2010年04月

2010年04月30日

碑文谷の見どころ(100424フィールドワーク報告)

3463feee.jpg「スリバチコードを探せ!」の第2弾は碑文谷。目黒台を削り、目黒川へ注ぐ羅漢寺川と桐ヶ谷川(後地小学校窪みからの流れを勝手にそう呼びました。。)が作る谷戸と目黒台の尾根を走る品川用水跡が前半戦。高台では目黒競馬場跡地もしっかり確認できました。
午後からは立会川のつくる上品な谷戸とその両岸に連なる寺社群、そして何よりも最大の見所は目黒台と荏原台の境界部!段丘の崖線部にもスリバチは存在していた!!
「上には上がある」、東京の町ならではの楽しみ。

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非対称谷の羅漢寺川(100424報告)

6fa0307d.JPG羅漢寺川の川跡(暗渠)ですが、写真左が北側が目黒台の崖で足元では湧水も確認できます。非対称谷のレポートを前回雑司が谷の会で書きましたが、ここまで急峻な崖下を流れていたとすれば、霜柱学説よりも川の側方移動説を信じたくなりますね。羅漢寺川の川跡は、地図上でも歩いても辿ることができ、龍泉寺境内の弁天池も川の名残と思われます。

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林試の森公園内の谷戸(100424報告)

6bfef135.JPG羅漢寺川の上流部は鹿の角のように枝分かれしていますが、その一つを林試の森公園内の谷戸地形に見ることができます。この川の流れは復元されたものですが、かつての支流の流れを谷戸地形から想像することはできます。
羅漢寺川は丘の南斜面を削るように、谷の北の縁を流れていました。

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坂の下の猫(100424報告)

3cd9fbaa.JPG谷底から、愛らしい猫の鳴き声を聞いたなら、一途に坂を下りてゆくだろう。
スリバチを歩いていると猫をよく見かけます。坂の下の静かな町では、我が物顔でくつろぐ猫がスリバチな情景を醸し出してますが、丘の上には犬が似合うような気がします。
林試の森公園の谷戸で出会った猫たちのひとコマ。

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羅漢寺川支流の水源(100424報告)

4ecc157e.JPG羅漢寺川の支流のひとつ、六畝川の水源らしき場所に清水稲荷はあります。「真夏の旱天でも清水が湧き出ていたことが稲荷の社名の源」との解説が現地にあり、六畝川の川跡は遊歩道に整備されています。

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立会川の今昔(100424報告)

c9b86939.jpg碑文谷池と清水池を水源にもつ立会川は、かつて水田地帯だった小山村の灌漑用水として利用されていました。上は昭和20年代の立会川、水辺が近く水量もたっぷりだったのが分かりますね。

suribachi at 21:08|PermalinkComments(0)TrackBack(0) フィールドワークレポート 

荏原台への段差・碑文谷八幡(100424報告)

13182d38.JPG立会川緑道の突当たり、目黒台と荏原台の境界部に碑文谷八幡はあります。境内には碑文谷の地名の起こりとなった(といわれる)碑文石も保存されています。(碑文谷の地名の起源は他に、「桧物(ひもの)屋」や「秘文の谷」など諸説あり)
今年のフィールドワークは谷のつく地名を中心に巡っていますが、地方出身者である自分にとって、「碑文谷」は育ちの良さそうな東京の方が住まう町のイメージがあり、訪ねてみたい町のひとつでした。(単純に「マークスの山」という小説の影響ですが・・)

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空を眺めに小山八幡神社へ(100424報告)

c441f5cc.JPG「スリバチの空は広い」とは、窪地には低層の建物が多いので丘から窪地を眺めると視界が開けることが多い様を言いますが、ここ小山八幡神社はスケールが違います!荏原台の突端に位置し、立会川の低地が見渡せ、遠くスカイツリーを見ることもできました。(近くには江戸見坂という走りたくなるような坂もあります)
創立年代は不明ですが、鎌倉時代にはここに祀られていたとも伝えられ、小山の名の起こりになった丘です。

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空からスリバチを眺めてみよう(100424の復習)

8b7917f5.jpg目黒駅付近の上空から目黒台・荏原台・久が原台と、遠くに多摩川を眺めています。立会川の両岸に寺社が並んでいたのが分かりますね。特に目黒台が荏原台に切り替る崖線に小山八幡や碑文谷八幡は位置しています。厳島神社は荏原台の窪地(スリバチ)に位置していることから、古くは湧水があったと想像します。
目黒台よりも一段高い荏原台は、地形学的には「下末吉面」と呼ばれ、形成年代が古いため密で深いスリバチ地形が多いのが特徴。急な坂が多い淀橋台(港区など)もこの下末吉面に属します。次回特別編では、学名にもなっている下末吉(鶴見)へ行ってみましょう。

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2010年04月29日

江戸の五色不動(100424報告)

f8757943.jpg前回は目白、今回は目黒ということで江戸の五色不動をスリバ地図にプロットしました。五色不動とは「目白・目黒・目赤・目青・目黄」の各不動尊のことで、徳川三代将軍・家光が、江戸の陰陽師・天海の具申により江戸府内の名のある不動尊を指定したことが起源と伝えられています。(目黄不動には三ノ輪の永久寺も名乗りを上げています)
五不動の配置は、地形的には結界であること、江戸城を取り囲んでいること、が分かりますが、五行相勝説を図示するとその中心が浮かび上がります!
その中心は江戸城ではなく、スリバチの聖地・荒木町! やるな、天海!!

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