2025年02月10日

2月上旬、この冬一番の寒気が日本列島に流れ込みました。
ここ、光が丘公園すすき原っぱでは雪は降りませんでしたが、とても強く冷え込みました。

枯れ草色中心の冬の原っぱは、見ているだけでもどこか寒さを感じます。
原っぱのススキは、先月まで穂についていた種が風で飛んだり、小鳥がついばんだりして、いつの間にかほとんど無くなっていました。

240208東区_2
白いふわふわが無くなりました
とても軽くなった感じです


ふと足下に目を落とすと、ヨモギの芽生えがありました。

ヨモギ芽生え20240208 のコピー
芽生えはちいさくてキュート


中央区の隣にある林では、ノイバラの実を見つけました。白くて可憐な花が咲くのは5月頃ですが、赤く色づくのは夏の暑さも忘れた11月頃になります。

ノイバラ実20250208 のコピー
光に当たってツヤツヤと輝く


2月の草はらの日ではしがら柵の補修と、外来草本抜き取りを行います。
その合間には、冬の生きものの姿もぜひ探してみてください。


(あしだ)



2025年01月28日

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内容:しがら柵の補修 / 外来草本の抜き取り

日時:2025年2月22日(土)   
   9:30〜12:00(少雨実施)



集合場所:光が丘公園バードサンクチュアリ観察舎内

参加費:無料

持ち物:野外で活動できる服装、帽子
    あれば軍手(貸出あり)
    飲み物

事前申込は不要

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今回は園路に沿って設置中のしがら柵を補修する予定です。
しがら柵は、杭の間に枝を編み込んでつくる柵です。本来、山林などで斜面の土留めを目的として作られます。
ここでは土留めの必要はありませんが、枝からできた柵の風景は園路から見るとなかなか風情があるので、公園内の管理で伐採した枝や木を使って設置しています。沢山の隙間がある柵には生きものも棲み込みます。

しがら柵完成
これがしがら柵


昨年度の冬、しがら柵は総取り替えを行いました。それから1年が経ち、杭の根元や編んだ枝が朽ちてきているため、具合を見て必要な部分の補修を行います。
腐った杭を新しい杭と交換するところはスタッフが前日までに行います。当日は枝を編み込む作業を行います。

また、作業の進行や人の集まりに応じて、外来草本の抜き取りを行います。
外来草本の抜き取りのターゲットは、セイタカアワダチソウです。
この時期は、背丈の低い状態や、タンポポの株のような姿(ロゼット)で生育しています。他の草に紛れることが少ないので、普段より見つけやすいかもしれません。地下茎で繋がっているので、切れないように掘り出してまとめて抜き取りましょう。

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冬の姿、ロゼット


事前申込は不要です。野外で動ける格好で集合場所にお集まりください。帽子、飲み物は忘れずに!
作業では汗をかくので、気温や運動量に合わせて調節しやすい服装がよいです。
ご参加お待ちしております。

(あしだ)

1月25日(土)に光が丘公園 すすき原っぱで草はらの日を開催しました。
少し雲が多めの天気の中、今年度暫定最多、17名が集合しました。
この日のメニューは落ち葉かきと外来草本抜き取り。作業内容で二手に分かれて活動を開始しました。

まずは落ち葉かきチーム。原っぱの中央区や西区周辺は樹林が隣接しているため、秋冬で厚〜く落ち葉が積もります。明るい草地を維持するため、この落ち葉は毎年運び出します。

草はらの日以外に、開催した2回のイベントを含めると、原っぱの落ち葉かきはこの日で4回目。今冬最後の仕上げとして、柵の内外でまだ残っている落ち葉をかき集めました。

作業20250125
竹で出来た熊手で落ち葉をかき集めます


作業20250125_2
落ち葉はシートにのせて堆肥場まで運びます


同時に、外来草本抜き取りチームはセイタカアワダチソウの抜き取りを行いました。
セイタカアワダチソウは地域の生態系を大きく変化させてしまっている外来植物です。
この時期はロゼットという状態で生育しています。見分けには最初こそ難儀しますが、それほど難しくありません。各自、周りのセイタカアワダチソウを次々と抜いていきます。

作業20250125_3
抜き洩らしが無いよう、お互いの作業範囲を確認しながら作業を進めます


既に株がまばらな場所はなかなか見つけにくい……ですが、そんなところこそ腕の見せ所。生育株数ゼロを目指して抜き取ります。この日は西区の半分程度の抜き取りを進めることができました。

集合20250125
落ち葉かき・外来草本抜き取り、お疲れ様でした!



2月の草はらの日では、しがら柵の補修を行います。人数や作業の進行次第で、外来草本の抜き取りも引き続き予定しています。たくさんのご参加、お待ちしております。


(あしだ)

2025年01月14日

次回、1月25日(土)の草はらの日のご案内です。

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1月 草はらの日
「落ち葉かき / 外来草本の抜き取り」

日時:2025年1月25日(土)   
   9:30〜12:00(少雨実施)

集合場所:光が丘公園バードサンクチュアリ観察舎内

参加費:無料

持ち物:野外で活動できる服装、帽子
    あれば軍手(貸出あり)
    飲み物

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1月、2025年最初の草はらの日では、落ち葉かきと外来草本の抜き取りを状況に応じて行います。

落ち葉かきは12月草はらの日や、イベント「ワクワク落ち葉かき」でも行っています。
今回がシーズン最後、仕上げの落ち葉かきになる予定です。

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大きな熊手を使って落ち葉をかき集めます。
落ち葉を地面から除去して、春の芽生えを助けます


当日、落ち葉かきで手が余った場合は、外来草本の抜き取りを行います。
外来草本の抜き取りのターゲットは、セイタカアワダチソウです。
この時期は、背丈の低い状態や、タンポポの株のような姿(ロゼット)で生育しています。他の草に紛れることが少ないので、普段より見つけやすいかもしれません。地下茎で繋がっているので、切れないように掘り出してまとめて抜き取りましょう。

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こちらが冬の姿、ロゼット


特別な装備は不要、野外で動ける格好であればOKです。帽子、飲み物は忘れずに!
作業では汗をかくので、気温や運動量に合わせて調節しやすい服装が◎です。

ご参加お待ちしております。

(あしだ)

2025年01月06日

12月28日(土)に光が丘公園 すすき原っぱで草はらの日を開催しました。
作業しやすい暖かな日差しのもと、13名で活動しました。

12月の活動は落ち葉かきです。原っぱの中央区や西区周辺は樹林が隣接しているため、秋冬で厚〜く落ち葉が積もります。明るい草地を維持するため、この落ち葉は毎年運び出します。

大きな熊手を使って落ち葉をかきかき、山をたくさんつくり、並行してブルーシートに載せて運び出すという一連の流れで、効率よく落ち葉を取り除いていきます。

落ち葉かき_1
落ち葉の山が出来るまではあっという間


落ち葉かき_2
ブルーシートに載せるときにも熊手を使います


時折、冬の原っぱを観察しながら2時間ほど活動し、西区の落ち葉かきをひとまず完了しました。まだしばらくは枯葉も落ち続けるため、落ち葉のたまり方を見ながら1月いっぱいまでは落ち葉かきを行い、春に備えます。

内外差
落ち葉かきをしたロープ柵の内側(画像左手)は草や土が見えるように


集合写真
お疲れさまでした!


昨年度は天候に恵まれることが多い一年で、中止もなく草はらの日を実施することが出来ました。ありがとうございました。2025年のすすき原っぱもよろしくお願いします。

1月の作業は、12月と同様に落ち葉かきを中心に行います。人数や落ち葉の積もり具合次第で、外来草本の抜き取りも予定しています。たくさんのご参加、お待ちしております。


(あしだ)