原っぱの生きものたち
2024年03月04日
近頃は寒い日が続いたり、暖かい日が続いたり、まさに三寒四温の季節となってきました。
原っぱではいろいろな生きものが春の本格的な到来を今か今かと待ち望んでいます。
そんな中ちょっと先んじて、カタバミが花を咲かせているのを見つけました。
枯草色の草はらに明るい黄色が目立ちます
あたたかい陽射しが、春に向けて地面をぽかぽか温めていました。
(あしだ)
原っぱではいろいろな生きものが春の本格的な到来を今か今かと待ち望んでいます。
そんな中ちょっと先んじて、カタバミが花を咲かせているのを見つけました。
枯草色の草はらに明るい黄色が目立ちます
あたたかい陽射しが、春に向けて地面をぽかぽか温めていました。
(あしだ)
susukiharappa at 20:07│コメント(0)
2023年11月28日
11月25日(土)に草はらの日を開催しました。
秋も深まり、近頃の寒さにはいよいよ冬の兆しを感じます。
この日はスタッフ2名とボランティア6名、計8名で活動しました。メニューは「ササ刈り」。実はすすき原っぱの西区にはササ群落が多く、そこにつる植物が絡み始め、そのまま放置するとどんどん暗い藪になります。このすすき原っぱではススキやチガヤが生えるような明るい草地を維持するため、ササ群落を刈り取り、明るくリセットします。
こんな藪が点在しています
ササを刈るとかなり明るくなります
のこぎり鎌を使ってどんどん刈っていきます
どんどん溜まっていくササ。隣の林の下に運んで、積み重ねて分解させちゃいます。
作業は順調に進み、この日だけで西区のササの3分の2程度を刈り終えることができました!
今日明るくした場所に、きっと色々な草が芽生えてくれるはずです。
皆さん、お疲れ様でした!
すすき原っぱを点検中、ニホンアカガエルの姿を見かけました。ニホンアカガエルは繁殖の時期を除いて樹林や草地で過ごすカエル。カエルといえば水辺のイメージですが、彼らが十分に生きられるためには、生きもの豊かな草地を保全することも重要なのです。
立派な♀のニホンアカガエルでした
次回は12月23日(土)の開催、内容は今回と同じササ刈りです。
参加費は無料、飛び入り参加も歓迎です。軍手は貸出可能です。
当日は野外で活動できる服装でお越しください。
たくさんのご参加、お待ちしております!
(あしだ)
秋も深まり、近頃の寒さにはいよいよ冬の兆しを感じます。
この日はスタッフ2名とボランティア6名、計8名で活動しました。メニューは「ササ刈り」。実はすすき原っぱの西区にはササ群落が多く、そこにつる植物が絡み始め、そのまま放置するとどんどん暗い藪になります。このすすき原っぱではススキやチガヤが生えるような明るい草地を維持するため、ササ群落を刈り取り、明るくリセットします。
こんな藪が点在しています
ササを刈るとかなり明るくなります
のこぎり鎌を使ってどんどん刈っていきます
どんどん溜まっていくササ。隣の林の下に運んで、積み重ねて分解させちゃいます。
作業は順調に進み、この日だけで西区のササの3分の2程度を刈り終えることができました!
今日明るくした場所に、きっと色々な草が芽生えてくれるはずです。
皆さん、お疲れ様でした!
すすき原っぱを点検中、ニホンアカガエルの姿を見かけました。ニホンアカガエルは繁殖の時期を除いて樹林や草地で過ごすカエル。カエルといえば水辺のイメージですが、彼らが十分に生きられるためには、生きもの豊かな草地を保全することも重要なのです。
立派な♀のニホンアカガエルでした
次回は12月23日(土)の開催、内容は今回と同じササ刈りです。
参加費は無料、飛び入り参加も歓迎です。軍手は貸出可能です。
当日は野外で活動できる服装でお越しください。
たくさんのご参加、お待ちしております!
(あしだ)
susukiharappa at 19:09│コメント(0)
2023年07月30日
中央区や西区周辺によく生えているガガイモの花が咲き始めました。
どことなくモサモサした花
花弁には白い毛がモサモサと生えていてちょっと不思議な造形の花。近くにお立ち寄りの際は、少し足を止めてみてください。
(あしだ)
どことなくモサモサした花
花弁には白い毛がモサモサと生えていてちょっと不思議な造形の花。近くにお立ち寄りの際は、少し足を止めてみてください。
(あしだ)
susukiharappa at 17:31│コメント(0)
2023年04月25日
4月22日(土)に草はらの日を開催し、途中参加の方を含めた10名で活動しました。
午前中は曇っていましたが、ガツガツ外来草本を抜き取るには暑すぎず、良い気候でした。
今年は様々な植物の花が咲くのが早く、3区画ともハルジオンとヒメジョオンの花畑状態です。
特に西区・中央区がひどかったので、今回は重点的にその2区画で抜き取りを行いました。
目の前のハルジオンをどんどん抜くぞ!
ハルジオンなどを抜き進めていくと、だんだん他の花が目立つようになりました。
中でも一番目を引いたのは、ムラサキサギゴケです。昨年、落ち葉かきを頑張った成果なのか、数カ所で群生が見られました。
淡い紫色の花が見頃でした
さて、一面ハルジオンなどの花畑でしたが、、、
Before
After
引きの画像ですが、白いポツポツがなくなったのがわかりますでしょうか。時間内にどうにか抜き取りました。
今日の成果は、リアカー満杯で2台!おそらく数千本ほど抜いたと思われます。
お疲れさまです!
次回は、
「守ろう練馬の草はら!ワクワク草運び」(刈った草の運び出し)
皆さまのご参加お待ちしております。
(ひらいわ)
午前中は曇っていましたが、ガツガツ外来草本を抜き取るには暑すぎず、良い気候でした。
今年は様々な植物の花が咲くのが早く、3区画ともハルジオンとヒメジョオンの花畑状態です。
特に西区・中央区がひどかったので、今回は重点的にその2区画で抜き取りを行いました。
目の前のハルジオンをどんどん抜くぞ!
ハルジオンなどを抜き進めていくと、だんだん他の花が目立つようになりました。
中でも一番目を引いたのは、ムラサキサギゴケです。昨年、落ち葉かきを頑張った成果なのか、数カ所で群生が見られました。
淡い紫色の花が見頃でした
さて、一面ハルジオンなどの花畑でしたが、、、
Before
After
引きの画像ですが、白いポツポツがなくなったのがわかりますでしょうか。時間内にどうにか抜き取りました。
今日の成果は、リアカー満杯で2台!おそらく数千本ほど抜いたと思われます。
お疲れさまです!
次回は、
「守ろう練馬の草はら!ワクワク草運び」(刈った草の運び出し)
皆さまのご参加お待ちしております。
(ひらいわ)
susukiharappa at 18:33│コメント(0)
2023年01月16日
2023年1月15日(日)曇り
今年度最後の落葉かきイベントを開催しました!12月の2回はバードサンクチュアリ向かいの「すすき原っぱ」で落葉かきをしましたが、今回は同じく光が丘公園内にある「カントウタンポポ自生地」で作業を行いました。普段からカントウタンポポ自生地で保全活動を行っている「光が丘カントウタンポポのなかま」の皆さんとの共催となりました。
まず始めに、カントウタンポポ自生地で行っている作業や、カントウタンポポの生態についてレクチャーがありました。カントウタンポポの葉は長い茎を持たず、地面に広がるようにして生えています。背の高い他の植物や降り積もった落ち葉に埋もれてしまうと日を浴びる事ができず、春に花を咲かせることができません。そのため、草刈りや落ち葉かきが欠かせないのです。
外来種セイヨウタンポポとの見分け方も教えていただきました
落ち葉をどかすために、熊手でかき集めて山を作り、箕(み)や背負子を使って運び出していきます。少し肌寒いくらいの曇り空でしたが、一生懸命落ち葉かきをすると体がポカポカしてきました。
親子で見事な協力!
作業をしながら、見つけた生きものや植物の観察も楽しみました。寒い冬でもよーく探すと、テントウムシ、カマキリの卵などを見つけることができました。
モグラ塚も発見!原っぱのあちこちにありました
集めた落ち葉は、参加者のお子さんたちの背丈を上回るほどの量になりました!
この落ち葉は、12月にすすき原っぱで落ち葉かきをしたときと同じように堆肥場に運び込みました。そこでまた様々な生きものを支える良い土になってくれることでしょう。
落ち葉かきをした後は、改めて保護区の中に入ってカントウタンポポを探しました。作業前には落ち葉に埋もれてしまっていましたが、落ち葉かきを頑張った成果でたくさんのタンポポを見つけることができました!
日を浴びて、春にたくさんの花が咲きますように!
カントウタンポポの開花は4月頃。ぜひ春になったらまた見に来てくださいね!
(ごとう)
今年度最後の落葉かきイベントを開催しました!12月の2回はバードサンクチュアリ向かいの「すすき原っぱ」で落葉かきをしましたが、今回は同じく光が丘公園内にある「カントウタンポポ自生地」で作業を行いました。普段からカントウタンポポ自生地で保全活動を行っている「光が丘カントウタンポポのなかま」の皆さんとの共催となりました。
まず始めに、カントウタンポポ自生地で行っている作業や、カントウタンポポの生態についてレクチャーがありました。カントウタンポポの葉は長い茎を持たず、地面に広がるようにして生えています。背の高い他の植物や降り積もった落ち葉に埋もれてしまうと日を浴びる事ができず、春に花を咲かせることができません。そのため、草刈りや落ち葉かきが欠かせないのです。
外来種セイヨウタンポポとの見分け方も教えていただきました
落ち葉をどかすために、熊手でかき集めて山を作り、箕(み)や背負子を使って運び出していきます。少し肌寒いくらいの曇り空でしたが、一生懸命落ち葉かきをすると体がポカポカしてきました。
親子で見事な協力!
作業をしながら、見つけた生きものや植物の観察も楽しみました。寒い冬でもよーく探すと、テントウムシ、カマキリの卵などを見つけることができました。
モグラ塚も発見!原っぱのあちこちにありました
集めた落ち葉は、参加者のお子さんたちの背丈を上回るほどの量になりました!
この落ち葉は、12月にすすき原っぱで落ち葉かきをしたときと同じように堆肥場に運び込みました。そこでまた様々な生きものを支える良い土になってくれることでしょう。
落ち葉かきをした後は、改めて保護区の中に入ってカントウタンポポを探しました。作業前には落ち葉に埋もれてしまっていましたが、落ち葉かきを頑張った成果でたくさんのタンポポを見つけることができました!
日を浴びて、春にたくさんの花が咲きますように!
カントウタンポポの開花は4月頃。ぜひ春になったらまた見に来てくださいね!
(ごとう)
susukiharappa at 10:14│コメント(0)
2022年08月30日
草はらの日は、保全作業体験をができるだけでなく、保全している草はらに生息する植物や生きものを柵内で観察する絶好のチャンスです。
今回は、夏に咲く花と見つけた昆虫(あまり動かず写真を取らせてくれたもの)を紹介します!
キンミズヒキ
キンミズヒキのアップ写真を撮ろうと近寄ると、
花に隠れる大きさのマメコガネ
特に珍しくはありませんが、個人的に好きな植物です。
実は花の形が独特?なツユクサ
子供に大人気なとぶ昆虫もたくさんいました。写真を撮らせてくれたのはこちらの2種類!
跳ぶオンブバッタ
飛ぶシオカラトンボ
今までは東区で見られた動植物でしたが、こちらは午後に作業した西区に咲いていました。
ヒメヤブラン
各区ごとに異なる環境が広がっており、生息している植物も異なります。
ぜひ草はらの日に参加して、ご自身の目で観察をしてみてはいかがでしょうか。
次回は9/24の外来草本抜きです。お待ちしてます!
(ひらいわ)
今回は、夏に咲く花と見つけた昆虫(あまり動かず写真を取らせてくれたもの)を紹介します!
キンミズヒキ
キンミズヒキのアップ写真を撮ろうと近寄ると、
花に隠れる大きさのマメコガネ
特に珍しくはありませんが、個人的に好きな植物です。
実は花の形が独特?なツユクサ
子供に大人気なとぶ昆虫もたくさんいました。写真を撮らせてくれたのはこちらの2種類!
跳ぶオンブバッタ
飛ぶシオカラトンボ
今までは東区で見られた動植物でしたが、こちらは午後に作業した西区に咲いていました。
ヒメヤブラン
各区ごとに異なる環境が広がっており、生息している植物も異なります。
ぜひ草はらの日に参加して、ご自身の目で観察をしてみてはいかがでしょうか。
次回は9/24の外来草本抜きです。お待ちしてます!
(ひらいわ)
susukiharappa at 19:33│コメント(0)
2022年04月25日
春になって生きものがあちこちで見られるようになりました。
よく見かけるのはチョウやトカゲ、トンボなどの大きなものですが、小さな生きものもたくさん出てきています。
今回はハエトリグモ特集です!
特にたくさん見られたのがヤハズハエトリでした。
オス
性別で見た目がかなり異なりますが同じ種類です。
メス
お食事中のメス
この写真は名前の通りハエを食べてます。
ファイティングポーズが可愛いマミジロハエトリ
ネコハエトリ
身近に見られるハエトリグモもたくさんいるので、観察してみるとなにか発見があるかもしれないですね。
(ひらいわ)
よく見かけるのはチョウやトカゲ、トンボなどの大きなものですが、小さな生きものもたくさん出てきています。
今回はハエトリグモ特集です!
特にたくさん見られたのがヤハズハエトリでした。
オス
性別で見た目がかなり異なりますが同じ種類です。
メス
お食事中のメス
この写真は名前の通りハエを食べてます。
ファイティングポーズが可愛いマミジロハエトリ
ネコハエトリ
身近に見られるハエトリグモもたくさんいるので、観察してみるとなにか発見があるかもしれないですね。
(ひらいわ)
susukiharappa at 15:20│コメント(0)
2022年02月28日
2月で季節はまだ冬ですが、生き物たちが少しずつ春の訪れを知らせてくれているように感じます。
今回は春を感じる?生きものシリーズです!
成虫越冬するキタテハ。暖かな日差しの日にはよく飛んでいるところを見かけます。
最後は、春になったら子グモが出てくるのが楽しみな…
おまけ
参加者の男の子が3mmほどの小さなクモを見つけました。
次回の草はらの日は3月26日(土)です。今回より、もっと春の生き物が観察できると思います。
参加お待ちしています!
(ひらいわ)
今回は春を感じる?生きものシリーズです!
成虫越冬するキタテハ。暖かな日差しの日にはよく飛んでいるところを見かけます。
最後は、春になったら子グモが出てくるのが楽しみな…
おまけ
参加者の男の子が3mmほどの小さなクモを見つけました。
次回の草はらの日は3月26日(土)です。今回より、もっと春の生き物が観察できると思います。
参加お待ちしています!
(ひらいわ)
susukiharappa at 10:29│コメント(0)
2022年01月24日
12月は幼体越冬するクモをご紹介しましたが、
今回は成虫越冬する昆虫シリーズです!
こちらは集団で樹皮の下にいました。
草はらや雑木林は普段柵で囲まれていて立ち入ることは出来ないので、間近で見られるのは草はらの日の特権です!
保全活動に参加して、観察したり、これらの生きもののすみかを守っていきませんか?
次回は2月26日(土)です。ぜひご参加ください!
(ひらいわ)
今回は成虫越冬する昆虫シリーズです!
こちらは集団で樹皮の下にいました。
草はらや雑木林は普段柵で囲まれていて立ち入ることは出来ないので、間近で見られるのは草はらの日の特権です!
保全活動に参加して、観察したり、これらの生きもののすみかを守っていきませんか?
次回は2月26日(土)です。ぜひご参加ください!
(ひらいわ)
susukiharappa at 12:49│コメント(0)
2021年12月29日
草はらには様々な生きものが生息しています。この季節になると昆虫たちが越冬場所を探していたり、すでに落ち葉の下や木の皮の裏などで越冬中だったり。また、春に生まれ冬前に死んでしまう昆虫もいます。
クモも同様に越冬する種類がいたり、越冬しない種類もいたりと様々です。
その中でも今回は幼体越冬するクモをご紹介します。
画像をクリックすると拡大写真が見えます。クリクリな眼や太い毛や細い毛などよく見えます!
実は今回紹介したほとんどのクモが草はらの中ではなく周りを囲っているロープ柵にいました!
草はらの中には入れませんが、クモたちは外から観察することができます。ぜひ探してみてくださいね。
(ひらいわ)
クモも同様に越冬する種類がいたり、越冬しない種類もいたりと様々です。
その中でも今回は幼体越冬するクモをご紹介します。
画像をクリックすると拡大写真が見えます。クリクリな眼や太い毛や細い毛などよく見えます!
実は今回紹介したほとんどのクモが草はらの中ではなく周りを囲っているロープ柵にいました!
草はらの中には入れませんが、クモたちは外から観察することができます。ぜひ探してみてくださいね。
(ひらいわ)
susukiharappa at 12:27│コメント(0)