久しぶりに書いてみます。前に書いてから、既に一年以上経過してしまいました。今は、とある簡単な手術を受けて、休養しております。この一年間は、ネットはあまりまともに弄っていませんでした。仕事の後で家でPC見てると、もう頭痛や眼痛が半端じゃないでしたし、ぼーっとdVideoでも観るくらいしかできませんでした。が、術後まだ数日しか経っていないのですけれど、このブログを書いてみよう、と思えるくらいに思考力が回復してきました。まぁ、後10日間くらいは経たないと、本当にこの手術が原因で回復したのかどうかは分からないのですけれど、もしそうなら、後10年早く発覚していれば・・・!PCによる頭痛やら眼痛やら耳痛やら肩こりやら、かなり解放されていたろうに!と、心の中で絶叫している次第です・・・
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Yahoo
からです。

人民元が特別引き出し権(SDR)に採用され、世界3位の国際通貨の座を確保した。ドルを基軸通貨とする体制は当面変わらないとの見方が多いが、アジアのインフラ投資や国際金融分野では、日本と中国との競り合いが強まりそうだ。

 国際通貨基金(IMF)幹部は11月30日、「ドルが支配的な現行システムが、より多極的になる可能性を開いた」と述べ、市場規模も大きいユーロと人民元が主要通貨の役割を担うとの見方を示した。とりわけ中国は、国際取引の決済でドルを使う「ドル基軸体制」に挑戦しているように見える。

 米国は第二次世界大戦後、復興資金の供給などを通じ、ドルが世界中で使われる体制を築いた。基軸通貨国は為替変動のリスクを負わず、自国通貨で海外からモノやサービスを買える利点などがある一方、世界経済の安定に目配りした金融や財政政策を求められる。

 中国も貿易やインフラ投資などで人民元取引を増やしており、「ドル基軸」を脅かす存在に育つ可能性がある。ただ、それには「市場や法規制の整備が必要で、時間がかかる」(アナリスト)。共産党独裁体制のまま市場主導の経済に転換するのは容易ではなく、基軸通貨になるハードルは高い。

 一方、日本にとっては、円の存在感を維持できるかが課題だ。麻生太郎財務相は1日の記者会見で「(円が)引き続き大きな通貨であることは間違いない」と述べたが、日本の貿易での円建て決済は輸出で4割、輸入で2割のまま推移。国境をまたいで発行される債券や銀行債務の市場では円建ての比率が1割未満で低迷し、決済通貨としては人民元に抜かれつつある。(後略)

まさか元がSDRに組み込まれるとは思っておりませんでしたが、実現してしまいました。私なりにざくっと上記の件をまとめてみますと

1.中国は元を基軸通貨にして、経済破綻を隠蔽しつつアジア及び世界での影響力を保ちたいと考えている
2.しかし既に経済破綻しているし、巻き返すと言っても中国国内で公共事業に4兆元つぎ込んで作った建造物は、大量の鬼城(ゴーストタウン)と既に崩壊を始めた橋や道路など(つまり、作った意味がない。4兆元投資して0元のリターン?)
3.と言う状況の中国にすがらざるを得ない欧州経済は相当にやばいのでしょうか?

です。1から順に行きますと、先ず経済破綻ですが、

 1)共産党幹部が400兆円以上を海外に持ち逃げしている(こちら)
  実際にはドルらしいですので(元じゃしょうがないですから)、4兆ドル近く海外に持ち逃げしている訳です。日本の国家予算の4年分を超える金額です。その金額を持ち逃げ、と言うのがちょっと他の国では考えられないと思いますが、実際に外貨準備を調べてみると、4兆ドルどころではない、表向きの数字と実際の数字が全く合わないそうです。

 2)海外からの投資資金がひたすら逃亡している
  
Yahooから
(前略)これを裏付けるデータがある。ブルームバーグによると、8月には中国から1417億ドルの資金が流出した 。これは2006年1月のデータ集計開始以来、過去最高である。今年は1月を除いて7カ月連続して資金が国外へ流れている。昨年は6月から12月まで7カ月連続で資金が流出しており、それらを合わせると今年8月までに8000億ドル近い資金が中国を離れたことになる。

 当局はドル売り・元買い介入で相場を支えようとしている。そのため、中国の外貨準備高は8月、過去最大の939億ドルも前月より減少した。外貨準備高が前月から増加したのは昨年7月以降、今年8月までの14カ月間でたった2カ月しかない。この間、外貨準備高は4358億ドルも減少している。(後略)

 理由の一つが、人件費の上昇です(こちら)。最早中国で作る利点がなくなってしまいました。そこで海外企業が続々と資金を引き揚げているのですが、止めを刺すかのようにFRBが2015/12に利上げを想定している、と言われております。米国の政策金利が上がれば、新興国からより安全な米国に資金が移動します(既に移動は始まっているかもしれません)。つまり、中国からの資金流出額がさらに上がる訳です。

 3)GDPに占める総固定資本形成の割合が高すぎる(こちら)
 バブル崩壊で、総固定資本形成が吹っ飛んでいるのが現状です。2010年時点ではありますが、47%が吹っ飛ぶとなりますと・・・。尤も、中国のGDP額やら割合やら、何をどう信じれば良いのかは良く分かりませんけれど。

この破たん状態を、「元をドルのように基軸通貨にして、アジアにインフラを作りまくって集めた元で補てんしよう!」と言う事なのでしょうけれど、そもそもまともなインフラを作れますか?と言う問題があります。4兆元もつぎ込んで作った建物やら道路やら橋やら、既に崩壊を始めてます。(こちら)

最後に欧州ですけれど、こちらを見ますと貿易額の方は下がっています。中国経済は崩壊してしまったので、当然かもしれません。しかしこちらによりますと、それでも欧州は中国にひたすら投資しているようです。

最後にまとめますと、
1.欧州が今後中国にAIIBを通じてなり投資しても、共産党幹部に持ち逃げされるか、プロジェクトは失敗して赤字になるとしか思えない
2.それでも欧州が中国に投資するのは、他に稼ぐ市場がないためか?

初めは、ドル基軸体制を覆すために、欧中連合が出来たと思ったのですけれど、どうもかなり純粋に経済的目的のように思えます。仮に、目的はドル基軸体制の崩壊だとしても、FRBが利上げをした瞬間に中国経済は崩壊に止めの一撃を喰らいます。ASEANを巻き込めば何とかなる、と言う事ですかね?

因みにですけれど、米国とドルのようになるためには、
1.内需を高める事(国民と言う概念すらないので、不可能だと思うのですけれど・・・)
2.まともな市場である事(SDRのために為替やら市場を自由化したら、崩壊速度は加速すると思うのですけれど・・・)
3.日本のような財布を見つける事(これが欧州ということですか?)
が必要だと思いますけれど・・・

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