ですが、子どもの前ではみだりに使わないように努力するだけでもだいぶ違ってくると、少なくとも私は感じています。実体験に価値を置く日々の生活を心がけることにも努力が必要で、ふと気を緩めると、楽な方法に流れてしまう時代なのですから。



著者の講演を聴いていたので、文章が音声になって、頭に入ってくるような感じがした。


明日からの「オープンソースカンファレンス2008Shimane」にも来られて講演をされるので、楽しみである。


目次
第1章 オープンソースとオープンソース現象
第2章 オープンソースの威力
第3章 インターネット文化と商業主義とのバトルの歴史
第4章 教育現場でのオープンソース
第5章 オープンソースはビジネスに使えるのか?
第6章 オープンソースとウェブ新時代


suppy at 09:37│Comments(2)TrackBack(0)clip!書評 

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この記事へのコメント

1. Posted by おさむちゃん   2008年09月11日 14:20
読んだんですね。
先月、京田辺市で会いましたが、会うまでに読めたのは3/5で、全部読んでから会えばよかった(汗)なんて思って。
suppyさんの感じたところもマーカーで二重丸していましたが、あわせて、OSSの推進を考えると、多様性を保証する意味で100ドルパソコンの角度というところにしっかり取り組めたらなんて思いました。
OSC 2008 Shimaneで会えますかねえ。
2. Posted by ozbon   2008年09月11日 15:03
囲みの記事のこと、本当だと思います。もう、遅いですが気をつけます。

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