2016年07月19日

すすき原っぱでは、夏の花が咲き始めました。

ヤブカンゾウ

ユリのようなオレンジ色の花はヤブカンゾウ。
数株が花を咲かせています。

ヌマトラノオ

派手さはないけど白い可憐な花をつけているのはヌマトラノオ。
湿ったところに生育し、花穂が虎の尾に似てることからこの名がつきました。

外来草本やアズマネザサに負けず、在来の貴重な野草たちが花を咲かせています。
これからの管理作業にもますます張り切って取り組んでいきたいと思います。
(いわもと)

2016年07月04日

抜き取り160630


たびたび紹介しているとおり、専門学校生の実習の中でも、ススキ原っぱの管理作業を行っています。
先週は、外来草本の抜き取りを行いました。
東区に残っている大型のセイタカアワダチソウを中心に、抜き取りを進めることができました。
地下茎を伸ばす前に、いくらか数を抑えられたのではないかと思います。
参加された学生の皆さん、お疲れ様でした。

以前からたびたびお願いをしていた、保護区の柵の改修が先週ついに行われました。
かなり損傷が激しかった中央区、西区だけでなく、東区も含めて全周の柵が新しく付け替えられました。
改修前の状態では、保護区の境目が分からずに、保護区内へ来園者が入ってしまう事態が頻発していましたが、改修のおかげで境目がはっきりし、状況もいくらか改善されるように思います。
柵も新調されて、管理作業にもますます精が出ますね!

柵修復前2_160618
改修前の西区。柵が壊れて境目がわかりにくい。


柵補修後2160630
改修後。きれいになりました!

(いわもと)

体験工房 練馬の伝統七夕飾り・ちゃが馬をつくろう!

7月2日(土)に、ちゃが馬づくりイベントを開催しました。
梅雨の中休みで晴れて気温が上がる中、サンクチュアリ向いのススキ原っぱにあるセンダンの木陰でちゃが馬作りを行いました。

ちゃが馬は、チガヤという植物で作った馬の形をした、練馬に伝わる七夕かざりです。
「ちがや馬」がなまって「ちゃが馬」と呼ばれるようになったようです。
チガヤには魔除けの力があると言われ、七夕の時にちゃが馬を飾ることで、五穀豊穣や無病息災、家内安全などを願ったそうです。
イベントでは、まずススキ原っぱでのチガヤの刈り取り体験から始めました。

チガヤ
まだ穂が残っているチガヤ


チガヤはススキやオギなどに似ている植物ですが、秋に穂をつけるススキやオギと違って、5〜6月頃に穂をつけるので、その時期であれば簡単に見分けられます。
しかし、今の時期は既に穂がないものもあり、葉を見てチガヤを識別しなくてはいけません。
いくつかの識別ポイントをお伝えすると、半分首を傾げながらも皆さんしっかりとチガヤだけを刈り取っていました。

チガヤ刈り取り160702
チガヤはどれかな?


刈り取りが終わるといよいよちゃが馬作り本番です。
チガヤ以外に、マコモという植物も使ってちゃが馬を作っていきます。
頭、前脚、胴体、後ろ脚・・・と順番にチガヤとマコモで縛ったり編んだりしながらだんだんと馬の形が見えてきました。
草で縛ったり編んだりする経験はなかなかないもので、特に子どもたちは苦戦しながらも、親子やスタッフと協力して作り上げていきました。
完成したちゃが馬は、どっしりとした貫禄のあるものから、スタイル抜群の華奢なものまで、作った人の個性溢れる作品となりました。

ちゃが馬製作中160702
ちょっと難しい工程も、大人と協力すればばっちりだね!


ちゃが馬完成160702
座りちゃが馬やミニちゃが馬などのアレンジものも!


実は、このちゃが馬を作る文化も廃れてきており、ちゃが馬を作れる人の数もかなり少なくなっています。
参加者の皆さんが、また他の人へと伝統をつなげる1人になってもらえたら良いなと思います。

当会のちゃが馬作りは、石神井氷川神社の宮司さんより作り方を伝授していただき、開催しています。
石神井氷川神社でも、毎年8月にちゃが馬七夕というイベントが行われています。
今年の開催予定はまだ出ていませんが、ご興味ある方はご確認ください。
石神井氷川神社についてはこちらをどうぞ
(いわもと)

2016年06月30日

ちゃが馬試作160625


6月25日草はらの日の午後と、6月28日平日開園の午後にちゃが馬の試作を行いました。
7月2日(土)のイベントに向けて、作り方の手引きを見ながらおさらいしました。
一年前を思い出しながら、スタッフ間で技術の伝承もしつつ、何体かのちゃが馬を製作しました。

イベント当日に協力いただける組合員の皆さんも募集中です。
ちゃが馬づくりイベントについて詳細はこちら
(いわもと)