午後10時半、準備万端で葛野浜へ向けて出発しました。


かめや米子店で餌を仕入れて、ひたすら東へと走りました。



日付が変わった23日の午前3時過ぎに葛野浜海水浴場の駐車場に到着し、少しの間、仮眠しました。



午前4時15分にアラームが鳴り、着替えて用意を整えました。



で、いよいよ受付、くじ引きです。



ここ数年は非情なスタート位置に悩まされ続けたので、さすがにそろそろ良い番号が引けるだろうと思っていましたが、引いた番号は124。



まあ、ここ数年の状況からすると「まあ、マシ」なんでしょうが、初めての場所ですし、出来たら50番以内、悪くても二桁を引きたいと勝手に思っていましたのでショックでした。



さて、開会式も終わりいよいよスタートです、



初参加となるアスリートカップWEST大会です。



5時40分に一番の方から順に出発されますが、ほとんどの方は東へと向かわれます。



最初の方のスタートの方の7割、いや、8割は東へ向かわれます。



私も東へと考えていましたが、これではどうしようもありません。



で、空いている西側へ歩きました。



ポイントもクソもわかりませんが、とにかく空いている場所を確保すべく回りの方々の様子を見ながら歩きました。


10分ほど歩いたところで結構広めに場所を確保出来そうな状態になったところでクーラーを置きました。



後から来た方々が各々クーラーを置き終わった時点で私の左右は良い感じで空いています。


竿を継いで仕掛けをセットして8本針仕掛けにチロリを付けてから周囲の掃除と整地を行いました。


ここの浜はなかなか平坦で投げやすそうです。


そうこうしていると6時になりいよいよ競技開始です。


期待を込めて第一投。



四色半辺りに着水しました。



回りの方は皆さん、極ちょい投げのようです。



もしかすると「そういう」情報が出ているのかもしれません。



そんなことを考えながらゆっくりとサビいていると三色辺りで弱いアタリが出ました。



そのままサビいてきますがアタリは続きません。


すると右隣の方が巻き上げています。


ピンギスの三連です。



左隣の方は・・・・・ピンギス一匹。



うーん。


釣れないのか?



私も波打ち際までサビいて巻き上げるとピンギス一匹だけ。



二投目は皆さんを見習って二色ちょいからサビいてみますが、波打ち際に来てようやくアタリが出てピンギスの三連です。



三投目は・・・・・・早くも素針。



回りの方々も二投目までは皆さん何とかキスをかけておられましたが、三投目からは素針ばかりです。



全然釣れまへんわ。



それでも皆さん全く遠くに投げようとしないところを見ると、やはりちょい投げ情報が出ているのでしょう。



私も二色から手前を丹念に探りますが、最初の一時間で釣れたのは6匹だけ。



回りの方々も同じような状況です。



7時を過ぎると状況は更に厳しくなり、素針が連続してしまいます。


餌を砂虫に変えたり色々とやってみますが釣れません。


8時前になって一色で二連、三連、二連と続け様に釣れましたが、それも一瞬で終わり。


終了間際の9時になってヤケクソで五色からサビいてみると、奇跡的にピンギスを数匹追加することが出来ました。



9時15分に最後の一投を投げて素針を引かされたところでタイムアップ。



私の視界に入る範囲内では皆さん全然釣れていなかったので、まあ、人並みかもうちょい上かなと考えていましたが、検量場所に行ってビックリしました。



すんげー釣れてる人がいますわ。



クーラーに入りきらんとか?



色々と話を聞いていると、場所によって大きく釣果に差が出たようで、特に本部前辺りにキスがかたまっている場所があったようで、一色以内で釣れまくったようです。



優勝された方は180匹近く釣りまくられ重さも2キロオーバーのダントツの釣果でした。


私は・・・・・17匹、178グラムで撃沈でした。


撃沈どころか轟沈ですな。



表彰式での優勝者のコメントによると、一色以内で釣れ続いたようで、20本針仕掛けで最高17連だったとのことでした。


なんと私の三時間半の釣果を、たった一投で釣られていたんです。



葛野浜、恐るべし。


【本日の釣果】
キス、10〜15センチ、17匹



さすがに京都までは遠いですわ。


全然釣れなかったけど、やっぱ大会は面白いですね。