そう、僕らの世代は二つのトラウマを抱えているはずだ。





一つは・・・・・・








永井 豪先生の「デビルマン ショック」。




アニメ・デビルマンに夢中になり、講談社コミックスからその原作が出ていることを知り、期待に胸高鳴らせて読む。





そこで、出会う……あの衝撃!!!!

「すすむちゃん大ショック」も忘れられない





もう一つは・・・・・・そう・・・・・・









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楳図かずお先生の作品のショックだ








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僕が好きだったのは、まずは







おろち」。





特に、あれだ。




姉妹」だ。




18歳になると、どんどん醜くなる奇病にとりつかれる、今は美しい妹。



その妹を、発症後に介護するであろう美しい姉・・・・・・・






あるいは、あの心臓病の話。






人間の闇をこれほどえぐるクリエイターはいないと思う。



スティーヴン・キング先生だってかなわない、そう思させる、まさに鬼才だった。





もちろん、「漂流教室」も凄かった。


関谷の変貌は怖かった・・・・・・

襲って来る怪虫も怖かった・・・・・





短編なら、








「ねがい」





夜怖くて目を開けられなかったよ

あの、ぎぃぃぃぃ~~~ で振り向くシーンは、本当にトラウマだった



そして忘れてはならないのが







「鬼姫」(影姫)





あかんぼ少女と並び、本当に怖かったよ

残念ながら、今は入手困難なのかな





楳図先生、素晴らしい作品の数々をありがとうございました



僕は定年の時の最後の挨拶は決めている。





「みなさん・・・・・ピヨ吉は悪い教授でした・・・・」




最後はタマミちゃんのように反省・懺悔し、去っていきたい。

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