バリ島６

２１時４０分発の日航で帰ります。今は日航は危なっかしいですが、その頃は安心でした。ガルーダ・インドネシアは少し安くて人気でしたが、時間にルーズな事とかで当時はチョット心配でした。案の定帰りの便は日航と同じ出発時間のはずなのに、２時間遅れたようです。

時間が来るまで部屋で休んでいようとエアコンをつけ、シャワーを浴び、涼もうと思ったら少しも涼しくありません。エアコンからは、生暖かい風が・・・。そして下にはお水がポタポタと・・・。いやな予感。壊れてる。
そういえば出かける前、天井裏を何かがドタドタと横切る音が・・・。直後バリバリといやな音がエアコンのところで・・・。どうなったかは分からないけど、エアコンが壊れた原因ではないだろうか？
この部屋はエアコン用で、風の通りは良くない。最悪。折角シャワーを浴びても暑い部屋で汗だく。仕方がない。オープンエアのロビーにいる事に・・・。こっちの方がずっと気持ちがいい。

いよいよ出発の時。座席を一番後方の席にしてもらい、のんびりと帰ろうと思ったら甘かった。ジャカルタから、同じようにわざわざ一番後ろに席を予約した人が、しかも沢山空いているのに私の隣にという人が乗ってきた。久しぶりに日本へ帰るという商社マンのようで、いつも飲む相手を探しているとの事。結局、付き合わされて一緒に飲みながら帰る事に。周りの人達は空いている座席を有効的に利用して、のびのびと横になりゆっくり休めているようでした。
飲むのはいやではないけれど、ちょっとだけ氷が心配な私でした。
よっぱらいながら、飛行機は日本へと・・・・。　　　　終了

バリ島５

お土産というか、商品として色々購入したものを航空便で送ろうと思い、運送会社を探したところ、日曜日でみんなお休み。今日はもう日本へ帰らなきゃならないのにどうしようかと思いガイドさんに相談すると、親身になって探してくれた結果、郵便局。日曜日なのにバリの郵便局は開いていました。まだバラバラ状態の品物を職員の方が一生懸命梱包までしてくれ、助かりました。
運送料は１万円位だったような気がしますが、ドルも円も使えず、ルピアだけ。その時ルピアを持っていなかったので、ガイドさんと運転手さんに立て替えていただき、またまた大助かり。本当にいい人達に巡り合えたと、感謝です。ありがとう！　つづく



バリ島極楽チャンプル

バリ島４

運転手さんとガイドさんの間に私が乗り、後ろは誰も乗っていないワゴン車で、のどかな田園風景を眺めながらケチャ会場とへ向かいます。郊外へ郊外へ・・

会場はコレラ騒動で日本人のキャンセルのためか、いつもより空席が多いようです。私は一番前の席に腰かけ、写真を撮ろうと準備しました。
チャッチャッチャッと言いながら、上半身裸の男性達が大勢出てきて、私のすぐ目の前に背中を向けて座ります。舞台と客席がほとんどくっついているので、一番前にいた私は圧倒され、思わず後ろにのけぞりました。何番目か後ろの席に移り、そこで写真を撮ったのですが、後で現像したものを見ると、スゴイナマメカシイ色合いになっていて、モノクロで撮れば良かったと後悔しました。
ケチャ自体は伝統的なダンスですから素晴らしかったですけど・・。

帰りに夕食をと、レストランに入りましたが、ここもガラガラ。私以外にはオーストラリア人のカップルが一組いただけです。寂びシー。
出されたロブスターは、カチカチによ〜く焼かれ、コレラ対策は万全でした。安全過ぎる食事がたくさん出されたのですが、食べきれずにいると、ちゃんとパックして持たせてくれました。ホテルでお腹が空いたら食べなさいっ・・て。
３人で食べれたら良かったのに、会社の決まりで一緒に食事できないとの事。ガイドさんと運転手さん、友達感覚なのにー。　　　　つづく

バリ島３

最初に書いたように、ずっと以前に行ってきた事です。テロのなかった平和なバリ島です。

クタのスーパーマーケットでウーロン茶を買って、店の前のテーブルで飲んでいると、現地の女の子が「カワイイ」と言いながら、私にミツアミを勧めてきます。私の髪は腰まであるのでミツアミビジネスのかっこうのエジキ。断ると「カワイクナイヨ」と言って、周りの現地の人たちを笑わせながら、去って行きました。隣のオーストラリア人がどうしたのか聞くので説明をしたら、「マッ！」と言ったかどうかは分かりませんが、あきれていました。

路上でアクセサリーを売っているので、試しに誰もいない店で商品を見てると、突然、男の子が３，４人で私を取り囲み、とんでもない高い値段を言います。帰ろうとすると、チョット危ない場面もありましたが、７００円くらいで決まりました。現地の一般的価格からすればこれでも高いと思いましたが、観光客なんだからこれくらいのサービス（こちらからの）はマッいいか。交渉成立後は、彼らはとても嬉しそうだったし・・。

ホテルのベッドは１日目以外は、お花が飾られ、とてもロマンチックになっていました。（本当に着いた日のベッドはひどかった。使用済みティッシュが入っていたのですから・・。）
ベッドに入り寝ようとすると、ドタドタと天井を何かが横切る音。何だか分からないけど、ここは、バリ、バリなんだ。　　　　つづく

バリ島２

午前中、くタの街を一人で散歩してみました。ジャランジャラン。何だか懐かしい感じのする街です。狭いメインストリートをバスがビュンビュン通ります。ひかれそう！試しに貝殻のアクセサリーやさんに入ってみました。値段を聞いてみると、貝殻のネックレスが６０００円との事。ウッソーと思い交渉すると、７００円位になりました。昨夜バリに来たばっかりだけど、ずっと居るような顔をしてたらこうなりました。色々な店をのぞいてみると、店員さんが寝転んでいたりして、とてものんびりした雰囲気です。一回りしたら汗びっしょり。タクシーでホテルに帰りました。

コレラ騒動で日本人の観光客にはあまり会いませんでした。ワゴン車には運転手さんと通訳さん、そして私のたった３人。友達同士で遊びに行っているような感じです。ウブドの市場でランブータンという果物を買いました。これがまた、美味しくて食べだしたら止まりません。次の日の朝食はランブータンでした。　　　　　　つづく

バリ島

以前バリ島に行って来た時の事を書きます。私が色々活発に行動していた頃です。オウム、コレラ騒動の頃でもありました。空港内は警戒中で緊張してましたが、飛行機はガラガラでラッキー。バリに着くと様子は一変。入国が最後の方だった私の荷物は放り投げてあるし、ポーターは１０００円要求してくるし。もう信用しないぞ！

ホテルに着いて、南国の空の下でビールを飲みたっかた私は冷蔵庫からビールを取り出すとベランダへ・・・と、ドタドタとすごい音。天井のヤモリがみんなで逃げて行くところでした。ギャー！部屋へ逃げ戻っても、どうしても南国の空の下でビールが飲みたい。恐る恐るベランダに・・・。ビール飲みました。良かった。

テレビのニュースでオウムを放送していました。そろそろ寝よう。ベッドの掛け布団を持ち上げると、なんと使用済みのティッシュが・・・。何してたのよー！！！
ここはバリ、バリなんだ・・。もう、寝よう。　　　つづく