2005年02月20日

【発言録】お国のために命を投げ出しても構わない日本人を

 反対にせよ賛成にせよ議論の前提として、今の「教育改革」や「教育基本法改正」を推進する人たちが、どのようなことを考えているのかを知っておくことは大切だと思います。ということで、いくつかの発言を掲載しました。

◆できん者はできんままで結構(三浦朱門)
◆戦死者は憲法改正のための犠牲(三浦朱門)
◆遺伝情報に見合った教育を(江崎玲於奈)
◆お国のために命を投げ出しても構わない日本人を(西村眞吾)
◆「日の丸・君が代」反対の人はガンだから徹底的につぶす(鳥海巌)
◆落ちこぼれの学校とはっきり言えばいい(鳥海巌)


◆できん者はできんままで結構(三浦朱門)
できん者はできんままで結構。戦後五十年、落ちこぼれの底辺を上げることにばかり注いできた労力を、できる者を限りなく伸ばすことに振り向ける。百人に一人でいい、やがて彼らが国を引っ張っていきます。限りなくできない非才、無才には、せめて実直な精神だけを養っておいてもらえばいいんです。[中略]それが“ゆとり教育”の本当の目的。エリート教育とは言いにくい時代だから、回りくどく言っただけだ。
三浦朱門・教育課程審議会前会長

◆戦死者は憲法改正のための犠牲(三浦朱門)
もし(イラクに派遣されている自衛隊員に)戦死者が出れば、それは憲法改正のための尊い犠牲なのだと考えたい。
三浦朱門(『文芸春秋』2004年3月号)

◆遺伝情報に見合った教育を(江崎玲於奈)
人間の遺伝情報が解析され、持って生まれた能力がわかる時代になってきました。これからの教育では、そのことを認めるのかどうかが大切になってくる。ある種の能力が備わっていない者がいくらやってもねえ。いずれは就学時に遺伝子検査を行い、それぞれの子どもの遺伝情報に見合った教育をしていく形になっていきますよ。
江崎玲於奈・教育改革国民会議座長(当時)

◆お国のために命を投げ出しても構わない日本人を(西村眞吾)
お国のために命を投げ出しても構わない日本人を生み出す。お国のために命をささげた人があって、今ここに祖国があるということを子ども達に教える。これに尽きる。(中略)お国のために命を投げ出すことをいとわない機構、つまり国民の軍隊が明確に意識されなければならない。この中で国民教育が復活していく。
西村眞吾・衆議院議員(民主党。教育基本法改正促進委員会設立総会にて)

◆「日の丸・君が代」反対の人はガンだから徹底的につぶす(鳥海巌)
(「日の丸・君が代」に反対する人間は)これは徹底的につぶさないと禍根が残る。特に半世紀巣食ってきているガンだから、痕跡を残しておくわけにはいかない。必ずこれは増殖する。
鳥海巌・東京都教育委員(丸紅元会長)

◆落ちこぼれの学校とはっきり言えばいい(鳥海巌)
 (エンカレッジスクールは)「落ちこぼれの学校とはっきり言えばいい」「エリートコースがあるのなら、ノンエリートがあってもいい」
鳥海巌・東京都教育委員(丸紅元会長)

※2002年4月11日の都教委定例会にて。エンカレッジスクールとは中退者を出さない学校をつくろうと都教委が2校を指定したもの。事務局判断で議事録は修正され、「落ちこぼれ……」のくだりを削除し、「ノンエリート」は「そうでないコース」と書き換えられた。

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