2025年02月26日

2月22日(土)に光が丘公園 すすき原っぱで草はらの日を開催しました。
集まった17名で、しがら柵の補修と外来草本抜き取りの二手に分かれて活動を開始しました。

しがら柵は、斜面の表土が流れ出るのを防ぐため、木杭に枝を編み込んで作る柵です。この場所では、土留めとしての必要性はほぼありませんが、枝をそのまま活かした景観に風情があり、隙間に生きものが隠れることもできるので設置しています。使用する材には、公園管理の中で発生する剪定枝などを利用しています。


しがら柵完成小
これがしがら柵


柵は風雨にさらされて材が徐々に朽ちたり崩れてしまうため、定期的な更新が必要です。そこで、杭の交換や枝の補充など、大小の補修を毎年この時期に行っています。
今年は全体の半分弱、10mほどの区間で柵を新調し、残りは枝の補充や朽ちた杭の交換など、最低限の補修にとどめる予定で作業を進めました。
この日は、最後の工程、新しい枝を編み込む作業を行いました。

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杭はかなり腐朽が進んでいたため、事前にほぼ全て打ち込み直しました
(2月17日)


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長〜い枝を沢山編み込み、枝の壁を作ります


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ピカピカのしがら柵が完成!


外来草本抜き取りではセイタカアワダチソウやハルジオンの抜き取りを行いました。
これらの草は地際から葉っぱを広げて、冬を耐えています。

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冬のセイタカアワダチソウを根ごと掘り出すと、こんな姿


しがら柵の補修班も作業が終了次第、外来草本の抜き取りに合流しました。

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よーく見て丁寧に抜いていきます


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大勢で一気に抜き取る

西区の4分の1と、中央区の3分の2で抜き取りを進めることができました。

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作業中に見つけたキンミズヒキの芽生え
秋に黄色の花を咲かせる在来草本です


作業に参加した皆さん、お疲れさまでした!
次回3月22日は引き続き、外来草本抜き取りを進める予定です。詳細はこちら
来月より活動開始を10時からに変更しているので、集まる時間にお気を付けください。沢山のご参加、お待ちしております。


(あしだ)

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