新年あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。昨年は10月以降殆ど更新もないのに、ご足労頂いた方々もいらっしゃったようでありがとうございます。ちょっと仕事の方が立て込みまして、眼精疲労が大幅に悪化していたのです。パソコンのモニターを見るのと、論理的に考えることが非常に辛い状態でしたので。まだ辛い状態ではありますけれど。

今日のお題はドル債と金を巡る攻防および、日銀の異次元?の金融緩和がそこにどう絡んでいるか?ですが。昨年は色々とありました。良い方向、悪い方向で全体的には55%位の割合で良くなったと思います。45%が悪いと思うんですが、民主党政権時はほぼ全部駄目でしたから。大変良くなったなぁ、と思っておりますwと言う事で、ビジネス知識源様から。以下「2013年12日23日:Vol.303」より一部抜粋。

(前略)
【ETFの大量売り】
ところが、2013年4月から、金ETFだけが、月間80トン、年間1000トンのペースで売られています。この意味で、金ETFの突然の売りは奇妙で、「意図的」に見えます。

株、不動産、原油、資源などあらゆる相場は、売りが超過すれば下がり、買いが超過すれば上がります。金は、2000年代の12年間、買いが超過していました。このため5倍にも上がったのです。

これが、2013年に金ETFだけがなぜ、金相場を30%以上下げるくらい大量に、しかも、ヘッジ・ファンドによって、売られたか?(注)売ったヘッジ・ファンドは、まずソロス・ファンドと、ジョン・ポールソンのファンドでした。当方はこれを、世界のドル離れ
を避けるための、米国FRBの意向によるものと見ています。

【意図をもった予想】
ゴールマン・サックスは、2013年9月に、「2014年の金価格は、1オンス(31.1グラム)$1000を割る可能性がある」と発表しています。現在価格($1200付近)から更に、20%安です。

「金から、投資家と、各国中央銀行を振り落とす」という意図に思えます。

米国FRBは、先に、15ヶ月続けてきた量的緩和第三弾(QE3:毎月$850億のドル増発)を、$100億縮小して、2014年1月以降$750億(7.5兆円)すると発表しました。

これも、2014年の金価格を下げる要素ととられるでしょう。以上が、最近の金価格をめぐる大きな動きです。
(後略)

以下、「2013年12日27日:Vol.304」より一部抜粋。
▼金の需要

             2011年      2012年       2013年
                                       9ヶ月   年間換算
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
宝飾用      1975トン    1896トン    1619トン   2159トン
工業用       452トン     408トン     309トン    412トン
バー        1519トン    1256トン    1252トン   1669トン
金ETF       185トン     279トン    -707トン   -943トン
中央銀行    457トン      544トン     297トン    396トン
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
合計需要    4499トン    4415トン    2770トン    3693トン


ざっくりまとめますと。
1.米国はドルを基軸通貨として確立すべく、金の価値を貶めたいと思っている。ただし、実際には金が非常に重要だとは知っている。
2.今まで先進諸国の中央銀行は、金を売ってドルを重視していた。
3.リーマンショックでそれが覆り、先進諸国はドルを売って金を買い始めた。
4.FRBはそれが許せないので、金ETFで盛大に売りを仕掛け、金の価格を下げている。

金(ゴールド)価格の推移 - 世界経済のネタ帳


上記の通り、2011年5月辺りから金価格の上昇は止まり、2012年9月辺りから盛大に下がり始めています。売り命令が実行されているわけですね。そこで「金投資のおすすめ」様のサイトを見てみます。米国、ドイツ、イタリア、フランス、オランダの外貨準備の内訳を見てみますと、最低でも60%以上が金に成っています。金がメインですね。

一方、日本、中国、ロシアは金の割合が低い。特に日中は低すぎです。米国、ドイツ、イタリア、フランス、オランダと比較しますと、その異常な低さがはっきりしてしまいます。外貨準備高で見ると突出している日中は、一体何で外貨準備を保有しているのか?

外貨準備

上記は財務省のサイトから作成したチャートです。2013年6月ごろから、「外貨−証券」と言う科目が増えています。「外貨−証券」と言う科目が外貨準備の93%以上を占めているので、恐らくこれがドル債なのでしょう。しかし、凄いポートフィリオ?ですね。一つの商品にここまで偏ると言うのは、ありなんでしょうか?

金保有量
上記は同じく財務省のサイトから作成した、金の保有量のチャートです。2012年8月辺りから、金が一気に減らされています。2013年2月から、更に派手に売られていますね。ちょっと妄想を書いてみますと。

1.2012年8月辺り→野田内閣が死に体になる→財務省が米国の指示で金を売り始め?
2.2013年2月辺り→安倍内閣が組閣されて1か月後→政官一体で金を売る
3.2013年6月辺り→黒田総裁が誕生して2か月後→金融緩和で→円でドルを買い→ドル債を買う!

妄想ですよ、妄想。えぇ。参考までに、ドル債の保有国ランキング。米国がデフォルトしても、日中が吹っ飛ぶだけですねw最後に、3のオペレーションが本当だとすると、当然円安ドル高に成る筈。勿論、上記3だけが現在の円安ドル高の要因な訳がありませんが(金融緩和のみで円安ドル高、と言う説には私は賛同できません。日銀の金融緩和額と、FRBの金融緩和額を見ると、ここまで一方的に円安ドル高に成るのはおかしいと思います)、ちょっとチャートを確認してみると・・・「Yahoo ファイナンス」

金融緩和で増やしたお金は、当然国民の手に渡るべきです。でないと、デフレが脱却できませんからね。そのために、市場原理から見ると最も非効率的な公共事業が必要なわけです。最低でも10年以上続けば、企業も国内投資を増やし(国外投資はかなり伸びているようです)、賃金も上がるんですが。ドル債を買われてはたまりません。きちんと日銀の資産内容を見てないから、ドル債につぎ込んでます!と断言するわけにはいきませんが。

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