今日は日本マクドナルド編最終回です。市場と言いますか、環境としては最悪規模のデフレ不況に突入した状況で、ターゲットを個人に絞った場合に私ならどうするか?を書いてみます。素人意見ですがね。その前に、日本国債について記事がありましたので紹介いたします。中々興味深い記事です。

日経からです。

財務省が23日実施した短期国債の入札で、平均落札利回りが初めてマイナスとなった。政府が利子を支払わずに国債を発行できる異例の事態だ。発行金利はマイナス0.0037%で、政府はこの分だけお金を受け取って借金することになる。

 日銀が市場で国債を大量に買っており、市場に流通する国債は極端に減っている。金融機関は担保などに必要な短期国債を確保できなくなっており、買いが殺到した。

恐ろしいことに、銀行が日本短期国債を買えないそうです。お金がないのではなくて、国債自体が市場に流通していないそうです。理由は簡単でして、

1.現在の日本で、確実に利益を上げる事が出来る金融商品が国債しかない
2.しかし日銀が国債を大量に購入しているため、流通量は減っている

訳です。デフレ不況ですから、国債以外に利益を安定的に出せる金融商品は、もしかすると不動産を組み込んだりするとあるのかもしれませんが、基本的にはありません。2は日銀の基本方針です。更にこちらのチャートをご覧ください。10年ものの利回りに注目です。確か、日銀総裁が黒川氏に代わり、異次元の金融緩和をする!と宣言した際に、日経の記事には「国債の信用度が無くなってしまう可能性がある!」と書いてあった記憶があります。必ず「可能性がある」が入っているのが、新聞記事なんですが、信用度はひたすら上がっており(金利が下がっている)、米独の国際ですら1%を超えているのに、日本は何と0.5%です。

しかし、国債しか利益が出ないという状況は、デフレ不況の典型的症状ですので(欧州も今まさにこの症状にとり憑かれております)、ここからもデフレ不況が証明されてしまっております。

日本マクドナルドに戻りまして、前回あいまいにしていたライバルにつきまして。その前に日経です。

米マクドナルドの業績低迷が深刻化してきた。21日発表した7〜9月期の決算は、純利益が前年同期比30%減の10億6840万ドル(約1140億円)となった。期限切れ鶏肉問題が発覚した日本や中国で大幅に売り上げが減ったほか、米国でも新興チェーンとの競合で苦境に立つ。マクドナルドを取り巻く「内憂外患」が浮き彫りになってきた。

 売上高は69億8710万ドルで、前年同期比5%減った。ドン・トンプソン最高経営責任者(CEO)は「内外の逆風は思っていた以上に厳しいものだった」と語った。

 苦戦した最大の原因はアジアだ。日本や中国を中心とする「アジア太平洋中東アフリカ地域」の営業利益は55%減った。既存店売上高は約10%の減少。7月に中国の食品加工会社が期限切れ鶏肉を使っていた問題が発覚し、日本や中国で客離れが起きたダメージが大きい。

 日本マクドナルドホールディングスは14年12月期の連結営業損益が94億円の赤字と、01年の上場以来初の赤字になる見通しを発表している。

 だが、マクドナルドへの「逆風」はアジアでの鶏肉問題という「一過性のもの」(ピート・ベンソン最高財務責任者=CFO)ではなさそうだ。足元の米国事業が揺らぎ始めている。米国の既存店売上高は7〜9月期に3%減り、営業利益は10%減の9億1440万ドルとなった。

 米国での不振の原因として指摘されるのが、メキシコ料理チェーン「チポトレ・メキシカン・グリル」など新興の競合相手への顧客流出だ。トンプソンCEOは巻き返しに向け、地域密着型の広告や商品展開を始めたり、ネットを通じてオーダーや受け取りがしやすくなる仕組みを導入したりする考えを示した。

 欧州では営業利益が2%減った。ロシア政府によるロシア内の一部店舗の営業停止命令などが響いた。ウクライナ問題を巡る米国の対ロ経済制裁への反発とみられており、思わぬ政治リスクに直面した格好だ。

本国のマクドナルドも危ういそうです。と言いますか、世界的に惨憺たる有様のようですね。自業自得と言いますか、もうどうにでもなっちまえ!とさじを投げたくなる感じです。しかし、企業ですからそうもいきません。日本マックに戻ります。

このデフレ不況下で、個人が何にお金を使っているか?ですが、総務省統計局の資料によりますと


勤労者世帯








上記は2014年8月の勤労者(多分会社員)の家計支出速報値です。


自営業








上記は2014年8月の自営業者の家計支出速報値です。


家計支出推移








上記は1963年−2007年の家計支出年次時系列です。

総務省のサイトの、2014年5月−8月の値を見ますと、真っ暗なイメージなのです。マックが含まれるであろう、「一般外食」科目の比率は、勤労者が5.12%、自営業者が4.07%。年次時系列チャートを見ますと、上昇基調なのが「食糧」、「教育・娯楽」、「医療・保険」、「交通・通信」、「その他」です。

「食糧」は2014年では下降していますので、「その他」を除く二つのうちでどちらを選ぶか?とすれば「交通・通信」ですかね。格安データ通信を始めるか、事業者を買収するか。マックを利用する客層は、多分店舗ごとに違うと思いますが、良く見かけるのは子供連れの奥様方が駄弁ってるか、小学生や中学生がモンハン?とかやってる姿です。

マックのMVNO加入者は、店舗のWihiは全てタダにする、とかあるいは「妖怪ウォッチ」とタイアップしていたそうですから、「妖怪ウォッチ」ゲームでマック店内でだけSSRとかSR(RはRearなんでしょうが、LR、SR、SSRってなんでしょう?)などのカードが手に入る、とか。奥様方はiPadかiPhoneか分かりませんが、写真を幾らでもFBを使って見せ合えば良い訳です。ついでに電気自動車用の電源チャージ設備でもつけておくと、今後は役に立つかもしれません。

但し、前提条件としまして「カビすら生えないバーガーやポテト」とか、「ピンクスライム」とかはただちに使用停止ですね。かつ、いくつかの店舗で見受けられる不潔感。大きな駅の店舗はお洒落な店舗もあるんですが、幹線道路沿いですと今一な店舗が多いです。子供をターゲットにするなら(大人でもそうなんですが)、不潔はまずいですよね。

後は財務諸表とか各店舗の詳細な調査などなど、必要になりますがWiHiは既に各店舗にあるでしょうし、不採算店舗をつぶしたのでそこを基地局のすれば良いんでしょうし、そんなにハードルは高くない、と素人は思います。

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