2017年11月28日

雲ひとつない快晴の下、11月26日に草はらの日を開催しました。
常連組合員5名と初参加者1名、さらにリコージャパン株式会社さんからぜひ保全活動に参加したいというご要望をいただいたため、4名の社員にご参加いただき、スタッフと合わせて11名の大所帯で原っぱへ向かいました。

出陣171126
いざ出陣!


人数も多かったため、アズマネザサの刈り取りと外来草本の抜き取りの2班に分かれて作業を進めました。
メイン作業は西区のササ刈り。
西区では全域でアズマネザサが繁茂し、日光を遮るためにほかの野草が生えにくくなってしまっています。
昨年、西区内の高木の伐採、枝下ろしを行ったため、今夏はこれまでより野草たちの勢いが盛り返してきました。
冬のササ刈りで、さらに来春の野草の芽吹きを手助けしたいところです。

ササ刈り171126
東側から攻めていこう


外来草本の抜き取りはセイタカアワダチソウがメインターゲット。
先月開花個体を中心に抜き取りましたが、まだ小さな群落がいくつか残っていました。
西区には4箇所ほど、中央区にも1箇所小群落ができていたので、すべて抜き取り完了しました!

抜き取り171126
ススキの株間に残ったやつを見逃すな!


昨年は冬の間中ササ刈りをやっていてなかなか終わらない!というイメージがありましたが、いつもより大人数で作業をすると、みるみる進んで達成感も当社比3倍増しくらいでした。
せっかくなので、刈ったぞ!抜いたぞ!というやりきった表情を写真に収めました。
参加者の皆さん、お疲れ様でした!

集合171126
記念に1枚


刈り取り後171126
刈り取り後。成果がはっきり分かるのがモチベーションにもつながりますね


来月は、西区のササ刈りの続きです!
冬の原っぱで一汗かきましょう!
(いわもと)

2017年11月02日

10月28日に草はらの日を開催しました。
たまに小雨がぱらつく天気でしたが、常連組合員4名とスタッフ3名で原っぱへ向かいました。

今回のメニューは外来草本の抜き取り。
メインターゲットはセイタカアワダチソウです。
ここのところすすき原っぱではセイタカアワダチソウの黄色い花が全域で目立っていました。
種をつけて拡散する前に、開花個体を中心に抜き取りました。

セイタカ畑171028
きれいなお花畑、だけど放っておくとセイタカアワダチソウだらけになってしまいます


セイタカ抜く
先週まで雨続きだったため、土が軟らかく抜きやすい


セイタカ地下茎
四方八方に伸びる地下茎。
地下茎からも再生するので、残さず抜くのがポイント


セイタカ抜く2
風で倒れてしまったものも確実に抜きます


人数も多く、手練れの皆さんにお集まりいただいたおかげか、東区から順番に始めて、
中央区、西区まで全域の抜き取りを終えることができました。
2m近くの大きさまで育っていた個体もあり、抜き取った量はなんとリヤカー数台分に及びました。

セイタカ運ぶ
箕に入りきらないので、花束で運搬


セイタカ抜いた
リヤカーに満載でした!


気温も随分下がってきましたが、生きものたちにもたくさん出会いました。
セイタカアワダチソウの花はキンケハラナガツチバチやコアオハナムグリなどの虫たちに大人気。
セイタカアワダチソウじゃなくて、ほかの在来の野草たちの花粉を運んでねと声をかけつつ、抜き取りました。

キンケハラナガツチバチ_柴田さん撮影
キンケハラナガツチバチ。セイタカアワダチソウに夢中
(撮影:柴田絵里さん)


ショウリョウバッタモドキも寒さに負けずまだ活動していました。
そろそろ見納めの時期ですね。

ショウリョウバッタモドキ_柴田さん撮影
立派な褐色型。
(撮影:柴田絵里さん)


今月のイチオシは、アケビコノハの成虫!
原っぱの茂みの中で、羽ばたいているところを見つけました。
羽を閉じるとまるで枯れ葉そっくりで、普段はなかなか見つけることができません。

アケビコノハ_柴田さん撮影
後翅(内側の羽)がとても派手。鳥に対する威嚇のためと言われています
(撮影:柴田絵里さん)


秋のすすき原っぱはススキやオギの穂がなびいてとってもきれいです。
今回の草はらの日で、さらにきれいになったすすき原っぱをぜひご覧ください。

次回は11/25で、ササ刈り(と外来草本の抜き取り)の予定です。
参加者の皆さん、お疲れ様でした!
(いわもと)

2017年10月12日

原っぱ全景


10月7日(土)に、(公財)日本自然保護協会とソニー株式会社が協働で実施している「わぉ!わぉ!生物多様性プロジェクト」の自然観察会「原っぱでバッタ探しとススキ人形づくり」を開催しました。
もともとは午前中に原っぱでバッタ探しをし、午後に室内でススキ人形作りの予定でしたが、あいにく未明から雨が降り続くあいにくの天気。
原っぱでのバッタ探しは断念して、前もって刈っておいたススキ・オギの穂を使って、人形作りを行いました。

今回作る人形はただの可愛い人形ではなく、雑司ヶ谷の鬼子母神の参詣土産として有名な「すすきみみずく」に着想を得て、当会で考案したもの。
つまり、武蔵野の茅原で生まれた伝統文化と深いつながりがあります。
そんな伝統を感じながら、ススキの穂を編んで人形を作りました。
植物を束ねて、縛ってという経験はなかなかないため、親子で協力して形を整えていきます。
耳と目をつけると表情がついて、個性豊かな人形の出来上がりです。

トトロづくり
穂を曲げていくところが最難関


トトロづくり2
しっぽをととのえて・・・


完成
可愛い人形のできあがり!


昼前になると雨も上がったので、イベントの最後にすすき原っぱへ向かいました。
生きもの好きな参加者が多かったようで、雨の日ならではのカタツムリのほか、オンブバッタやヒキガエルなど短時間でたくさんの生きものが観察できました。

原っぱ
チカラシバについた雨粒を観察


カタツムリ
カタツムリ発見!


このイベントをきっかけに少しでも原っぱの生きものや文化について興味を持ってもらえればいいなと思います。
今度はぜひ晴れた日にすすき原っぱへ生きもの探しに来てくださいね。
悪天候の中、お集まりいただいた参加者の皆さん、ありがとうございました。
(いわもと)

集合



「わぉ!わぉ!生物多様性プロジェクト」についてはこちら
自然観察会などのイベント情報はこちら


2017年09月30日

遠景170924


9月24日(日)に「体験工房 ススキでトトロをつくろう!」イベントを開催しました。
日向に出ると少し汗ばむような陽気でしたが、すっきりした秋晴れの中でのイベントとなりました。
おかげさまで、事前予約の時点で定員いっぱいとなり、午前の部、午後の部あわせて42名の方にご参加いただきました。

まずはすすき原っぱで材料となるススキまたはオギの穂を集めるところから始まります。
すすき原っぱのロープ柵の中は、貴重な植物や昆虫を守るため、普段は立ち入りできません。
イベント限定の大公開で、背丈より高いススキの中を歩きながら、材料を集めました。

材料集め170924
良い穂を選ぶのも重要な工程です


ツチイナゴ170924
ツチイナゴも見守る


材料がそろったら、いよいよトトロ型の人形作りです。
穂を曲げて、形を整えて、ヒモで縛って・・・と子ども1人だと少し難しい工程もありますが、親御さんとうまく協力して作り上げていきます。
耳と目をつけると、表情が加わって、おのおの個性的な人形が出来上がりました。

穂を曲げる170924
完成形をイメージしながら・・・


トトロ完成170924
かわいい人形の完成です!


完成したばかりだとツヤツヤした感じですが、乾いて穂が開くとふわふわな人形に仕上がります。
ちゃんと乾かせば何年も日持ちするので、ぜひ目立つ場所に飾ってあげてくださいね。
(いわもと)

中央区作業中170923


時折日差しが差し込み、過ごしやすい陽気の中、9月の草はらの日を実施しました。
参加者は子どもたちを含めてなんと9名!スタッフ2名を含めた大所帯で、ススキやオギの穂がたなびくすすき原っぱへ向かいました。

今月のメニューは外来草本の抜き取り。
どの種も開花・結実時期を迎え、種子が拡散してしまわないように抜き取ります。
既に実をつけつつあるアレチヌスビトハギと、きれいな花を咲かせているイヌキクイモにターゲットを絞りました。

アレチヌスビト花
ピンク色の花を咲かせているアレチヌスビトハギ


まずは東区の南西側にイヌキクイモのプチ群落ができていたので、皆で集中的に除去しました。
続けて、中央区は全域を見回ります。どちらの種も見落としがないように抜き取りました。
人数が多いだけあって、進み具合が早い早い!
西区の抜き取りもちょっとだけできました。

東区作業中170923
群落を一層せよ!


運搬170923
リヤカーに満載して何往復もしました


無事に作業を終えると、みんな全身くっつき虫であるアレチヌスビトハギの種子だらけ。
どこかへ持ち出してしまうと分布を広げてしまうので、丁寧に剥ぎ取りました

アレチヌスビトハギだらけ170923
頑張った人ほど(?)種まみれに


アレチヌスビトハギ取る170923
種をはがすのがとっても面倒!


最後に、先月から引き続いて2回目の参加となったご家族4人に、組合員の証として組合員手帖を差し上げました。
これからよろしくお願いします!

(いわもと)