2012年05月

2012年05月12日

120526和光市-成増フィールドワークのご案内

c87b9c8b.jpg春の第3回フィールドワークを下記の通り開催いたします。出欠は取っていませんので、ご自由にお集まり下さい。
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開催日:5/26(土)
集合: 午前10時30分に和光市駅北口
(東京メトロ有楽町線・東武東上線)

前回の生麦に続き、東京を離れて地形探索の旅に出かけます。午前中は和光市側の谷や窪地を巡り、白子川沖積低地のどこかでランチ。午後は成増台へ移動して赤塚城址や赤塚植物園などを廻る予定(後半はスリバチ本でも紹介しているエリアをご案内します)で、16:30 頃成増駅で解散予定。雨天決行、途中抜け可です。
この春は6/30(土)が最後のフィールドワークですが、6/28(木)にジュンク堂池袋本店で、スリバチトークショーやります。あと、6/23(土)に仙台でのフィールドワークの開催を予定しています。

suribachi at 07:13|PermalinkComments(2)TrackBack(0) お知らせ 

2012年05月11日

生麦・子安のみどころ(120428フィールドワーク報告)

234176f3.jpg今回は東京を離れ、京浜急行の生麦駅(横浜市鶴見区)をスタートし、岸谷・寺尾・松見町・入江・新子安と、アップダウンの激しい12km弱の行程をみんなで踏破しました。この辺りの台地は下末吉面と呼ばれる台地面に属し、平らな台地面に深い谷が密に分布するのが特徴。東京の淀橋台も下末吉面に属しますが、比高はこちら(横浜)のほうが10mほど高く、地形マニアにはたまらないエリアでもあります。
かつての東海道は起伏の激しい台地を避け、海際に築かれました。社会科で習った生麦事件については、旧東海道沿いに碑があったのでその内容を転記しておきます。「1862年、江戸を出発した薩摩藩島津久光の一行は、東海道沿いの生麦村で騎乗のイギリス人と遭遇、行列の通行を妨害したとして護衛の薩摩藩士イギリス人1名を殺害、2人に深手を負わせた(生麦事件)。この事件は翌年に薩英戦争を引き起こした。」


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ea1c4d50.jpg生麦駅の北西、最初の丘の頂にあるのが杉山神社(鶴見区岸谷1丁目)、対岸の丘の麓にあるのが龍泉寺(鶴見区岸谷4丁目)。神社と寺院の対照的なロケーションは東京でもよく見られるものです。龍泉寺の墓地は谷戸の中にすっぽり納まっていて、学会が「スリボチ」と呼んでいる形式なのも、東京での事例と同じですね。
町名になっている「岸谷(きしや)」は、字岸谷が生麦町から分離して周囲を併せた際に住民の要望によって旧小字の「岸谷」からとられたもの。岸谷の名は、山側の谷戸、あるいは山手の谷という意味で、現在の生麦を古くは岸村(ガケのある村)と呼んだ時期に「岸村の谷戸」を指したものだそうです。


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劇場空間の岸谷公園(120428報告)

435a9a07.jpg杉山神社と龍泉寺の間を流れた川(かつての流路は道路と重なっているため痕跡を見つけることはできませんでした)の上流に岸谷公園があります。現地で話をうかがった町の古老の話では、この辺りはかつて湿地や沼地だったとのこと。写真は谷の上流側を見ていますが、周囲を丘で囲まれているため、あたかもヨーロッパの広場を想わせる景観となっています。
公共の広場が町の中心(中央)にあるは西欧の都市構造の特徴といえますが、日本の都市ではあまり見かけません。日本の町や村の場合、神社など都市の周縁部にある公共の場・祝祭の場が西欧の広場に相当していたのかもしれません。付け加えると、西欧の広場の場合、谷間や窪地を活用して築かれることが多いようですが、神社は言わずもがな高台なのも対照的です。


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38942f7a.jpg台地の上が高層住宅で台地の下が低層住宅、土地の起伏を強調する町の様相を「スリバチの第一法則」と呼んでますが、横浜でも類似の事例が見られました。世界各地の集落を研究した建築家・原広司氏は著書『集落への旅』のなかで、同様の事例を「高い町」と「低い町」と表現しています。ヨーロッパ集落の共通の特徴として、「両者を隔絶する地形はそのまま格差を表現している」と記しています。これってスリバチ学会で言う「スリバチの第2法則」のことですね。町や集落の成り立ちのルールって、万国共通なのかも知れません。

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c0d869c7.jpgこの日は好天に恵まれたため、谷間の商店街でお弁当を調達し、「西寺尾の丘公園」で昼食としました。木々は新緑で清々しいし、虫はまだいないし、谷からは優しい風が吹いてくるし、スリバチビューの絶景だし、とても気持ちのよいランチタイムとなりました。今回も昼食難民となるのを危惧していましたが、横浜のスリバチからの素敵なプレゼントでした。


suribachi at 08:46|PermalinkComments(0)TrackBack(0) フィールドワークレポート 

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0a6f9798.jpg今回のフィールドワークでは、谷に下りる時、写真のようなパノラマが広がることが何度かありました。彼方に海が広がる眺めもいいですが、自分たちにとっては谷が見渡せるのも格別です。地中海や瀬戸内の集落を旅したことはありませんが、傾斜地の集落を歩くことで同じような感動の場面がきっとあることでしょう。スリバチ歩きは何も遠くへ旅しなくても近場で感動を味わうことがでる、お得な町歩きとも言えます。


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Φ師の守り神、一之宮神社(120428報告)

1ac78b98.jpg入江川の沖積低地を望む、岬状の丘の突端に一之宮神社があります。子安浜で漁業が盛んだったころから漁師の守り神として知られています。灯台でも立ちそうなロケーションの丘は、浜へ戻る際の恰好の目印になったのでしょう。
今回のフィールドワークでは台地の突端で多くの神社に巡り会いました。杉山神社、白幡神社、駒形天満宮、松見八幡、そして一之宮神社。それらは低地(沖積地)からも、鬱蒼とした緑に包まれた鎮守の杜として見ることができました。
次回は東京の台地を挟んで反対側の丘(埼玉県側)へ出かける予定。(5/26)

suribachi at 08:38|PermalinkComments(0)TrackBack(0) フィールドワークレポート