docomoユーザーであった私は,soft bank(i-phone)に機種変更する気にはなれなくて,i pod touchを使っていましたが,Galaxy Sが登場してからは,スマートホンユーザーに仲間入りしました.i-phoneに比べれば医療に関するアプリの数は少ないでしょうが,自分がi pod touch時代に使用していたものは,だいぶそろってきていますので,遜色ない印象です.

使いこなしている方にはかないませんが,自分が利用しているアプリを今回は紹介します.

Skyscape
Skyscape
別売りのSkyscape対応アプリを使用するために使います.
Skyscape対応アプリはすごくたくさんあります(米国の教科書・マニュアルなど).
Archimedesという計算アプリが最初から無料でついています.
i-phoneの『med calc』がAndroidにはないので,こちらを使うことがあります.
Androidにも『med calc』という名のアプリがありますが,i-phoneのとは仕様が異なります.

Johns Hopkins ABX Guide
Johns Hopkins ABX guide
私はSkyscape対応アプリのものを使っています.
このJohns Hopkins ABX Guideは同じアプリをいろいろな会社が出しているようです.
かゆいところにも手が届くことの多いマニュアルで,参照文献もついています.
使い勝手が自分にはとても合っていて,i pod touch時代にこのソフトを使用するようになってから熱病をポケットに入れなくなりました.

Sanford Guide 2011
Sanford Guide 2011
最近でたアプリ.
i-phoneアプリとして登場したという話が出てから,Androidアプリとしてもすぐに登場しました.
上記のごとく最近は熱病を使わなくなってしまっていたので(恥ずかしながら),書籍のものと完全に内容が一致しているか自信がないですが,Johns Hopkinsに載っていないことがこちらには載っていることがあるので,最近は両者を相補的に使用している感じです.

Johns Hopkins HIV Guide
Johns Hopkins HIV Guide
後期研修で1年間HIV診療をさせていただいていたときにi pod touchで使用していたアプリ.
当時はとても役に立った.
i-phoneアプリではSkyscape版があるが,AndroidではこのUnbound Medcine社製しかない.

Communicable Diseases (CCDM)
Communicable Diseases
感染対策に必携の『Control of Communicable Diseases Manual』のアプリ.
潜伏期やウイルス排泄期間,感染対策の方法などを調べるのに使います.

M2Plus
M2Plus Launcher
日本版Skyscapeのような存在(だと私は思う).
日本の医学書を多数扱っている.
私が利用しているのは『今日の治療薬』と自分が師匠だと勝手に思っている山中克郎先生の『UCSFに学ぶ できる内科医への近道』.
こちらにも計算アプリが無料でついている.

m3 Library
m3 Library
抗菌薬サークル図(別売り)が使える.
岩田健太郎先生のブログで「抗菌薬サークル図がi-phoneアプリで出た」というのをみて,探したらあった.
m3のなかにあったのですね.

Graffiti for Android
Graffiti for Android
懐かしのPDAである“clie(クリエ)”で使われていた文字入力形式GraffitiがAndroidで使えるアプリ.
数字と文字が混ざった文の入力の際にAndroidのキーパッドは画面切り替えが必要で面倒なので,最近ではこれを使っている.

Evernote
Evernote
誰もが知っているメモソフト.
日常診療で上の先生から教わった内容のメモなどに利用している.
あまり上手に使いこなせていないのかも(汗…).

ドコモ あんしんスキャン
ドコモ あんしんスキャン
携帯電話の店員さんに「スマートフォンは小さなパソコンを持っているという自覚が必要で,従来の携帯電話と異なり,セキュリティをしっかりしておくべき」と教わったので,使っているアプリ.マカフィーだから安心なのかなあ.

と,こんな感じです.
オススメのアプリがあったら教えていただければうれしいです!